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投稿日:2024年3月22日 | 更新日:2024年03月22日
資格を取得できれば、転職や就職・独立などキャリアの選択肢を増やせます。
そのため、資格を取得を考えている方も多いでしょう。
しかし、なかには、
「自分にはどの資格が向いているか」
「どのような勉強の種類があるのか」
「そもそもどんな種類があるのか」
などの疑問に感じている方も多くいます。
そこで本記事では、資格の探し方や勉強方法・種類について解説します。
就職や転職などキャリアアップを考えている方はぜひ参考にしてください。
資格の種類は大きく3つ
数多くの資格がありますが、大きく分けると次の3つに分類されます。
- 国家資格
- 公的資格
- 民間資格
資格の違いを知ることで、自分に合う資格を探しやすくなります。
それぞれの資格の種類と性質を理解しましょう。
種類1【国家資格】
国家資格とは、国が認定している資格で、国の法律に則り特定の職業に関する知識や能力を
証明できます。
公的資格や民間資格と比較して、難易度が高くなる傾向がありますが、国が認めている資格のため社会的信用も高くなります。
さらに、国家資格は「業務独占資格」「名称独占資格」「設置義務資格」「技能検定」の4つに分類されます。
税理士や行政書士など資格保有者しかできない仕事もあるため、自分のやりたい仕事に必要であれば国家資格に挑戦しましょう。
種類2【公的資格】
公的資格とは、経済産業省や文部科学省など大臣や省庁が認定している資格です。
試験の実施は、日本商工会議所など民間団体や公益法人が実施しています。
日商簿記検定や秘書検定など知名度の高い資格も多く、国家資格に劣らない信用性をもった資格もあります。
キャリアアップや就職に有利になるため、公的資格も検討しましょう。
種類3【民間資格】
民間資格とは、民間企業や団体で独自の基準で認定される資格です。
マイクロソフトオフィス(MOS)や日本漢字能力検定(漢検)など、仕事で役立つ資格から趣味に関する資格まで幅広い資格が存在します。
幅広い資格があるため、自分に合う資格が見つかりやすいでしょう。
おすすめの国家資格5種類
国家資格は数多くありますが、ここでは就職や転職に役立つ国家資格を5つ紹介します。
- 介護福祉士
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 保育士
- 社会保険労務士
- 行政書士
国家資格も資格によって、難易度や習得できる知識が違うためそれぞれ確認しましょう。
介護福祉士
介護福祉士とは、介護の分野で唯一の国家資格です。
資格取得で、介護に関する一定の知識や技能を証明できます。
高齢者が増えていることから介護福祉士の需要が高く、国家資格で信頼性も高いため介護業界への就職・転職に有利な資格といえるでしょう。
さらに、資格の有効期限や更新も必須でないため、一度取得すれば一生役に立ちます。
介護の分野に興味がある方は、介護福祉士がおすすめです。
福祉系の資格は介護福祉以外にもたくさんの資格があります。興味のある方はこちらの記事もぜひ参考員してください。
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーとは、金融や不動産・保険・税金・相続などお金に関して幅広い知識を保有していることを証明できる資格です。
就職や転職のアピール材料として使えますが、勉強した知識をそのまま自分に活用できるメリットがあります。
試験は年に1月・5月・9月の年3回開催され、チャンスが多いことも特徴です。
お金の専門知識を身につけたい方は、ファイナンシャルプランナーの資格に挑戦しましょう。
ただし、ファイナンシャルプランナーは1級・2級・3級と分かれており、1級と2級は実務経験が必要なため事前に確認が必要です。3級は受験資格がないので誰でも挑戦できます。
保育士
保育士は、保育のプロであることを証明できる国家資格です。
保育士の需要は高く、保育士として就職したい方におすすめです。
さらに、学んだ知識を自分の子育てにも活かせます。
保育士の資格を取得する方法は、大学や専門学校などで所定の専門教育を修了するか保育士試験に合格するかの主に2つです。
ユーキャンなど保育士の講座を提供しているスクールもあるため、保育士試験を受ける方はそちらを活用するとよいでしょう。
ただし、保育士試験の受験資格は、学歴によって違います。
高卒や中卒でも受験可能ですが、その場合実務経験が必要なため、受験資格を満たしているか事前に確認しましょう。
社会保険労務士
社会保険労務士とは、社会保険や年金・労働管理など人事や労務に関する高い専門性を証明できる資格です。
資格取得を通して人事や労務知識が身につくため、人事や採用などの分野での転職・就職に有利になります。
さらに、社会保険労務士は独立開業が目指せる資格です。
転職や独立などキャリアの選択が広がるため、人事や労務でキャリアアップしたい方にはおすすめです。
その反面、社労士の合格率は5〜7%程度と、難関の国家資格といえます。
資格を取得するには計画を立てて学習しましょう。
行政書士
行政書士とは、許認可申請が必要な書類作成などを作成できる法律の専門家です。
資格取得できれば、就職や転職で有利だったり、独立開業できたりするメリットがあります。
さらに、行政書士は受験資格がないため誰でも受験することが可能です。
行政書士は税理士や司法書士などと比べても難易度は易しいので、挑戦しやすい資格です。
転職や独立に役立てるほか、身につけた法律の知識を自分で活用できるため、興味のある方はぜひ挑戦しましょう。
おすすめの公的資格3種類
知名度の高い公的資格は、「日商簿記検定」「メンタルヘルスマネジメント検定」「秘書検定」などがあります。
公的資格も就職や転職に有利になる資格があるため、キャリアアップを目指す方におすすめです。
日商簿記検定
日商簿記検定は、日本商工会議所が主催している、「簿記」として広く知られる資格です。
資格取得を通じて、企業のお金の流れを記録し把握する能力が身につきます。
日商簿記検定は、1級2級3級(原価計算初級・簿記初級)があり、どの級にも受験資格がないため自分のレベルにあわせて受験が可能です。
さらに、2級と3級は筆記試験のほかにCBT試験(ネット試験)での受験が可能なので、自分の好きなタイミングで受験できます。
転職や就職に有利になるだけではなく、会社のお金の流れが理解できるため、すべてのビジネスパーソンにおすすめです。
メンタルヘルスマネジメント検定
メンタルヘルスマネジメント検定は、大阪商工会議所と施行商工会議所が主催している資格です。
労働者のメンタルの不調を未然に防止する技術や知識が身につき、職場だけではなく自分にも活用できる資格です。
職場では、様々なストレスを抱えながら働いている方が多く、精神的なストレスが原因で休職や退職する方も増えています。
メンタルヘルスマネジメント検定は職場環境の改善に役立てるため、部下をかかえる管理職にもおすすめの資格です。
秘書検定
秘書検定とは、秘書に必要な知識・技能を保有していることを証明できる資格です。
一般常識や敬語の使い方・電話対応・ビジネス文書の作成など、社会人に必要なマナーやスキルを身につけられます。
そのため、秘書を目指す方以外にも学生や新社会人におすすめです。
おすすめの民間資格3種類
民間資格は民間企業や団体が運営していますが、なかには仕事やキャリアアップの役に立つ資格もあります。
今回は、仕事やキャリアに役立つ民間資格を3つ紹介します。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは、ワードやエクセルなどマイクロソフト社が提供しているソフトの技能を証明できる資格です。
パソコンに関する基礎的なスキルを証明できるので、転職や就職の際のアピール材料になります。
仕事においてワードとエクセルは必須のスキルといえるため、パソコンが苦手な方もスキルアップとしておすすめです。
日本漢字能力検定(漢検)
日本漢字能力検定は、漢字について読む・書く・適切な使用など能力を測る試験です。
漢字能力は学習の基礎の部分になるため、日本漢字能力検定の勉強をすることで基礎学力の向上につながるでしょう。
さらに、就活の入社試験や高校・大学の入試に有利になります。
漢字検定は、1〜10級と12段階に分かれているため、自分のレベルに合わせて挑戦しましょう。
心理カウンセラー関連
心理カウンセラーは需要も年々高まっているため、興味がある方は関連する資格取得がおすすめです。
心理カウンセラーに関連する民間資格は、以下のものがあります。
- メンタル心理カウンセラー
- 臨床心理士
- メンタルケアカウンセラー
- チャイルドカウンセラー
心理カウンセラーは資格がなくても名乗れますが、資格を保有することで信頼感が高まります。
様々な関連資格があるため、自分に合った資格を目指しましょう。
自分に合う資格と種類の探し方
自分に合う資格を探したい方は、目的と難易度から探すことがおすすめです。
資格は数多く存在するため、悩まれる方も多いかと思いますが、自身の目的と資格の難易度に注目することで自分に合う資格が探しやすくなります。
目的から資格と種類を探す
自分に合う資格を探す際は、目的から探すことがおすすめです。
なぜならば、数多くの資格が存在するため、目的を決めたほうが自分にあう資格が探しやすくなるからです。
資格を取得する目的は、独立やキャリアアップ・スキルアップ・特定の業界への就職・趣味など人によって違い、それぞれの目的で取得すべき資格が変わります。
自分のやりたいことなど目的を明確にした上で、自分に合った資格を探していきましょう。
難易度から資格と種類を探す
難易度から資格と種類を探す方法もあります。全ての資格がすぐに取れるわけではなく、中には高い専門知識が求められるものも存在します。そのため、自分の学習能力や時間、経済的な負担などを考慮して、難易度の適切な資格を選ぶことが大切です。
資格の難易度は、学習時間や試験の難易度、取得するための費用などによって決まります。例えば、国家資格は一般的に難易度が高く、時間と費用を多く必要とします。一方で、民間資格は難易度が低く、短期間で取得することが可能なものも多いです。
中には取得に何年もかかるような難しい資格がありますが、勉強を始める前に受験にかかるコストも調べておきましょう。
資格勉強の種類
資格の主な勉強方法は、次の3つです。
- 独学
- 通学
- 通信講座
資格の難易度や費用・確保できる時間などから、自分に合った勉強方法を実践しましょう。
独学
資格の勉強法には、テキストを購入し自分で学習を進める独学があります。
独学には、費用が安い・自分のペースで勉強ができるメリットがあります。
しかし、独学では取得することが難しい資格もあります。その場合は、通学や通信講座がおすすめです。
趣味で資格を目指す方や取得が易しい資格は、独学で資格取得を目指してもよいでしょう。
通学
資格取得の勉強方法として、資格学校や専門のスクールへ通学する方法があります。
資格学校では、国家資格やビジネス系の公的資格など様々なコースが用意されており、プロの講師が直接指導するため効率よく学習できます。
なかには、民間資格のワインエキスパートなど、趣味として資格取得を目指す方でもスクールに通われています。
国家資格など、難易度が高い資格や趣味でもどうしても取得したい資格がある場合には、通学を検討しましょう。
ただし、資格によって異なりますが、通学する場合には、ある程度の学費と通学・受講する時間を確保する必要があります。
通信講座
通信講座は、スマホやパソコンなどの端末を使いオンラインで勉強する方法です。
インターネットが使えれば場所や時間を問わず勉強できるため、普段忙しいビジネスマンや主婦の方にもおすすめです。
国家資格や公的資格など幅広く受講ができ、さらに通学と比較して受講費用が安い傾向があります。
さらには、趣味レベルの資格にも対応している通信講座も存在します。
通信講座は、時間がないけれど効率よく学習したい方におすすめの勉強方法です。
しかし、なかには自分が取得したい資格に対応していない通信講座もあるため、事前の確認が必要です。
資格取得におすすめの通信講座3種類
資格取得を目指すにあたって、おすすめの通信講座は次の3つです。
- STUDYing(スタディング)
- 生涯学習のユーキャン
- アガルートアカデミー
通信講座は、提供している講座数などそれぞれ特徴があります。
受講を検討している方は事前に確認を行い、自分に合った講座を受講しましょう。
STUDYing(スタディング)
STUDYingは、KIYOラーニング株式会社が運営している通信講座です。
STUDYingは、短期合格をした方の勉強方法を徹底的に分析して開発されています。
難関資格である税理士や司法書士など数多くのビジネス系の資格が受講でき、学生にはもちろん、忙しいビジネスマンにもおすすめといえます。
キャリアアップや転職で資格取得を考えている方は、STUDYingを検討しましょう。
また、STUDYing無料トライアルを実施しています。受講を考えている方は事前に無料トライアルで講義を受けることがおすすめです。
生涯学習のユーキャン
生涯学習ユーキャンは、株式会社ユーキャンが運営している通信講座です。
仕事でも活かせる資格から趣味としての資格まで、160以上の講座を提供しています。
教材もイラストや図を用いてわかりやすく作られているため、初心者でも無理なく学習できます。
さらに、講義動画のほかにも添削指導サービスやミニテストが受けられるウェブ学習などサービスが充実しており、多くの実績があります。
ユーキャンは数多くの資格に対応しているので、自分に合う資格も見つけやすいでしょう。
アガルートアカデミー
アガルートアカデミーは、株式会社アガルートが運営している通信講座です。
日本で初めて司法試験の講座をデジタル化した予備校で、法律系を中心に数多くの難関資格のコースが用意されています。
さらに、国内外のMBA受験対策にも対応しておりキャリアアップを目指す方に向いている講座です。
アガルートアカデミーは実力の高い講師が多数在籍しており、月1回の電話でのカウンセリングなどサポート体制も充実しています。
通信講座で高いサービスやサポートを受けたい方は、アガルートアカデミーがおすすめです。
資格種類まとめ
資格の種類は、「国家資格」「公的資格」「民間資格」の3つに分類されます。
様々な資格が存在しますが、自分の目的や難易度に合わせて資格を目指すとよいでしょう。
なかには、難易度が高い資格もあるため、その場合は、通信講座などの活用がおすすめです。