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投稿日:2023年12月6日 | 更新日:2024年04月22日
技術士の一次試験は専門的な知識を問われる試験なので、技術士対策ができる勉強法の選択が必要です。
技術士の一次試験を突破するには試験の概要や合格率や難易度を把握することから始めましょう。
過去問対策ができて効率的に学べる、合格を目指せるおすすめの勉強法も紹介しているので要チェックです。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
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技術士一次試験の基礎科目や問題数は?適性科目や専門科目についても解説
技術士の一次試験を受験するなら、まずは受験概要を把握することから始めましょう。特に、技術士の試験は専門的な内容からの出題なので出題される傾向を押さえることが合格の近道となります。
技術士一次試験の概要は?
技術士の一次試験は筆記試験のみです。
筆記試験といっても一般常識など日常生活で身につくような知識を問う問題ではないので、技術士に必要な知識を学び技術士専用の試験対策が必要です。
- 受験資格:年齢、学歴、業務経歴等による制限なし
- 試験の方法:筆記試験
- 受験手数料:11,000円
技術士の資格を取得するには、一次試験を合格後修習技術者に登録、実務経験を積んだ後に二次試験の筆記試験、口頭試験を合格し登録する必要があります。
技術士には一朝一夕ではなれませんが、まずは技術士一次試験を突破することが技術士資格取得の一歩です。
一次試験では受験資格の制限もないため、合格をして経験を積むことから始めましょう。
技術士の一次試験の試験科目は?
試験科目は基礎科目、適性科目、専門科目にわかれています。
全科目筆記試験で択一式の試験です。
- 基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題 (1時間)
- 適性科目:技術士法第4章の規定の遵守に関する適性を問う問題 (1時間)
- 専門科目:当該技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題 (2時間)
それぞれの問題の種類は上記のとおりで、基礎科目と適性科目は1時間、専門科目は2時間の解答時間が割り振られています。
基礎科目の出題分野は以下の5つにわけられています。
- 設計・計画に関するもの(設計理論、システム設計、品質管理等)
- 情報・論理に関するもの(アルゴリズム、情報ネットワーク等)
- 解析に関するもの(力学、電磁気学等)
- 材料・化学・バイオに関するもの(材料特性、バイオテクノロジー等)
- 環境・エネルギー・技術に関するもの(環境、エネルギー、技術史等)
専門科目は20の技術部門から1技術部門を選択して解答する試験です。20の技術部門を具体的に示すと以下のとおり。
- 機械部門
- 船舶・海洋部門
- 航空・宇宙部門
- 電気電子部門
- 化学部門
- 繊維部門
- 金属部門
- 資源工学部門
- 建設部門
- 上下水道部門
- 衛生工学部門
- 農業部門
- 森林部門
- 水産部門
- 経営工学部門
- 情報工学部門
- 応用理学部門
- 生物工学部門
- 環境部門
- 原子力・放射線部門
選択した技術部門に応じて専門科目の出題内容が異なるので、事前の確認が必須です。
配点はそれぞれ基礎科目と適性科目で15点満点、専門科目で50点満点となっています。
専門科目の配点が高いことから、重点的な試験対策が必要といえるでしょう。
技術士一次試験は難易度高め!部門別の合格率も紹介
技術士の一次試験を受験するなら、難易度を把握することが重要です。一次試験の合格率と専門科目ごとの合格率を紹介しています。
技術士一次試験の勉強を独学でするか迷っている人は、合格率や難易度などから判断するのもありです。
全体の合格率は?
技術士一次試験の合格率を直近の9年分紹介しています。
一次試験であっても技術士の試験は難易度が高めといえるでしょう。
- 平成26年度:61.2%
- 平成27年度:50.6%
- 平成28年度:49.0%
- 平成29年度:48.8%
- 平成30年度:37.8%
- 令和元年度:51.4%
- 令和2年度 :43.7%
- 令和3年度 :31.3%
- 令和4年度 :42.2%
参照元:【技術士第一次試験結果】
過去9年分のデータから見ると技術士一次試験の合格率は、30%台から60%台の合格率とわかります。
平成26年度から平成29年度の合格率は約50%から60%ですが、近年では40%程度と以前よりも合格率が低くなっていることも読み取れます。
令和3年度にいたっては、30%程度の合格率で技術士一次試験が容易に合格できる試験ではないことがわかる結果に。
一次試験であっても、技術士の試験は専門的な内容の試験なので十分な対策ができなければ合格は難しいでしょう。
部門別合格率
技術士の一次試験は、専門科目を選択すると前述しましたが専門科目ごとに合格率も変わってきます。令和4年度の技術士一次試験の受験者に対する合格率を技術部門別に示すと以下のとおり。
- 機械部門 :42.3%
- 船舶・海洋部門 :47.4%
- 航空・宇宙部門 :56.4%
- 電気電子部門 :36.5%
- 化学部門 :55.2%
- 繊維部門 :53.7%
- 金属部門 :35.7%
- 資源工学部門 :82.4%
- 建設部門 :41.2%
- 上下水道部門 :41.0%
- 衛生工学部門 :50.7%
- 農業部門 :43.0%
- 森林部門 :37.8%
- 水産部門 :32.3%
- 経営工学部門 :58.5%
- 情報工学部門 :63.9%
- 応用理学部門 :40.2%
- 生物工学部門 :34.5%
- 環境部門 :39.3%
- 原子力・放射線部門:52.9%
令和4年一次試験の専門科目で合格率が高いのは資源工学部門の82.4%、合格率が低いのは水産部門の32.3%となっています。
資源工学部門と水産部門ではおよそ50%程度合格率に違いがあることがわかります。
一次試験の合格率と一言にいっても専門科目などによって合格率の違いがあり、専門性が高い試験といえるでしょう。そのため、どの専門科目を選ぶにしても十分な対策なくしては合格が難しい試験といえます。
独学ではなく、技術士の一次試験対策ができる勉強方法の選択が吉です。
技術士一次試験対策ができる勉強法3選
技術士の一次試験を受験するには、どの勉強法を選択するかが重要ですが具体的には以下の3つの勉強法が挙がります。
- 専門学校に通う
- 独学で勉強する
- 通信講座で学ぶ
それぞれ特徴があるため、自分に合っている勉強法を選択しましょう。
専門学校に通う
技術士一次試験合格を目指すなら専門学校に通うのもありです。
専門学校であれば、技術士に必要な知識などをしっかり学べます。
専門学校であれば、技術士を目指す仲間とも出会え勉強するときのモチベーションにもつながるでしょう。専門学校はしっかりじっくり学びたい人向けの勉強方法です。
他の勉強方法と比べると費用もかかるため、費用面や時間的余裕がある人が選ぶ勉強法といえます。
独学で勉強する
技術士の一次試験対策を独学でするとなると、テキストや過去問を用いて勉強することになります。
独学は費用を抑えられる勉強法ですが、質問できる環境がないことがネックです。
技術士の試験内容は専門性が高いものなので、過去問などの問題を解いていても馴染みが少ない言葉やわからないところも出てくると思います。
そんなときに独学だとひとりで考えて答えを導き出さないといけません。
わからないところをそのままにしたくない人は、他の勉強法を選ぶ方がよいでしょう。
独学で勉強できるのは、決められた時間を毎日確保して勉強に励める人です。
通信講座で学ぶ
技術士一次試験対策ができる勉強法として通信講座は適しています。
それは、他の勉強法として挙げた専門学校などの学校で学ぶ方法と独学で勉強する方法の2つのよい要素を併せ持っているからです。
通信講座はわからないところがあっても、質問をしたり講義で指導を受けたりとわからないを作らないシステムが構築されています。
技術士一次試験に必要な知識が詰まったテキストや過去問が用意されているだけではなく、効率的に学べる工夫がされているのもうれしいポイント。
独学で行き詰まったり、どの勉強法を選べばよいか迷っていたり悩んでいるなら通信講座を選ぶとよいでしょう。
技術士一次試験の合格を目指せる2つのおすすめ通信講座
技術士の試験を受けるなら、通信講座がおすすめです。資格の取得が難しいと言われている技術士資格でも、合格できるように手厚いサポートが受けられるのがメリットです。
充実したテキストや過去問を使った学習に加えさまざまな学び方があります。
おすすめの通信講座
スタディング
アガルート
それぞれの通信講座の特徴やメリットとともに紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
スタディング
スタディングを選ぶメリット
スマートフォンで気軽に勉強できる
無料講座がある
質問カードで疑問点を解消できる
スタディイングではオンライン講座に対応しており、スマートフォンから気軽に講座を受講できるのが特徴です。
移動時間をカットできるため、その分を技術士資格の勉強時間にあてられるでしょう。効率よく学べるため、合格率アップにもつながります。
また、無料講座を用意しているため、お試しで受講するのも可能です。講座の雰囲気が自分に合っているか、分かりやすい授業になっているかなどを実際に体験できるため、自分との相性を確認しやすいでしょう。
さらにスタディングの「技術士二次試験合格コース」では、二次試験に特化した講座を受講できるのがメリットです。
申込書の書き方や論文の回答方法、口頭試験の解答方法などを丁寧に添削してもらえます。解答力を身に付けられるため、難易度の高い試験でもリラックスしながら臨めるでしょう。
技術士試験に関する講座名 | 技術士講座の内容 | 金額 |
技術士二次試験合格コース[2024年度試験対応]合格コース(講座・テキストのみ) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師への相談 | 一括 29,700円 分割月々 2,676円×12回から |
技術士二次試験合格コース[2024年度試験対応]合格コース(添削・質問カード付) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師による確認テスト ・添削課題(受験申込書、必須科目、II-1、II-2、III、口頭試験)及び「追加添削課題」4回分 ・キーワード練習冊子 ・チェックシート(筆記試験対策) ・講師による口頭試験予想質問集 ・ポイント集(口頭試験対策) ・質問カード ・講師への相談 | 一括 69,300円 分割月々 5,900円×12回から |
技術士二次試験 総合技術監理部門コース[2024年度試験対応] 総合技術監理部門コース (講座・テキストのみ) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師への相談 | 一括 28,600円 分割月々 2,577円×12回から |
技術士二次試験 総合技術監理部門コース[2024年度試験対応] 総合技術監理部門コース (添削・質問カード付) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師による確認テスト ・模擬論文 ・添削課題(受験申込書、記述式(解答骨子・完全解答)、口頭試験) ・セレクト過去問集 ・講師による予想問題集(口頭試験対策) ・質問カード ・講師への相談 | 一括59,400円 分割月々 5,100円×12回から |
スタディングの技術士対策講座はこちら(CTA)
アガルート
- アガルートを選ぶメリット
二次試験対策に特化している
丁寧なサポートが受けられる
合格祝い金制度や合格時返金制度がある
アガルートでは技術士資格を取得するために、徹底したサポートをおこなっているのが特徴です。中でも合格が難しいとされている二次試験に特化した講座が受けられるのがメリットです。
二次試験に合格するためにどのような対策をすればよいのかや、徹底した論文対策もおこなってもらえます。記述式の添削だけではなく、実務経験証明書から口頭試験の模擬試験まで、実績やスキルが豊富な講師がマンツーマンでサポートしてくれます。
わからないところやつまずいた部分があってもすぐに対応してくれるため、時間を無駄にせず集中できるでしょう。
また、合格祝金制度や合格時返金制度があるのもメリットの1つです。特典が充実しているため、モチベーションを保ったまま資格勉強に挑めるでしょう。
技術士試験に関する講座名 | 技術士講座の内容 | 金額 |
【技術士試験の無料体験】 | サンプル講義+テキストデータ | 無料 |
技術士第二次試験 合格カリキュラム/20部門/フル |
| 107,800円 |
技術士第二次試験 合格カリキュラム/20部門/ライト | ・技術士になるための基本講座 ・WEBテキスト ・講師による確認テスト ・添削課題 ・講師への相談 | 63,800円 |
技術士二次試験 追加添削(5回分) | 技術士試験に合格するための追加添削 | 27,500円 |
技術士一次試験は十分な過去問対策もできる通信講座を選ぼう
技術士の一次試験は専門的な内容の試験で難易度は高めです。
テキストや過去問を使った勉強をするのはもちろん、一次試験を突破できる勉強法の選択が重要になります。
技術士の試験は一次試験を経て経験を積み、二次試験を受験するなど技術士の資格を取得するまでの道のりは長いです。そのため、一次試験を突破することが技術士資格の最初の段階です。
技術士一次試験対策ができる通信講座だと、わからないところもしっかり確認できるので苦手もなくせます。合格が目指せる通信講座で技術士一次試験突破を目指しましょう。
編集部おすすめ
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