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投稿日:2024年3月7日 | 更新日:2024年03月07日
韓国語能力試験TOPIKは、1級〜6級の6つの区分に分かれており、6級が最も難しいとされています。
韓国語能力試験TOPIKの3級〜6級から登場する作文問題に苦手意識を抱いている方も少なくないようです。
読解力や言語化する能力・文章力だけつけておけば、試験に合格できるわけではありません。
試験に大切な要素の一つとして、時間配分が非常に重要になってきます。
そんな中、TOPIKの勉強法や特に、試験の時間配分などで困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、TOPIKの時間配分や試験合格のコツ勉強法など、詳しい対策法を解説します。
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韓国能力試験TOPIK5級レベル以上の勉強法
韓国語能力試験TOPIKは、ビジネス・美容など、韓国に関するどのジャンルの企業に就職したり転職したりする際に有効的に自身のアピールができる検定です。
2023年現在、韓国は世界中から注目されており、国内の資格取得者や単身赴任など多くの方が参入しています。
そのため、自身のレベルを示すことも可能なTOPIK試験の需要が世界的に高まっているのです。
しかし、TOPIKの試験は5級〜6級のレベルになると、非常に難易度が上がるため、試験の攻略法を知っておく必要があるでしょう。
以下では、5級・6級の試験概要に加えて各ジャンルの試験勉強法を徹底的に解説します。
- 韓国語能力試験TOPIK5級レベルの試験概要
- 韓国語能力試験TOPIK6級レベルの試験概要
- 読解問題の勉強法
- 聞き取り問題の勉強法
- 書取り問題の勉強法
- それぞれの時間配分と攻略法
TOPIK5級・6級を受かりたい方は、ぜひ参考にしてください。
韓国語能力試験TOPIK5級レベルの試験概要
韓国能力試験TOPIKの5級レベル試験概要をご紹介します。
5級は、専門分野における研究及び業務に必要な言語をある程度理解し、駆使できるレベルです。
つまり、プロや専門家の知識レベルが必要となります。
韓国語能力試験TOPIK5級の試験概要は以下のとおりです。
1.5級全般の評価の基準
・専門分野においての研究や業務に必要な言語をある程度理解と使用可能である。
・政治・経済・社会や文化などの全般にわたる身近なテーマ・お題について理解し駆使できる。
・公式的・非公式的かつ口語、文語的な脈絡に関する言語を適切に駆使・区分できる。
2.5級聞き取りに関する評価の基準
・一般的な業務をおこなう分野の対話・経済や社会、文化など専門的な分野に関する一般的な対話・談話。
・身近なテーマの講演または対談を聞いた際、内容を把握し・推論しまた、批判的な理解・意見が可能であるかを評価する。
・祝辞・弔辞などのような特殊な状況に置かれた際に、談話を聞きおおよそ内容を理解・推論できるかを評価する。
3.5級読解問題に関する評価の基準
・社会生活を巧みに遂行するために必要な文。
・一般的な業務を遂行するにあたり、文章を読んで内容を理解・推論でき、また批判的な分析ができるかを評価する。
・政治・経済や社会、文化・科学など多様なテーマの説明文、記事や建議文を読んで理解できるか。
・小説や詩などの文学作品を読んで作者の態度を把握できているかを評価する。
4.5級筆記または作文問題に関する評価の基準
・社会的・抽象的なテーマや業務・専門分野と関連する論述分を正確で適正に構成可能かを評価する。
- 試験時間
試験時間
1時間目:聞き取り60分・記述50分
2時間目:読解70分
韓国語能力試験TOPIK5級は、一般的な試験内容はもちろん、文化や政治・経済の分野まで出題されるため、日頃からニュースやSNSなどから情報を取得する必要があります。
読解力や過去問を勉強した上で、応用力や解答力などが点数として結果に現れるのです。
また、時間配分をしっかりと決めていないと、全ての問題を解かずに時間が終了してしまうことも多くあります。
そのため、試験には時間配分を決めて挑むと良いでしょう。
韓国語能力試験TOPIK6級レベルの試験概要
韓国語能力試験TOPIK6級レベルの試験概要をご紹介します。
TOPIK6級は最上位レベルの難易度です。
5級は、専門分野における研究や必要な言語を「ある程度」理解しているレベルですが、6級合格の基準は「流暢に使用できる」レベルが要求されます。
そのため、過去問や勉強だけでなく、自身が韓国語を不自由なく使いこなせなければなりません。
韓国能力試験TOPIK6級レベルの試験概要は以下の通りです。
1.6級の全般の評価の基準
・専門分野における研究・業務の遂行に必要な言語を性格・流暢に使用できる
・政治や経済・社会、文化などの全般的なテーマにおいてだけでなく身近ではないテーマについても不便なく使用できる
・ネイティブ程度までではなくとも、自己表現を問題なく話すことも可能なレベル。
2.6級の聞き取り問題に関する評価の基準
・ほとんどの業務遂行に必要である対話・政治や社会、文化と教育など専門分野に関わる多少深度の深い対話・談話。
・複雑な講演・演説、対談を聞いた際内容を把握できるかを推論して批判的な理解が可能かを評価する。
3.6級の読解に関する評価の基準
・ほとんどの業務遂行に関連した文章、専門的な文章を読み内容を把握し、推論でき批判的な分析ができるかを評価する。
・小説や民謡・評論などを読み作家の意図や心理を把握できるかを評価する。
4.6級の筆記または作文に関する評価の基準
・社会的・抽象的なテーマまたは、業務や専門分野と関連した論述文を正確で適切に構成できるかを評価する。
試験時間
1時間目:聞き取り60分・筆記50分
2時間目:読解70分
韓国語能力試験TOPIK6級は、非常に高度なレベルの基準が要求されます。
また、全般の評価の基準の項目では、身近ではないテーマでも不便なく使用できる必要があると記載されている通り、5級よりもさらに応用力・理解力が必要となるのです。
TOPIK読解問題の勉強法
読解問題の勉強法を具体的にご紹介します。
読解問題は、テキストではなく過去問を解くと良いでしょう。
過去問は実際に出題されていた問題を解けるため、結果が早くでやすいです。
また、過去問を解いて問題になれてきた頃に点数を追うのではなく、出題傾向を分析してみてください。
TOPIKの試験は、出題傾向が決まっているため、何度も過去問を解くうちにパターンが構成されてきます。
出題傾向を完全に理解すると、実際の試験においても合格点数を取れます。
過去問を解いている際に、時間配分も気にしながら問題を解くと、自然と試験の配分が構築されるでしょう。
TOPIK聞き取り問題の勉強法
聞き取り問題は、どれだけ単語を覚えたかではなく、試験の音声を聞いたかで点数・結果が変わります。
TOPIK聞き取り試験で流れる音声は、ネイティブの韓国人の方が話しているため、言葉のスピードが非常に速いです。
単語を書いて単語帳で覚えたとしても、聞き取り問題は全く別の試験なので、ヒアリングの対策していない場合、合格点数は取れないでしょう。
DuolingoというTOPIK対策アプリは、リスニングやヒアリングの問題が多く出題されるため、空き時間などでの活用をおすすめします。
可愛いデザインのキャラクターが問題を出題しますが、問題の内容やレベルは超実践的です。
TOPIK対策アプリや過去問を解いて合格点数を目指しましょう。
また1レッスン500円から始められる通信講座も存在するため目を通してみるのもいいかもですね。
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TOPIK書取り問題の勉強法
書取り問題の勉強法は、特に54番の作文問題の過去問を特に解くと良いでしょう。
TOPIK試験問題で苦手・不得意な方がいるとするなら、書取り問題ではないでしょうか。
しかし、書取り問題・作文の難易度は高いですが、過去問を何度も解き出題傾向を分析すると自身の対策法が見つけられます。
また、過去問を解く中で真剣に一文を書くのではなく、時間配分をして書き切ることも忘れないでください。
作文の書取り問題は、初めて問題を解くと時間内に書ききれない場合が多いでしょう。
ですが、過去問を解き続けていると、時間配分が身につき書き切ることもできるようになります。
より多くの点数を得られるように、過去問の出題傾向分析を行ってください。
また、さらに詳しく勉強方法を知りたい方はこちらの記事もおすすめです!
それぞれの時間配分と攻略法
韓国語能力試験TOPIKにおいての時間配分と攻略法をご紹介します。
読解・聞き取り・書取り全てにおいて通ずる考え方ですが、一度解いた問題の見直しをしないという点を重視すると良いでしょう。
良い点数を追う方は、一度といた問題をもう一度見直す癖がついていますが、TOPIKに関しては見直しをせず次の問題を解き続けたほうが良いといえます。
なぜなら、TOPIKの問題数は非常に多く一問の正答率を上げるよりも回答数の総量を増やすと結果的に点数が良くなります。
特に、筆記・作文の問題においては良い文章を書こうとせず、とにかく書き切るという考え方が大切です。
日頃の試験勉強をする際においても、時間を計測しながら一文でも多く解く癖をつけておくと良いでしょう。
韓国能力試験TOPIK5級レベル以上の攻略法とポイント
韓国語能力試験TOPIKの攻略法と押さえておくべきポイントをご紹介します。
- 時間配分を守る
- 集中力を保っておく
- 焦らず対策通りにする
- 配分通りに進めるために見直しをしない
時間配分を守る
過去問を解いて自身が作った時間配分に沿って試験を解きましょう。
丁寧に問題を一問ずつ解いていると、時間がなくなってしまうため、とにかくテンポよく時間配分に沿ってこなすイメージで行うと良いです。
また、最初に出題される問題よりも後半の内容が難易度・得点率が高いので、最後まで解くことが大切です。
集中力を配分して保っておく
TOPIKは一度の試験が100分と70分であり、合計約3時間テストの問題を解かなければなりません。
途中で集中力がなくなってしまうと、合格どころではありません。
また緊張感や周りの人の存在など、ストレスになる要素は多く存在しています。
そのため、過去問を解く際にいかに本番さながらの緊張感で行えるかが、大切な要素なのです。
焦らず対策通りにする
TOPIKに限らず大学受験などの試験ごとで起こりうる事柄は、焦りです。
過去問や試験対策を、入念に行なっていたとしても、試験開始直後数問解いた段階でわからない問題がでてきてしまい焦ってしますことも考えられます。
焦って普段解けていた問題もわからなくなる可能性も少なくはありません。
そのため、時間配分に沿って試験を解くと焦りも起こりにくくなります。
配分通りに進めるために見直しをしない
TOPIKは、試験中に全ての問題を解いた場合のみ見直しを行なってください。
全ての問題が解けていない場合は、大問ごとに見直しはせずに次の問題へと移行しましょう。
自身のチェックは、試験中で緊張など様々な感情が混じっているため、見直しをしたとしてもミスに気づかない場合が多いです。
見直しに時間を使うのではなく、一問でも多くの問題を解いて良い点数を目指しましょう。
韓国語能力試験TOPIKや時間配分に関するよくある質問
韓国語能力試験TOPIKや時間配分についてよくある質問をQ&A方式でご紹介します。
- 時間配分はどの試験で必要ですか?
- 試験時間は?
- TOPIKの筆記試験は何分ですか?
- 試験の集合時間は?
順番に見ていきましょう。
時間配分はどの試験で必要ですか?
韓国語能力試験TOPIKにおいて時間配分は全ての試験内容で必要ですが、特に作文の問題で必要となるでしょう。
54番作文試験は、ただ質問に答えるだけでなく、表現方法や言い回しなど応用力・解答力が必須になってきます。
そのため、時間配分が重要な試験問題は作文・筆記でしょう。
試験時間は?
韓国語能力試験TOPIKの試験時間は、それぞれ以下の通りです。
TOPIK i:100分
TOPIK ii:1時間目100分・2時間目70分
TOPIKの筆記試験は何分ですか?
50分です。
・中級レベルの試験は、200文字〜300文字
・上級レベルの試験は、600文字〜700文字
試験の集合時間は?
・TOPIKiは9:30まで
・TOPIKiiは一時限目が12:30・二時限目が15:10まで
韓国語能力試験TOPIK時間配分のまとめ
今回は、韓国語能力試験TOPIKの時間配分と、勉強法試験攻略のポイントなどを徹底解説しました。
韓国語能力試験TOPIKは、問題数が非常に多く試験時間も非常に長いため、自身が決めた時間配分に沿って問題を解くと良いでしょう。
また、過去問をご自宅で練習している段階から、本番試験さながらの時間設定や休憩時間を設けるなどをするとよりリラックスして挑めます。
韓国語能力試験TOPIKの自身にあった時間配分を見つけて、ぜひ合格点数を取ってください!
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