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投稿日:2024年1月31日 | 更新日:2024年01月31日
「独学でも心理カウンセラーを目指せる?」
「すぐに取得できる資格は?」
病院・学校・施設・企業など、活躍できる場が広い心理カウンセラー。資格を取得して心理カウンセラーの仕事をしてみたいと思っている方は多いでしょう。
結論、大学や大学院へ行かなくても取得できる資格は存在します。本記事では、自宅での学習で取得できる心理カウンセラーの資格や、独学の方におすすめの学習方法を紹介します。
心理カウンセラーの資格は独学で取れない場合もある
心理カウンセラーの資格は、国家資格と民間資格を合わせると20種類以上。知名度が高い資格は、大学で指定の科目を履修することが受験の条件とされている場合も少なくありません。まずは、独学で取れる資格と取れない資格を確認しましょう。
大学や専門学校で取得する心理カウンセラーの資格と難易度
独学で取れない資格は、大学や大学院での指定の科目を履修や実務経験が受験の条件です。
▼大学で取得する資格
- 公認心理士
- 臨床心理士
特に受験のハードルが高いのは、臨床心理士の資格です。大学院で指定の科目を履修するか、医師免許を取得してから実務経験を積む必要があります。
合格率は60%程度と高くはないため、きちんと知識やスキルを身に着けて試験に臨まなければなりません。
独学で取れる心理カウンセラーの資格一覧
独学で取れる心理カウンセラーの資格は、資格試験を認定する団体が定めるカリキュラムを終了したり、資格試験に合格したりすることで取得できます。独学で取得できるのは、民間資格のみです。
▼独学で取れる※心理カウンセラーの資格一覧
- メンタル心理カウンセラー
- メンタルケアカウンセラー
- チャイルドカウンセラー
- キャリアカウンセラー
- 認定カウンセラー
- ケアストレスカウンセラー
メンタル心理カウンセラーや上級カウンセラーは、知名度も高め。心理学の基礎から学べるため、初心者にもおすすめです。
※大学や大学院へ行かなくても取得できる資格を指しています
大学進学・独学の費用の違い
大学進学と独学では、心理カウンセラーの資格を取るまでに400万円以上の費用の違いがあります。
大学へ進学 | 400〜600万 |
独学 | 2〜5万 |
独学の費用は、1資格あたり2〜5万円と手の届く価格帯が特徴です。大学に行って資格を取るのか決めるのは、通信講座で心理学の基礎を学んでからでも遅くはないでしょう。
独学のメリット・デメリット
独学には費用がかからない以外にも、様々なメリットがあります。一方、デメリットがあるのも事実です。
独学のメリット | ・2か月〜半年程度で資格が取れる ・取得できる資格の種類が多い |
独学のデメリット | ・公認心理士や臨床心理士の資格は取れない ・勉強の習慣がないと挫折しやすい |
知名度が高く就職にも役立てやすい、公認心理師や臨床心理士の資格が取れないのは、独学の欠点です。どのルートで心理カウンセラーの資格を取得するのかは、取りたい資格に合わせて選びましょう。
独学での資格取得・心理学の学習におすすめの資格を紹介
ここでは、数ある資格の中から独学での取得が目指せる資格を厳選して紹介します。
メンタルケア・アドバイザー
メンタルケアアドバイザーは、医療や教育の分野で活かせる心理カウンセラーの資格です。カウンセリングの技法を中心に学んでいくことが特徴で、実践に活かしやすいことが特徴。また、メンタルケアアドバイザーは他の心理系資格のように、カウンセリングによりクライエントの悩みを解決する方法を学ぶのではありません。クライエント自身が悩みを解決するためのサポートの方法を学び、クライエントの自己解決能力の向上に貢献します。
メンタルヘルスカウンセラー
メンタルヘルスカウンセラーは、仕事上で悩みを抱えるクライアントのカウンセリングを行います。資格取得のための学習では、セルフケアとラインケアを学ぶことが特徴。従業員の心のケアの方法を取得し、企業での実践に活かします。
メンタルケア心理専門士
メンタルケア心理専門士の試験は、「こころ検定」の名称も持ちます。カウンセリングの基本的な技法だけでなく、精神解剖生理学や精神医科学などの学習もできることが特徴です。心理学以外の分野も学習すれば、より専門的なカウンセリングが行いやすくなります。
ケアストレスカウンセラー
ケアストレスカウンセラーは、ストレスのケアを行える人材育成が目的とされた資格です。精神疾患の疑いのある方への対応方法や、精神疾患予防の啓発などについて学習します。青少年・高齢者・企業中間管理職と分野が別れており、専門性を高めることも可能です。
上級心理カウンセラー
上級心理カウンセラーは、心理療法スキルとカウンセリング能力を証明するための資格です。メンタル士心理カウンセラーの資格試験と同様に、JADPが定めるカリキュラムを修了した人だけが試験を受けられます。
独学で心理カウンセラーの資格取得を目指すなら通信講座がおすすめ
効率良く心理カウンセラーの資格を取得したい方には、通信講座の利用がおすすめです。ほとんどの講座は自宅で受講できるため、通学はなし。
通信講座ならテキストから問題集まで揃っているため、教材を揃える時間や手間もかかりません。今回は、
- 心理カウンセラーの講座数が豊富
- 質問サービスが充実
- お得で試しやすい
など、独学の方におすすめな魅力の多い通信講座を3つ厳選して紹介します。
キャリカレ
はじめて通信講座を利用する方には、キャリカレの心理カウンセラー講座がおすすめです。
- テキストの試し読みが無料
- 初級から上級まで講座のラインナップが充実
- 就職や転職のサポートあり
テキストは、公式サイトで無料会員登録を行うと試し読みができます。利用前にテキストを確認しておけば、「思っていたものと違った」「使いにくかった」などの後悔もしにくいでしょう。
講座数も20以上と豊富なので、あなたに合った講座が見つかるはずです。
たのまな
たのまなの心理カウンセラー講座は、充実したサポート体制が魅力です。
- 回数無制限の質問サービス
- プロ講師による本格的なカウンセリング体験
- 資格取得後は就職や独立開業をサポート
独学での学習は、「わからない」「理解できない」問題があると挫折しがち。しかし質問サービスがあるたのまななら、疑問点を解決することが可能。わからない箇所・苦手な問題を解決すれば、より知識を深められます。
ユーキャン
ユーキャンの心理カウンセラー講座は、スキマ時間に学習したい方におすすめです。
- Web用テキストを用意
- エゴグラム性格診断サービス付き
- 受験は在宅でOK
分厚いテキストや本を持ち歩くのは大変ですが、ユーキャンのテキストはWeb上で閲覧が可能。スマホでいつでも学習ができるため、スキマ時間を効率よく使えます。また資格試験は、在宅で行えます。リラックスした環境での試験なら、一発合格も夢ではありません。
通信講座を使った効率的な勉強方法
通信講座を使って効率的に資格取得を目指すなら、スキマ時間を上手く活用しましょう。
通信講座では、インターネット上で確認できるデジタルテキストやオンライン動画も配布されます。スマホで学習できるコンテンツを賢く使えば、通勤通学や家事の合間にも、少しずつ心理カウンセラーに関する知識を習得できるでしょう。
テキストや動画でざっくりと知識を身につけたら、早い段階で問題を解き始めるのがおすすめです。若なら買った問題は、必ずテキストや動画で再確認すると、知識の定着に役立ちます。
心理カウンセラーの資格や独学に関する疑問を徹底解説
最後に、心理カウンセラーの資格や独学に関する疑問を解説します。
独学におすすめの心理学の本は?
独学者には、下記の心理学の本がおすすめです。
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために | 990円(税込) |
自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 | 1,515円(税込) |
ゼロからわかる心理学 増補第2版 | 1,980円(税込) |
心理学の本は、興味のあるものから読むのがポイント。興味や好奇心を持って本を読めれば、自然に知識が身につきます。まずは書店へ行って、気になる本を探してみましょう。
心理カウンセラーの資格は就職や子育てに役立つ?
心理カウンセラーの資格は、就職や子育てにも役立ちます。就職に役立てないなら、知名度の高い公認心理師や臨床心理士の資格を取得するのがベター。独学で資格を取得したいなら、産業カウンセラーやメンタル心理カウンセラーの資格がおすすめです。
なお、子育てに活かしたいなら、チャイルド心理カウンセラーや教育カウンセラーの資格がぴったりでしょう。
心理カウンセラーの資格が人気の理由は?
心理カウンセラーの資格が人気の理由は、需要が高いからです。ストレス社会と言われる現代、カウンセラーを募集する求人は数多く出されています。また、自分自身の悩みに対処するために心理学を学ぶ人も。
仕事だけでなく、プライベートに役立つのも心理カウンセラーの資格の魅力です。
心理カウンセラーの資格の難易度・合格率は?
心理カウンセラーの資格の難易度は、取得する資格によって異なります。大学や大学院へ進学し、必要な単位を取得する資格(公認心理師や臨床心理士)は、難易度が高めです。
一方で、独学で取得できる心理カウンセラーの資格は、難易度が低め。中には、資格試験がなく、養成講座の受講のみで取得できる心理カウンセラーの資格もあります。
【まとめ】独学や通信講座で心理カウンセラーの資格を取得しよう
心理カウンセラーの資格は、大学や大学院へ行かずとも、独学や通信講座で取得できます。独学や通信講座での資格取得は、費用も抑えれマイペースに学習を進められるため、社会人の方にもぴったりです。
まずは、どの資格を取得するのか考えるところから始めてみましょう。