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投稿日:2023年8月28日 | 更新日:2023年12月08日
中小企業診断士の資格を取得するための学習方法には、「独学」や「スクール (通学) 」など、様々な方法があります。
この記事では、その中でも近年特に人気のある「通信講座」について解説します。
比較的手軽で、効率よく学習できると評判の通信講座は、忙しくてまとまった勉強時間が取れない人にもおすすめです。
また、おすすめの中小企業診断士通信講座の特徴や合格率、費用や評判などが比較できる情報を提供します。
中小企業診断士の試験対策を考える際には、ぜひ参考にしてみてください。
編集部おすすめ
中小企業診断士 通信講座
中小企業診断士の通信講座とはどんな勉強方法?
中小企業診断士資格の学習方法には、主に「独学」「通信講座」「スクール」の3種類があります。
それぞれの勉強の仕方の特徴について見ていきましょう。
■中小企業診断士の独学
書店やネット通販でテキストや問題集を購入し、学習する方法です。
思い立ったらすぐ始められる手軽さがあるので、初めて中小企業診断士を目指す人にはおすすめの学習方法です。
反面、学習ノウハウや解法テクニックなどの「情報」が乏しかったり、学習がうまく進まない時に「孤独」に陥りやすかったりというデメリットもあります。
独学を経て他の学習方法を始める人も多くいます。
■中小企業診断士の通信講座
動画やYouTube、インターネットなどのメディアを使い、勉強する方法で、独学とスクールの中間的な学習方法です。
独学の自由さもありつつ、スクールからもらえる学習ノウハウや解法テクニックなどの情報も入手できます。
費用もスクールに比べて、比較的安く、スマホを使った学習も可能なため忙しい社会人にもおすすめの学習方法といえます。
■中小企業診断士のスクール(通学)
中小企業診断士資格の学校があり、通学して対面で学ぶ方法です。
資格の大原やLEC東京リーガルマインド、資格の学校TACなどの予備校があります。
比較的時間がある人におすすめの学習方法です。
疑問点などをその場で解決できるため、資格取得には最も直結している方法といえます。
反面、費用が割高で、長い時間を拘束されるといったデメリットもあります。
中小企業診断士の学習の方法は、主にこれら3つの方法ですが、これらの方法を適宜変更したり、組み合わせたりすることもできます。
自分の置かれた立場(社会人、学生、主婦など)や、中小企業診断士の資格を取得したい目的やスピードに合わせて、ベストな方法を選択していきましょう。
中小企業診断士通信講座のメリット
中小企業診断士の学習方法としては独学、スクール、通信講座などがありますが、最近注目が集まっていておすすめなのが「通信講座」です。
中小企業診断士を学ぶ上で通信講座は一体どんなメリットがあるのでしょうか?
■スマホ・パソコンでいつでもどこでも出来る
中小企業診断士の通信講座では、多くの場合、スマホやパソコンを使って、受講生の都合の良い時間に動画講義を受けられるようになっています。
つまり、通勤途中や休み時間などのスキマ時間を活用できるため、忙しい現代人にとっては、継続しやすく、おすすめの勉強方法です。
■お試しの無料教材もある
中小企業診断士の通信講座には、教材が一定期間お試しで使える講座が多く存在します。
通信講座の教材は、もともと動画やYouTubeなどのデジタルデータで出来ているため、学校側も提供しやすいのでしょう。
受講生からみても、動画講義やテキストの内容を無料で比較検討することができます。
通信講座の料金は一般的なスクールより割安ですが、それでも数万円~10万円程度の支出になります。
しっかり内容を確認して学習を始めたいものです。
■通信講座の教材は色々な活用方法がある
中小企業診断士の通信講座は動画やYouTubeなどのデジタルコンテンツになっていますので、繰り返し活用が出来ます。
動画講義の音声をBGMのように聞き流すだけでも、知識を定着させる効果があります。
通信講座によっては音声だけで利用できるものもあります。
通勤途中や何かの作業をしながら、また手元にスマホしかなくても学習が出来ます。
■教材・授業料金などの費用が比較的安い
中小企業診断士を目指す多くの人は、当然ですが自腹で学費を捻出しています。
費用が安いというのは、とても重要な要素です。
中小企業診断士の学習の方法としては、予備校などのスクールに通う方法がベストといえますが、学費が割高です。
また、交通費も別途必要で、総合的にかかる料金が高くなります。
さらに、通学に要する時間コストも馬鹿に出来ません。
通信講座はトータルコストを押さえながら、コストパフォーマンスを最大に出来るメリットがあります。
■中小企業診断士合格に必要な学習コースのバリエーションが豊富
中小企業診断士は二次試験まで合格して本当の合格になりますが、そこまで到達するためには、様々なパターンの学習方法が必要です。
通信講座によっては、「初学者用のコース」や、「一次試験フルセットコース」、「一次試験科目合格コース」、「二次試験コース」、再受験者に対する「答練中心のコース」など、受講者に合わせたコースを選ぶことができます。
通信講座では、紙のテキストに動画やデータ、インターネット等を複合的に活用することで、さまざまな受験ニーズに対応できるコース設定が可能です。
受講生も、自分に合った学習方法やコースをチョイスできることで合格への近道となるでしょう。
中小企業診断士通信講座のデメリット
メリットの多い中小企業診断士の通信講座ですが、多少のデメリットもあります。
■通信講座は自己管理力が必要
中小企業診断士の通信講座では、いつでも学べる教材を準備していますが、実行するのは受講生本人です。
そこは独学と同様、自分でスケジュールを立て、実行していく覚悟が無いと、勉強は進みませんし、合格もできません。
スクールの場合は、費用が高額であるため、お金を無駄に出来ないという緊張感がありますが、通信講座の場合、比較的割安で自由な面があるため、学習の継続が難しい面もあります。
■通信講座は質問を即座には解決できない
スクールのように講師と対面しているわけではないので、質問があっても、メールやチャットで連絡しなくてはなりません。
どうしてもタイムラグが生じて、勉強が前に進まないことも考えられます。
■通信講座は孤独になりやすい?
最新の試験傾向にもとづいて比較的安い費用で提供してくれる通信講座ですが、基本的な学習の仕方としては独学と同じです。
受講生同士の横のつながりが乏しいので、情報交換したり切磋琢磨し合ったりすることが困難です。
中小企業診断士の通信講座を比較するポイント
最近、中小企業診断士の通信講座は、様々な特徴を打ち出している会社が多く出てきました。
目移りするところですが、大きなお金と時間を使う勉強です。ぜひ冷静な判断をしたいものです。
中小企業診断士の通信講座を選ぶための基準を考えてみました。参考にしてください。
■中小企業診断士の合格率
当然ですが、資格試験ですので、どの程度合格者を輩出しているかは、重要な選択基準です。
直近の合格率、合格者数を比較して検討しましょう。
合格率データの掲載が無かったり、データが古かったりすると信頼性に欠けます。
しかし、通信講座は受講者のデータを追うことが困難であるため、合格率が明示されていないからといって一概に実績がないとは限りません。
受講者の評判などを客観的に比較してみましょう。
■教材の分かりやすさ
学習を進めていくにあたり、教材自体の分かりやすさは重要です。
カラー化されているか、図表やイラストはあるか、文章ばかりになっていないかなど、サンプルがあればそれらの項目を点数化して比較してみましょう。
また、自分が学習を続けやすいテキストを選ぶよう心がけましょう。
■選択コースの豊富さ
中小企業診断士の通信講座の受講生には、色々な立場の人がいます。
初学者、一次試験の科目合格者、二次試験対策だけ受けたい人、リベンジを誓ってリトライする人もいることでしょう。
そのため、自分に合ったコース選択が自由に出来ることも、重要な選択基準です。
■フォロー体制
中小企業診断士の勉強をする際、勉強内容に対する質問はもちろんのこと、勉強方法や悩みなど、気軽に相談に応じてくれるかどうかも大事なチェックポイントです。
メールやチャット、電話、掲示板、Q&A集など複数用意してもらえると心強いでしょう。
■合格ノウハウの有無
中小企業診断士試験の範囲は非常に広範囲に及びます。
本来は、中小企業診断士として活躍したい人は、じっくり全てを学んでおくことが理想ですが、多くの人は、「先ずは合格」を望んでいます。
そのためには、全ての科目の全ての範囲を平等にこなすことはかえって合理性がありません。
いかに重点に絞って最短距離で合格できるかのノウハウを持っているかどうかも、ぜひチェックしておきたいところです。
おすすめ中小企業診断士通信講座の紹介
中小企業診断士資格の人気急上昇に伴い、多くの通信講座が登場しています。
その中でも、おすすめの通信講座とその特徴や費用をご紹介します。
■スタディング
講座の特徴
スタディングでは、長年、資格試験の短期合格者が、どのように学習しているかという研究を行っています。
それに心理学、脳科学など、人間の能力向上に関する知見を組み合わせることで、だれでも短期合格者と同じように効率的に実力を高めるための独自の勉強法「スタディングメソッド」を提供しています。
そのメソッドを無料で体験できるサービスもあります。
また、スタディングでは直前期にオンライン模試を受けることができます。
費用や割引
中小企業診断士 1次2次合格コース [2023+2024年度試験対応] | 53,900円~ |
中小企業診断士 1次2次合格コース [2023年度試験対応] | 48,400円~ |
スタディングの中小企業診断士講座では、「無料トライアル」や「学割」「再受講者割引」も用意しています。
合格実績
合格体験記はありますが、明確な年度ごとの実績は明示されていません。
■フォーサイト
講座の特徴
フォーサイトには、eラーニング「ManaBun(マナブン)」を活用して学習計画を自動で作成する機能があります。
また、満点主義ではなく合格点主義で教材を制作しているため、8ヶ月という短期間で合格をめざせること、記憶の定着の観点から、デジタルコンテンツだけでなく紙のフルカラーテキストも提供していることなどが特徴です。
費用や割引
バリューセット1 2023年試験対策 (1次試験対策) | 39,800円 |
バリューセット2 2023年試験対策 (1次・2次試験対策) | 49,800円 |
フォーサイトでは資格講座の2つ目から「ダブルライセンス割引」があります。
また、無料資料請求するとサンプルテキストや問題集が貰えたり、eラーニング無料試用版が14日間視聴できたりします。
合格実績
60%(2022年度1次試験)
【参照】フォーサイト
■クレアール
講座の特徴
クレアールの中小企業診断士講座では、過去の出題傾向を隈なく分析し、出題範囲の高いテーマに絞って授業を行う、「非常識合格法」といわれる特徴があります。
また、質問をメール・FAX・電話のどれでも受け付けるなど、手厚いサポートを行っています。
費用や割引
1次2次速修ハイスピード春コース WEB通信 | 150,000円 |
1次2次速修ハイスピード春コース WEB通信 オプション講義DVD | 30,000円 |
クレアールでは、各コースに「4月割引価格」という割引制度を設けています。
合格実績
合格体験記はありますが、明確な年度ごとの実績は明示されていません。
■アガルート
講座の特徴
最小限の講義で合格に必要な力を身に着けるために、講座体系を「必要なものを必要なだけ」という考え方で整理しています。
また、出題傾向を分析し,注力すべき分野や知識を洗い出し、テキストに反映しています。
さらに、授業動画にテキストが表示されるためテキストを持ち運ぶ必要がありません。
講義の音声だけをダウンロードしての利用もできるなど、受講環境にも配慮されているというメリットがあります。
費用や割引
1次試験・2次試験対策フルパック 【添削あり】 | 118,800円 |
1次試験・2次試験対策フルパック 【添削なし】 | 54,780円 |
1次試験対策パック | 32,780円 |
アガルートでは、「中小企業診断士試験再受験割引」や「他資格試験合格者割引制度」、「他校乗換割引制度」、「再受講割引制度」、「家族割引制度」など、多様な割引制度があります。
また、合格した場合は受講料金の返金やお祝い金の贈呈などの制度もあります。(※2022年3月10日時点)
合格実績
1次試験72.22%、2次試験35.71%(いずれも2021年と2022年の合計値)
【参照】アガルート
中小企業診断士通信講座のまとめ
中小企業診断士の勉強方法のうち、忙しい現代人に近年人気の「通信講座」。
そんな通信講座の特徴やメリット・デメリット、通信講座を比較する時のポイント、おすすめの通信講座の紹介などをしてきましたが、いかがだったでしょうか?
中小企業診断士の資格は、試験範囲が膨大ですので、合格するためには効率よく学習する必要があります。
ぜひ、自分に合った通信講座で中小企業診断士の合格を目指しましょう。
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