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司法書士とは?仕事内容や試験、年収など!司法書士について徹底解説!

司法書士

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投稿日:2022年7月20日 | 更新日:2024年04月22日

「司法書士ってどんな仕事をするんだろう」「年収は?待遇は?」「どんな試験なんだろう?」

司法書士という仕事について一度でも考えたことのある方であれば、このような疑問は必ず頭に浮かぶと思います。

このページでは、このような疑問を解消するべく、司法書士について徹底解説していきたいと思います。

この記事で分かること

  • 司法書士とは
  • 司法書士になるには
  • 司法書士試験の概要(日程や難易度など)
  • おすすめの通信講座
 
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司法書士とは

司法書士とは?

司法書士資格は、司法書士法に基づいた国家資格です。

有資格者だけが業務をすることが許されている専門職で、業務独占資格となっています。

司法書士は、相続や不動産登記など、一般市民の生活に身近な司法に関連した案件を扱います。

そのため、暮らしの法律家と呼ばれることもあります。

一部業務内容が重複する行政書士資格や、弁護士になるための司法試験とのW受験をする場合にも、司法書士資格は人気な資格となっています。

司法書士の仕事

先ほど、司法書士は、一般市民の生活に身近な司法に関連した案件を扱うと述べました。

具体的には、どのような業務を行っているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

司法書士が行う主な業務は、以下の7つです。

  1. 不動産登記業務
  2. 商業登記業務
  3. 裁判事務業務
  4. 供託業務
  5. 法務局・地方法務局への申し立て
  6. 検察庁への告訴・告発
  7. 簡易裁判所における、民事紛争解決に関する手続きの代行(損害賠償額140万円まで)(認定司法書士のみの業務)

司法書士と同様に、法律に関する専門知識が必要な仕事として、弁護士があります。

司法書士とのW受験を目指す人もいますが、司法書士と弁護士の働き方や試験内容には様々な違いがあります。

「司法書士と司法試験の違いについてまだよく分かっていない・・・」という人は、是非こちらのページをチェックしてみてください!

司法書士のなり方

ここからは、どうしたら司法書士になることが出来るのかについて、解説していきたいと思います。

司法書士になるために必要なステップは以下の3つです。

  1. 司法書士試験を受験、合格する
  2. 司法書士会名簿への登録と入会、研修を受講
  3. 司法書士として仕事を受注する

1.司法書士試験を受験、合格する

司法書士試験の受験には、特別な受験資格などは必要ありません。

また、年齢や学歴、性別や国籍などによる制限もありません。

そのため、誰でも勉強を始めたのちに、すぐに受験をすることが出来ます

2.司法書士会名簿への登録と入会

司法書士試験を受験し、合格したのちに、司法書士として仕事を受注するためには、司法書士会名簿への登録と入会が必要になります。

司法書士会に入会することで、司法書士を名乗ることができ、仕事を受注することが出来るようになります。

それだけでなく、司法書士の業務に関連する研修を受けることが出来ます。

また、司法書士会会員には1年で12単位の研修単位を履修することが義務付けられています。

司法書士として業務を行う中で、業務に関連する法の改正など、日々キャッチアップしなくてはならない情報はたくさんあります。

司法書士試験に合格しても、司法書士になった以上、勉強の日々は続きます。

会場に出向いて受講する「集合研修」だけでなく、「研修ライブラリ」や「eラーニング」を用いた研修も行われています。

また、司法書士試験に合格し、司法書士会に入会する際にも、定められた研修を受講することが必要になります。

その定められた研修というのが、いわゆる「新人研修」です。これについては、また後程詳しく説明します。

3.司法書士として仕事を受注する

司法書士会名簿への登録、入会、新人研修の受講を済ませることで、初めて司法書士として仕事を受注することが出来ます。

司法書士として仕事を受注するには、自ら営業活動をしたり、クラウドソーシングを用いたりする方法が一般的です。

新人研修とは

先ほど解説した通り、司法書士試験に合格し、司法書士会に入会する際には、新人研修の受講が必須となっています。

新人研修は大きく3つに分けられます。

  1. 中央新人研修
  2. ブロック新人研修
  3. 司法書士会新人研修(配属研修)

1.中央新人研修

中央新人研修では、司法書士制度の沿革や成立の経緯業務の成り立ち司法書士として行うべき仕事職務観念などについて学びます。

中央新人研修は、eラーニングを用いて行われます。

2.ブロック新人研修

ブロック新人研修とは、全国の8つのブロック会(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)で行われる新人研修です。

ブロック新人研修は、ロールプレイングなどを通じて、実務で必要とされる知識、実務に直結するような知識を身に付けることを目的としています。

研修の形式としては、集合形式Web形式があります。

この部分はブロックによって異なりますので、確認が必要です。

ここでは、令和3年度のブロック別研修形式を紹介したいと思います。

以下の通りです。

  • 北海道:集合形式
  • 東北:集合形式
  • 関東:Web形式
  • 中部:集合形式
  • 近畿:集合形式
  • 中国:集合形式とWeb形式の併用
  • 四国:集合形式
  • 九州:Web形式

3.司法書士会新人研修(配属研修)

司法書士会新人研修は、各都道府県の司法書士会ごとに実施される新人研修です。

配属研修とも呼ばれます。

司法書士会新人研修(配属研修)では、実際に、司法書士会が指定する研修指導員事務所に、一定期間配属され、現場で実務を学ぶことが出来ます。

これらの新人研修が、合格発表後に約2か月間行われます。

また、新人研修の後に「司法書士特別研修」というものも行われます。

司法書士特別研修

司法書士特別研修は、認定司法書士を目指す方が受講します。

認定司法書士になると、簡易裁判所において、損害賠償請求額が140万円までの、民事紛争解決に関する手続きの代行業務を請け負うことが出来るようになります。

認定司法書士になるためには、この司法書士特別研修(100時間以上)を受講したのち、認定考査試験に合格し、法務大臣から認定を受けることが必要になります。

認定司法書士になることで、裁判に関する業務にも関わることが出来るようになるため、業務の幅が大きく広がります。

司法書士になるメリット・デメリット

ここからは、司法書士資格を持つメリット・デメリットについて解説していきます。

メリット

司法書士資格を持つメリットは数多くありますが、ここでは主なものを2つ紹介します。

  • 多様な働き方
  • 就職、転職のしやすさ

1)多様な働き方

司法書士には、多種多様な働き方があります。

司法書士の働き方は、主に3つに分類することが出来ます。

  1. 勤務司法書士
  2. 組織内司法書士
  3. 開業司法書士

1.勤務司法書士

勤務司法書士とは、司法書士事務所に雇われている司法書士を指します。

司法書士=独立開業!という印象が強い方が多いと思いますが、実際には、司法書士資格を取得してすぐに独立開業する司法書士は少ないです。

まずは、司法書士事務所に所属し、勤務司法書士として働きながら、実務経験を積み、自らの司法書士としての能力の向上を目指すのが一般的です。

2.組織内司法書士

組織内司法書士とは、司法書士資格と専門知識を生かして、企業の法務部や総務部など、組織の中で活躍する司法書士を指します。

組織内司法書士には、収入が安定している所属する組織の福利厚生を受けることが出来るなどのメリットもあります。

また、組織内司法書士に対する需要は年々高まっています

この点も非常に魅力的です。

近年、企業のコンプライアンス(法令遵守)に対する意識は高まりを見せています。

これに伴って、企業の司法書士に対する需要も高まっています。

3.開業司法書士

開業司法書士とは、取得した司法書士資格を元に、独立開業した司法書士を指します。

独立開業をすると、受注する仕事の内容や、稼働量などを全て自分の裁量で決めることが出来ます。

これは、長い目で自らのキャリア形成について考えたときに、大きなメリットになりえます。

例えば、育児や介護など、場合によっては仕事よりも優先しなくてはならないもの、優先したいものが出来た時に、開業司法書士であれば、ワークライフバランスを考慮して働くことが出来ます。

これが、司法書士資格を取った方の多くが最終的な独立・開業を目指す大きな理由の一つです。

2)就職、転職のしやすさ

司法書士資格を持っていることで、就職や転職がしやすくなります。

資格取得の難易度の高さや、その専門性の高さが、社会で高く評価され、企業からの需要も根強いものとなっています。

司法書士は、司法書士事務所だけでなく、不動産業界や金融業界、企業の法務部や総務部などで、広く活躍の機会があります。

司法書士になるメリット

  • 多様な働き方
  • 就職、転職のしやすさ

デメリット

司法書士資格を持つメリットは数多くありますが、実は、デメリットもあります。

それは、費用面でのデメリットです。

費用

司法書士資格を持つことに関しては、費用面でデメリットがあります。

司法書士試験に合格した後、司法書士会に入会するかしないか、という選択をすることになります。

司法書士会に入会した場合、司法書士資格を持っているだけで、毎年決して少なくない額の費用がかかります。詳しく解説していきます。

  • 登録免許税:30,000円
  • 登録手数料:25,000円
  • 入会金:25,000~50,000円(入会する司法書士会によって異なります)
  • 中央新人研修費:43,200円
  • ブロック新人研修費:32,400円

このように、司法書士会に入会すると、入会時点で約155,600円~180,600円の費用がかかります。

これに加えて、毎月の会費が15,000円~25,000円(所属する司法書士会によって異なります。)ほどかかります。

会費だけで考えても、少なくとも年間20万円程度の費用がかかります。

*中央新人研修費とブロック新人研修費は、一度にまとめて支払う必要があります。

*中央新人研修費とブロック新人研修費については、金融機関による融資を受けられる場合もあります(司法書士研修費専用ローン)。

このようなデメリットを回避するために、司法書士会に入会することなく、組織内司法書士として業務に従事する司法書士も数多くいます

司法書士になるデメリット

費用面(司法書士会への入会や年会費)

⇒組織内司法書士という働き方もある!

司法書士の年収や待遇は?

司法書士として働くうえで、年収待遇は非常に重要になってきます。

司法書士の年収や待遇について考えると、働き方の違いが年収や待遇の違いに表れてくることが分かります。詳しく見ていきましょう。

司法書士の平均年収
司法書士全体945.4万円
勤務司法書士449万円
組織内司法書士760万~1000万円、次いで500万~750万円
開業司法書士400万~500万円、1000万~2000万円(どちらも14.6%)

全国平均

司法書士の全国平均年収は、945.4万円です。(43.9歳時点)

非常に高収入であるといえるでしょう。

参照元:司法書士 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(日本版O-NET) (mhlw.go.jp)

勤務司法書士の場合

勤務司法書士の平均年収は、449万円です。(求人ボックスに掲載されている求人の平均年収)

日本の平均年収(433万円)と比較すると、勤務司法書士の年収はやや高いです。

勤務司法書士の場合、国家資格を持ち、独占した業務を行う専門職とはいえ、雇用形態としては一般の会社員と変わりはなく、年収も一般の会社員とそこまでの大差はないといえます。

加えて、勤務司法書士の年収は、司法書士事務所の規模にも大きく左右されますが、大半の司法書士事務所は中小規模にとどまっています。

また、将来的には独立開業を目指している人も、実務経験を積むために、まずは司法書士事務所に所属して、勤務司法書士としてキャリアをスタートさせるのが一般的です。

そのため、勤務司法書士には、若手が多いという傾向があります。

実力主義の司法書士業界においては、経験の浅い若手勤務司法書士が、いきなり極端な高収入を目指すのは難しいでしょう。

参照元:令和2年分 民間給与実態統計調査|国税庁 (nta.go.jp)

司法書士の仕事の平均年収は449万円/平均時給は998円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス (xn--pckua2a7gp15o89zb.com)

組織内司法書士

組織内司法書士の平均年収は、760~1,000万円未満である場合が多いようです(32.8%)。次いで、500~750万円未満(27.6%)となっています。

日本の平均年収(433万円)と比較すると、組織内司法書士の年収は高いです。

組織内司法書士の場合には、所属する企業の規模や経営状況、景気などによって年収が変わってきます。

また、司法書士の中でも、ある特定の分野(例えば、会社法など)に特に秀でた人材は、企業に法務部などで重宝される傾向があります。

その専門知識を生かして、非常に高額な給料を得ている組織内司法書士もいます。

参照元:企業に勤める“司法書士(有資格者)”の働き方 – 日本組織内司法書士協会 (inhouseshihoshoshi.com)

開業司法書士

開業司法書士の平均年収は、400~500万円未満である場合と、1000~2000万円未満である場が多いようです。(いずれも、14.6%)

開業司法書士の年収は、非常に幅が広いことが分かります。

開業司法書士が、大きな額を稼ぐためには、自らの司法書士としてのスキルだけでなく、集客能力営業力経営者としての腕前なども非常に重要になってきます。

これが、開業司法書士の年収の幅を広げている一因でしょう。

参照元:日本司法書士会連合会 司法書士白書2019年版

司法書士試験の概要

ここからは、司法書士試験の概要について解説していきます。

試験日

筆記試験

例年、7月の第1もしくは第2日曜日に行われます。

1日ですべての試験が終了します。

令和4年度試験の筆記試験は、令和4年7月3日(日)に実施されます。

口述試験

例年、10月の中旬~下旬に行われます。

令和4年度試験の口述試験は、令和4年10月24日(月)に実施されます。

受験申請受付期間

例年、4月上旬ごろに試験概要が発表され、それと同時に受験案内書と受験申込書が配布されます。

その後、5月上旬~下旬にかけて、受験申請受付期間が設定されています。

窓口での申請と、郵送による申請ができます。

令和4年度試験の受験申請受付期間は、令和4年5月2日(月)~16日(月)です。

試験地

筆記試験

例年、以下の全国15会場で行われます。

東京横浜さいたま千葉静岡大阪京都神戸名古屋広島福岡那覇仙台札幌高松

令和4年度試験についても、同様です。

口述試験

例年、以下の全国8会場で行われます。

東京大阪名古屋広島福岡仙台札幌高松

令和4年度試験についても、同様です。

試験内容

筆記試験

  1. 憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
  2. 不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
  3. 供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
  4. その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力

口述試験

  1. 不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
  2. その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力

合格基準

筆記試験

筆記試験の合格基準は、大きく2段階に分類することが出来ます。

  1. 午前の部択一式、午後の部択一式、記述式の全てで合格基準点以上の得点を得る
  2. 全体の合格基準点以上の得点を得る

1.午前の部択一式、午後の部択一式、記述式の全てで合格基準点以上の得点を得る

司法書士試験の筆記試験では、まず、午前の部択一式、午後の部択一式、記述式の全てで合格基準点以上の得点を得ることが必要になります。

年によって変化はありますが、合格基準点の目安は、以下の通りです。

合格基準点
午前の部択一式75点以上
午後の部択一式75点以上
記述式35点以上

まずは、これらの合格基準点を全て超えて得点する必要があります。

いずれか1つでもこれを満たしていないと、全体の合格基準点を超えて得点していたとしても、不合格判定となります。

2.全体の合格基準点以上の得点を得る

上記1を満たした上で、全体の合格基準点以上の得点を得ることで合格判定となります。

全体の合格基準点の目安は、207点以上です。

口述試験

口述試験については、公に合格基準というものは定められていません。

しかしながら、筆記試験合格者のほとんどが口述試験も合格しており、合格率はほぼ100%ともいわれています。

面接官の質問に、落ち着いて受け答えをすることが出来れば、まず落ちることはないでしょう。

*万が一、口述試験で不合格判定だった場合にも、申請をすることで、来年度試験で筆記試験を受けることなく、口述試験から再度受験することが出来ます。

試験形式

筆記試験

午前の部
出題形式多肢択一式(マークシート方式)
科目
  • 憲法(3問)
  • 民法(20問)
  • 刑法(3問)
  • 商法(9問) 計 35問
配点105点
午後の部
出題形式多肢択一式(マークシート方式)記述式
科目
  • 不動産登記法(16問)
  • 商業登記法(8問)
  • 民事訴訟法(5問)
  • 民事執行法(1問)
  • 民事保全法(1問)
  • 供託法(3問)
  • 司法書士法(1問) 計35問
  • 不動産登記法(1問)
  • 商業登記法(1問) 計2問
配点105点70点
口述試験
試験形式口述式

(受験生1人に対して面接官2人)

科目
  • 不動産登記法
  • 商業登記法
  • 司法書士法

合格発表日

筆記試験

例年、9月下旬~10月中旬ごろに発表されます。

令和4年度試験の筆記試験合格発表日は、令和4年10月11日(火)午後4時です。

口述試験

例年、10月下旬~11月中旬ごろに発表されます。

令和4年度口述試験の合格発表日は、令和4年11月11日(金)午後4時です。

受験手数料

受験手数料8000円を、収入印紙で納付します。

受験資格

筆記試験

特別に受験資格等の規定はありません。

誰でも試験を受験することが出来ます。

口述試験

筆記試験合格者のみが口述試験を受験することが出来ます。

司法書士試験の難易度、合格率は?

ここからは、司法書士試験の合格率や難易度について解説していきたいと思います。

司法書士試験の合格率や難易度について解説していきたいと思います。

司法書士試験の合格率は、おおむね3~4%で推移しています。

また、司法書士試験の合格率は、他の資格と比較しても非常に低いです。

業務内容において重なる部分の多い行政書士とも比較してみます。

具体的に見ていきましょう。

合格率
 令和3年度試験(2021)令和2年度試験(2020)令和元年度試験(2019)
行政書士11.18%10.72%11.48%
司法書士4.0%4.1%3.5%

このように、行政書士試験と比較しても、司法書士試験の合格率は低く難易度は高いことが分かります。

参照元:一般財団法人 行政書士試験研究センター 最近10年間における行政書士試験結果の推移

令和3年度司法書士試験の結果について (moj.go.jp)

令和2年度司法書士試験の結果について (moj.go.jp)

【別添】試験の結果について (moj.go.jp)

司法書士試験は独学で合格できる?

司法書士資格を独学のみで取得するのは、非常に困難でしょう。

というのも、司法書士試験は試験範囲が非常に広範なうえに、不動産登記法、商業登記法など、普段生活する中であまり親しみのない法律科目の配点が非常に高く、とっつきにくい試験であるといえます。

自分で具体的にイメージしづらい法律について独学で学び、試験に合格するのは非常に難易度が高いでしょう。

また、司法書士資格の独学での取得を更に困難にしているのは、記述式試験の存在です。

記述式試験の対策としては、とにかく確実に演習量を増やすことが重要です。

しかしながら、独学での学習だとこなす問題の量にも限界があります

また、作成した答案を自分で採点し、振り返らなくてはなりません。

このように、司法書士資格を独学で取得するのは非常に困難であると言わざるを得ません。

より早く、より着実に合格に向かって進むためには、合格ノウハウの詰まった最新テキストとカリキュラムで、徹底的に学習指導・サポートしてくれる通信講座の受講をお勧めします。

おすすめの通信講座


そこで、おすすめの通信講座を3つ紹介します。

1)ユーキャン

まず、ユーキャン 司法書士合格指導講座を紹介します。

ユーキャン 司法書士合格指導講座の特徴は、以下の2つです。

  1. 受講生の約9割が初学者
  2. 学費全額キャッシュバック制度

1.受講生の約9割が初学者

ユーキャン 司法書士合格指導講座受講生の86%は初学者となっています。

司法書士資格の取得には、日常生活ではあまり聞きなれない法律についても、深く理解することが必要不可欠です。

初めて法律の勉強をする方でも、理解しやすく、安心して学習を進めることが出来るように、カリキュラムは構成されています。

2.学費全額キャッシュバック制度

ユーキャン 司法書士合格指導講座には、学費全額キャッシュバック制度があります。

ユーキャンの司法書士合格指導講座を修了した後、司法書士試験に合格した方を対象に、一括払いで受講した方には169,000円を、分割払いで受講した方には171,000円キャッシュバックする制度です。

新たに司法書士資格の取得を目指して学習を開始する人を支援する制度となっています。

*利用条件は以下の通りです。

  • ユーキャン 司法書士合格指導講座を修了した方
  • ご受講開始から指導期限切れ後の次の試験までに司法書士試験に合格した方
  • 合格証書のコピーの提出が可能な方
  • 学びオンライン プラスにご登録済みの方
  • 受講体験取材を受け、取材内容とお写真、お名前などの広告掲載が可能な方
  • 学費を全額お支払い済みの方

【ユーキャン 司法書士合格指導講座の受講申込、資料請求(無料)はこちらからどうぞ!】

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2)LEC東京リーガルマインド

次に、LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座を紹介します。

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座の特徴は、以下の2つです。

  1. 手の届きやすい低価格
  2. 1回15分のユニット制講義

1.手の届きやすい低価格

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座は、79,800円(税込み)という手の届きやすい圧倒的低価格で展開されています。

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座は、通学過程における設備使用費、テキスト製本印刷費、講義DVD作成費などの大幅な削減により、低価格での講座展開を実現しています。

例えば、

  • ユーキャン 司法書士合格指導講座:169,000円(税込み)(一括払いの場合)
  • アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラム:173,800円(税込み)

となっています。

これらと比較しても、LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座の価格設定が安いことは明らかです

2.1回15分のユニット制講義

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座は、1単元を15分の講義で学習することが出来る、ユニット制を採用しています。

また、講義動画はすべてスマートフォンで視聴することができます。

そのため、隙間時間を利用して、効率的かつスピーディーに学習を進めるのにぴったりな講座となっています

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3)アガルートアカデミー

次に、アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムを紹介します。

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムの特徴は、以下の3つです。

  1. 合格特典
  2. 無料質問制度
  3. 緻密な記述式試験対策

1.合格特典

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムでは、合格特典を利用することが出来ます。

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムを申込んだ方で、司法書士試験に合格した方を対象に、実際に支払った金額の全額返金と、合格お祝い金現金3万円の贈呈を行う制度です。

*利用条件は以下の通りです。

  • 合否通知書(成績通知書)データの提出
  • 合格体験記の提出
  • 合格者インタビューのへのご出演・ご成立

2.無料質問制度

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムには、無料質問制度があります。

学習を進める上で、分からないことや疑問に思った点があれば、いつでも、何度でも、無料で、Facebook質問対応を通じて講師に質問をすることが出来ます

3.緻密な記述式試験対策

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムでは、綿密な記述式試験対策が行われています。

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムの記述式試験対策は、以下の3ステップに分けられています。

  1. 短い事例を利用したシンプルな記述問題で、記述問題の「解き方」を身に付ける
  2. 過去問を題材とした長文の記述問題で、記述問題の「歩き方」を身に付ける(本試験の記述問題における思考方法や、対応方法を身に付ける)
  3. ライブ感のある講義で、本試験過去問10年分を徹底解説する、記述過去問対策講座

このように、合格に向けて徹底的に練られた記述式試験対策計画は、アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムの大きな特徴です。

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以上が、司法書士試験対策におすすめの通信講座です。

まとめ

ここまで、司法書士の業務内容から、試験の概要、試験の難易度など、司法書士という資格、仕事について解説してきました。

ここまでをまとめると、

  • 司法書士は、業務独占資格!
  • 司法書士の年収は比較的高い
  • 司法書士試験の難易度は非常に高い!
  • 司法書士試験合格を目指すなら、通信講座の受講がおすすめ!

司法書士は、相続や登記などの案件を扱うため、市民の生活に欠かせないお仕事です。

暮らしの法律家とも呼ばれる司法書士、これを機に資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

 
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