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社労士で独立開業することのメリットは?勤務社労士との違いも解説!

社労士

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投稿日:2023年4月6日 | 更新日:2024年04月22日

「社労士として独立を目指すのは難しい?」
「未経験でも独立できる?」

社会保険労務士は合格率7%前後の難関資格ですが、それだけに資格としての価値は高く、将来的に独立開業を狙うことも十分に可能です。とはいえ、いざ開業となると、不安になってしまう方も多いかと思います。

そこで本記事では、社労士として独立することに焦点を当てて、開業することのメリット・デメリットや、勤務社労士との比較などについて解説していきます。

社労士として将来的に開業も視野に入れている方は、ぜひ参考にしてください。

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社労士の働き方は大きく2つ

社労士としての働き方は様々ですが、大きく「開業社労士」「勤務社労士」の2つに分けられます。

開業社労士とは、企業から独立し、個人で働く形態の社労士のことです。

独立の方法としては、個人の社会保険労務士事務所を設立する方法の他に、社会保険労務士法人を設立する方法もあります。一般的に独立とは、開業社労士になることを指します。

一方の勤務社労士とは、企業や事務所に在籍し、従業員として働く形態の社労士のことです

一般的には、企業の人事部や社労士法人などに所属するケースが多く、通常の会社員や事務職員と働き方は同じです。

独立すること(開業社労士)のメリット・デメリット

では、社労士として独立すること(開業社労士になること)には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

そこで本章では、開業社労士のメリット・デメリットについて解説します。

具体的には、以下の通りです。

◆開業社労士のメリット

1 高年収を目指せる

2 自分の裁量で仕事ができる

3 定年がない

◆開業社労士のデメリット

1 収入が安定しない

2 自分で営業活動(仕事を獲得)する必要がある

開業社労士のメリット①:高年収を目指せる

開業社労士の1つ目のメリットは、「高年収を目指せる」点です。

勤務社労士の正社員での平均年収は、約418万円というデータがあります。

(参照:求人ボックス給料ナビ『社労士の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)』

しかし、開業社労士であれば、頑張りしだいでこれを上回る高年収を目指すことも可能です。

というのも、開業社労士は、仕事の報酬がそのまま自分の収入になるからです。

もちろん、思うように仕事が獲得できなければ、勤務社労士以下の年収になってしまう可能性もあります。

とはいえ、環境的には勤務社労士よりも高年収を目指しやすく、実際、年収1,000万円以上稼いでいる開業社労士も珍しくはありません。

開業社労士のメリット②:自分の裁量で仕事ができる

開業社労士の2つ目のメリットは、「自分の裁量で仕事ができる」点です。

開業社労士は個人事業主であるため、会社員のように勤務時間などの拘束はありません。

期日までに仕事を終わらせられるのであれば、自分の裁量で自由に仕事ができます。

そのため、ワークライフバランスも実現しやすく、近年は女性の開業社労士も増加傾向にあります。

開業社労士のメリット③:定年がない

開業社労士の3つ目のメリットは、「定年がない」点です。

開業社労士として働くのであれば、「何歳まで」という定年は一切ありません。

本人の体力や気力があれば、70歳を過ぎても働き続けることが可能です。

逆に、若い時に大きく稼いで、早い段階で引退をするという選択肢もあります。

このように、開業社労士には定年という概念がなく、自由に人生設計を立てることができるため、この点も大きなメリットと言えるでしょう。

開業社労士のデメリット①:収入が安定しない

一方、開業社労士のデメリットとしては、「収入が安定しない」点が挙げられます。

開業社労士は、頑張りしだいで高年収を目指すことができる反面、仕事を獲得できなければ、極端な話、収入0円もあり得ます。

また、個人事業主である以上、毎年安定した収入を維持するのは難しい側面もあります。

ある年は年収1,000万を超えたものの、その翌年は半分以下の年収になったというケースも、決して珍しくありません。

このように、開業社労士は、勤務社労士や一般の会社員のような安定した収入を得ることは難しいため、注意が必要です。

開業社労士のデメリット②:自分で営業活動(仕事を獲得)する必要がある

開業社労士は「自分で営業活動(仕事を獲得)する必要がある」点も、デメリットとして挙げられます。

開業社労士は、基本的に自力で仕事を獲得しなければならないため、積極的に営業活動をする必要があります。

勤務社労士のように、仕事を取ってくるのは営業に任せて、自分は事務処理にだけ集中するということはできません。

特に、過去に営業経験がないような方は、独立後に仕事が0になってしまう可能性もあるため、開業前から準備を進めておく必要があるでしょう。

独立しないこと(勤務社労士)のメリット・デメリット

一方、社労士として独立せずに組織に属すること(勤務社労士になること)には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

そこで本章では、勤務社労士のメリット・デメリットについて解説します。

具体的には、以下の通りです。

◆勤務社労士のメリット

1 収入が安定する

2 有資格者として重宝される

◆勤務社労士のデメリット

3 高年収を狙うのが難しい

4 働き方が拘束される

勤務社労士のメリット①:収入が安定する

勤務社労士の1つ目のメリットは、「収入が安定する」点です。

勤務社労士は開業社労士と違い、企業や事務所に所属することになるため、最低限の給与は確保されており、仕事がなければ収入が0になるという心配はありません。

社会的地位も安定しており、開業社労士のように「ローンの審査に通らない」と悩まされることも少ないでしょう。

勤務社労士のメリット②:有資格者として重宝される

勤務社労士の2つ目のメリットは、「有資格者として重宝される」点です。

労務は経営資源の「ヒト」にあたる部分で、多くの企業において労務は重要な経営課題となっています。そのため、勤務社労士は労務の専門家として、企業から重宝されるケースも多いでしょう。

また、企業によっては、資格手当が支給されたり、社労士の登録料を負担してくれたりするケースもあり、この点もメリットと言えるでしょう。

勤務社労士のデメリット①:高年収を狙うのが難しい

一方、勤務社労士のデメリットとしては、「高年収を狙うのが難しい」点が挙げられます。

前述の通り、勤務社労士の正社員での平均年収は、約418万円というデータもあり、勤務社労士で高収入を狙うのはなかなか難しいのが実情です。

もちろん、勤務社労士でも高年収を得ている方はいますが、そういった方は人事部長や役員といった役職に就いている方や、コンサルタント業界の第一線で活躍しているような方々ばかりです。

勤務社労士で高年収を狙うのであれば、社内でのキャリアアップや転職なども視野に入れ、戦略性を持って行動する必要があるでしょう。

勤務社労士のデメリット②:働き方が拘束される

勤務社労士は「働き方が拘束される」点も、デメリットとして挙げられます。

勤務社労士は、社労士として働いているとはいえ、従業員であることに変わりはありません。

そのため、他の従業員と同様に働き方は拘束されますし、組織で働いている以上、人間関係の問題に直面する可能性もあるでしょう。

勤務社労士になることによって、仕事の幅は広がるでしょうが、開業社労士のように完全に自分の裁量で仕事を進めることは難しいと言えます。

社労士の独立に関してのよくある質問

本章では参考として、社労士の独立に関してのよくある質問をQ&A形式でご紹介します。

Q1.未経験でも独立開業できる?

未経験であっても、独立開業は可能です。

社労士として登録するためには、試験に合格するだけでなく、2年以上の実務経験が必要となりますが、仮に実務経験がなかったとしても、事務指定講習を履修すれば登録が可能となり、そのまま独立開業ができます。

ただし、全くの未経験での独立は、失敗のリスクも高まります。

可能であれば、社労士事務所などで実務経験を積んでから、独立開業を目指した方がいいでしょう。

Q2.独立に年齢は関係ある?

基本的に、年齢は関係ありません。

確かに年齢を重ねている方が、今までの経験を活かすことができ、顧客からの信頼も得やすいでしょう。とはいえ、年齢が若くとも、若さなりのフットワークの軽さやフレッシュさがあり、それらによって経験不足を補うことは十分に可能です。

以上の点からも、独立する際には、年齢について特に気にする必要はないでしょう。

Q3.独立開業する際に必ず発生する費用は?

社労士の登録免許税・登録手数料と、社労士会の入会費・年会費です。

登録免許税・登録手数料は全国一律ですが、入会費・年会費は都道府県によって異なるため、各都道府県の社会保険労務士会で確認が必要となります。

東京都を例にした金額は、以下の通りです。

費用金額
登録免許税30,000円
登録手数料30,000円
入会費50,000円
年会費96,000円

なお、実務要件を満たすための「事務指定講習」を履修する場合には、別途77,000円(税込)が必要となります。

Q4.副業として開業できる?

本業があっても開業登録自体は行えるため、副業として開業することは可能です。

ただし、副業としての開業は、本業との両立が難しい点に注意が必要です。

本業がある以上、いつでも顧客対応ができるわけではないため、そのことが理由で、顧客から信頼を失ってしまうケースもあります。

また、本業の勤め先が副業を禁止している場合には、そもそも開業が不可能となります。

近年は副業を容認する企業が増えているものの、依然として禁止している企業も多く存在するため、就業規則等で事前の確認が必要です。

Q5.他の社労士と差別化を図るためには、どうすればいい?

ダブルライセンスを目指すのが効果的です。

社労士以外の資格も取得して、受注できる業務の幅を広げれば、ライバルとも差別化を図ることができます。

おすすめのダブルラインセンスの資格としては、「行政書士」「FP(ファイナンシャルプランナー)」「中小企業診断士」「税理士」などが挙げられます。

これらの資格は社労士業務との関連性も高く、顧客の新規獲得にも繋げやすいでしょう。

社労士の資格取得におすすめの通信講座

社労士として独立開業を目指すのであれば、当然ながら、まずは社労士試験に合格しなければなりません。

そこで本章では、社労士の資格取得におすすめの通信講座を4つご紹介します。

具体的には、以下の通りです。

  • ユーキャン
  • クレアール
  • スタディング
  • フォーサイト

・ユーキャン

ユーキャン公式サイトより

ユーキャン社労士講座の最大の特徴は、「30年以上の確かな開講実績」です。

ユーキャンは通信講座業界のパイオニアとして、過去10年間で2,192名の合格者を輩出しています。

教材や講義内容は過去に何度もリニューアルされており、ユーキャン社労士講座では効率的に合格を目指せるカリキュラムが整っています

また、ユーキャン社労士講座は、充実した学習サポートサービスも魅力です。

具体的には、受講生であれば誰でも1日3回まで講師に質問が可能な質問サービスや、最新の試験情報・法改正情報を適宜お知らせしてくれる情報配信サービス、問題演習に対して講師から直接添削・アドバイスをもらえる添削課題サービスなどが用意されています。

◆ユーキャン社労士講座の詳細

価格(税込)教材
社会保険労務士(社労士)合格指導講座一括:79,000円
分割:4,980円×16回
・メインテキスト10冊
・過去問攻略集2冊
・テーマ別実践問題集2冊
・添削課題集
・ガイドブック

ユーキャンの公式サイトはこちら(https://www.u-can.co.jp/

・クレアール

クレアール社労士講座の最大の特徴は、クレアール独自の学習法である「非常識合格法」です。

非常識合格法では、資格指導歴50年以上のクレアールが、過去の出題傾向を徹底的に分析し、勉強範囲を絞り切っています。

そのため、比較的少な努力で合格レベルまで達することができます

また、クレアール社労士講座は、講師陣や答練の質が高いことでも有名です。

特に、講師陣は実力派の有名講師が揃っており、受講生から高い支持を得ています。

さらに、クレアール社労士講座はサポート体制が充実している点も魅力です。

クレアール社労士講座の受講生であれば、メールやFAXでいつでも質問ができる上に、回数は無制限です。

その他、人気講師に直接質問ができる「フォローアップ質問会」や、学習の進捗状況に合わせた勉強方法のコツを学べる「学習のススメ方セミナー」なども、定期的に開催されています。

◆クレアール社労士講座(初学者向け)のコース一覧

価格(税込)オプション
2023年目標スピード
マスターコース
一般価格:166,000円
割引価格:81,340円
DVD:18,000円
答練資料:7,000円
2023・24年目標スピード
マスターセーフティコース
一般価格:216,000円
割引価格:131,760円
DVD:33,000円
答練資料:19,000円
2024年目標一発合格
ストレート先行学習コース
一般価格:237,000円
割引価格:101,910円
DVD:25,000円
答練資料:12,000円

※オプションDVDはWeb講義で配信している動画を収録したDVD、オプション答練資料は演習問題の問題・解答解説を印刷製本したものが付いてくるオプションです。

◆クレアール社労士講座(経験者向け)のコース一覧

価格(税込)オプション
2023年目標中級
パーフェクトコース
一般価格:164,000円
割引価格:85,280円
DVD:15,000円
答練資料:12,000円
2023・24年目標スピード
マスターセーフティコース
一般価格:210,000円
割引価格:109,200円
DVD:25,000円
答練資料:24,000円
2023年目標中上級
W受講パーフェクトコース
一般価格:187,000円
割引価格:97,240円
答練資料:12,000円
2023・24年目標中上級
W受講セーフティコース
一般価格:233,000円
割引価格:121,160円
DVD:25,000円
答練資料:24,000円
2023年目標上級
スタンダードコース
一般価格:128,000円
割引価格:66,560円
DVD:10,000円
答練資料:12,000円
2023年目標上級
パーフェクトコース
一般価格:158,000円
割引価格:82,160円
DVD:12,000円
答練資料:12,000円

※オプションDVDはWeb講義で配信している動画を収録したDVD、オプション答練資料は演習問題の問題・解答解説を印刷製本したものが付いてくるオプションです。

・スタディング

スタディング社労士講座の最大の特徴は、スタディング独自の学習スタイルである「画期的学習スタイル」です。

画期的学習スタイルでは、AIによる問題復習機能や学習フロー&学習レポート機能といった、最新の学習システムが導入されており、継続して勉強を進められる環境が整っています

また、スタディング社労士講座には「勉強仲間機能」を使って、オンライン上で勉強仲間を作ることができる点も大きな特徴です。

勉強仲間がいれば、通信講座であっても孤独を感じることなく、本試験まで高いモチベーションを維持することが可能です。

さらに、スタディング社労士講座は、高コストパフォーマンスの価格設定も大きな魅力です。分割払いにも対応しているため、月々4,000円~5,900円の負担で勉強を始められます。

◆スタディング社労士講座のコース一覧

社労士合格コース
ミニマム
社労士合格コース
レギュラー
社労士合格コース
フル
価格(税込)一括:46,800円
分割可(※1)
一括:59,800円
分割可(※2)
一括:69,300円
分割可(※3)
再受講用更新価格22,000円27,000円33,000円
内容・入門講座
・合格戦略講座
・基本講座
・入門講座
・合格戦略講座
・基本講座
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・総まとめ講座
・入門講座
・合格戦略講座
・基本講座
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・総まとめ講座
・直前対策答練
・合格模試
・学習Q&Aチケット(30枚)

※1…分割例:月々4,000円×12回から
※2…分割例:月々5,100円×12回から
※3…分割例:月々5,900円×12回から

・フォーサイト

フォーサイト社労士講座の最大の特徴は、こだわりのフルカラーテキストと高品質の講義です。

テキストの見やすさや、講義の質が高いのはもちろんのこと、「合格点主義」によって勉強範囲が合格に必要な範囲に絞られているため、非常に効率よく合格を目指せます。

また、フォーサイト社労士講座は独自のeラーニングシステムである『ManaBun(マナブン)』を導入しており、学習スケジュールや進捗管理も簡単に行うことが可能です。

さらに、フォーサイト社労士講座には、本試験で不合格になった場合に、受講料が全額返金される制度が用意されているため、万が一の際も安心です。

対象講座は「バリューセット3」のみですが、学習を続けられるか不安な方にとっては、非常に魅力的な制度と言えるでしょう。

※全額返金保証制度の詳細は、下記をご参照ください。

Foresight『全額返金保証制度のご案内』

◆フォーサイト社労士講座のコース一覧

バリューセット1バリューセット2バリューセット3
価格(税込)78,800円110,800円121,800円
DVD付⇒133,800円
内容・基礎講座
・過去問講座
・基礎講座
・過去問講座
・直前対策講座
・基礎講座
・過去問講座
・直前対策講座
・過去問一問一答演習
無料メール質問回数10回15回15回
全額返金保証

※全てのセットに、別途送料がかかります。

自分に合った働き方を選択しよう

ここまで、社労士として独立することについて解説してきました。

◆開業社労士のメリット

  1. 高年収を目指せる
  2. 自分の裁量で仕事ができる
  3. 定年がない

◆開業社労士のデメリット

  1. 収入が安定しない
  2. 自分で営業活動(仕事を獲得)する必要がある

社労士を目指しているのであれば、将来的に独立開業を考えている方も多いかと思いますが、開業社労士のメリット・デメリットを理解した上で、慎重に判断するようにしましょう。

勤務社労士であっても、立ち回りしだいではいくらでも活躍できるため、自分に合った働き方を選択することが何よりも重要です。

皆さんの資格勉強を応援しています。

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