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社労士はダブルライセンスを狙うべき?社労士と相性の良い資格も解説!

社労士

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投稿日:2023年4月7日 | 更新日:2024年04月22日

社労士を目指している、もしくは既に取得済であれば、ダブルライセンスについて気になる方も多いかと思います。

ダブルライセンスとは文字通り、資格を複数持つことを意味しますが、具体的には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

そこで本章では、社労士のダブルラインセンスに焦点を当てて、そのメリット・デメリットについて解説します。

併せて、ダブルライセンスとしておすすめの資格や、社労士を目指す際のおすすめの通信講座もご紹介します。

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ダブルラインセンスを目指すことのメリットは?

まずは、社労士でダブルラインセンスを目指すことのメリットについて解説します。

具体的には、以下の3つです。

  1. 仕事の幅が広がる
  2. キャリアアップや転職で有利になる
  3. 独立開業で差別化を図れる

①仕事の幅が広がる

1つ目のメリットは、「仕事の幅が広がる」点です。

資格を1つではなく複数有していれば、当然ながら、それだけ取り扱える業務範囲も広くなります。

仕事の幅が広がれば、より重宝される人材として活躍できるだけでなく、自分自身も大きなやりがいを感じられるでしょう。

②キャリアアップや転職で有利になる

2つ目のメリットは、「キャリアアップや転職で有利になる」点です。

社労士の資格のみでも、社会からは高い評価を得られますが、ダブルライセンスであれば、さらに評価が高まるのは間違いないでしょう。

キャリアアップや転職でも有利となり、年収アップに繋がっていくことにも期待できます。

③独立開業で差別化を図れる

3つ目のメリットは、「独立開業で差別化を図れる」点です。

社労士を目指す方の中には、将来的に独立開業を考えている方もいるかと思いますが、その際にダブルライセンスであれば、他の社労士と差別化を図ることができます。

社労士の需要は依然として高いものの、社労士間で競争が激化しているのも事実です。

そのような状況の中で、社労士の資格だけでは取り扱えない業務も受注できる存在であれば、顧客の新規獲得や既存クライアントからの信頼度増加に繋がっていくでしょう。

ダブルラインセンスを目指すことのデメリット

続いて、社労士でダブルラインセンスを目指すことのデメリットについて解説します。

具体的には、以下の2つです。

  1. 費用や労力を要する
  2. 資格の組み合わせによっては、相乗効果が低い

①費用や労力を要する

1つ目のデメリットは、「費用や労力を要する」点です。

資格は種類によって難易度も異なりますが、やはり資格の取得を目指す以上、それなりの費用や労力を要するのは間違いありません。

中には、社労士試験以上に勉強時間が必要な資格もあるため、ダブルラインセンスを目指す際は、資格選びにも注意が必要です。

また、資格によっては、登録後に年会費が必要な場合もあるため、その点にも注意が必要でしょう。

②資格の組み合わせによっては、相乗効果が低い

2つ目のデメリットは、「資格の組み合わせによっては、相乗効果が低い」点です。

別の資格を取得しても、それが社労士との相乗効果が低い資格であれば、あまり意味がないと言えるでしょう。

最悪の場合には、「名刺の肩書や履歴書に記載できる資格が増えただけ」という結果になる可能性もあります。

ダブルライセンスを目指す際は、社労士との相乗効果が高い資格を狙う必要があるため、注意が必要です。

社労士のダブルライセンスとしておすすめの資格は?

では、実際に社労士でダブルライセンスを目指すのであれば、どのような資格を狙うのがいいのでしょうか?

そこで本章では、社労士のダブルライセンスとしておすすめの資格をご紹介します。

具体的には、以下の5つです。

  1. 行政書士
  2. FP(ファイナンシャルプランナー)
  3. 中小企業診断士
  4. 税理士
  5. キャリアコンサルタント

①行政書士

1つ目は、「行政書士」です。

行政書士は、行政機関に提出する書類の作成、およびその相談が主な業務です。

行政書士は、一見すると社労士とは接点が少ない印象を受けますが、実際には非常に相性の良い資格です。

例えば、行政書士として会社設立の手続きを行った際に、そのまま会社の社会保険に関する相談を受けるケースも多く、ダブルライセンスであれば、ワンストップで仕事を受注することが可能です。

また、行政書士試験に合格することで、自動的に社労士試験の受験資格を得ることができる点も大きなメリットです。

特に最終学歴が高卒の方は、社労士試験の受験資格がないため、社労士試験の受験資格を取得するために、行政書士の取得を目指す方も珍しくはありません。

行政書士試験の難易度については、社労士試験よりやや低い程度であるため、社労士試験に合格できる実力があれば、十分に合格を狙えるでしょう。

②FP(ファイナンシャルプランナー)

2つ目は、「FP(ファイナンシャルプランナー)」です。

FPは、個人のライフプランニングに即した資金計画の立案、およびその相談が主な業務です。

FPは社会保険や年金に関する相談も多く受けるため、社労士との相性が非常に良いと言えます。

FPは1~3級までありますが、総じて社労士よりは難易度が低く、年に3回受験できるため、働きながらでも十分に合格を狙える資格と言えるでしょう。

③中小企業診断士

3つ目は、「中小企業診断士」です。

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断や助言が主な業務です。

労務は経営資源の「ヒト」にあたる部分で、多くの企業において労務は重要な経営課題となっています。そのため、人事労務に強い中小企業診断士は、社会からの需要も高く、社労士との相性が良い資格と言えるでしょう。

中小企業診断士試験の難易度は、社労士試験と同程度ですが、合格するためには、2次試験まで突破しなければならないため、しっかりと勉強時間を確保する必要があります。

④税理士

4つ目は、「税理士」です。

税理士は、納税に必要な書類の作成や、税務相談が主な業務です。

労務と税務(会計)は密接な関係があるため、税理士は社労士と相性の良い資格です。

実際、税理士から社労士のダブルラインセンスを目指す方も、多く存在します。

税理士試験に合格するためには、全11科目の中から5科目に合格する必要がありますが、一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験することも可能です。

税理士試験は社労士試験よりも難易度が高く、一般的には、社労士試験の3倍の勉強時間が必要と言われています。そのため、税理士とのダブルラインセンスを目指すのであれば、長期戦も覚悟し、計画的に学習を進める必要があるでしょう。

⑤キャリアコンサルタント

5つ目は、「キャリアコンサルタント」です。

キャリアコンサルタントは、労働者の職業選択や能力開発に関する相談・指導が主な業務です。

キャリアコンサルタントとして活動する際は、人事労務に関する相談を受ける機会も多く、社労士との関連性が非常に高いと言えます。

キャリアコンサルタント試験の合格率は、毎年50~60%台を推移しており、国家資格の中でも難易度は低めです。試験も年に3回実施されているため、働きながらでも取得しやすい資格と言えるでしょう。

社労士の資格取得におすすめの通信講座は?

社労士は他の資格と組み合わせることで、様々なキャリアアップを図れますが、社労士の資格を有していない場合には、当然ながら、まずは社労士試験に合格する必要があります。

そこで本章では、社労士の資格取得におすすめの通信講座を4つご紹介します。

具体的には、以下の通りです。

  • ユーキャン
  • クレアール
  • スタディング
  • フォーサイト

ユーキャン

ユーキャン社労士講座の最大の特徴は、「30年以上の確かな開講実績」です。

ユーキャンは通信講座業界のパイオニアとして、過去10年間で2,192名の合格者を輩出しています。

教材や講義内容は過去に何度もリニューアルされており、ユーキャン社労士講座では効率的に合格を目指せるカリキュラムが整っています。

また、ユーキャン社労士講座は、充実した学習サポートサービスも魅力です。

具体的には、受講生であれば誰でも1日3回まで講師に質問が可能な質問サービスや、最新の試験情報・法改正情報を適宜お知らせしてくれる情報配信サービス問題演習に対して講師から直接添削・アドバイスをもらえる添削課題サービスなどが用意されています。

◆ユーキャン社労士講座の詳細

 価格(税込)教材
社会保険労務士(社労士)合格指導講座一括:79,000円
分割:4,980円×16回
・メインテキスト10冊
・過去問攻略集2冊
・テーマ別実践問題集2冊
・添削課題集
・ガイドブック

クレアール

クレアール社労士講座の最大の特徴は、クレアール独自の学習法である「非常識合格法」です。

非常識合格法では、資格指導歴50年以上のクレアールが、過去の出題傾向を徹底的に分析し、勉強範囲を絞り切っています。そのため、比較的少ない努力で合格レベルまで達することができます。

また、クレアール社労士講座は、講師陣や答練の質が高いことでも有名です。特に、講師陣は実力派の有名講師が揃っており、受講生から高い支持を得ています。

さらに、クレアール社労士講座はサポート体制が充実している点も魅力です。

クレアール社労士講座の受講生であれば、メールやFAXでいつでも質問ができる上に、回数は無制限です。

◆クレアール社労士講座(初学者向け)のコース一覧

 価格(税込)オプション
2023年目標スピード
マスターコース
一般価格:166,000円
割引価格:81,340円
DVD:18,000円
答練資料:7,000円
2023・24年目標スピード
マスターセーフティコース
一般価格:216,000円
割引価格:131,760円
DVD:33,000円
答練資料:19,000円
2024年目標一発合格
ストレート先行学習コース
一般価格:237,000円
割引価格:101,910円
DVD:25,000円
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※オプションDVDはWeb講義で配信している動画を収録したDVD、オプション答練資料は演習問題の問題・解答解説を印刷製本したものが付いてくるオプションです。

◆クレアール社労士講座(経験者向け)のコース一覧

 価格(税込)オプション
2023年目標中級
パーフェクトコース
一般価格:164,000円
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DVD:15,000円
答練資料:12,000円
2023・24年目標スピード
マスターセーフティコース
一般価格:210,000円
割引価格:109,200円
DVD:25,000円
答練資料:24,000円
2023年目標中上級
W受講パーフェクトコース
一般価格:187,000円
割引価格:97,240円
DVD:15,000円
答練資料:12,000円
2023・24年目標中上級
W受講セーフティコース
一般価格:233,000円
割引価格:121,160円
DVD:25,000円
答練資料:24,000円
2023年目標上級
スタンダードコース
一般価格:128,000円
割引価格:66,560円
DVD:10,000円
答練資料:12,000円
2023年目標上級
パーフェクトコース
一般価格:158,000円
割引価格:82,160円
DVD:12,000円
答練資料:12,000円

※オプションDVDはWeb講義で配信している動画を収録したDVD、オプション答練資料は演習問題の問題・解答解説を印刷製本したものが付いてくるオプションです。

スタディング

スタディング社労士講座の最大の特徴は、スタディング独自の学習スタイルである「画期的学習スタイル」です。

画期的学習スタイルでは、AIによる問題復習機能や学習フロー&学習レポート機能といった、最新の学習システムが導入されており、継続して勉強を続けられる環境が整っています。

また、スタディング社労士講座には「勉強仲間機能」を使って、オンライン上で勉強仲間を作ることができる点も大きな特徴です。

勉強仲間がいれば、通信講座であっても孤独を感じることなく、本試験まで高いモチベーションを維持することが可能です。

さらに、スタディング社労士講座は、高コストパフォーマンスの価格設定も大きな魅力です。分割払いにも対応しているため、月々4,000円~5,900円の負担で勉強を始められます。

◆スタディング社労士講座のコース一覧

 社労士合格コース
ミニマム
社労士合格コース
レギュラー
社労士合格コース
フル
価格(税込)一括:46,800円
分割可(※1)
一括:59,800円
分割可(※2)
一括:69,300円
分割可(※3)
再受講用更新価格22,000円27,000円33,000円
内容・入門講座
・合格戦略講座
・基本講座
・入門講座
・合格戦略講座
・基本講座
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・総まとめ講座
・入門講座
・合格戦略講座
・基本講座
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・総まとめ講座
・直前対策答練
・合格模試
・学習Q&Aチケット(30枚)

※1…分割例:月々4,000円×12回から
※2…分割例:月々5,100円×12回から
※3…分割例:月々5,900円×12回から

フォーサイト

フォーサイト社労士講座の最大の特徴は、こだわりのフルカラーテキストと高品質の講義です。

テキストの見やすさや、講義の質が高いのはもちろんのこと、「合格点主義」によって勉強範囲が合格に必要な範囲に絞られているため、非常に効率よく合格を目指せます。

また、フォーサイト社労士講座は独自のeラーニングシステムである『ManaBun(マナブン)』を導入しており、学習スケジュールや進捗管理も簡単に行うことが可能です。

さらに、フォーサイト社労士講座には、本試験で不合格になった場合に、受講料が全額返金される制度が用意されているため、万が一の際も安心です。

対象講座は「バリューセット3」のみですが、学習を続けられるか不安な方にとっては、非常に魅力的な制度と言えるでしょう。

※全額返金保証制度の詳細は、下記をご参照ください。

Foresight『全額返金保証制度のご案内』

◆フォーサイト社労士講座のコース一覧

 バリューセット1バリューセット2バリューセット3
価格(税込)78,800円110,800円121,800円
DVD付⇒133,800円
内容・基礎講座
・過去問講座
・基礎講座
・過去問講座
・直前対策講座
・基礎講座
・過去問講座
・直前対策講座
・過去問一問一答演習
無料メール質問回数10回15回15回
全額返金保証

※全てのセットに、別途送料がかかります。

ダブルラインセンスを目指す際は、資格の選択が重要

ここまで、社労士のダブルライセンスについて解説してきました。

◆社労士のダブルライセンスとしておすすめの資格

  1. 行政書士
  2. FP(ファイナンシャルプランナー)
  3. 中小企業診断士
  4. 税理士
  5. キャリアコンサルタント

社労士試験は合格率7%前後の難関試験ということもあり、社労士の資格のみでも十分に高い評価を得られます。しかし、他の社労士と差別化を図りたいのであれば、ダブルラインセンスを目指すのが有効です。

ただし、ダブルラインセンスを目指す際は、資格の選択が重要です。

社労士資格との相性や、資格の難易度を考慮しておかないと、結果的に労力が無駄になってしまう可能性もあるため、注意が必要でしょう。

皆さんの資格勉強を応援しています。

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