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統計検定3級の難易度や試験概要は?おすすめの勉強方法も解説

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投稿日:2024年1月31日 | 更新日:2024年04月22日

「統計検定3級ってどんな試験なの?」
「統計検定3級の勉強はどうやって進めればいいの?」

上記のような疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。

統計検定3級は、独学でも十分合格できる難易度ですが、勉強方法を知らなければ必要以上に学習に時間を割かなければいけなくなります。

そこで、今回は統計検定3級の試験概要や難易度、おすすめの勉強方法について詳しく解説します。

本記事を最後まで読むと、統計検定3級の学習方法が明確になり、合格できる可能性が高まるはずです。

記事後半では、学習に役立つ本・テキスト・スクールについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

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統計検定3級とは?

統計検定3級とは、大学基礎レベルの統計学の知識として求められる統計活用力を評価し、認定する資格のことです。

統計検定は4級・3級・2級・準1級・1級と5つのレベルに分かれており、3級は下から2番目に難易度が低い資格です。

資格勉強を通じて、データ分析の手法が身につくため、職場でも活かせる実践的なスキルが身につく可能性があります。

また、統計検定3級で問われる数学的な問題は、高校生レベルなので数学に苦手意識を持っている人でも合格を目指せる資格です。

近年、企業のDX化が推進されているため、就活や転職で統計検定を優遇する企業も増えています。

今後、さらに統計検定の価値が高まる可能性があるため、統計検定の入門レベルと言える3級を今のうちに取得しましょう。

統計検定3級の難易度・試験概要

統計検定3級の試験概要は、以下の通りです。

試験日程公式サイトから実施されている日にちを指定して受験可能
受験資格なし
受験料一般価格:6,000円(税込)
学割価格:4,000円(税込)
試験形式CBT方式(4〜5肢選択問題)
試験時間60分
出題される問題知識・計算問題(30問程度)
試験当日の持ち物・身分証明書
・電卓
公式ページhttps://www.toukei-kentei.jp/exam/grade3/
申込方法公式サイトからフォームと試験日を入力して申し込む

この項目では、統計検定3級の合格率・合格水準・出題範囲について解説します。

統計検定3級の受験を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

合格率

統計検定3級の合格率は、以下の通りです。

実施年月受験者数合格者数合格率
2021年6月20日320人242人75.6%
2019年11月24日1,907人1,178人61.8%
2019年6月16日1,688人1,165人69%
2018年11月25日1,391人899人64.6%
2018年6月17日1,698人1,141人67.2%
2017年11月26日1,352人855人63.2%

引用元:統計検定3級

※2020年度の試験は新型ウイルスの影響で中止されています。

統計検定は、1級以外のレベルは2022年以降CBT方式に切り替わりました。

そのため、2022年以降の受験者数や合格率の公式データは公開されていません。

2021年度までの合格率データを見る限り、統計検定3級の平均合格率は65〜70%と言えます。

合格率は他の資格試験に比べて高いとはいえ、統計学の基礎知識を学ばなければ合格できない資格です。

試験対策をしっかり行い、統計検定3級の一発合格を目指しましょう。

合格水準

統計検定3級の合格水準は、100点満点中65点以上です。

合格を目指すには、本試験でのミスを考慮すると、出題範囲を網羅的に対策する必要があります。

次の項目では、統計検定3級の出題範囲を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

出題範囲

この項目では、統計検定3級の公式ページを参照に、出題される範囲をご紹介します。

統計検定3級は、大学基礎統計学の知識として求められる統計活用力を評価し、認証するために検定を行います。

出題される問題の概要

  1. 基本的な用語や概念の定義を問う問題(統計リテラシー)
  2. 不確実な事象の理解、2つ以上の用語や概念の関連性を問う問題(統計的推論)

出題される問題の具体的な内容

統計問題3級では、統計検定4級の内容に加えて、以下の内容が出題されます。

  • データの種類(量的変数・質的変数・名義尺度・順序尺度・問題尺度・比例尺度)
  • 標本調査と実験(母集団と標本・実験の基本的な考え方・国勢調査)
  • 統計グラフとデータの集計(1変数データ・2変数データ)
  • 時系列データ(時系列グラフ・指数(指標)・移動平均
  • データの散らばりのグラフ表現(箱ひげ図・はずれ値)
  • 確率(独立な試行・条件付き確率)
  • 確率分布(確率変数の平均・分散・二項分散・正規分布・二項分布の正規近似)
  • 統計的な推測(母平均・母比率の標本分布・区間推定・仮設検定)

出題範囲をしっかり学習し、統計検定3級の合格を目指しましょう。

統計検定3級のおすすめの勉強方法は?

この項目では、統計検定3級のおすすめの勉強方法を以下3つの手順に分けて解説します。

  1. 基本的な知識を学ぶ
  2. 過去問に時間を割いて問題の傾向や難易度を把握する
  3. 弱点を克服して合格を目指す

自身に合う勉強方法が見つからない人や、次の試験で合格を掴み取りたい人は、ぜひ参考にしてください。

基本的な知識を学ぶ

統計検定3級の学習を始める際は、まずは基本的な知識について学習を始めます。

統計の知識がない状態で学習を始めると、過去問に出題される問題が理解できず、途中で挫折してしまう可能性があります。

途中で挫折せずに勉強を継続するには、まずは基礎をしっかり押さえた学習に取り組まなければいけません。

独学で基礎を学びたいという人は、本やYouTubeの無料動画コンテンツなどを利用して勉強することをおすすめします。

特に、YouTubeでは既に統計検定に合格している人がわかりやすく解説しているため、初心者の人でも理解しやすいでしょう。

また、統計検定3級の合格に必要な数式を覚える際は、基本の数式を全てまとめることをおすすめします。

紙にまとめておくと、数式を忘れてしまった際にテキストを見返す手間がなくなるため、効率良く学習を進められます。

過去問に時間を割いて問題の傾向や難易度を把握する

統計検定の基礎を学習できた人は、過去問に時間を割いて問題の傾向や難易度を掴みます。

統計検定3級の過去問は、統計検定3級公式ページから無料で解くことができます。

過去問を解く中で問題の出題傾向を掴み、効率良く学習を進めていきましょう。

また、過去問を解く際は時間制限を設け、本番と同じ形式で行う学習方法がおすすめです。

本番形式に慣れておくと、試験当日の時間配分や雰囲気を身体で覚えられるため、実際の試験でも自身の実力を存分に発揮できます。

弱点を克服して合格を目指す

過去問を繰り返し解くと、自身の弱点や苦手分野が明確になります。

苦手分野が見つかった人は、わからない箇所を本やYouTubeの無料動画コンテンツなどで確認し、点数の底上げに時間を割く必要があります。

なぜなら、過去問で見つかった苦手分野の答えを見て暗記するだけでは、本番でも同じミスをする可能性が高いからです。

本番でミスを避けるには、基礎を押さえて記憶に定着させなければいけません。

過去問で自身の弱点を洗い出し、本番試験で65点以上取れるように試験対策しましょう。

統計検定3級の学習におすすめの本・テキスト・スクールは?

この項目では、統計検定3級の学習に役立つおすすめの本・テキスト・スクールを紹介します。

効率良く学習を進めたい人や、独学の勉強に限界を感じている人は、ぜひ参考にしてください。

おすすめの本

統計検定3級は、テキストの学習だけで十分合格レベルに達することができます。

しかし、学習を始める人の中には、統計学について深く理解して実務で役立てたいと考えている人も多いはずです。

この項目では、統計学について深く理解できる本を3つご紹介します。

本の名前特徴
基礎から学ぶ統計学・カラー付きの図解説明で視覚的に理解できる
・実践的な手法を中心に学習できる
・数学が苦手な人向けにわかりやすく解説
ゴリラ部長が教えてくれた統計の「超」入門・試験対策ではなく実務で役立つ統計学の知識が身につく
・図解説明が豊富で初学者の人でも理解しやすい
・本の特典を利用すると実際にExcelで計算できる
世界一カンタンで実践的な 文系のための統計学の教科書・文系の人が理解しやすいように解説されている
・統計学をビジネスツールとして扱う方法が理解できる
・統計学の基礎を理解できる

前述した通り、統計検定3級の取得のみを目指している人は、次の項目で紹介する公式テキストの学習のみで十分です。

実務で役立つ統計学の知識を身に付けたい人や、統計学検定2級以上の資格取得を目指している人は、上記で紹介した本の購入がおすすめです。

おすすめのテキスト

統計検定3級の学習におすすめのテキストは、以下の通りです。

本の名前特徴
改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析・日本統計学会の公認テキスト
・3級対策だけでなく2級受験前の復習テキストとしても使用可能
日本統計学会公式認定 統計検定3級・4級 公式問題集【CBT対応版】・日本統計学会の公式テキスト
・CBT方式の出題範囲と形式に対応した問題・解説が収録されている

\公式テキスト「改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析」がおすすめ!/

統計検定3級は、難易度の都合上テキストの反復学習だけでも十分合格を目指せます。

特に、日本統計学会公式認定 統計検定3級・4級 公式問題集【CBT対応版】は、最新の問題に対応している問題集です。

本試験に出題される問題のみ掲載されているため、公式問題集の学習だけで十分過去問と同じ効果が得られるでしょう。

また、試験では高校レベルの数学が出題されるものの、数学の勉強をやり直す必要がありません。

なぜなら、出題範囲に入っている数学の知識は一部なので、本試験で出題されない数学的知識は無駄になるからです。

学習時間を無駄にしないためにも、公式が出版しているテキスト・問題集を繰り返し解き、合格に必要な知識だけ取り入れましょう。

おすすめのスクール

前述した通り、統計検定3級の合格基準を満たすための学習は、公式テキスト・問題集を使用するだけで十分です。

しかし、「実務で役立つ統計学の知識をプロ講師から学びたい!」と考えている人も多いはずです。

この項目では、実務で役立つ統計学の知識や統計検定2級以上の取得を目指している人におすすめのスクールを3つ紹介します。

スクール名特徴
TechAcademy・統計学の基礎から学べる
・Pythonを使用した実践的な分析スキルを身につけられる
・週2回のマンツーマンメンタリングによってモチベーションを維持しやすい
データラーニングスクール・データサイエンティストへの転職に役立つスキルが身につく
・市場に求められる最先端スキルを習得できる
・未経験から統計学について学習できる
Udemy・多数の動画講義の中から自身が学習したい分野を学べる
・購入前に動画の評価やレビューを確認できる
・価格が安い

統計学検定3級のわからない箇所のみを学習したいという人は、Udemyの利用がおすすめです。

Udemyは、統計学について解説されている講義を1つずつ購入できるだけでなく、購入前にプレビューやレビューも確認できます。

統計学検定3級を効率良く学習したい人や、試験範囲内に理解できない問題がある人は、Udemyの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

また、将来的にデータサイエンティストへキャリアチェンジしたいと考えている人は、データラーニングスクールの受講がおすすめです。

データラーニングスクールは、完全オンラインで完結しているため、忙しい社会人の人でもスキマ時間に学習を始められます。

統計検定3級の試験対策に力を入れていないものの、データサイエンティストに必要なスキル・知識を学べるため、実務で活躍できるIT人材を目指せます。

キャリアサポートも充実しており、未経験の人でもデータサイエンティストへの転職が実現しやすくなるでしょう。

統計検定3級の学習は問題集とテキストで十分

今回は、統計検定3級の試験概要や難易度、おすすめの勉強方法について詳しく解説しました。

前述した通り、統計検定3級の合格のみを目指すのであれば、公式テキスト・問題集の反復学習だけで問題ありません。

公式テキストで統計学の基礎知識をインプットし、問題集と過去問を繰り返し解いてアウトプットすることで、合格レベルまで十分到達できるでしょう。

また、統計検定3級の取得だけでなく実務で役立つスキルを身に付けたい人は、スクールの受講がおすすめです。

スクールでは、プロ講師がデータサイエンティストに必要なスキルを体系的に教えてくれるため、実務で活躍できるIT人材を目指せます。

統計検定3級以上のレベルにチャレンジする人や、データサイエンティストへの転職を希望している人は、スクールの受講を検討してみてはいかがでしょうか。

\公式テキスト「改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析」がおすすめ!/

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