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投稿日:2024年1月16日 | 更新日:2024年04月22日
技術士とはどのような職業か気になる人は多いと思います。
技術士として働くには、数年の期間を経て実務経験などを積む必要があります。
一次試験や二次試験などの試験内容やおすすめの勉強方法を紹介しているので参考にしてください。
技術士とはどのような仕事か気になる人は必見です。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
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技術士 通信講座
技術士のなり方とは?3つの方法を紹介
技術士は国による資格認定制度で次のように定められています。
“「科学技術に関する技術的専門知識と高等の専門的応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者の育成」を図るための国による資格認定制度”
技術士は専門知識を有する職務をおこなうため、技術士資格は専門知識や実務経験を活かした高度な技術で質の高い仕事ができるかどうかを定めた資格をいえます。
技術士になるには、技術士の二次試験を合格しなければなれません。技術士になるには、まず技術士の第一次試験を合格するか指定された教育課程を修了し、修習技術者になることが第一歩です。
修習技術者になったからといってすぐに二次試験の受験はできません。
第二次試験を受験するには大きく分けて3つの方法があります。
- 技術士補として実務経験を積む
- 監督者の下で実務経験を積む
- 7年を超える実務経験を積む
技術士資格を取得するためには第二次試験の合格は必須なので、二次試験を受験できる条件を確認しておきましょう。
技術士補として実務経験を積む
まず、技術士の第一次試験合格者と指定された教育課程を修了すると修習技術者になります。
修習技術者が登録することで技術士補の資格を得ます。
技術士補として指導技術士の下で4年を超える実務経験を積むことで第二次試験の受験資格が得られるという流れです。
監督者の下で実務経験を積む
次に、修習技術者が職務上の監督者の下で4年を超える実務経験を積むことで、第二次試験の受験資格を得る方法があります。
この4年という期間は修習技術者になった後の経験とされるため、二次試験に早く挑みたい人は指定された教育課程を修了するか第一次試験に合格する必要があります。
なお、監督者とは科学技術に関する業務に7年を超える期間従事している者が該当。
7年を超える実務経験を積む
3つ目の方法として、7年を超える実務経験を積むことが挙がります。
この7年という期間には修習技術者となる前の経験も算入できるのが特徴です。
他にも、前述した技術士補として実務経験を積む方法と監督者の下で実務経験を積む方法の期間を合算することも可能です。
2つの期間を合わせて4年以上を超える実務経験があれば二次試験の受験の要件を満たします。
第二次試験を合格し登録することで、技術士の資格を取得できるという流れです。
いずれも二次試験を受験するまでに経験を積むことが必須な点からも、技術士の資格がいかに難易度が高く質が高い資格かがわかります。
参照元:【技術士になるには】
難易度が高い技術士試験はどのような試験?資格を取得するメリットが多い一次試験と二次試験とは
技術士資格を取得するなら、技術士の試験内容を把握することから始めましょう。
技術士試験は大きく分けて、一次試験と二次試験に分かれます。
一次試験と二次試験では試験の配点や試験方法などにも大きく違いがあるので、それぞれの試験の特徴を押さえておきましょう。
一次試験
技術士の一次試験は全科目択一式の試験です。基礎科目と適性科目、専門科目の3つから構成されています。
- 基礎科目:1時間・15点満点
- 適性科目:1時間・15点満点
- 専門科目:2時間・50点満点
- 試験方法:全科目択一式
択一式だからといって容易に合格できる試験ではありません。
試験内容は専門性が高いものからの出題なので、しっかりとした試験対策ができなければ合格は難しいです。
技術士になるには、指定された教育課程を修了する人以外は第一次試験の合格はマストなので一次試験対策は入念におこないましょう。
なお、技術士一次試験の例年のスケジュールは以下のとおり。
- 受験申込書の配布開始:6月上旬
- 受験申込書の受付 :6月中旬~6月下旬
- 筆記試験 :11月下旬
- 合格発表 :翌年2月下旬
技術士の一次試験は年に何度も受験できる試験ではないため、合格できなければ1年越しの挑戦となります。
少しでも早く技術士の資格取得を目指したい人は、一発合格できるような試験勉強の方法を選択するのがおすすめです。
一次試験は受験資格の制限が設けられていないので、技術士になりたい志がある人はだれでも挑戦できます。
参考元:【技術士第一次試験実施大綱 】
二次試験
技術士の二次試験は筆記試験と口頭試験から構成されています。
筆記試験と口頭試験は別日の試験で、筆記試験を合格した人のみが口頭試験を受験可能です。
筆記試験
〈機械部門から原子力・放射線部門までの20技術部門〉
- 必須科目Ⅰ:2時間・40点満点
- 試験方法 :記述式
- 選択科目Ⅱ:30点
- 選択科目Ⅲ:30点(選択科目ⅡとⅢの合計60点満点)
- 試験方法 :記述式
- 試験時間 :3時間30分
〈総合技術監理部門〉
- 必須科目Ⅰ :択一式50点満点・記述式50点満点
- 試験方法/試験時間 :択一式/2時間 ・ 記述式/3時間30分
- 選択科目Ⅱ(1) :2時間・40点満点
- 選択科目Ⅱ(2)(3):3時間30分・30点、30点(合計60点満点)
口頭試験
(総合技術監理部門を除く技術部門)
Ⅰ 技術士としての実務能力
- 1.コミュニケーション、リーダーシップ :30点満点
- 2.評価、マネジメント :30点満点
Ⅱ 技術士としての適格性
- 3.技術者倫理 :20点満点
- 4.継続研さん :20点満点
- 試験時間 :20分(ⅠとⅡの合計時間)
(総合技術監理部門)
Ⅰ「総合技術監理部門」の必須科目に関する技術士として必要な専門知識及び応用能力 :20分
- 1.経歴及び応用能力 :60点満点
- 2.体系的専門知識 :40点満点
ⅡⅠ 技術士としての実務能力
- 1.コミュニケーション、リーダーシップ:30点満点
- 2.評価、マネジメント :30点満点
Ⅱ-Ⅱ 技術士としての適格性
- 3.技術者倫理 :20点満点
- 4.継続研さん :20点満点
- 試験時間 :20分(Ⅱ-ⅠとⅡの合計時間)
技術士の二次試験は一次試験とは異なり記述式の問題が大半です。
難易度もさらに増すことからより入念な試験対策が求められます。
技術士の二次試験を突破できる人は限られているからこそ、必要な知識を学べる学習方法を選びましょう。
特に、記述式の問題は独学ではどのくらい点数がとれているか判別がつきづらいため、添削指導をしてもらえる通信講座での勉強がおすすめです。
二次試験の例年のスケジュールは以下のとおり。
- 受験申込書の配布開始 :3月下旬
- 受験申込書の受付 :4月初旬~4月中旬
- 筆記試験 :7月中旬
- 筆記試験合格発表 :10月下旬
- 口頭試験(筆記試験合格者のみ):12月上旬~翌年1月
- 合格発表 :翌年3月上旬
技術士の二次試験は受験申し込み書の配布から合格発表までおよそ1年という期間を経ます。
長い期間を要するからこそ一発合格を目指したい人が大半です。
効率的に賢く学べる勉強法で勉強時間を確保して試験に臨みましょう。
資格取得を目指すなら通信講座がおすすめ!勉強するメリットが多い通信講座とは
技術士の資格試験を受けるなら、通信講座がおすすめです。
資格の取得が難しいと言われている技術士資格でも、合格できるように手厚いサポートが受けられるのがメリットです。
充実したテキストや過去問を使った学習に加えさまざまな学び方があります。
おすすめの通信講座
- スタディング
- アガルート
それぞれの通信講座の特徴やメリットとともに紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
スタディング
スタディングを選ぶメリット
- スマートフォンで気軽に勉強できる
- 無料講座がある
- 質問カードで疑問点を解消できる
スタディイングではオンライン講座に対応しており、スマートフォンから気軽に講座を受講できるのが特徴です。
移動時間をカットできるため、その分を技術士資格試験の勉強時間にあてられるでしょう。効率よく学べるため、合格率アップにもつながります。
また、無料講座を用意しているため、お試しで受講するのも可能です。
講座の雰囲気が自分に合っているか、分かりやすい授業になっているかなどを実際に体験できるため、自分との相性を確認しやすいでしょう。
さらにスタディングの「技術士二次試験合格コース」では、二次試験に特化した講座を受講できるのがメリットです。
申込書の書き方や論文の回答方法、口頭試験の解答方法などを丁寧に添削してもらえます。
解答力を身に付けられるため、難易度の高い試験でもリラックスしながら臨めるでしょう。
技術士試験に関する講座名 | 技術士講座の内容 | 金額 |
技術士二次試験合格コース[2024年度試験対応]合格コース(講座・テキストのみ) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師への相談 | 一括 29,700円 分割月々 2,676円×12回から |
技術士二次試験合格コース[2024年度試験対応]合格コース(添削・質問カード付) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師による確認テスト ・添削課題(受験申込書、必須科目、II-1、II-2、III、口頭試験)及び「追加添削課題」4回分 ・キーワード練習冊子 ・チェックシート(筆記試験対策) ・講師による口頭試験予想質問集 ・ポイント集(口頭試験対策) ・質問カード ・講師への相談 | 一括 69,300円 分割月々 5,900円×12回から |
技術士二次試験 総合技術監理部門コース[2024年度試験対応] 総合技術監理部門コース (講座・テキストのみ) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師への相談 | 一括 28,600円 分割月々 2,577円×12回から |
技術士二次試験 総合技術監理部門コース[2024年度試験対応] 総合技術監理部門コース (添削・質問カード付) | ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声) ・WEBテキスト ・講師による確認テスト ・模擬論文 ・添削課題(受験申込書、記述式(解答骨子・完全解答)、口頭試験) ・セレクト過去問集 ・講師による予想問題集(口頭試験対策) ・質問カード ・講師への相談 | 一括59,400円 分割月々 5,100円×12回から |
スタディングの技術士対策講座はこちら(CTA)
アガルート
アガルートを選ぶメリット
- 二次試験対策に特化している
- 丁寧なサポートが受けられる
- 合格祝い金制度や合格時返金制度がある
アガルートでは技術士資格を取得するために、徹底したサポートをおこなっているのが特徴です。
中でも合格が難しいとされている二次試験に特化した講座が受けられるのがメリットです。
二次試験に合格するためにどのような対策をすればよいのかや、徹底した論文対策もおこなってもらえます。
記述式の添削だけではなく、実務経験証明書から口頭試験の模擬試験まで、実績やスキルが豊富な講師がマンツーマンでサポートしてくれます。
わからないところやつまずいた部分があってもすぐに対応してくれるため、時間を無駄にせず集中できるでしょう。
また、合格祝金制度や合格時返金制度があるのもメリットの1つです。
特典が充実しているため、モチベーションを保ったまま資格勉強に挑めるでしょう。
技術士試験に関する講座名 | 技術士講座の内容 | 金額 |
【技術士試験の無料体験】 | サンプル講義+テキストデータ | 無料 |
技術士第二次試験 合格カリキュラム/20部門/フル | ・技術士になるための基本講座 ・WEBテキスト ・講師による確認テスト ・添削課題 ・講師への相談 | 107,800円 |
技術士第二次試験 合格カリキュラム/20部門/ライト | ・技術士になるための基本講座 ・WEBテキスト ・講師による確認テスト ・添削課題 ・講師への相談 | 63,800円 |
技術士二次試験 追加添削(5回分) | 技術士試験に合格するための追加添削 | 27,500円 |
技術士の資格受験対策とは?合格を目指すなら役立つ情報満載の通信講座を推奨
技術士とは専門知識や実務経験に基づく高いスキルを持ち合わせた人のことです。
技術士の資格試験は難易度が高くだれもが取得できるような資格ではありません。
だからこそ技術士資格を取得してると活躍できる場が広がります。
技術士試験は一次試験と二次試験どちらも専門的な内容からの出題となるため、技術士ならではの試験対策が必要です。
技術士の試験とはどのようなものかわからない人にもおすすめな勉強法が通信講座での試験対策です。
効率的にしっかり学べるカリキュラムが組まれていて学びやすいメリットが多いので、技術士試験対策として検討されてはいかがでしょうか。
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技術士 通信講座