PR
投稿日:2023年11月28日 | 更新日:2024年04月22日
土地家屋調査士は、空き家問題などによって業務の活動範囲などが広がっています。
専門的な知識を生かして活躍できる場も多い職業なので、年収などの給料面でみても安定している仕事といえます。
土地家屋調査士の平均年収がいくらくらいなのか、給料が高い理由や年収を上げる方法を紹介。
土地家屋調査士で年収をあげる方法を探しているや、これから土地家屋調査士を目指す人におすすめの方法を紹介していくので参考にしてください。
※この記事は2023年9月現在の情報となっております。
参照元:【改正の概要】https://www.moj.go.jp/content/001321333.pdf
土地家屋調査士の年収を紹介!平均月収やボーナスも比較
土地家屋調査士の平均的な年収を紹介します。
一般的な平均年収、年齢別、勤続年数別の平均年収ごとに比較してください。
他の産業などの賃金と平均年収を比べると、土地家屋調査士の年収がどの程度なのかわかりやすいです。
土地家屋調査士の平均年収は?
土地家屋調査士は年収が高い職業といえます。
土地家屋調査士は、“日本標準産業分類”によると学術研究、専門・技術サービス業の専門サービス業(他に分類されないもの)に分類されます。
令和4年賃金構造基本統計調査によると学術研究、専門・技術サービス業の平均年収(企業規模計10人以上の民営事業所)は、596万3,900円です。
内訳は以下のとおり。
月収(385,500×12ヵ月)+年間賞与(1,337,900円)=5,963,900円
職業を大きくわけると16の産業にわかれます。令和4年の産業別にみた賃金が高い順に並べると以下のとおりです。
- 電気・ガス・熱供給・水道業:402,000円
- 学術研究,専門・技術サービス業:385,500円
- 情報通信業:378,800円
- 教育,学習支援業:377,700円
- 金融業,保険業:374,000円
- 鉱業,採石業,砂利採取業:347,400円
- 不動産業,物品賃貸業:339,500円
- 建設業:335,400円
- 卸売業,小売業:314,600円
- 製造業:301,500円
- 複合サービス事業:298,800円
- 医療,福祉:296,700円
- 運輸業,郵便業:285,400円
- 生活関連サービス業,娯楽業:271,600円
- サービス業(他に分類されないもの):268,400円
- 宿泊業,飲食サービス業:257,400円
このデータから、土地家屋調査士が属する学術研究、専門・技術サービス業は16ある産業のうち2番目に賃金が高いことがわかります。土地家屋調査士は年収が高い職業といえます。
ただし、土地家屋調査士が属する学術研究、専門・技術サービスという産業を一般的に示したものなので、就職先や規模数によって年収は異なります。あくまでも平均的なデータとして参考にしてください。
土地家屋調査士の年齢別の平均年収は?
学術研究、専門・技術サービス業を年齢別に分類すると以下のとおり(賃金×12ヵ月+年間賞与その他特別給与)。
- ~19歳 :246万8,100円 (187,800円×12)+214,500円 =2,468,100円
- 20~24歳:321万8,800円 (233,100円×12)+421,600円 =3,218,800円
- 25~29歳:411万7,900円 (279,800円×12)+760,300円 =4,117,900円
- 30~34歳:506万2,700円 (336,600円×12)+1,023,500円=5,062,700円
- 35~39歳:596万4,900円 (378,900円×12)+1,418,100円=5,964,900円
- 40~44歳:658万7,200円 (421,300円×12)+1,531,600円=6,587,200円
- 45~49歳:699万2,700円 (440,800円×12)+1,703,100円=6,992,700円
- 50~54歳:733万6,600円 (460,000円×12)+1,816,600円=7,336,600円
- 55~59歳:773万2,100円 (481,200円×12)+1,957,700円=7,732,100円
- 60~64歳:595万9,800円 (399,300円×12)+1,168,200円=5,959,800円
- 65~69歳:543万400円 (386,700円×12) +790,000円 =5,430,400円
- 70歳~ :443万5,600円 (339,200円×12) +365,200円 =4,435,600円
年収が高い年代は55~59歳で773万2,100円、年収が低い年代は19歳以下で246万8,100円です。年収が高い年代と低い年代の年収の差は526万4,000円となっています。
年代ごとに数十万円ずつ年収がアップしているのが特徴です。
50代までは年収が上昇傾向で、60代を境に緩やかに減少しています。若年層と比較しても年齢があがるごとに年収アップが期待できる職業と判断できます。
参照元:【令和4年賃金構造基本統計調査】
勤続年収別の平均年収
年収は同じ年代であっても勤続年数によっても変わります。学術研究、専門・技術サービス業(企業規模計10人以上)の金属年数による年収の違いを比べると以下のとおりです。
※(賃金×12ヵ月+年間賞与その他特別給与)
- 0年 :383万8,800円(308,700円×12)+ 134,400円=3,838,800円
- 1~2年 :469万8,000円(323,300円×12)+ 818,400円=4,698,000円
- 3~4年 :497万4,400円(333,900円×12)+ 967,600円=4,974,400円
- 5~9年 :564万6,900円(363,500円×12)+1,284,900円=5,646,900円
- 10~14年:627万8,200円(397,200円×12)+1,511,800円=6,278,200円
- 15~19年:744万3,900円(435,400円×12)+1,783,700円=7,443,900円
- 20~24年:779万9,600円(477,400円×12)+2,070,800円=7,799,600円
- 25~29年:819万5,900円(493,300円×12)+2,276,300円=8,195,900円
- 30年以上 :775万5,400円(469,900円×12)+2,116,600円=7,755,400円
勤続年数が29年目まで年収は常に上昇傾向です。勤続年数が長くなるにつれ賃金、賞与がアップする傾向なので長く勤続するとしっかり評価してもらえる環境といえます。
この結果からも土地家屋調査士は収入面でも安定している職業といえます。
参照元:【令和4年賃金構造基本統計調査】
ボーナス
土地家屋調査士は年収も高く、月収の他にも年間賞与などが安定して支給されることがわかります。
勤続年数に応じてボーナスも増えてくる傾向なので、仕事への取組みなどを評価してもらえるといえるでしょう。
土地家屋調査士は他の職業と比較しても給与面でも安定している職業の1つです。
会社や就業先によって給料や年収などは異なるため、平均的にみて土地家屋調査士は収入が安定していると捉えるとよいです。
土地家屋調査士の年収が高い理由は?
土地家屋調査士は年収が高い職業の1つですが、年収が高い理由として以下が関係しています。
- 報酬を自由に設定できる
- 資格手当がある
土地家屋調査士になるのは土地家屋調査士の資格試験の合格率も低く狭き門なので、土地家屋調査士が年収が高いのも納得です。
報酬を自由に設定できる
土地家屋調査士への依頼額は、かつて報酬規程があり報酬額運用基準に基づいて決められていました。しかし現在は報酬規程は撤廃されており、報酬額の決定権は土地家屋調査士にありそれぞれの土地家屋調査士が決めてよいことになっています。
しかし、報酬額を自由に設定できるからといって相場からあまりにもかけ離れていた額を設定していれば顧客はつきません。
相場感を意識した金額をどのように設定するかで顧客獲得が左右されるといっても過言ではありません。
単価を高くして1件ごとの報酬を上げるか、依頼額を低くし件数を多くすることで報酬を得るかなどの戦略次第では年収にも大きく関わってくるでしょう。
資格手当がある
土地家屋調査士として働くには、土地家屋調査士の試験を突破し資格を得ることが条件です。
土地家屋調査士の試験は難易度も高いので、資格手当が支給されることが大半です。
給料の他に資格手当がつくので、年収にも影響を与えます。
資格手当の額は就業先によって異なるので就業前に確認しておくとよいです。
土地家屋調査士が収入をあげるには?
年収などが安定している土地家屋調査士ですが、就業先などによっては年収が思ったよりも低いと感じる場合も……。
年収が低い人や、さらに年収をアップさせたい人は年収をあげる方法を実践しましょう。
具体的には以下の3つの方法があります。
- 大手の事務所に転職
- 資格を取得する
- 開業する
今の事務所で働きながらでも実践できる方法なので、年収を多くしたい人は実践を推奨します。
大手の事務所に転職
土地家屋調査士の年収は平均的には高いですが、就業場所によって異なるので思ったよりも給料が少ないと感じるかもしれません。
そのような人は、他の事務所への転職を考えるのも1つの手段です。
土地家屋調査士の就業先は以下のような場所が主です。
- 土地家屋調査士事務所
- 建設会社
- ハウスメーカー
- 不動産関連会社
- 士業事務所
土地家屋調査士が活躍できる就業先は種類も多いので、転職先の候補も複数あります。
対応する顧客数などが多い大手事務所などであれば、給与面でも期待ができ年収アップも見込めるでしょう。
重宝される土地家屋調査士だからこそ納得できる環境で働けるように、転職を考えるのもありです。
資格を取得する
年収をあげるために資格を取得するのよいでしょう。
しかし、土地家屋調査士は土地家屋調査士の資格試験を合格しなければ就けない職種なので土地家屋調査士の資格は取得していると思います。
ここでいう資格とは、土地家屋調査士の資格と並行して生かせる資格をとるということです。
他にも資格を保持していればできる仕事内容も増え企業側としてもメリットが大きく、より重宝される存在になれます。
土地家屋調査士が持っていると役立つ資格は以下のとおり。
- ADR認定土地家屋調査士
- 士業
ADR認定土地家屋調査士
土地の筆界が明らかでないことが原因で民事紛争が起こることがあります。
そのときは、民間紛争解決手続をおこなう必要がありますが、土地家屋調査士は弁護士との共同受任を条件として代理が可能です。
しかし、すべての土地家屋調査士が担当できることではありません。ADR認定土地家屋調査士のみが取り扱える事案なので、土地家屋調査士としてスキルや年収をあげたい人はとっておくべき資格です。
ADR認定土地家屋調査士は特別研修を受け、試験を合格することで認定される資格です。
士業
土地家屋調査士が並行して持っているとよい資格として士業の資格がおすすめ。具体的には以下のとおり。
- 宅建士
- 行政書士
- 司法書士
これらの士業は不動産や法律関係の仕事を取り扱う職業です。
そのため、土地家屋調査士と並行して資格を持っていると格段に仕事の幅が広がるでしょう。
できる仕事が増えると年収も必然的にアップするため、資格取得を検討するのもありです。
開業する
土地家屋調査士として独立し開業するのも方法の1つとして挙げられます。
開業すると人脈などを作らなければ顧客獲得などは難しい部分もありますが、営業などにも力を入れると開業して活躍することも不可能ではありません。
開業することでかかる資金などもありますが、軌道にのれば年収1,000万円を目指すことも可能です。独立したい、年収をあげたいと考える人は開業を選択肢にするのもよいでしょう。
土地家屋調査士のおすすめの通信講座は?
土地家屋調査士が年収をあげる方法を紹介しましたが、まずは土地家屋調査士として働くには土地家屋調査士の資格試験を合格することが大前提です。
土地家屋調査士の資格試験を合格できれば、さまざまな働き方ができるなど選択肢も広がります。
土地家屋調査士資格の試験は難易度が高いので、合格を目指せる勉強法で学びましょう。
土地家屋調査士の勉強法としてサポート体制も十分な通信講座をおすすめしますが、そのなかでも特に推奨できる通信講座を紹介します。
土地家屋調査士の資格取得の試験勉強におすすめの2つの講座
土地家屋調査士の資格取得の試験勉強がおこなえる通信講座はいくつかあります。そのなかでも特におすすめできる通信講座を紹介します。
- アガルート
- LEC東京リーガルマインド
それぞれの通信講座の特徴を把握して、自分に合っているものを選ぶことが重要です。
自分に向いている講座で学び、土地家屋調査士試験の合格を目指しましょう。
アガルートで学べる土地家屋調査士試験の種類
2024年合格目標 合格総合講義/一発合格カリキュラム/ダブル合格カリキュラム
- 合格総合講義:162,800円
- 一発合格カリキュラム:338,800円
- 一発合格カリキュラム/ライト:272,800円
- ダブル合格カリキュラム:393,800円
- ダブル合格カリキュラム/ライト:327,800円
- 定期カウンセリング:110,000円
2024年合格目標 中上級総合講義/中上級カリキュラム
- 中上級総合講義:162,800円
- 中上級カリキュラム/ライト:294,800円
- 中上級カリキュラム/フル:360,800円
- 定期カウンセリング:110,000円
2024年合格目標 上級総合講義/上級カリキュラム
- 上級総合講義:162,800円
- 上級カリキュラム/ライト:228,800円
- 上級カリキュラム/フル:305,800円
- 定期カウンセリング:110,000円
カリキュラムオプション
- 合格ゼミ(ウェビナー参加あり):55,000円
- 合格ゼミ(視聴のみ):33,000円
2023年合格目標 合格総合講義/一発合格カリキュラム
- 合格総合講義:162,800円
- 一発合格カリキュラム(定期カウンセリングあり):332,640円
- 一発合格カリキュラム(定期カウンセリングなし):244,640円
2023年合格目標 中上級総合講義/中上級カリキュラム
- 中上級総合講義:162,800円
- 中上級カリキュラム:262,240円
- 定期カウンセリング:88,000円
2023年合格目標 上級総合講義/上級カリキュラム
- 上級総合講義:162,800円
- 上級カリキュラム:218,240円
- 定期カウンセリング:88,000円
カリキュラムオプション
- 合格ゼミ(添削なし):33,000円
その他、苦手をつぶす単科講座多数あり。
アガルートのおすすめポイント
- レベルに合わせた講義が選べる
- 高い合格率
- 無料で受講相談ができる
アガルートは、自分のレベルに合わせた講義を受講できます。
初学者向け、学習経験者向け、学習上級者向けの講義があり、そのなかでも多くのカリキュラムから選択可能です。
苦手な分野を集中的に学べる単科講座も用意されています。土地家屋調査士の合格率は10%未満で低いと紹介しましたが、アガルートの合格率は50%を越えています。
全国平均の5倍以上の合格率なので、アガルートでしっかり学べば合格が目指せるのです。
どの講座を選べばよいかや、どのように学習を進めればよいかなどの疑問などには無料の受講相談で対応してもらえるのでおすすめです。
LEC東京リーガルマインドで学べる土地家屋調査士試験の種類
2024年合格目標 土地家屋調査士&測量士補W合格コース
- 通学・Web(フォロー付き):444,000円(一般価格)
- 通学・DVD(フォロー付き):495,000円(一般価格)
- 通信・Web:385,000円(一般価格)
- 通信・DVD:440,000円(一般価格)
(※大学生協・書籍部価格、代理店・書籍価格によって価格が異なります。)
土地家屋調査士&測量士補W合格コース 民法既習者向け
- 通学・Web(フォロー付き):385,000円(一般価格)
- 通学・DVD(フォロー付き):440,000円(一般価格)
- 通信・Web:330,000円(一般価格)
- 通信・DVD:385,000円(一般価格)
(※大学生協・書籍部価格、代理店・書籍価格によって価格が異なります。)
土地家屋調査士合格コース
- 通学・Web(フォロー付き):374,000円(一般価格)
- 通学・DVD(フォロー付き):429,000円(一般価格)
- 通信・Web:319,000円(一般価格)
- 通信・DVD:374,000円(一般価格)
(※大学生協・書籍部価格、代理店・書籍価格によって価格が異なります。)
2024年合格目標 初学者向け 土地家屋調査士合格コース 民法既習者向け
- 通学・Web(フォロー付き):319,000円(一般価格)
- 通学・DVD(フォロー付き):374,000円(一般価格)
- 通信・Web:264,000円(一般価格)
- 通信・DVD:319,000円(一般価格)
(※大学生協・書籍部価格、代理店・書籍価格によって価格が異なります。)
2023年合格目標 初学者向け 土地家屋調査士合格コース
- 通学・Web(フォロー付き):374,000円(一般価格)
- 通学・DVD(フォロー付き):429,000円(一般価格)
- 通信・Web:319,000円(一般価格)
- 通信・DVD:374,000円(一般価格)
(※大学生協・書籍部価格、代理店・書籍価格によって価格が異なります。)
2023年合格目標 初学者向け 土地家屋調査士合格コース 民法既習者向け
- 通学・Web(フォロー付き):319,000円(一般価格)
- 通学・DVD(フォロー付き):374,000円(一般価格)
- 通信・Web:264,000円(一般価格)
- 通信・DVD:319,000円(一般価格)
(※大学生協・書籍部価格、代理店・書籍価格によって価格が異なります。)
LEC東京リーガルマインドのおすすめポイント
- 実力派講師陣が指導
- レベルに合わせたカリキュラムが組まれている
- 効率重視のオリジナルテキスト
LEC東京リーガルマインドは、試験解答速報の正確さなどで高い評価を受けている実力派の講師陣が揃っているのが特徴です。短期間で合格できるように徹底サポートしてくれます。
初学者と学習経験者によって異なるカリキュラムが組まれており、レベルに合った学習方法で無駄なく勉強可能です。テキストにおいてもレベルに合うように工夫されています。
土地家屋調査士試験に必要な知識が網羅されたオリジナルテキストは、覚えやすさと使いやすさを兼ね備えています。
通信講座で学び土地家屋調査士試験合格を目指そう
土地家屋調査士試験の合格への近道である通信講座で学び、合格を手に入れましょう。
土地家屋調査士になるには土地家屋調査士試験を合格することが条件となっているので、合格を目指せる勉強法の選択が重要です。
通信講座であれば、わからないことがあったときなどサポートが受けられるので安心して学習できます。まずは、紹介した通信講座の資料請求から始めるとよいでしょう。
土地家屋調査士は給料が高い!通信講座で資格をとり年収アップを目指そう
土地家屋調査士は年収が高い職業です。
土地家屋調査士の資格試験は難易度が高く、仕事内容も専門性が求められるため年収が高いのも頷けます。
土地家屋調査士がさらに年収をあげるためには、開業や土地家屋調査士の仕事を生かせる別の資格を取得するのもおすすめです。工夫次第で年収1,000万円を目指すこともできます。
働き方の選択肢も多く年収も高い職業なので将来的にも安定して働ける職業といえます。
これから土地家屋調査士を目指す人は、合格率が高い土地家屋調査士の通信講座を選んで試験合格を目標にスタートをきりましょう。