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ハングル検定のレベルを徹底解説!各級のおすすめの参考書も紹介

外国語

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投稿日:2024年3月12日 | 更新日:2024年04月22日

韓国語学習者なら自分の実力を試してみようと「ハングル検定を受験してみたい!」と思ったことはないでしょうか?

ある程度の韓国語が理解できるようになると、どこまで解けるのか挑戦してみたいですよね。

しかし、いざハングル検定を受けようとなると

「自分のレベルが分からない」

「何級を受けていいのか分からない」


「レベル別の対策の仕方が分からない」

とお悩みの人も多いでしょう。

確かに、ハングル検定は細かく級が分けられているため、参考書やテキストの種類もさまざま

どのように試験対策して受験に臨んでいいのか分からないですよね。

そこでこの記事では、ハングル検定の各級のレベルを詳しく解説し、おすすめの勉強法や検定対策に使える参考書を紹介していきます。

自分のレベルをしっかり把握して、自分に合った勉強法や参考書を見つけてみてくださいね。

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ハングル検定とは?

ハングルが書いてあるノートと付箋

ハングル検定とは日本の韓国語学習者に公平な社会的評価を与えることを目的に設立された
ハングル能力検定協会によって実施されている「日本語母語話者」を対象した試験。

したがって、ハングル検定は日本でのみ受験することができます

日程は6月と11月の年に2回行われ、受験資格は国籍・年齢・学歴の制限などは設けておらず、韓国語学習者なら受験が可能です。

等級は5級・4級・3級・準2級・2級・1級の6つあり、1級に進むにつれて難易度が高くなるのが特徴。

初心者~初級向けの5、4級は合格率が高い一方、3級から1級に進むにつれて合格率が低くなるの傾向で、特に1級は非常に難しいと言われています。

また5級・4級・3級・準2級・2級・1級と受験形式は異なりますが、近年、5級より易しいレベルの「入門級」という韓国語の勉強を始めたばかりの初心者を対象にした、オンライン上で受験・採点ができる「IBT試験」(Internet Based Test)もできるようになりました。

ハングル検定概要入門級IBT試験の詳細はホームページをご覧ください。

ハングル検定の各級のレベルと特徴は?

ハングル検定では、入門級、5級、4級、3級、準2級、2級、1級と、レベルが7段階に分かれています。

以下では、ハングル検定の各級のレベルその特徴について具体的に解説していきます。

自分のレベルの目安として、参考にしてみてくださいね!

入門級

  • 韓国語をまだ習い始めた段階。
  • ハングルの文字構造を理解し、約280語の単語や簡単な文が分かる。
  • あいさつや決まり文句を理解し、それらに対する質問に答えることが可能。

5級

  • 60分授業を40回程度受講し、初級段階の基礎的な韓国・朝鮮語がある程度理解できる
  • ハングルの母音と子音を区別し、約480語の単語や基本的な文型が分かる。
  • あいさつや簡単な質問、個人的な話題についてコミュニケーションが可能。

4級

  • 60分授業を80回程度受講し、基礎的な韓国・朝鮮語を用いて表現できる
  • 使用頻度の高い約1,070語の単語や文型が分かり、あいさつ、質問やレストランでの注文や簡単な買い物をする際の依頼や簡単な誘いなどを行うことが可能。
  • 短い文書を読んで内容を理解し、何について述べられたかが分かる。

3級

  • 60分授業を160回程度受講し、日常的な場面で使われる基本的な韓国・朝鮮語を理解し、表現が可能
  • さまざまな表現を使ってコミュニケーションができ、丁寧な依頼や誘い、指示、命令などが大まかに表現でき、私的な話題から親しみのある社会的出来事まで幅広いトピックについての会話ができる。
  • 長い文章を読め、まとまった文章も理解でき、連語や使用頻度の高い慣用句、慣用表現なども活用ができる。

準2級

  • 60分授業を240~300回程度受講し、日常的な場面から幅広いシチュエーションで韓国・朝鮮語を理解し、表現できる段階。
  • 相手や状況に合わせて表現を選択し、適切なコミュニケーションが可能。
  • 簡単なニュースや新聞記事を含む長い文章が大まかに分かる。
  • 頻繁に使用される単語や文型を基本的にマスターしていて、慣用句やことわざ、四字熟語なども理解・使用できる。

2級

  • 幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる
  • 表現や言葉を選び、相手に対して適切なコミュニケーションができ、複雑な依頼、謝罪、批判なども効果的に表現可能。
  • 様々なトピックに関する新聞、雑誌、評論、実用文書を理解し、内容を具体的に把握できる。
  • 連語、慣用句、慣用表現、ことわざ、四字熟語など多様な表現をマスターしている。

1級

  • 幅広い場面で用いられる韓国・朝鮮語を十分に理解し、多様なコミュニケーションと情報処理の要求に対応できる
  • 流暢に韓国・朝鮮語を自在に表現でき、職業上の業務に関連するトピックについても的確に対処可能。
  • 複雑な文章、抽象的な内容、論理的な論説や論評を理解し、要約、推論、論証、議論が行える。
  • 新しい単語の意味を推測し、連語、四字熟語、ことわざなど多彩な表現を駆使できる。

以上がレベルの目安になりますが、まだ自分のレベルや受験する級がよく分からなかったり、迷っていたらハングル検定の試験サンプルを一度解いてみるのがおすすめ。

自分の今のレベルや合格を目標とする級をしっかり把握することができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

レベル級別の試験内容と合格ライン

合格を表す図

ここからはレベル級別の試験内容と合格ラインを見ていきましょう

入門級

 聞き取り筆記合計
試験時間15分25分40分
問題数24問26問60点
配点40点60点100点
  • 入門級は、60~100点で合格
  • オンライン試験による自動採点で試験終了後に採点結果を閲覧可能

5級

 聞き取り   筆記    合計
試験時間30分60分90分
問題数20問40問60問
配点40点60点 100点
  • マークシート使用で100点満点
  • 聞き取り40点(30分)筆記60点(60分)で60点以上で合格
  • 合格点(60点)に達していても聞き取り試験を受けていないと不合格

4級

 聞き取り   筆記    合計
試験時間30分60分90分
問題数20問40問60問
配点40点60点 100点
  • マークシート使用で100点満点
  • 聞き取り40点(30分)筆記60点(60分)で60点以上で合格
  • 合格点(60点)に達していても聞き取り試験を受けていないと不合格

3級

 聞き取り   筆記    合計
試験時間30分60分90分
問題数20問40問60問
配点40点60点 100点
  • マークシート使用で100点満点
  • 聞き取り40点/必須得点12点(30分)筆記60点/必須得点24点(60分)で60点以上で合格

準2級

 聞き取り   筆記    合計
試験時間30分60分90分
問題数20問40問60問
配点40点60点 100点
  • マークシート使用で100点満点
  • 聞き取り40点/必須得点12点(30分)筆記60点/必須得点30点(60分)で70点以上で合格

2級

 聞き取り   筆記    合計
試験時間30分80分110分
問題数20問50問70問
配点40点60点 100点
  • マークシート使用(設問は韓国・朝鮮語)で100点満点
  • 聞き取り40点/必須得点16点(30分)筆記60点/必須得点30点(80分)で70点以上で合格

1級

 聞き取り   筆記    合計
試験時間30分80分110分
問題数20問
(うち記述8問)
50問
(うち記述8問)
70問
配点40点60点 100点
  • マークシート使用(設問は韓国・朝鮮語)で100点満点
  • 聞き取り/書き取り40点/必須得点16点(30分)筆記60点/必須得点30点(80分)で70点以上で合格
  • 1次試験合格者は2次試験に進む。

ハングル検定のおすすめ参考書は?

参考書が積み重なっている画像

ここまで、ハングル検定のレベルについて詳しく解説してきましたが「自分がだいたいどのレベルなのか」、「どの級を受験するか」の目安になったかと思います。

受験する級が決まれば、あとはハングル検定の対策のみです!

この記事でおすすめする参考書は、以下の3つです。

  • ハン検公式ガイド 新装版合格トウミ
  • 改訂版キクタン韓国語
  • 「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集

自分の目標とする級に合う参考書で対策を始めてみましょう。

ハン検公式ガイド 新装版合格トウミ

「ハン検公式ガイド 新装版合格トウミ」は、ハングル能力検定を主催する「ハングル能力検定協会」が提供する公式の教材です。

このテキストの主な特徴は、ハングル能力検定の合格に必要な語彙、慣用句、表現などが網羅されていること。

公式テキストということもあって、試験で頻出の用語が中心になっています。

そのため、初めて試験を受ける人や学習のスタート地点がわからない人にとって、このテキストは非常に役立つでしょう。

また、回答を隠すことのできる赤いシートで、繰り返し問題を問題を解けば、確実に記憶に定着させられるため、独学で試験対策を進める人にも有用です。

さらに、別売りの音声ペンを利用すれば、テキスト内の内容を音声で聴くことができ、リスニングのスキル向上にも役立ちます。

初級~上級までの各級があるので、自分のレベルに合わせて集中的に学習できるのも良いですね!

\ハン検公式ガイド 新装版合格トウミ 初級編(5級・4級)/

\ハン検公式ガイド 新装版合格トウミ 中級編(3級・準2級)/

\ハン検公式ガイド 新装版合格トウミ 初級編(2級・1級)/

音声ペンはハン検ショップで取り扱っています。

改訂版キクタン韓国語

キクタンとは、ベストセラーになるほどの人気シリーズで株式会社アルクが出版している単語帳です。

キクタンの大きな特徴は、「チャンツ」とうリズムとともに単語を繰り返し聞きながら学習を進める点。


ただ音声を聞きながら覚えるというのではなく、リズムに乗りながら、単語を音といっしょに定着させることができるので、効率よく単語を覚えることが可能です。

そのため、キクタンシリーズにはすべてCD(または音声DL)が付属されているので、移動時間やスキマ時間に活用するのもおすすめ。

単語の暗記が苦手な人や書いて覚える勉強が苦手な人にもぴったりです。

以下で、入門から上級までの単語帳の詳細を紹介しますので、自分のレベルに合うものを選んでみたくださいね!

改訂版キクタン韓国語入門編

「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミ 改訂版 初・中級編で、ハングル検定5級の出題範囲の単語を中心に、初級で学ぶべき重要単語420語を収録。

  • 対象レベル:入門~初級
  • D収録言語:韓国語・日本語

改訂版キクタン韓国語入門編

改訂版キクタン韓国語初級編

「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミ 改訂版 初・中級編で、ハングル検定4・5級の出題範囲の単語、約1100語の中から、重要単語896語を収録。

  • 対象レベル:初級
  • CD収録言語:韓国語・日本語

改訂版キクタン韓国語初級編

改訂版キクタン韓国語初中級編

「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミ 改訂版 初・中級編で、ハングル検定3級の出題範囲の単語、約1600語の中から、重要単語896語を収録。

  • 対象レベル:初級~中級
  • CD収録言語:韓国語・日本語

改訂版キクタン韓国語初中級編

改訂版キクタン韓国語中級編

「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミ 改訂版初・中級編で、ハングル検定準2級の出題範囲の単語の中から、重要単語896語を収録。

  • 対象レベル:中級
  • CD収録言語:韓国語・日本語

改訂版キクタン韓国語中級編

改訂版キクタン韓国語上級編

「ハングル」検定公式ガイド 新装版 合格トウミ 上級編の語彙リストと過去6年分のハングル検定2級の過去問を徹底的に分析し、重要単語・慣用句1120語を収録。

  • 対象レベル:上級
  • 音声ダウンロード収録言語:韓国語・日本語

改訂版キクタン韓国語上級編

「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集

「ハングル能力検定試験 過去問題集」は、ハングル能力検定協会が公式に発行する書籍で、5級から1級までの各級の過去2回分の試験問題が収録されている過去問題集。

この書籍は解答が直後のページに掲載されており、使い勝手が良いシンプルな構成が特徴です。

また、問題についての詳しい解説が提供されており、理解できない点や疑問点を解消しながら試験対策を進めることができます。

さらに、このテキストはコンパクトなサイズで、持ち運びが便利なため、スキマ時間や移動時間に学習するのに適しています。

何度も問題を練習することはもちろん、本番の試験と同じように時間配分を考えて解く直前の対策にもおすすめ。

聞き取り問題の音声はハングル能力検定協会公式サイトのリスニングサイトにて聞くことができるのでリスニング対策にもバッチリです。

\「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集 5級 /

\「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集 4級 /

\「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集 3級 /

\「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集 準2級 /

\「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集 2級 /

\「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集 1級 /

ハングル検定を受験する前に自分のレベルを把握しよう!

今回は、ハングル検定のレベルの徹底解説とレベル別のおすすめ参考書を紹介しました。

ハングル検定の合格の秘訣は、自分のレベルをしっかり知り、目標を立てて対策すること。

自分に合ったレベルの参考書で対策をすれば、合格に一歩近づくはずです!

ぜひこの記事を参考に、ハングル検定の受験を検討してみてはいかがでしょうか?

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