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投稿日:2023年8月29日 | 更新日:2024年04月22日
「医療秘書の給料は高い?」
「年収はどれくらいなの?」
将来のことを考えたり資格を取得しようか検討したりする際には、その仕事の給料や年収が気になる方も多いでしょう。
医療秘書はマイナーな職業だからこそ、平均的な給料を知らない方もいるはずです。
そこで本記事では、医療秘書の給料・年収を、働き方別に紹介します。
医療秘書の給料は高い?平均的な年収・月収を調査
結論、医療秘書の給料は、日本の平均的な給料・年収に比べると低めです。
しかし、給料には幅があり、中には平均よりも稼いでいる方も存在します。
それではさっそく、医療秘書の給料や初任給を確認していきましょう。
医療秘書の年収・月給
医療秘書の給料は、正社員の平均年収が302万円程度。
月給に換算すると、15〜25万円ほどです。国税庁の調査によると、日本の平均年収は461万円ほど。
平均年収と比べると、150万円程度の差があります。
医療秘書の初任給
医療秘書の初任給(正社員)は、18万円前後です。
職場や資格の有無によっては、18万円より低くなったり高くなったりします。
医療秘書の時給
パート・アルバイトや派遣社員の場合、医療秘書の給料は時給換算です。
パートやアルバイトの時給は平均1,064円、派遣社員は平均1,249円です。
地方よりも関東の都市部の方が、最低賃金が高いことから、時給も高い傾向があります。
参考:求人ボックス
給料・給与が安い・高いのはどれ?医療秘書の働き方・業務形態を解説
医療秘書には、さまざまな働き方があります。
- 正社員
- パート、アルバイト
- 派遣社員
働き方によっても、稼げる額や給料は変わります。
ここからは、医療秘書の働き方について確認しましょう。
正社員は年収アップに有利
正社員として働く場合、パートや派遣社員よりも高い給料が期待できます。
月に安定した給料がもらえたり、資格手当が付いたりすることも。
さらに、賞与や退職金などがもらえたり、充実した福利厚生が受けられたりするのもメリットでしょう。
正社員になれば、職場や仕事ぶり次第で、出世の可能性があるのも正社員のポイントです。
時給制のパートは給料が低い
パートやアルバイトは、勤務時間が短かったり雇用が安定しない場合があったりするため、正社員よりも給料が低めです。
しかし、時間に融通がきく、気軽に始められるなどのメリットがあります。
派遣社員は福利厚生も充実
派遣社員は、正社員とパート・アルバイト、どちらのメリットも得られる働き方です。
自由度が高く、パートやアルバイトよりも時給は高めで福利厚生も充実。
さらに安定して働けた場合には、正社員よりも高い給料が見込めることもあります。
ただし、雇用は不安定であるため、希望通りの色が見つからない可能性も存在するでしょう。
病院・医局で医師のサポートをする医療秘書の仕事・業務内容とは?
「給料の平均はわかったけど、そもそも医療秘書は何をするの?」と疑問に思っている方は少なくないはずです。
医療秘書は、病院・医局で医師や看護師のサポートをしたり、病院に訪れた患者の対応をしたりします。
主な業務は、以下のとおりです。
病院内での仕事 | 〇受付対応 〇会計 〇医療費の計算 〇電話対応 〇レセプト請求 〇入退院に関する説明(病棟クラーク) など |
医局での仕事 | 〇来客の対応 〇医師のスケジュール管理 〇郵便物の対応 〇金銭管理 など |
医局とは、医師や歯科医師などが研究を行う部屋や控室のことです。
大きな病院には医局がある場合が多いですが、小さな診療所には用意されていない場合もあります。
職場となる病院の規模によって、仕事の内容が変わるのも、医療秘書の特徴です。
医療秘書の手取りや給料・年収を上げる方法を紹介
医療秘書は平均よりも給料が低いですが、努力をすれば給料・年収を上げることも夢ではありません。
そこでここからは、医療秘書の手取りや給料、年収を上げる方法を紹介します。
資格取得でキャリアアップを目指す
病院によっては、医療秘書の資格を取得している人に対して「資格手当」を用意している場所もあります。
医療秘書に関連する資格は、下記のように複数存在します。
- 医療秘書技能検定試験
- 2級医療秘書実務能力認定試験
- 日本医師会認定医療秘書資格
- 医療事務作業補助者(ドクターアシストクラーク)
なお、どの資格を取得すれば手当がもらえるのかは、働く場所によって異なります。
どの資格を取得しようか迷ったら、歴史が長く知名度の高い資格を選ぶのがおすすめ。
たとえば、医療秘書技能検定試験や2級医療秘書実務能力認定試験は知名度が高い資格の1つです。
資格手当で基本給にプラスして給料を貰えれば、年収も上げられるでしょう。
大学病院など規模の大きな機関・職場で勤務する
規模の大きな病院や職場は、働いているスタッフの給料が全体的に高い傾向があります。
また、パート・アルバイト・派遣社員よりも、正社員で働く方が給料が高め。
さらに、福利厚生や手当ても充実していることが多いです。
残業のある仕事を探す
職場によっては、医療秘書の仕事に休日出勤や残業がある場合も存在します。
ほとんどの職場では、働いた量の残業代が支給されるため、休日出勤や残業で給料を上げることは可能です。
残業のある忙しい職場を探すのも、給料を上げる1つの手だと言えます。
医療秘書の仕事について詳しく知りたい方はこちらの記事も併せて読むことをおすすめします。
医療秘書や給料に関する疑問を解決!
最後に、医療秘書の給料に関する疑問を解説します。
専門学校へ行かないと資格は取れない?
医療秘書の資格を取得する方法は、専門学校へ通う以外にも存在します。
- 独学で学習する
- 通信講座を使う
- 大学や短大に通う
学校へ通うためには、数百万円の費用がかかります。
社会人の方や、費用を抑えて医療秘書を取得したい方は、通信講座を利用するのがおすすめです。
実務にはどんな知識・スキルが必要?
医療秘書の実務には、コミュニケーション能力やパソコンのスキル、スケジュールを管理する能力などが求められます。
また、診療報酬やマナーの知識を身につけることも大切です。
知識やスキルを身につけられれば、給料アップにもつながるでしょう。
大卒の給料は専門卒よりも多い?
医療秘書は学歴不問の求人が多いため、大卒でも専門卒でも給料は変わらないことが多いです。
給料を上げたい場合には、資格を取得したり、大きな病院で働いたりすると良いでしょう。
資格を取るための条件はある?
医療秘書に関連する資格は複数ありますが、ほとんどの資格試験には受験資格が定められていません。
そのため、学歴や性別にとらわれず、誰でも資格試験に挑戦できます。
社員になればボーナスが出る?
医療秘書の仕事ができる病院で正社員になっても、ボーナスの有無は企業・病院によって異なります。
そのため、ボーナスの有無は各求人で確認しましょう。
看護師との給料の差や違いはどのくらい?医療秘書の方が低い?
医療秘書の仕事と比べると、看護師の方が平均的な給料・年収が高めです。
医療秘書は正社員の平均的な給料が300万円ほど、看護師は370万円ほど。
また、パート・アルバイト・派遣社員の給料も、医療秘書より看護師のほうが高い傾向があります。
しかし医療秘書と看護師の給料にはどちらも大きな幅があり、たくさん稼いでいる方も存在します。
医療秘書の給料・平均年収は302万円!女性も活躍しやすい仕事の資格を取得しよう!
性別や学歴関係なく活躍しやすい医療秘書の給料は、年収302万円ほどが平均です。
経験を積んだり資格を取得して知識を増やしたりすれば、給料アップも期待できます。
医療秘書の仕事に役立つ資格は数が多いため、知名度の高いものを取得すると良いでしょう。
仕事や学業で忙しい方は、効率よく資格取得が目指せる通信講座の利用がおすすめですよ。
通信講座について詳しく知りたい方はこちらの記事も併せて読むことをおすすめします。
取得できる資格 | 料金(税込) | ポイント | |
ユーキャン | 医療事務認定実務者 | 49,000円 | Web学習にも対応 |
たのまな | 医師事務作業補助者 | 44,000円 | 質問回数は無制限 |
フォーサイト | 診療報酬請求事務能力認定試験 | 42,800円 | 合格率42%以上を達成 |
通信講座を賢く活用して医療秘書の資格を取得し、給料アップを目指してみてくださいね。