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ねこ(猫)検定とは?試験内容や合格率・難易度や試験対策について解説!

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投稿日:2024年3月12日 | 更新日:2024年04月22日

ねこ検定は、ねこ検定実行委員会が行っている猫に関する検定試験ですが、ご存知でしょうか。

猫への理解を深めて人と猫の生活をより豊かにすることを目的としています。

「猫についてもっと深く理解したい」「将来、猫に関する仕事がしたい」と考えている方は、ぜひ受験を検討してください。

そこで今回は、ねこ検定の概要や試験内容、合格率や対策法について解説します。

ねこ(猫)検定とは?

猫検定

ねこ検定は、猫についての知識スキルを問う資格です。

この資格は、猫の気持ちを理解することで、人と猫との生活がより豊かで素敵になることを目的として、2017年に第1回目の試験が実施されました。以降、年約1回試験が実施されています。

初級、中級、上級の3段階に分かれており、それぞれのレベルで求められる知識や理解度が異なります。

また、ねこ検定は、ねこ検定実行委員会が神保町にゃんこ堂の特別協力の下で行われています。

ねこ検定に合格すると、猫に関する知識やスキルを客観的に証明することができます。

また、ねこ検定の合格者は、猫に関するイベントやセミナーで優先的に割引や特典を受けることができる場合があります。

ねこ検定のレベルは?

猫検定 レベル

ねこ検定は、初級中級上級の3段階に分かれています。それぞれのレベルの概要について以下で解説します。

初級のレベル

初級レベルは、猫に関する基礎知識を問う検定です。

猫の歴史や生態猫の行動や性格猫に関する商品やサービスなど、猫に関する幅広い知識が問われます。

猫にストレスを与えることなく、一緒に暮らす知識を有し、猫とのより良い関係を築ける猫のパートナーレベルです。

つまり猫に関する基礎知識を問う検定です。

中級のレベル

中級レベルは、猫に関するより深い知識やスキルを問う検定です。

猫の歴史や生態猫の行動や性格猫に関する商品やサービス猫に関する法律や倫理など、猫に関するより高度な知識やスキルが問われます。

猫の一生に責任を持ち、互いに幸せに暮らせる知識を有し、さらに猫に関する知識を求められれば、的確にアドバイスができる猫のスペシャリストレベルです。

上級のレベル

上級レベルは、猫に関する専門的な知識やスキルを問う検定です。

猫の歴史や生態猫の行動や性格猫に関する商品やサービス猫に関する法律や倫理猫に関する研究や教育など、猫に関する専門的な知識やスキルが問われます。

猫の行動や気持ちを理解し、ストレス予防や医療にも精通。

猫に関する知識を活かした活動や、職業を目指すのにふさわしい猫のマスターレベルです。

検定の概要

猫検定 概要

ここからは、ねこ検定の概要について解説します。

2023年〜2024年の試験実施日・申し込み期間・方法

ねこ検定の2023年〜2024年の試験実施日、申し込み期間、方法については以下の通りです。

検定実施日: 2024年3月24日(日)初級・中級・上級とも

申し込み期間: 2023年8月8日(火)〜2024年2月22日(木)

申し込み方法: 申し込みはオンラインで行われ、検定受験料の支払いはクレジットカード決済またはコンビニ決済から選択可能です。

検定会場・オンライン受験

会場検定の開催エリアは札幌・東京・名古屋・大阪・福岡です。

詳しい検定会場は受験票に記載されます。

オンライン受験の場合は、自宅でカメラ付きのパソコン・スマートフォン・タブレットで受験できます。

受験料・受験資格

ねこ検定の受験料は以下の表のとおりです。

受験する級受験資格税込み検定受験料
初級なし4,900円
中級なし(初級に合格していなくても受験可能)5,900円
上級ねこ検定中級合格者7,200円
初級・中級併願中級が合格、初級が不合格の場合は中級のみ合格9,600円
中級・上級併願中級に合格しなければ上級に合格しても不合格11,600円
すべて併願中級が合格、初級が不合格の場合は中級は合格・初級合格、上級合格、中級不合格の場合は初級のみ合格15,778円

オンライン受験の場合は以下のOS、ブラウザが必要です。

デバイスOSブラウザ
WindowsパソコンWindows11・Windows10Google Chrome・Microsoft Edge
MacパソコンMac OSGoogle Chrome
タブレット端末iPadSafari
iPhoneiPhoneSafari
androidスマートフォンandroidGoogle Chrome

試験レベル

初級:猫にストレスを与えずに、ともに暮らす知識を保有し、猫とのよりよい関係を築けるレベル

中級:猫の生涯に責任を持ち、ともに幸せに暮らせる知識を保有しかつ猫に関する知識を必要とされれば、的確にアドバイスできるレベル

上級:猫の行動および気持ちを理解し、ストレス予防や医療、法律にも精通している。猫に関する知識を活かした活動や職業を目指せるレベル

科目・出題範囲

ねこ検定の科目は以下の4つです。

・猫の生態

・猫の暮らし

・猫の歴史

・猫の文化

ただし、出題範囲は、各レベルにより異なります。

初級: 「ねこ検定公式ガイドBOOK初級編」から100%出題。

中級: 「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」から70%、公認参考書「ねこの法律とお金 増補改訂版」から20%、テキスト外(時事問題など)から10%出題。

上級: 「ねこ検定公式ガイドBOOK中級・上級編」および「ねこの法律とお金 増補改訂版」から出題され、時事問題なども含まれます

出題形式

ねこ検定の出題形式は、4者択一方式です。

試験問題は100問あり、制限時間は60分です。

これらの問題は初級、中級、上級のレベルに合わせて出題されます。

申込者数・合格率

ねこ検定の過去3年間の申込者数・合格率は以下の表のとおりです。

検定年度・級申込者数合格率
2023年・初級10,800人90.6%
2023年・中級5,200人75.2%
2023年・上級1,200人25.3%
2022年・初級8,800人89.6%
2022年・中級4,200人71.8%
2022年・上級1,000人23.7%
2021年・初級7,000人88.6%
2021年・中級3,500人68.6%
2021年・上級800人22.0%

ねこ検定は、初級の合格率が90%を超えており、易しめな試験と言えるでしょう。

中級は、初級より難易度が上がり、合格率は75%程度です。

上級は、最も難易度が高く、合格率は25%程度です。

ねこ検定の合格率は、年によって多少変動しますが、概ね上記のような傾向にあります。

合格基準

ねこ検定の合格基準はすべての級において、正答率70%以上です。

検定の問題は100問ですので、70問以上で合格です。

ただし、過去回よりも正答率が低い場合は合格基準を引き下げられる可能性があります。

難易度

ねこ検定の難易度は、初級、中級、上級の3段階に分かれています。

初級: 猫に関する基本的な知識や常識を問う試験で、2週間程度の勉強で合格を目指せるレベルです。猫を飼った経験がある方であれば特に対策を立てなくても解ける問題ばかりだと思います。

中級: 2か月程度の学習が必要です。初級より難易度が上がり、猫に関するより深い知識やスキルを問う試験です。猫に関する本や雑誌を読んでいたり、猫に関するイベントに参加したりしている人なら、合格できる可能性が高いです。

上級: 猫に関する専門的な知識やスキルを問う試験です。2か月以上の勉強に加えてSNSでの情報収集も必要になってきます。難易度が大きく上昇し、勉強時間も多く必要になります。

猫に関する研究や調査などに携わっている人や、猫に関する資格を取得している人なら、合格できる可能性が高いです。

ねこ検定を受験する際は、自分の知識やスキルレベルを把握した上で、適切な級を選ぶようにしましょう。

試験時間

ねこ検定の試験時間は60分です。試験問題は100問あり、制限時間内に全ての問題に解答する必要があります。

なお、試験開始10分後以降の入室(受験)はできません

受験料の割引について

猫検定 割引 受験料

ねこ検定の受験料には以下の2つの割引制度があります。詳しく解説します。

再挑戦割

過去に受験した級を再挑戦される方に適用される割引です。

適用には過去に受験した際の受験番号(12桁)が必要になります。

再挑戦割はインターネット申込限定で、中級・上級は10%引きとなります。

団体割

5名以上のグループでの申込みに適用されます。

申し込み及び受験料の支払いは代表者が一括して手続きします。団体割引は5%引きとなります。

これらの割引は併用はできません。

ねこ検定の試験対策・勉強方法は?

猫検定 試験対策 勉強方法

基本的に公式のテキストなどを活用するのが大切です。

テキストの活用法について次項で詳しく解説します。

公式テキスト以外にも、猫に関する本や雑誌、Webサイトなどを活用して、猫に関する知識を広げましょう。猫に関するイベントに参加するのも効果的です。

また一度学んだ知識を忘れないように、繰り返し学習することが大切です。公式テキストや過去問を、何度も解き直したり、暗記したりしましょう

猫カフェや動物園に行って、猫と触れ合うことで、猫の行動や反応を観察することも重要です。

試験時間内にすべての問題を解き終えるために、時間配分を意識して勉強しましょう。公式テキストや過去問を解く際に、時間を測って練習するとよいでしょう。

これらの勉強法と対策方法を参考に、自分に合った勉強方法を見つけて、早めに勉強を始めることが大切です。

参考書籍・公式テキストの問題を解く

 試験問題の70%以上が公式のテキストから出題されます。

そのため、テキストを読み込んで暗記することが基本的な勉強法となります。

ねこ検定の公式テキストは、試験範囲を網羅した内容になっています。

まずは、公式テキストをじっくりと読み込んで、ねこに関する基本的な知識や常識を身につけましょう。

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↓初級・中級編はこちらから

中級・上級編はこちらから

ねこ検定の資格を活かせる仕事

猫検定 仕事

ねこ検定の資格を活かせる仕事としては、以下のようなものが挙げられます。

キャットシッターの仕事

キャットシッターは、不在時の愛猫の世話をする仕事です。猫のしつけや病気に関する知識を活かして、愛猫の健康と安全に配慮した世話をすることができます。

猫カフェスタッフの仕事

猫カフェスタッフは、猫の世話や接客を行う仕事です。猫の行動や健康管理についての知識を活かして、猫とお客様の両方にとって快適な環境を提供します。猫の生態や行動に関する知識を活かして、愛猫に寄り添い、お客様に喜ばれるサービスを提供することができます。

動物病院のスタッフの仕事

動物病院のスタッフは、動物の診療や看護、飼い主へのアドバイスを行う仕事です。猫の病気やケガに関する知識を活かして、愛猫の健康を守るお手伝いができます。

ペットショップのスタッフの仕事

猫に関する知識を活かして、顧客に対するアドバイスや商品の推奨が可能です。ペットショップのスタッフは、ペットの販売や飼育に関するアドバイスを行う仕事です。猫に関する知識を活かして、お客様に最適なペットやサービスを提供することができます。

動物保護団体のスタッフの仕事

動物保護団体のスタッフは、捨てられた犬や猫の保護や譲渡を行う仕事です。猫に関する知識と愛情を活かして、動物たちの幸せのために働くことができます。

猫のトリマーの仕事

猫のトリマーの仕事は、猫の健康管理やグルーミングについての知識を活かして、猫の美容ケアを提供します。

猫のブリーダー

猫の種類や繁殖についての知識を活かして、猫のブリーディングを行います。

猫に関する執筆や講演など

猫に関する知識を活かして、猫に関する本や雑誌の執筆や講演などを行うこともできます。猫好きの人々に情報を発信したり、猫に関する理解を深めたりするお手伝いができます。

ねこ検定の資格は、猫に関する基礎的な知識やスキルを身につけるための資格です。

これらの資格を活かして、より専門的な知識やスキルを身につけることで、より幅広い仕事に挑戦することができます

ねこ検定を受けて猫について幅広く学習しよう

猫検定

ねこ検定は、猫を飼育するのに必要な知識を幅広く学習できるので、猫を飼っている方はもちろん、猫を今後飼おうと考えている方にもおすすめの資格です。

愛猫に今まで以上に愛情を注げるようになりますし、病気や整体のことを理解できるので猫にとっても飼い主さんにとっても数多くのメリットがあるでしょう。

猫の雑学も知れるのできっと楽しく勉強できますよ。

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