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投稿日:2024年2月19日 | 更新日:2024年02月19日
国家資格でもあるマンション管理士。ちまたでは「独占業務がないのでは?」と言われいるため、受験するのを迷っている人はいませんか?
マンション管理士も独占業務ができました。現在は一部の自治体に留まっていますが、今後も広がっていくことが予想されています。
この記事では、マンション管理士の独占業務や将来性について解説していきます。試験を受験するか悩んでいる人は、ぜひご一読ください。
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マンション管理士に独占業務はある?管理業務主任者との比較も解説
マンション管理士の仕事の独占業務は管理計画の認定とされています。現在、自治体によって違いはありますが、今後この仕事が広がっていくと予想されています。本章では、
- マンション管理士の独占業務の仕事とは?
- 管理業務主任者に独占業務はある?
- マンション管理士は難しい?難易度について管理業務主任者と比較
の3つのポイントについて解説していきます。
マンション管理士の独占業務の仕事とは?
マンション管理士は、独占業務があります。令和4年までは、マンション管理士の独占業務はありませんでした。
しかし、令和4年の『マンション適正化法』改正により、管理計画認定制度、自治体による助言・指導、勧告制度が制定されました。法律の制定により、マンション管理士が管理計画を認定する仕事が増えています。現段階ではマンション管理士以外ができない仕事のため、独占業務と言われています。
例えば、東京都港区では、マンション管理計画制度は始まっています(港認定マンション)。その他の自治体でも、徐々にマンションの認定制度が増えていくことで、マンション管理士の需要は高まると言えるでしょう。
出典:東京都港区
管理業務主任者に独占業務はある?
マンション管理士と比較される仕事に、管理業務主任者があります。管理業務主任者は、独占業務があります。管理業務主任者は以下の仕事が独占業務です。
- 管理受託契約に関する重要事項の説明・記名
- 管理事務に関する報告
- 管理受託契約の記名
管理受託契約とは、賃貸するマンション所有者とマンション管理組合の間で締結されます。その際に、管理業務主任者のみ記名・説明ができます。そのため、マンション管理士に比べると、現段階では管理業務主任者の方が独占業務は多いと言えるでしょう。
マンション管理士は難しい?難易度について管理業務主任者と比較
試験の難易度としては、マンション管理士の方が高いと言えます。それは、合格率の違いから難易度の高いと言えるでしょう。マンション管理士の合格率は、約10%程度です。過去2年分のマンション管理士の試験のデータは以下のとおりです
令和4年度 (令和3年度)
- 受験者数 12,209 名 (12,520 名)
- 受験率 85.1 % (86.0 %)
- 合格者数 1,402 名 (1,238 名)
- 合格率 11.5 % (9.9 %)
一方、管理業務主任者の合格率は約20%前後です。過去2年分の管理業務主任者の試験のデータは以下のとおりです。
令和4年度 (令和3年度)
- 受験者数16,217名(16,538名)
- 受験率82.8%(84.4%)
- 合格者数3,065名(3,203名)
- 合格率18.9%(19.4%)
マンション管理士は将来性がある?3つの理由について解説
マンション管理士は、今後将来性があると言われています。その理由としては、以下の3つです。
- マンション適正化法の改正による独占業務の可能性
- マンションの高齢化
- 居住者の高齢化
これらの理由から、マンション管理士の需要は増えると言えます。独占業務も広がっていくため、より仕事は増えると言えるでしょう。本章では、3つのポイントについて詳しく解説していきます。
マンション適正化法の改正による独占業務の可能性
1つ目の理由は、法改正による独占業務の可能性です。マンション適正化法が改正され、管理計画認定制度、自治体による助言・指導、勧告制度を制定されました。このことにより、マンション管理士の需要が高まっています。
例えば、東京都港区でもマンション管理計画制度は始まっています(港認定マンション)。その他の自治体でも、徐々にマンションの認定制度が増えています。認定制度では、マンション管理士が認定マンションの基準を満たしているかを審査できます。マンション管理士しか、審査の仕事はできません。
「出典:東京都港区」
今までと比べると、マンション管理士しかできない仕事が増えたのは、大きなメリットと言えるでしょう。
マンションの高齢化
2つ目の理由は、マンションの老朽化です。マンションの管理者は、老朽化が進むと修繕を考えないといけません。そのため、マンションの安全性を保証するために、マンション管理士の仕事が増えると考えられています。
国土交通省の調査によると、築40年をこえるマンションは現在約80万に増えています。さらに10年後には2.4倍、20年後には4.5倍に増加します。そのため、今後もマンションの老朽化は深刻と言えるでしょう。
老朽化になったマンションの管理・安全保障の需要は今後も増えていきます。
「出典:国土交通省 マンション政策の現状と課題」
居住者の高齢化
3つ目の理由は、居住者の高齢化です。マンションに住んでいる居住者の高齢者世帯が増えています。また、それだけでなく管理の手軽さなどから、マンションに永住したいと思う方の割合も増えています。
国土交通省の調査によると、世帯主の年齢は50歳代の割合は減少し、60・70歳の割合は増加傾向です。また、マンションに永住したいと思う方は、平成30年度には62.8%まで上昇しています。
「出典:平成 30 年度マンション総合調査結果からみたマンション居住と管理の現状」
居住者の高齢化が進むと、引継ぎ・管理などの仕事が増えるため、マンション管理士の需要は高まると言えるでしょう。
マンション管理士で合格したい方に|おすすめの通信講座をご紹介
マンション管理士資格を取得しようと考えている人は、通信講座での勉強がおすすめです。ここでは、マンション管理士の資格取得が目指せるものを紹介しています。
マンション管理士資格の受験対策ができる通信講座は多いですが、そのなかでも特におすすめできる通信講座を比較し厳選してピックアップ。
おすすめできる通信講座は以下の4つです。
- アガルート
- スタディング
- フォーサイト
- ユーキャン
それぞれの通信講座の特徴や費用を紹介します。
アガルート
アガルートの過去問集は過去10年分の問題を掲載するなど、テキストの内容も充実。資料請求ではサンプル講義やテキストがついており実際の勉強を想像しやすく、通信講座選びの参考になります。
コース概要(コース名と費用)
アガルートではマンション管理士資格試験の他に、管理業務主任者資格取得を目指せるコースも用意されています。どちらもマンション管理の資格ですが、2つの資格を同時に取得できるダブル合格カリキュラムもあるのが特徴です。
- マンション管理士試験合格カリキュラム:70,224円
- 管理業務主任者試験合格カリキュラム:70,224円
- ダブル合格カリキュラム:95,040円
マンション管理の仕事に生かせる資格をとりたい人は、マンション管理士と管理業務主任者資格をどちらも並行して勉強するのもありです。1つずつ勉強するよりも費用も抑えて2つの資格取得が目指せます。
タイミングによっては、期間限定価格になっていることもあるのでお得に通信講座を始めたい人は要チェックです。
アガルートの特徴
アガルートはマンション管理士資格の勉強が初めての人も安心して学べる通信講座です。暗記だけに頼らず学べる特徴があります。
- 学習導入オリエンテーションで勉強方法がわかる
- 理解度重視の勉強法
- 合格率が全国平均を上回っている
資格の勉強を始めようとすると何から手をつければよいかわからない人は多いはずです。アガルートでは学習を始める前に生じる悩みを解消すべく、勉強の仕方などの学習導入オリエンテーションをおこなっています。
動画でのオリエンテーションには、試験勉強前に知りたい内容が詰まっています。また、理解型の勉強をおこなえるように知識が身につく工夫がなされているのもうれしいポイント。
内容を丸覚えする暗記とは一味違う勉強法で必要な知識をインプット可能。アガルートのマンション管理士試験の合格率は、全国平均より3倍以上も上回っていることから安心して選べる通信講座とわかります。
スタディング
スタディングではスマートフォンなどを使ってビデオ講座を受けられます。テキスト中心の勉強よりも映像や音を通して学習したい人に向いている講座です。
コース概要(コース名と費用)
スタディングではマンション管理士と管理業務主任者合格コースのダブル合格コースもあります。マンション管理士資格の学習経験者、初めて勉強する人を問わず合格を目指せます。
- マンション管理士合格コース:31,900円
- 管理業務主任者合格コース:31,900円
- マンション管理士/管理業務主任者合格コース:39.600円
スタディングの特徴
スタディングは机に座って勉強する習慣がない人でも学習しやすい勉強法です。スマートフォンなどを使って勉強できるから、勉強部屋以外の場所でも気分転換をしながら試験対策するのもよいです。
- スキマ時間を活用して効率的に勉強できる
- 難問解法講座で難しい問題の対策もできる
- リーズナブルな料金で学べる
スタディングの試験対策は通勤時間などのスキマ時間を賢く利用して勉強時間を確保できるため、無理なく勉強が続けられます。スマートフォンやパソコンで視聴や利用できるビデオ講座や、Webテキストを用いての勉強だから手軽に勉強がおこなえます。
難問対策のビデオ講座では、難問に対する技術が学べるので実際の試験で難問が出た場合の対策もバッチリです。また、リーズナブルな料金で学べるから臆せずに申し込み可能です。
費用は抑えられても内容は濃く充実しているため選んで間違いありません。
フォーサイト
フォーサイトのテキストは問題集とリンクしているから、復習しやすくスムーズに試験勉強できます。効率的に勉強できる工夫が満載の教材が揃っています。
コース概要(コース名と費用)
フォーサイトのマンション管理士試験対策コースは種類が豊富です。そのため、自分に合ったコースを選択できます。
- マンション管理士スピード合格講座 2023年度試験対策:43,800円
- 管理業務主任者スピード合格講座 2023年度試験対策:43,800円
- 科目別答練講座 2023年度試験対策:21,800円
- バリューセット1 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者):57,800円
- バリューセット2 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者+科目別答練講座):70,800円(通常セット)
- バリューセット2 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者+科目別答練講座):76,800円(通常セット + DVDオプション)
フォーサイトの特徴
フォーサイトの講義は短時間で構成されているため、繰り返し視聴しやすいです。何度も視聴することで記憶を定着させられるのがポイントです。
- 受講生満足度が高いフルカラーテキストでの学習
- 対象講座を選ぶと全額返金制度がついている
- 講義動画は1コマ15分以内だから続けられる
フォーサイトのテキストはフルカラーで、理解しやすいようなイラストや図表などが満載で初めてのマンション管理士の試験対策にも向いています。出題されるところに絞っているから効率よく勉強できます。
また、対象講座の受講を受けていたら不合格時には全額受講料が返金される全額返金保証にも対応。そのため、通信講座での勉強を躊躇している人でも安心して講座受講を選べます。
スマートフォンなどを使って視聴できる講義動画は、最大1コマ15分だから空いた時間を利用しての学習も叶います。
ユーキャン
ユーキャンは、マンション管理士と管理業務主任者の勉強が初めての人でも7ヵ月で2つの合格を目指せる講座です。ミニテストなどをおこなえるデジタル学習サイトなども利用できます。
コース概要(コース名と費用)
ユーキャンのコースは、マンション管理士と管理業務主任者の同時合格を目指すコースのみです。初めての学習でもダブル合格を目指せるような対策がされているので必見です。
- マンション管理士・管理業務主任者:67,000円
ユーキャンの特徴
ユーキャンの徹底攻略ガイドでは、出題傾向がわかるため攻略すべきポイントを集中的に対策できます。効率重視で勉強したい人にもおすすめです。
- 合格者が2,200名以上で実績がある
- 添削指導や質問などのサポート体制あり
- 法改正などの情報を知れる
ユーキャンは、10年間で合計2,200名以上のマンション管理士・管理業務主任者試験の合格者を輩出しています。実績があるから信頼して選べる講座です。
12回に及ぶ添削指導や1日3回まで質問できるシステムなどサポート体制も万全で、試験勉強でわからないところもしっかり解消できます。独学では受けられないサポートなので、存分に利用するのが吉です。
法改正などの情報も適宜知らされるため、必要な最新情報を入手できます。
まとめ
マンション管理士の独占業務は、適正化法の改正により今後広がっていくと予想されます。マンションの老朽化や高齢者の増加により、今後も将来性がある仕事と言えるでしょう。
マンション管理士を受験しようと思った方は、ぜひおすすめの通信講座を利用してみてください。仕事をしながらでも、合格率を高められます。ぜひ、資格取得にチャレンジしてみてください。
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