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司法書士資格で副業できる?メリット・デメリットは?徹底解説!

司法書士

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投稿日:2022年7月21日 | 更新日:2023年11月08日

「司法書士資格で副業はできる?」

「副業を始めるにはどうしたらいいの?」

「兼業のメリットは?デメリットは?」

「仕事はどうやって受注するの?」

「業務内容は?」

司法書士資格を取得して副業を始めようとしている方なら、上記のような疑問は必ず浮かぶでしょう。

このページでは、司法書士資格で副業を始める際のメリット・デメリットから、兼業司法書士の仕事の受注方法まで、徹底解説します!

この記事で分かること

  • 司法書士を副業にできる?
  • 兼業・副業司法書士になるためには
  • 兼業・副業司法書士になるメリットと注意点
  • おすすめの通信講座
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司法書士とは

司法書士とは?

司法書士は、司法書士法に基づいた国家資格です。

有資格者だけが業務をすることが許されている専門職で、業務独占資格となっています。

司法書士は、相続や不動産登記など、一般市民の生活に身近な司法に関連した案件を扱います。

そのため、暮らしの法律家と呼ばれることもあります。

一部業務内容が重複する行政書士資格や、弁護士になるための司法試験とのW受験をする場合にも、司法書士資格は人気な資格となっています。

司法書士についてまだよく分かっていない。。という方は、こちらのページをチェックしてみてください!

司法書士の仕事や資格について詳しく解説しています。

司法書士とは?仕事内容や試験、年収など!司法書士について徹底解説! | 資格の情報サイト | スクールセレクト (net-marketing.co.jp)

業務内容

先ほど、司法書士は、一般市民の生活に身近な司法に関連した案件を扱うと述べました。

具体的には、どのような業務を行っているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

司法書士が行う主な業務は、以下の7つです。

  1. 不動産登記業務
  2. 商業登記業務
  3. 裁判事務業務
  4. 供託業務
  5. 法務局・地方法務局への申し立て
  6. 検察庁への告訴・告発
  7. 簡易裁判所における、民事紛争解決に関する手続きの代行(損害賠償額140万円まで)(認定司法書士のみの業務)

働き方

司法書士には、大まかに3つの働き方があります。以下の通りです。

  1. 勤務司法書士
  2. 組織内司法書士
  3. 開業司法書士

1.勤務司法書士

勤務司法書士とは、司法書士事務所に雇われている司法書士を指します。

‎司法書士=独立開業! ‎‎という印象が強い方が多いと思いますが、‎実際には、司法書士資格を取得してすぐに独立開業する司法書士は少ないです。 ‎

まずは、司法書士事務所に所属し、勤務司法書士として働きながら、実務経験を積み、自らの司法書士としての能力の向上を目指すのが一般的です。

2.組織内司法書士

組織内司法書士とは、司法書士資格と専門知識を生かして、企業の法務部や総務部などで活躍する司法書士を指します。

組織内司法書士には、収入が安定している所属する企業の福利厚生を受けることが出来るなどのメリットもあります。

また、組織内司法書士の需要は、年々高まっているのも魅力的です。

近年、企業のコンプライアンス(法令遵守)に対する意識は高まりを見せています。

これに伴って、企業の司法書士に対する需要も高まっています。

3.開業司法書士

開業司法書士とは、取得した司法書士資格を元に、独立開業した司法書士を指します。

独立開業をすると、受注する仕事の内容や、稼働量などを全て自分の裁量で決めることが出来ます。

これは、長い目で自らのキャリア形成について考えたときに、大きなメリットになりえます。

例えば、育児や介護など、場合によっては仕事よりも優先しなくてはならないもの、優先したいものが出来た時に、開業司法書士であれば、ワークライフバランスを考慮して働くことが出来ます。

これが、司法書士資格を取った方の多くが最終的な独立・開業を目指す大きな理由の一つです。

司法書士になるには?

司法書士になるには、司法書士試験に合格する必要があります。

受験資格

司法書士試験に、受験資格などの規定はありません。

年齢や性別、国籍や学歴(大卒・高卒など)に関わらず、誰でも試験を受験することが出来ます。

出身大学や出身学部なども関係ありません。

難易度

司法書士試験の合格率や難易度について解説していきたいと思います。

司法書士試験の合格率は、おおむね3~4%で推移しています。

また、司法書士試験の合格率は、他の資格と比較しても非常に低いです。

業務内容において重なる部分の多い行政書士とも比較してみます。

具体的に見ていきましょう。

合格率
 令和3年度試験(2021)令和2年度試験(2020)令和元年度試験(2019)
行政書士11.18%10.72%11.48%
司法書士4.0%4.1%3.5%

このように、行政書士試験と比較しても、司法書士試験の合格率は低く難易度は高いことが分かります。

参照元:一般財団法人 行政書士試験研究センター 最近10年間における行政書士試験結果の推移

令和3年度司法書士試験の結果について (moj.go.jp)

令和2年度司法書士試験の結果について (moj.go.jp)

【別添】試験の結果について (moj.go.jp)

平均年収

司法書士の平均年収は、945.4万円(43.9歳)です。

参照元:司法書士 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(日本版O-NET) (mhlw.go.jp)

司法書士を副業にできる?

司法書士を副業にすることはできる

司法書士資格を元に、副業や兼業を行うことは認められています。

先ほど解説した通り、司法書士は司法書士法に基づいた国家資格です。

この司法書士法において、副業や兼業の禁止等に関する規定は設けられていません。

司法書士資格を持っている人であれば、誰でも司法書士として副業を行うことが出来ます。

しかしながら、実際には、司法書士の仕事を副業としている人は多くありません。

ほとんどの司法書士は、勤務司法書士、組織内司法書士、開業司法書士として、専業で仕事をしています。

司法書士白書2015年度版特集に、司法書士実態調査集計結果(2014年度)が掲載されています。

これによると、2,272名の司法書士のうち、4名が「他の仕事をメインにしている」という理由で独立開業をしていない、ということが分かります。

このように、実際には、副業・兼業司法書士の人数は多くありません。

参照元:日本司法書士会『司法書士白書2015年度版』

副業・兼業司法書士になるためには

ここからは、副業として司法書士の仕事を行うための、具体的な手順について解説していきたいと思います。

手順としては、3段階です。

  1. 資格を取得する
  2. 日本司法書士連合会に登録する
  3. 仕事を受注する

1.資格を取得する

副業として司法書士の仕事を行うためには、当然のことですが、司法書士資格の取得が必要になります。

これは、もちろん専業司法書士の場合でも変わりません。

先ほど解説した通り、司法書士試験は、他の法律系国家資格と比較しても合格率が低く、難易度も高いです。

十分な学習期間を確保し、万全の体制で試験に臨みましょう。

2.日本司法書士連合会に登録する

無事試験に合格し、司法書士資格を取得することができれば、次に日本司法書士連合会への名簿登録が必要になります。

この登録を行わないことには、司法書士として仕事を受注することはできません。

後で詳しく解説しますが、日本書士連合会には登録費用と、年会費もしくは月会費(所属する司法書士会により異なる)がかかります。

3.仕事を受注する

日本司法書士連合会への登録を済ませたら、ようやく司法書士として仕事を受注することが出来るようになります。

仕事の受注方法については、あとで詳しく解説します。

副業におすすめの業務

司法書士が副業として行う仕事としては、以下の3つがおすすめです。

  1. 会社組織に関する相談や書類の作成、会社に関する登記
  2. 一般人を対象にした法律相談や契約書の作成
  3. 相続の登記

一つずつ解説していきます。

1.会社組織に関する相談対応や書類の作成、会社に関する登記

司法書士は、会社組織に関する相談対応や書類の作成、会社に関する登記(商業登記)を行うことが出来ます。

商業登記に関する手続きの代行業務は、司法書士の主な仕事の一つです。

また、司法書士は、司法書士試験を受験する際に、会社法についても学習します。

そのため、株式譲渡などの会社組織に関する相談対応や、会社書類作成の代行業務なども行うことが出来ます。

2.一般人を対象にした法律相談対応や契約書の作成

司法書士は、一般人を対象にした法律相談対応や、契約書の作成を行うこともできます。

司法書士の仕事は、登記に関する手続きが主です。

しかし、司法書士は法律事務の専門家ですので、私人間の紛争解決に関する相談への対応や、契約書の作成などを行うこともできます。

3.相続の登記

司法書士の仕事は、登記に関する手続きが主なものですが、それは商業登記にとどまりません。

司法書士は、相続登記に関する手続きも行うことが出来ます。

これが、司法書士が「町の法律家」とも呼ばれる所以です。

司法書士は、私たち一般市民の身近なところで活躍しています。

司法書士の主な業務内容は、、

登記に関する業務!

ex)商業登記、相続登記 etc

仕事を受注するには

いざ、副業として司法書士の仕事を行うことになったとして、仕事を受注しないことには収入を得ることはできません。

多くの場合、自ら動いて仕事を取りに行かなくてはなりません。

そこで、ここからは副業・兼業の司法書士が、仕事を受注するための方法について解説します。

副業・兼業の司法書士が仕事を受注する際には、一般的に以下の2つの方法が使われます。

  1. クラウドソーシングを活用
  2. 知人から仕事を紹介してもらう

1.クラウドソーシングを活用

司法書士は、クラウドソーシングサービスを利用することで、少ない手間や時間で仕事を受注することが出来ます。

人脈に頼らずとも、また、自分で営業活動を行わずとも、仕事を受注することが出来る点は非常に魅力的です。

2.知人から仕事を紹介してもらう

知人から仕事を紹介してもらう、というのも一つの手です。

司法書士業界では、勤務司法書士として一定程度実務経験を積んでから、独立開業するというのが一般的です。

このような文化が影響しているのか、自分がかつて所属していた司法書士事務所のツテを利用して、仕事を紹介してもらい、受注する、ということは司法書士業界ではよくあることです。

また、司法書士業界には「決済ヘルプ」と呼ばれる業務があります。

決済ヘルプとは、事務所に所属する司法書士だけでは対応しきれなくなった決済業務を、他の司法書士に委託することです。

要するに、司法書士事務所からの外注のことです。

決済ヘルプは、1件2~3万円で比較的簡単に受注することができます。

仕事を受注するには?

  • クラウドソーシングサービスを活用
  • 知人から仕事を紹介してもらう ex)決済ヘルプ

副業・兼業司法書士になるメリット

ここからは、司法書士が副業・兼業として働く際のメリットについて解説します。

主なメリットは、以下の2つです。

  1. 多くの業務に関わることが出来る
  2. キャリアアップにつながる

1.多くの業務に関わることが出来る

副業・兼業の司法書士として、職務経験を積むことで業務の幅を広げることが出来ます。

例えば、法律相談対応により、コミュニケーション能力の向上が見込めます。

また、司法書士の持つ法律事務の専門家としての法律知識も、法務だけでなく企画、営業、総務などで生かすことが出来ます。

つまり、司法書士としての経験を積むことで、本業の仕事の幅をより広げることができ、更なる活躍を見込むことが出来るでしょう。

2.キャリアアップにつながる

副業・兼業として司法書士の仕事を行っていたという経験は、転職活動や昇進などの際に、あなたのアピールポイントとなることでしょう。

実際に、司法書士資格を所持する社員に対して、基本給とは別に資格手当を支給する企業もあります。

兼業・副業司法書士を目指すメリット

  • 多くの業務に関わることが出来る
  • キャリアアップにつながる

副業を行う際の注意点

ここまで解説してきた通り、副業・兼業司法書士になることは可能ですし、メリットもあります。

しかしながら、先ほど解説した通り、実際には副業・兼業司法書士は非常に稀有な存在です。

というのも、司法書士を副業にする際には、注意が必要な点が多いのです。

主に注意が必要なのは、以下の3点です。

  1. 法律上のハードル(事務所設置義務、依頼に応ずる義務、守秘義務、司法書士連合会による登録の取り消し)
  2. コスト(費用面)
  3. コスト(時間面)
  4. 資格取得自体が非常に困難

1.法律上のハードル

先ほど、司法書士法には副業・兼業司法書士を規制する規定はないと解説しました。

しかしながら、司法書士法には、司法書士の業務に制限を課すような規定がいくつか存在します。

この制限は、専業・兼業・副業司法書士に関わらず、課されるものです。

しかしながら、これらの制限は、専業司法書士の場合には問題にはなりません。

副業・兼業司法書士の場合には、その性質上、以下のような法律上の制限が問題になってきます。

  • 事務所設置義務
  • 依頼に応ずる義務
  • 守秘義務
  • 司法書士連合会による登録取り消し

事務所設置義務

司法書士法20条において、司法書士の事務所設置義務について規定されています。

司法書士は、法律に基づいて、必ず事務所を設置する必要があります。

専業司法書士ならまだしも、副業・兼業として司法書士の仕事を行おうとしている人が、事務所を設置するのは非常にハードルが高いだろうと推察できます。

自宅を事務所とすることも可能ですが、その場合、自宅の住所が公開されることになります。

このように、副業・兼業司法書士にとって、事務所設置義務が高いハードルとなっていることは明らかです。

依頼に応ずる義務

司法書士法21条において、司法書士の依頼に応ずる義務について規定されています。

司法書士は正当な事由がない限り、依頼を拒むことができません。

ここでいう正当な事由とは、病気や事故,事務輻輳による業務遂行が困難な場合などです。

本業の事情などは、正当な事由には該当しません。

副業・兼業司法書士として働く場合でも、依頼を断ることはできません。

依頼に応ずる義務の規定により、本業に支障が出る可能性は否めません。

これが、副業・兼業司法書士にとって高いハードルとなっています。

守秘義務

司法書士法24条において、司法書士の秘密保持の義務について規定されています。

官公庁職員と司法書士との兼業に関しては、司法書士としての秘密保持の義務と公務員としての守秘義務が重なることが問題視されています。

官公庁職員と司法書士の兼業は、現実的ではないというのが実情です。

司法書士連合会による登録取り消し

司法書士法16条1項1号において、司法書士連合会による登録の取り消しについて規定されています。

司法書士は、継続して2年以上司法書士としての業務を行わない場合、司法書士連合会から資格登録を取り消されます。

専業司法書士の場合には問題になることはありませんが、副業・兼業司法書士にとっては問題になることもあるでしょう。

本業の事情で司法書士の業務を2年以上停止してはならないのです。

これも、司法書士を副業とする際の大きなハードルとなっています。

コスト(費用面)

司法書士を副業とする際、費用面でのコストがかさむ点にも注意が必要です。

先ほど、司法書士が仕事を受注するためには司法書士連合会への登録が必要だと解説しました。

司法書士会に入会すると、司法書士資格を持っているだけで、毎年決して少なくない額の費用がかかります。

詳しく解説していきます。

司法書士会入会時点でかかる費用
登録免許税30,000円
登録手数料25,000円
入会金25,000~50,000円

(入会する司法書士会によって異なる)

中央新人研修費43,200円
ブロック新人研修費32,400円
155,600~180,600円

このように、司法書士会に入会すると、入会時点でこれだけの費用がかかります。

これに加えて、毎月の会費が15,000円~25,000円(所属する司法書士会によって異なります。)が、少なくとも年間20万円程度かかります。

*中央新人研修費とブロック新人研修費は、一度にまとめて支払う必要があります。

*中央新人研修費とブロック新人研修費については、金融機関による融資を受けられる場合もあります(司法書士研修費専用ローン)。

このように、資格の維持費用がかさむことに加えて、事務所のランニングコストなどもかかってきます。

これらのコストを、副業・兼業司法書士として働く中で回収できるのかを十分に検討する必要があります。

コスト(時間面)

先ほど、司法書士連合会に入会すると、資格を維持するのにも費用がかかると解説しましたが、かかるのは費用ではありません。

司法書士連合会に入会すると、研修や無料相談への対応など、司法書士としての業務以外にも時間を使う必要があり、本業に支障が出る可能性があります。

というのも、司法書士連合会に入会すると、1年で12単位の研修履修が義務付けられます。

eラーニングを用いたリモート研修も充実していますが、ある程度の時間がかかることに変わりはありません。

*とはいえ、司法書士になったからには、業務を行う上で法改正などの情報をキャッチアップする必要があります。

研修の時間は無駄ではなく、法律や法律事務についての理解深めるための大切な時間です。

また、司法書士連合会に入会すると、司法書士連合会が主催する無料相談会に定期的に参加する必要があります。

このような無料相談会は、土日だけでなく、平日に行われることも多く、本業に支障が出る可能性は否めません。

このように、司法書士としての業務以外にも時間を割く必要があり、本業に支障が出る可能性があることに注意が必要です。

資格取得自体が非常に困難

先ほど解説した通り、司法書士試験は非常に難関な試験です。

他の法律系国家資格と比較しても、合格率は低く、難易度は高いです。

超難関試験に合格するためには、十分な学習期間と丁寧な試験対策が必要になります。

また、司法書士資格を取得しても、資格の維持には、それなりの金銭的・時間的コストがかかります。

副業・兼業司法書士として仕事を行う中で、費やしてきた時間や費用を回収し、利益を生み出すことはできるのか、慎重に検討する必要があります。

兼業・副業司法書士を目指す際の注意点

  • 法律上の制限(事務所設置義務、依頼に応ずる義務、守秘義務、司法書士連合会による登録の取り消し)
  • 費用的コスト
  • 時間的コスト
  • 資格取得自体が非常に困難

これらの注意点を考慮した上で、副業・兼業司法書士として働くことで、費やしてきた時間や費用を回収し、利益を生み出すことはできるのか、慎重に検討する必要があります。

このように、副業・兼業として司法書士の仕事を行うのには、注意が必要な点も多々あります。

サラリーマンは副業・兼業司法書士になれる?

先ほど、副業・兼業司法書士として働く上での注意点について解説しましたが、これらが、副業・兼業司法書士が少ない理由です。

率直に言えば、副業・兼業司法書士として働くのは非常に困難で、かつ利益を生み出す方法としても非効率的であると考えられます。

司法書士を副業にするのであれば、相当時間の融通が利く仕事を本業としていない限り難しいでしょう。

それこそ、一般的なサラリーマンなどが副業・兼業司法書士として働くのは、非常に困難かつ利益を生み出す方法としても非効率的だと言わざるを得ません。

一般的に、ほとんどの司法書士は最終的な独立開業を目指しています。

勤務司法書士として、司法書士事務所に雇用されて働く司法書士も、将来の独立開業に向けて実務経験を積むことを目的に働いている場合が多いです。

せっかく司法書士資格の取得を目指すのであれば、専業司法書士として働きながら、最終的な独立開業を目指す、というキャリア設計もおすすめです。

司法書士の独立開業については、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非チェックしてみてください。

https://www.net-marketing.co.jp/school-select/shihou/article/908/

超難関の司法書士試験に合格するには?

ここまで、副業・兼業司法書士について解説してきました。

しかしながら、何事も司法書士試験に合格し、司法書士資格を取得しないことには始まりません。

超難関の司法書士試験に合格するには?

司法書士試験は試験範囲が非常に広範なうえに、不動産登記法、商業登記法など、普段の生活する中であまり親しみのない法律科目の配点が非常に高く、とっつきにくい試験であるといえます。

また、司法書士試験を更に困難なものにしているのは、記述式試験の存在です。

記述式試験の対策としては、とにかく確実に演習量を増やすことが重要です。

加えて、作成した答案を添削し、振り返ることも必要になります。

これらの学習を効率良く行い、超難関の司法書士試験に合格するために、通信講座の受講をお勧めします。

おすすめの通信講座

1)ユーキャン 司法書士合格指導講座

まず、通信講座業界大手として評判を上げているユーキャンから、ユーキャン 司法書士合格指導講座を紹介します。

ユーキャン 司法書士合格指導講座の特徴は、以下の1つです。

  1. 受講生の約9割が初学者
  2. 学費全額キャッシュバック制度

1.受講生の約9割が初学者

ユーキャン 司法書士合格指導講座受講生の86%は初学者となっています。

司法書士資格の取得には、日常生活ではあまり聞きなれない法律についても、深く理解することが必要不可欠です。

初めて法律の勉強をする方でも、理解しやすく、安心して学習を進めることが出来るように、カリキュラムは構成されています。

2.学費全額キャッシュバック制度

ユーキャン 司法書士合格指導講座には、学費全額キャッシュバック制度があります。

ユーキャンの司法書士合格指導講座を修了した後、司法書士試験に合格した方を対象に、一括払いで受講した方には169,000円を、分割払いで受講した方には171,000円キャッシュバックする制度です。

新たに司法書士資格の取得を目指して学習を開始する人を支援する制度となっています。

*利用条件は以下の通りです。

  • ユーキャン 司法書士合格指導講座を修了した方
  • ご受講開始から指導期限切れ後の次の試験までに司法書士試験に合格した方
  • 合格証書のコピーの提出が可能な方
  • 学びオンライン プラスにご登録済みの方
  • 受講体験取材を受け、取材内容とお写真、お名前などの広告掲載が可能な方
  • 学費を全額お支払い済みの方

【ユーキャン 司法書士合格指導講座の受講申込、資料請求(無料)はこちらからどうぞ!】

司法書士資格取得講座|通信教育講座なら生涯学習のユーキャン (u-can.co.jp)

2)LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座

次に、LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座を紹介します。

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座の特徴は、以下の1つです。

  1. 手の届きやすい低価格
  2. 1回15分のユニット制講義

1.手の届きやすい低価格

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座は、79,800円(税込み)という手の届きやすい低価格で展開されています。

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座は、通学過程における設備使用費、テキスト製本印刷費、講義DVD作成費などの大幅な削減により、低価格での講座展開を実現しており、費用を抑えて試験対策を行うことが出来ます。

例えば、

  • ユーキャン 司法書士合格指導講座:169,000円(税込み)(一括払いの場合)
  • アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラム:173,800円(税込み)
  • LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座:79,800円(税込み)

となっています。

これらと比較しても、LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座の価格設定が安いことは明らかです。

2.1回15分のユニット制講義

LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座は、1単元を15分の講義で学習することが出来る、ユニット制を採用しています。

また、講義動画はすべてスマートフォンで視聴することができます。

そのため、隙間時間を利用して、効率的かつスピーディーに学習を進めるのにぴったりな講座となっています。

【LEC東京リーガルマインド スマホで司法書士S式合格講座の受講申込、資料請求(無料)はこちらからどうぞ!】

スマホで[司法書士]S式合格講座|LEC東京リーガルマインド (lec-jp.com)

3)アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラム

次に、アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムを紹介します。

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムの特徴は、以下の1つです。

  1. 合格特典
  2. 無料質問制度
  3. 緻密な記述式試験対策
  4. 割引制度

1.合格特典

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムでは、合格特典を利用することが出来ます。

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムを申込んだ方で、司法書士試験に合格した方を対象に、実際に支払った金額の全額返金と、合格お祝い金現金3万円の贈呈を行う制度です。

*利用条件は以下の通りです。

  • 合否通知書(成績通知書)データの提出
  • 合格体験記の提出
  • 合格者インタビューのへのご出演・ご成立

2.無料質問制度

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムには、無料質問制度があります。

学習を進める上で、分からないことや疑問に思った点があれば、いつでも、何度でも、無料で、Facebook質問対応を通じて講師に質問をすることが出来ます。

3.緻密な記述式試験対策

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムでは、綿密な記述式試験の対策が行われています。

アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムの記述式試験対策は、以下の3ステップに分けられています。

  1. 短い事例を利用したシンプルな記述問題で、記述問題の「解き方」を身に付ける
  2. 過去問を題材とした長文の記述問題で、記述問題の「歩き方」を身に付ける(本試験の記述問題における思考方法や、対応方法を身に付ける)
  3. ライブ感のある講義で、本試験過去問10年分を徹底解説する、記述過去問対策講座

このように、合格に向けて徹底的に練られた記述式試験対策計画は、アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムの大きな特徴です。

【アガルートアカデミー 司法書士試験入門総合カリキュラムの受講申込、資料請求(無料)はこちらからどうぞ!】

【初学者向け】2023年合格目標 入門総合講義/入門総合カリキュラム | アガルートアカデミー (agaroot.jp)

4.割引制度

アガルートアカデミーには、様々な割引制度があります。

主なものを2つ紹介します。

1)パック割引

アガルートアカデミーでは、基本のカリキュラムに加えて、模擬試験や定期カウンセリングを一緒に申し込むと最大20%の割引が適用されます。

2)司法書士試験再受験割引制度

アガルートアカデミーには、司法書士試験再受験割引制度というものがあります。

司法書士試験を受験したことのある方が講座を申し込む場合、対象の講座を10%OFFで受講できます。

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以上が、司法書士試験対策におすすめの通信講座です。

まとめ

ここまで、副業・兼業司法書士として働くための手順や業務内容、副業・兼業司法書士を目指すメリット・注意点などについて解説してきました。

まとめると、、

  • 副業として司法書士の業務を行うことはできる!
  • 副業・兼業司法書士の職務経験はキャリアアップにつながる場合もある
  • 副業・兼業司法書士になるには、法律上のハードルも存在する
  • 司法書士を副業にするのは現実的ではない。。
  • 司法書士資格取得には、通信講座の受講がおすすめ!

司法書士は、相続や登記などの案件を扱うため、市民の生活に欠かせないお仕事です。

暮らしの法律家とも呼ばれる司法書士、これを機に資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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