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ピラティスインストラクターのおすすめの資格を解説

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投稿日:2024年7月30日 | 更新日:2024年07月30日

ピラティスインストラクターとは、スタジオや教室、動画などで指導を行う仕事です。
近年人気を得ており、タレントの優木まおみさんも資格を取得し、ピラティスインストラクターとして活躍しています。
資格が必須な仕事というわけではありませんが、取得すれば求人のある仕事に就きやすくなります。

そこで今回は、ピラティスインストラクターのおすすめの資格やその取得方法について解説します。

ピラティスとヨガの違いは?

ピラティスをする女性

ピラティスは、1920年代にドイツ人の看護師ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが考案したエクササイズです。
考案者自身が病弱であったため、身体を改善するために、さまざまなスポーツや武術・エクササイズなどを研究し開発したことが始まりと言われています。

その後第一次世界大戦時自ら考案した、ピラティスの基礎となる運動を、負傷した兵士に対してのリハビリテーションなどに取り入れ始めました。
その後アメリカをはじめとする海外のアスリートやダンサーの間で広まり、身体のケアに取り入れられるようになりました。
現在では、スポーツの合宿などにも取り入れられています。

身体の深層部にあるインナーマッスルを強化してバランスを整え、背筋が伸びて美しい立ち姿や柔軟性のある身体になることが望めます。

ヨガとの違い

ピラティスとヨガはどちらもマットの上でゆったりと行うエクササイズなので比べられることが多いですし、動きに通ずる部分もあるので混同されがちです。

しかし、ヨガ呼吸と瞑想、ポーズの3つを組み合わせた、精神的な安定を目的とするエクササイズで、腹式呼吸がメインです。
具体的には、正しい呼吸法とポーズで身体の歪みを治すことです。

対するピラティスの考え方のベースは「身体を鍛える」ことです。
身体的な負担を極力減らし、かつ身体の内面から鍛えていくことで、健康的な身体づくりに役立てるのがピラティスの目的で、こちらは胸式呼吸です。
具体的には体感の安定インナーマッスルを強化することです。

これらがピラティスとヨガの違いですが、どちらも、継続すれば美容やダイエット、産後に産前の身体に戻すのにも非常に効果的です。

得られるメリット

ピラティスは、リハビリテーション向けであったということもあり、数あるエクササイズの中でも運動経験が少ない人や体力がない人でも簡単に始められるのが、メリットの一つです。
ピラティスの胸式呼吸は交感神経に働きかけて行う呼吸法です。
この呼吸法はエクササイズの効果を高めてよりよい状態で行えます。

有酸素運動は、継続して毎日行うことが理想的です。
一方でピラティスは、週1回からでも継続して行えば、徐々に身体の中心が安定し鍛えられていきます。
忙しくて毎日のピラティスが難しい人でも、週1回であれば継続できるのではないでしょうか。

身体の柔軟性や基礎代謝がアップするなどさまざまな効果が得られるエクササイズなので若い人からお年寄りまで多くの人が始めやすいフィットネスといえます。

ピラティスの種類

ピラティスを受講する生徒

ピラティスには、2種類あり「マットピラティス」「マシンピラティス」です。

それぞれのピラティスについて詳しく解説します。

マットピラティス

その名前のとおり、マットを床に敷いて行うピラティスで、ヨガマットと比べてやや厚手のマットを使用します。
自分の体重を負荷として行います。スタジオやフィットネスクラブでもよく行われています。
専用の道具も不要で、マットさえあればすぐに行うことができるので、インストラクターの資格取得後、自宅やレンタルスペースなどですぐに教室をオープンできるのもメリットです。

マットの上ではエクササイズで体幹を引き締め、骨盤や関節の歪みを整えインナーマッスルを鍛えます。
また、ボールやバンド、リングなどを用いて、エクササイズにバリエーションを加えることも可能です。
初期費用が安いのはマットピラティスです。

マシンピラティス

マシンピラティスは、ピラティス考案者が開発したピラティス専用の機械を用いて行われるため、イクイップメントピラティスとも呼ばれています。
専用器具で、かける負荷も変えられるので、器具の調整をして正しく身体を刺激して鍛えられます。

ピラティス初心者や主婦の人、高齢の人はもちろん、ケガなどで身体に不調のある人のメディカルトレーニングも可能です。
また、スプリングの抵抗を利用するトレーニング法なので身体の一部分を鍛えたい場合も効果的なエクササイズを行えます。

ただし、専用のマシンが高価であり、費用のハードルが高いのがデメリットです。

ピラティスはほかにも、ボディメイクをメインにしたピラティスや高齢者向けピラティスカリキュラム、マタニティピラティスなど、目的に合わせたピラティスがあり、効果もさまざまです。

使用するマシン

マシンピラティスでは、以下のようなマシンを使います。

リフォーマー
マシンピラティスで使用する中で代表的なベッド型のマシンです。
リフォーマーピラティスという、寝ている状態でもできるので、初心者や高齢の人でも安心して使用できるピラティスマシンです。

キャデラック
横になって安定した体勢で、スプリングで負荷をかけインナーマッスルを鍛えるマシンです。

バレル
スプリングではなく、カーブを利用して上半身に刺激を与えることが多いマシンです。

チェアー
イス型のマシンで、体幹を安定させながら腕・足の筋力を強化するのに効果があるマシンです。

どのマシンも負荷が調整できるので、数多くのエクササイズに対応しています。

ピラティスインストラクターになるのに資格は必須?

資格取得に向けて勉強する女性

記事の冒頭でも述べていますが、ピラティスインストラクターになるのに資格は必須ではありません。
しかし、資格がない場合は、就職活動において不利になるケースがあります。
資格を所持している人が顧客から信頼されやすい傾向なのはもちろんです。

ピラティスインストラクターにおすすめの資格は?

ピラティスのレッスンを受ける高齢者

繰り返しになりますが、ピラティスインストラクターには、資格は必須ではありません。資格として信頼性が高いのは国家資格ですが、ピラティスインストラクター関連の資格で国家資格はありません。
ピラティスインストラクターとして資格を取得する際は、民間団体の資格試験を受ける形になります。

ピラティスインストラクターの資格には、講師として活躍するための資格から理学療法士、作業療法士などの医療従事者に向けた資格までさまざまです。

もちろん、資格取得には時間と費用がかかり、難易度もさまざまです。
ですので、自分に合った団体の資格を取ることをおすすめします。

ここからは、ピラティスインストラクターにおすすめの資格を9つ紹介します。
基本的に資格は更新制ではありません。

IBBM認定ピラティスインストラクター資格

国際ボディメンテナンス協会(IBBM)が認定するピラティスインストラクターの資格です。
ピラティスの動きやポーズについて学べるだけではなく、その動きやポーズなどはどこに効いているのか、そのときの身体の状態なども習得できます。

美容やヘルスケアをはじめとしたボディメンテナンスに特化したピラティス資格が取得できます。
ピラティスはもちろん、ヨガやパーソナルトレーナーなどでも通用するボディメンテナンス全般の知識を留学することなく得られます。

BASIPilatesインストラクター資格養成コース

BASIピラティスは、アメリカで開発されたピラティスインストラクターの養成コースで、日本を含めた40を超える国で開催されている国際的な資格です。
BASIは世界最大規模のピラティス専門のプログラム提供者で、業界の基準になる存在です。
通常のインストラクター資格以外にも理学療法士、作業療法士などの医療従事者に向けた資格のコースも用意されています。

BASIの資格取得後の就職支援や情報のアップデートも積極的に行われています。

PHI Pilates Japan資格養成コース

PHI Pilates Japanは、姿勢の改善に強みを持ち、病院におけるリハビリテーションをはじめ、トップアスリートのコンディショニングまで、幅広く対応可能なのが特徴のピラティスメソッドです。

PHIでは、機能改善やコンディショニング調整、パフォーマンスアップに期待できるピラティスを学習できます。

PHI Pilates Japanの資格養成コースは8種類あり細かくコースが設定されています。

BESJピラティス資格

BESJピラティスの資格は日本初となるピラティスメソッドで、日本人の体格に合わせたエクササイズが特徴です。
ダンサーに向けたピラティスや、年齢に関係なく医療的な要素を多く取り入れた身体づくりやリハビリなど、理学療法士にも活用できる資格です。

リハビリテーションが基で発展してきたピラティスの普及活動を医療研究専門機関と共に行い、身体づくりのメソッドに関する情報発信を行っています。

JIAピラティスインストラクター資格

日本インストラクター技術協会(JIA)は、教育力を中心とした技術の各スキルが一定以上の水準であることを認定する団体です。
その中には、「ピラティスインストラクター」の資格も含まれています。

ピラティスインストラクターとしての資格を得るには、ピラティスエクササイズに関する基本的な知識が必要です。
ピラティスの効果について正しく理解し、屈曲、伸展、肩や手足の動きなど、ピラティスに必要な基本動作について理解していることが求められます。

資格取得後は、ピラティスインストラクターとして自宅やカルチャースクールで講師活動が可能です。
受験資格は特に制限されず受験料は10,000円(消費税込み)です。
試験は自宅で受験でき、合格基準は70%以上で難易度はそれほど高くありません

試験の内容は、ピラティス/ピラティスの歴史/ピラティスの基本原則/ピラティスの日常生活/ピラティスの動き/ピラティスと関節/ピラティスと筋/ピラティスの呼吸/ピラティスによる姿勢矯正などの知識が問われます。

FTP Pilates

FTP Pilatesは、イギリスのFit to Perform(FTP)によるピラティス資格で、世界20カ国以上でインストラクター養成コースを開催しています。
ジョセフ・ピラティス氏の伝統的なメソッドを基に、マットピラティスのエクササイズを学び、初心者から上級者まで広範なレベルの受講者にピラティスを指導できます。

コースはベーシックとベーシックプラスの2つがあり、ピラティスの知識と技術を習得し、ピラティスインストラクターとして活動できます。
日本ではFTP JAPANが資格認定を行っており、様々なスクールや教室でも受講可能です。

STOTT PILATES

STOTT PILATES(ストットピラティス)は、1988年に設立され、本部をカナダ・トロントに構え、世界100ヵ国以上で50,000人以上の生徒を育成している国際的なピラティスの資格発行団体です。
彼らはオリジナルのピラティスメソッドに現代的なアプローチを組み合わせ、運動科学とリハビリテーションの最新原則に基づいたピラティスメソッドとして高く評価されています。

STOTT PILATESの目標は、怪我のリスクを低減し、筋肉を不必要に増やすことなく、強さ・柔軟性・持久力を向上させることです。ニュートラルな姿勢、体幹の安定、正しい呼吸、脊柱の自然なカーブに注力することで、体の余分な緊張を解き、自己信頼心を高め、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を向上させることができます。

STOTT PILATESのインストラクター養成プログラムは、MatworkからReformer、さらにはCadillac、Chair & Barrelsまで、ピラティス器具ごとに構築されています。
これにより、個々のスケジュールや予算に合わせて選択することができます。

さらに、150以上の種類の教育ワークショップから選択でき、現行のトレーニングとプログラムを補完することが可能です。

Peak Pilates

Peak Pilatesは、アメリカのピラティス教育団体「Peak Body Systems」による資格で、世界21カ国以上でインストラクター養成コースを展開しています。
ジョセフ・ピラティス氏の伝統的なメソッドを基に、マットピラティスからリフォーマーピラティスまで、様々なピラティステクニックを習得できます。

また、ピラティスの歴史や哲学、解剖学、生理学などの基本知識も学びます。
資格取得により、ピラティスの知識と技術を習得し、インストラクターとして活躍できます。
日本では、ピラティス・オール株式会社がPeak Pilatesの資格認定を行っており、様々なスクールや教室で受講が可能です。

JAPICAピラティス指導者資格

JAPICA(日本ピラティス指導者協会)は、国内外で活躍する様々なピラティス指導者、医学博士、スポーツドクター、理学療法士、針灸師、柔道整復師、アスレティックトレーナー、メンタルトレーニング指導士、オリンピックメダリストなど、幅広い専門家が所属するプロフェッショナルな組織です。
この団体は、豊富な経験と高い実績を有する開発メンバーによって設立されました。

JAPICAは、個々のクライアントの身体状況やニーズに適したきめ細かな対応ができる実践力豊かなピラティス指導者を養成しています。

資格コースは以下の通りです。

  1. マットピラティス・ベーシック
  2. マットピラティス・アドバンス
  3. マシンピラティス
  4. ゴルフピラティス
  5. ランナーズピラティス
  6. マスターコース

これらの資格コースは、受講者のレベルに応じて段階的にピラティスを学べるように設計されています。
JAPICA公認マットピラティス指導者資格を取得するには、ベーシックコースを修了後にアドバンスコースを受講する必要があります。

ピラティスインストラクターになるために資格を取得する方法

オンラインの資格講座を受ける女性

ピラティスインストラクターになるために資格を取得する方法は、以下のとおりです。

  • 養成スクールなどに入り資格を取得する
  • オンラインの資格講座を受ける

詳しく見て参りましょう。

養成スクールなどに入り資格を取得する

ピラティスインストラクターになるためには、通常、専門の養成スクールで学び、資格を取得するプロセスがあります。

これらのスクールでは、基本的なピラティスの知識や技術を学び、実践的な指導力を養成することが期待されます。
各スクールでは、マットピラティスやマシンピラティスなど、様々なピラティスメソッドに焦点を当てたコースが提供されていることが一般的です。

資格の取得プロセスはスクールによって異なりますが、一般的には特定のコースを修了し、必要な試験に合格することが求められます。
資格を取得すれば、学んだ知識や技術を実際の指導に活かせるようになり、資格を持ったピラティスインストラクターとしてのキャリアを築くことができます。

オンラインの資格講座を受け取得する

キャリカレなどに代表されるオンライン通信講座でピラティスインストラクターの資格を取得するには、まず認定団体を選び、受講資格と講座内容を確認します。
問題がなければ申し込みを行い、講座を受講して知識と技術を磨きます。
最後に課題や試験に合格することで資格を取得します。

メリットとしては自宅で自分のペースで学べ、時間や費用を節約して資格の取得ができます。

一方、デメリットとしては他の受講生との交流が難しく、質問やサポートがオフラインよりも難しい場合があります。

資格取得の際は、認定団体の評判や実績、講座の内容、課題や試験の内容と合格率を確認し、必要なサポートを受けられる手段を確認することが重要です。

ピラティスインストラクターの仕事内容と活躍の場

ピラティスインストラクターがレッスンする様子

実際に資格を得てピラティスインストラクターとして活躍できる場や、具体的な仕事内容にはどのようなものがあるでしょうか。

スタジオやフィットネスジムでの活躍

ピラティスインストラクターの主な職務は、お客様に対してピラティスの指導を安全かつ効果的に提供することです。

以下は、具体的な業務内容です。

  1. レッスンの受付:
    生徒が来た際に歓迎し、必要な情報を提供します。
  2. レッスンの実施:
    ピラティスのエクササイズを教え、生徒が正確な動きを行えるように指導します。
    通常、約60分のレッスンを実施します。
  3. 生徒からの質問への対応:
    ピラティスに関する質問や疑問に迅速かつ的確に回答します。
  4. レッスンのフィードバック:
    レッスン後に生徒のパフォーマンスを評価し、改善点やアドバイスを提供します。
  5. スタジオの清掃:
    レッスン終了後にスタジオを清掃し、整えます。
  6. 器具の管理:
    ピラティスボールなどの器具を管理し、必要に応じて整備します。
  7. レッスン料の集金:
    レッスン料の集金も担当し、適切な処理を行います。
  8. 生徒の顧客管理:
    生徒の情報を管理し、必要に応じて連絡を取りながら、顧客関係を構築します。

これらの業務を通じて、ピラティスインストラクターは生徒にピラティスの魅力を伝え、健康的な体作りをサポートします。

フリーランスインストラクターとして活躍

資格取得後に、フリーランスのピラティスインストラクターとして活躍する場合の仕事内容には以下のような項目が考えられます。

  1. 自宅やレンタルスペースでのレッスン開催:
    自宅やレンタルスペースを活用し、グループレッスンや一対一のパーソナルレッスンを提供します。
  2. 自己宣伝とマーケティング:
    ウェブサイトやSNSを活用した宣伝、チラシやポスターの制作、口コミの促進などを通じて、新規生徒を獲得するためのマーケティング活動を行います。
  3. 生徒の管理:
    生徒の情報を整理し、レッスンのスケジュールを調整します。
    また、生徒の進捗を追跡し、個別のフィードバックの提供します。
  4. 継続的な学習:
    ピラティスの最新情報やトレンドを把握するため、継続的な学習や専門研修への参加します。

これらの活動を通じて、フリーランスのピラティスインストラクターは自身のビジネスを構築し、生徒に対して高品質なピラティスレッスンを提供し、健康的な生活をサポートします。

オンラインレッスンや動画サイトでの活躍

オンラインレッスンや動画プラットフォームで活躍するピラティスインストラクターの主な業務内容は以下の通りです。

  1. オンラインレッスンの提供:
    インターネットを活用し、リアルタイムでピラティスのレッスンを提供します。
    これにより、地理的な制約を克服し、生徒を広範に集めることが可能です。
  2. 動画コンテンツの制作:
    ピラティスのエクササイズを詳細に解説した動画を制作し、YouTubeなどの動画プラットフォームにアップロードします。
    これにより、生徒は自身の都合に合わせてレッスンを受けることができます。
  3. 生徒からの質問対応:
    オンラインレッスンや動画のコメントセクションで寄せられた生徒の質問に適切に回答します。
  4. 自己宣伝とマーケティング:
    レッスンの宣伝を行い、新しい生徒を引きつけるためのマーケティング活動を展開する。
    ウェブサイトやSNSを利用した情報発信、チラシやポスターの作成、口コミの促進などが含まれます。
  5. 生徒の管理:生徒の情報を整理し、レッスンのスケジュールを調整します。
    同時に、生徒の進捗を追跡し、必要に応じて適切なフィードバックの提供します。

これらの業務を通じて、オンラインで活躍するピラティスインストラクターは生徒に対してピラティスの魅力を伝え、健康的な体づくりをサポートします。

インストラクターの働き方

マシンピラティスをする女性

ここからは、ピラティスインストラクターの種類ごとの働き方を見ていきます。

アルバイトとして経験を積みながらインストラクター資格の勉強をする

アルバイトとして実務経験を積みながらインストラクターのスキルを磨く働き方には、以下のメリットがあります。

  • 実践的な経験を積むことができる: アルバイトとしてピラティスのレッスンを担当することで、実際にお客様に指導する経験を積むことができます。
    これにより、インストラクターの勉強で得た知識や技術を実践でどのように活かすかを理解する手助けとなります。
  • インストラクターの仕事を体験できる:
    アルバイトとしてピラティスのレッスンを講師として担当することで、インストラクターの仕事内容を実際に体験できます。
    レッスンの準備や運営、お客様への接客など、インストラクターの仕事のやりがいや大変さを実感することができます。
  • インストラクターと交流できる: アルバイト先のピラティススタジオでは、インストラクターとの交流の機会が増えます。
    直接指導を受けることで、より多くの知識や技術を吸収でき、またインストラクターの経験やノウハウを学ぶことができ、自身のスキルアップに繋がります。

アルバイトとして実務経験を積みながらインストラクターの勉強を進める際には、以下の点に留意すると良いでしょう。

  • 資格取得の意欲をアピールする: アルバイトの面接では、資格取得への意欲をアピールすることが重要です。
    ピラティスの知識や技術を習得し、資格を取得してインストラクターとしてのステップアップを望む姿勢を明確に伝えましょう。
  • レッスンの補助からスタートする: アルバイトとしてレッスンを受け持つ場合は、最初はレッスンの補助から始めることをおすすめします。
    指導方法やスタジオの雰囲気を把握した上で、段階的にレッスンを進めていくと良いでしょう。
  • インストラクターから積極的に学ぶ:
    アルバイト先のインストラクターから積極的に指導を受けましょう。
    レッスン中やレッスン後のフィードバックなどでアドバイスを受けることで、効果的にスキルアップでき資格取得につながります。

アルバイトとしての経験を通じながらインストラクターの道を歩むことで、自身のキャリアを築きつつ、ピラティスの知識と技術を深め資格を得て、他者の健康促進に貢献することができるでしょう。

スタジオやスクールの正社員として勤務

ピラティスインストラクターとして、zen place ピラティスに代表されるスタジオやフィットネスジム、スクールで正社員として勤務する際の主な業務内容は以下の通りです。

レッスンの実施:
ピラティスのエクササイズを指導し、生徒さんが正確な動きを行えるようにサポートします。
通常は約60分のレッスンを担当することが一般的です。

生徒からの質問への対応:
ピラティスに関する疑問や質問に対して、的確な回答を提供します。
生徒の理解を深め、トレーニング効果を最大化する役割を果たします。

レッスンのフィードバック:
レッスン終了後に生徒さんのパフォーマンスを評価し、改善点やアドバイスを提供します。
個々の成長を促進するために継続的なサポートを行います。

スタジオの清掃:
レッスン後には、スタジオの清掃を行い、次のクラスに備えます。
清潔な環境を維持し、生徒に快適な空間を提供します。

器具の管理:
ピラティスボールやその他の器具の整備や管理を担当します。
安全かつ効果的なトレーニング環境を維持します。

レッスン料の集金:
レッスン費用の収集も仕事の一環です。円滑な運営を保ちつつ、経済的な側面も適切に処理します。

生徒の顧客管理:
生徒の情報を整理し、必要に応じて連絡をとったり、進捗を管理したりします。個々のニーズに対応し、カスタマイズされたサポートを提供します。

また、正社員としてのピラティスインストラクターの平均年収は約290万〜350万円と言われていますが、これは人気度や経験、働き方によって変動するため、一般的な目安としてください。

フリーランスのインストラクターとして活動する

フリーランスのピラティスインストラクターは、自分のペースで働き、収入を自己コントロールできるメリットがあります。
また、生徒の成長を直接見ることでやりがいを感じることができます。

しかし、収入が不安定になる可能性があり、営業や事務作業も自己管理で行う必要があります。
成功するためには、ピラティスの知識と技術、コミュニケーション能力、営業力が必要です。
これらのスキルと経験を持つことで、自分のペースで働きながら、やりがいを感じる魅力的な働き方が可能になります。

ピラティスインストラクターに向いている人は?

マシンピラティスのレッスンを受ける生徒

ピラティスインストラクターにふさわしい特徴を持つ人は以下の通りです。

  • ピラティスを愛し、その魅力を伝えたい人:
    ピラティスインストラクターには、ピラティスへの愛情とその魅力を他の人に伝える情熱が求められます。
  • 人との交流が好きな人:
    ピラティスインストラクターは直接生徒と関わり、指導を行う役割を果たします。
    そのため、人との交流が好きな人に適しています。
  • 理学療法士の資格を有する人:
    ピラティスは身体の柔軟性を高め、バランスを整えるメソッドであり、心と身体、そして精神の調和を促進します。
    このため、理学療法士のような医療系の資格を持つ人もピラティスインストラクターとして適しています。
  • 心や身体に関わる仕事を志す人:
    ピラティスインストラクターは、心と身体の健康をサポートする仕事です。
    そのため、心や身体に関わる仕事に興味を持つ人に向いています。

これらの特徴を備えた人は、ピラティスインストラクターとして成功する可能性が高いと言えます。

まとめ

インストラクターがマシンピラティスでお手本を見せる様子

実際に、ピラティス資格に関しては認定する団体が本当に多く、どこの資格がいいのか、どのレベルの資格を対象にしているコースなのか、資格を取得するには料金がいくら必要か、学べる内容と期間についてしっかり調べた上で比較検討することをおすすめします。学校やスクールに関しても安いスクールから有名で高額なスクールまでさまざまです。
また、働きながら在宅で独学で学び資格を取得する方法もあります。

未経験の人は試しにスクールの無料体験会に参加してみてもよいでしょう。

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