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投稿日:2024年1月24日 | 更新日:2024年01月24日
事務職への転職やスキルアップのために、パソコン資格の取得を考えている方も多くいるのではないでしょうか?
実際に、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)の受験者数は500万人を超えており、多くの方が挑戦しています。
しかし、これまでパソコン資格を持っていない方人や普段パソコンを操作しない方だと
「初心者でも取得できるのか」
「どうやって選べばよいのか」
「そもそも、どんな資格があるのか」
などの疑問があるでしょう。
そこで本記事では、おすすめのパソコン資格と選び方について解説していきます。
ぜひ、最後まで読んでパソコン資格を選ぶときの参考にしてください。
パソコン資格を取得するメリット
パソコンの資格を取得するメリットは、ビジネスの役に立つスキルを身につけられる点です。
インターネットが普及し、今やパソコンを導入していない企業はほとんどないといえるでしょう。
実際の仕事の場面でも、メールでのやり取りや文章の作成などパソコンで行うことが多々あります。
そのため、WordやExcel、ITに関する基本的なスキルは必須といえます。
パソコン初心者でも、資格を取得する過程で仕事に必要なパソコンの知識を身につけられ、その後の仕事で活かすことが可能です。
また、パソコンの資格は初心者向けから上級者向けまであるので、自分のレベルにあわせて受験できます。
特に難易度の高い資格は企業からの評価が高くなるため、事務職などへの就職や転職でも役に立つでしょう。
パソコン資格選び方
パソコンの資格を選ぶ際には、モチベーションの維持やスキルの取得率アップのために、目的意識を持つことが大切です。
そのため、自分が何のために取得をするか明確にして資格を選びましょう。
就職・転職を意識してパソコンの資格を選ぶ
パソコンの資格の選び方として、就職や転職を意識して選ぶ方法があります。
パソコンの資格を取得すると、就職や転職で有利に働くことがあるでしょう。
特に、事務職への就職・転職にはアドバンテージになりやすい傾向です。
資格を取得していれば、パソコンスキルを客観的に証明でき、面接の場面でも根拠をもってパソコンスキルを持っていることを伝えられます。
実際に、有資格者を優遇している求人も少なくありません。
そのため、就職や転職の武器として資格を選ぶことも意識するとよいでしょう。
しかし、必ずしも資格があるから就職や転職ができるとはいえません。
場合によっては実務経験や実績を重視されるので、注意が必要です。
自分が身につけたいスキルでパソコンの資格を選ぶ
自分が身につけたいと考えるスキルから、資格を選んでもよいでしょう。
パソコンの資格には様々な資格があるので、自分が身につけたいスキルから選ぶことが可能です。
例えば、WordやExcelの基本的なスキルを身につけたい場合は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)があります。
また、ITやパソコンに関する基本的な部分を学びたい場合は、ITパスポートを取得するとよいでしょう。
パソコンの資格を取得することで、体系的にパソコンのスキルを学べるため、自分のスキルアップに応じて資格を選択するとよいでしょう。
初心者におすすめのパソコン資格
パソコン資格はたくさんありますが、ここでは、特に初心者におすすめの資格を7つ紹介します。
1.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
2.日商PC検定
3.ITパスポート
4.P検
5.Word文章処理技能検定試験
6.Excel文章処理技能検定
7.PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
事務職に就職や転職を希望している方やパソコン初心者におすすめの資格なので、資格取得の前に確認していきましょう。
1.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSは、パソコン初心者や事務職への転職を考えている方におすすめの資格です。
WordとExcelは必須のスキルといえるので、特に初心者は、資格の勉強を通じスキルを身につけておくとよいでしょう。
MOSは、マイクロソフトのオフィスソフトであるWordやExcelなどを使う際のスキルの証明になる資格です。
日本国内でも累計で500万人が受験しており、パソコン資格のなかでも人気の高い資格といえます。
また、MOSは国際資格でもあるので、就職や転職のアピールとして使えます。
MOSは、初学者であれば、1日に2〜3時間で1か月程度の学習をすれば合格が可能です。
初心者向けの簡単な資格のため、パソコンスキルの入門編といえるでしょう。
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2.日商PC検定
実用的な資格を取得したい場合には、日商PC検定を取得するとよいでしょう。
日商PC検定とは、日本商工会議所が主催している資格で、文書作成・データ活用・プレゼン資料の作成の3種類があり、実務に活かしやすい資格といえます。
日商PC検定は1級・2級・3級・ベーシックと4つのレベルに分かれており、自分のスキルに合わせて受験が可能です。
MOSと比較した場合、人気と知名度では劣りますが、オフィス関連のスキルとあわせて経営に関する知識が身につけられます。
また、2級以上が取得できれば、就職や転職の際に大きなアピール材料となるでしょう。
実務で使える資格を取得したい方は、日商PC検定がおすすめです。
3.ITパスポート
ITスキルを学びたい方は、ITパスポートを検討するとよいでしょう。
ITパスポートを勉強すると、必要最低限のIT知識を身につけることが可能です。
ITパスポートはITに関する基礎知識を証明でき、経済産業省が認定している国家資格なので、近年人気が高まっている注目の資格です。
IT系の国家資格のなかでは入門レベルに位置するため、エンジニアだけではなく営業職や事務職の会社員や大学生も受験しています。
そのため、初心者にもおすすめの資格といえるでしょう。
ITパスポートに1週間で合格する方法が知りたい方はこちらの記事も併せて読むことをお勧めします。
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4.P検
様々な場面で活用できるパソコンスキルを身につけたい方はP検がおすすめです。
P検定の試験は、他のパソコン資格と違いパソコンに関する技能や知識を幅広く活用できるスキルが身につきます。
例えば、タイピングやITの知識、ソフトの実技など総合的な内容のため、様々な場面で活躍できるスキルが身につくでしょう。
P検は1級・2級・準2級・3級・4級・5級に分けられているので、自分のスキルにあわせて挑戦できます。
また、認知度の高い資格のため、就職や転職のアピール材料として使えます。
P検定は幅広いパソコンスキルが身につき、仕事の幅も広がるのでぜひ挑戦しましょう。
5.Word文章処理技能検定試験
事務職でビジネス文書の作成能力をアピールするなら、Word文章処理技能検定試験がよいでしょう。
Word文章処理技能検定試験とは、マイクロソフトオフィスのWordを使ってビジネス文書の作成能力を証明できる資格です。
仕事上でWordを使用した文章を作成する機会は多くあり、Wordによる文章作成スキルは身につけておくべきです。
実際に、Word文章処理技能検定試験は企業が社内研修としてもよく利用しているので、企業からの信頼も高いといえます。
そのため、資格が取得できれば、就職や転職するための大きなアピール材料になるでしょう。
6.Excel表計算処理技能認定試験
Wordと同様にExcelでの文書の作成能力をアピールするなら、Excel表計算処理技能認定試験がよいでしょう。
Excel文章処理技能検定では、マイクロソフトオフィスのExcelを使って表計算やビジネス図表の作成能力を証明できます。
Excelも、Wordに並び仕事の場面では使用頻度が多々あります。
Excelが使えれば、売上の集計や得意先の管理も容易に行えるので、必須のスキルといえるでしょう。
Excel表計算処理技能認定試験も企業からの評価が高いため、就職や転職するためのアピール材料になります。
7.PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
WordとExcelとあわせてPowerPointのスキルを高めたい場合は、PowerPointプレゼンテーション技能認定試験もおすすめです。
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験では、PowerPointでビジネス文章を作成する能力の証明ができます。
PowerPointは事務職の方も使用頻度が多く、特に営業事務であれば、営業をサポートするためにプレゼンテーションの資料をPowerPointで作成する場面も少なくないでしょう。
WordとExcelは、使えて当たり前といわれますが、プラスしてPowerPointも使えるように、ステップアップとして取得を目指してもよいでしょう。
中級者向けパソコン資格
次に、中級者向けの資格を紹介します。
中級者向けの資格は難易度が上がり、専門性も高くなります。
そのため、キャリアアップを考えている方にはおすすめの資格です。
1.VBAエキスパート
2.Accessビジネスデーターベース技能認定試験
順番に見ていきましょう!
1.VBAエキスパート
高い事務処理能力を証明するなら、VBAエキスパートがおすすめです。
VBAエキスパートは難易度は高めですが、専門性が高まるので、自身のスキルアップや就職・転職の際に評価されやすくなります。
VBAとはVisual Basic for Applicationsの略で、ExcelやAccessに搭載されているアプリケーション拡張機能のことです。
VBAが使えれば、作業の自動化やデータを一括で処理でき、業務効率を大幅に改善可能です。
そのため、VBAエキスパートは、より高度な仕事ができる能力が身につきます。
ある程度パソコンが使え、スキルアップしたい方は挑戦してみましょう。
2.Accessビジネスデータベース技能認定試験
Accessを仕事で活用したいなら、Accessビジネスデータベース技能認定試験を検討してはいかがでしょうか。
Accessとは、マイクロソフトが提供しているデータベース管理ソフトです。
Accessビジネスデータベース技能認定試験では、データベースのシステム構築に必要な実務能力を判定します。
AccessはWordやExcelとは違い、使える方が少ないので、資格を持っているだけでも評価が高くなるでしょう。
Accessビジネスデータベース技能認定試験も初心者向けではなく、中級者向けの資格といえます。
難易度の高い資格ですが、取得すれば専門性が高まり、キャリアアップにもつながるでしょう。
パソコン資格の勉強方法
パソコン資格の勉強方法は下記の通りです。
1.独学で勉強する
2.オンラインで勉強する
3.進学して勉強する
それぞれ、メリットやデメリットなど特徴があるので、自分に合った勉強方法を見つけていきましょう。
1.独学でパソコン資格を勉強する
独学のメリットは、費用が安いことです。
かかる費用は基本的にテキスト代と受験料だけなので、他の勉強方法と比べると費用を抑えられます。
特に、普段からパソコンを使っている方であれば、パソコンの基本的な操作については慣れているため、自力でも勉強を進められるでしょう。
したがって、ある程度パソコンが使えて、スケジュール管理などができる方は独学が向いているといえます。
しかし、独学の場合は自分1人で勉強することが基本のため、不明点がある場合に、質問できないデメリットがあります。
パソコン操作に慣れていない方や不安がある方は、他の勉強方法を検討しましょう。
2.オンラインでパソコン資格を勉強する
パソコンの資格を取得する場合、パソコンやスマホなどの端末を使って、オンラインで勉強を進める方法があります。
例えば、ユーキャン・キャリカレ・ヒューマンアカデミーなど通信講座の受講があります。
オンラインで勉強すれば、時間と場所を問わず勉強ができ、疑問点がでてきたら講師に質問することが可能です。
また、映像による講義を繰り返し視聴できるので、苦手を克服するまで徹底的に取り組めるでしょう。
しかし、独学と比較すると費用がかかり、質問についてもオンラインのためタイムラグが生じる可能性があります。
また、独学と同様に基本的には1人で勉強を進めることになるので、受験までのスケジュール管理をしっかりと行う必要があるでしょう。
3.教室やスクールに通学する
直接講師に教えてもらいたい方は、パソコン教室や資格スクールに通学する方法があります。
パソコン教室や資格スクールに通学するメリットは、講師から直接教えてもらえるので、気軽に質問できる点です。
サポート体制も整っているため、パソコンスキルに不安がある方も安心して勉強できます。
また、場所によっては、個別で対応しているので、人目を気にせず勉強が可能です。
しかし、通学の場合は、他の勉強方法と比較すると費用が高額になります。
さらに、講義を受ける時間と通学の移動時間を確保することが必要です。
スケジュール管理が難しいため、講義を休んだり、途中で挫折したりする可能性があります。
通学に関しては、お金と時間に余裕がある場合には選択肢に入れてもよいでしょう。
パソコン資格以外のおすすめ
パソコン関係以外の資格取得であれば、日商簿記検定がおすすめです。
日商簿記検定は認知度も高く、事務職としての仕事の幅が広がります。
日商簿記検定では会社のお金の流れを理解し、帳簿に記録するスキルを身につけることが可能です。
会社が存在する限り、お金に関する業務はなくならないため、とても需要が高い資格です。
特に事務職でキャリアアップを考えた場合、パソコンの資格とあわせて取得するとよいでしょう。
パソコン資格のまとめ
パソコン資格は、MOSやITパスポートなど様々なものがあるので、自分に合った資格取得を目指すとよいでしょう。
就職や転職、スキルアップなど、しっかりと目的意識をもって勉強することが大切です。
目的を明確にしないと、モチベーションが低下し途中で挫折するリスクが高まります。
また、パソコン資格は難易度も初心者向けから上級者向けまであるので、自分のレベルに合った資格を選ぶことがおすすめです。
様々な資格があるからこそ、事前に資格の内容を確認したうえで、パソコンの資格取得を目指しましょう。