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投稿日:2024年6月27日 | 更新日:2024年07月30日
最近話題になっている社会人の学び直し(リスキリング)。
昨今は社会人として本業で働きながら資格を取得したり、副業を始めたりと様々な働き方が生まれてきました。
その中でなぜ社会人にとって資格取得による学び直しが必要でおすすめなのかをお伝えしたうえで、どんな資格がおすすめで役に立つかを紹介します。
業界ごとに需要が高い資格を厳選しておすすめ紹介していますのでぜひ学び直しの参考にしてみてください。
社会人の学び直しが注目されている背景を解説.おすすめはある?
社会人の資格と学び直しがおすすめとして注目されている理由 いつからでも
新しいスキルを身につけて新しい業務をしたり転職をすることを「リスキリング」といいます。
日本語では個人の学び直しとも言われますが、全世界でリスキリングの大きな流れが来ています。
ITやAIの進化によって、我々は今まで普通に行われてきた仕事が無くなってしまうのでは、という現実に直面しています。
既に自動化が進んでいる業界も多く、今後はスキルがなければ会社で生き残れないような時代が来ると言われています。
一方でIT化、グローバル化によって新たな部門の人員不足も発生しており、これまであった部署から新しい部署へ人材を移す必要も出てきました。
そのような中でこれまでの経験を活かして新たなステップアップや、キャリアチェンジのための資格取得の需要が高まり、資格取得や学び直しを積極的に行う方が増えてきている現状があります。
また企業側としても、新たに人材を採用するよりは、今働いている人材を活用したほうがコストが小さいというメリットもあります。
転職も盛んになっているため、いつまでも同じ会社で働いてもらえるとは限らず、長年働いている人材であれば辞めにくいという側面もあります。
学び直しが注目されているからこそ、自分自身の付加価値をアップさせるチャンスです。
社会人が実際に学び直すor直しをしない それぞれの声
<引用・参考 日経PR https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000034988.html>
日本で働く社会人は実際にどれくらい学び直したいと思っているのでしょうか。
日経の調査によると学び直し(リスキリング)という言葉を知っている方は8割を超えていました。
日経転職版の登録会員への調査結果になるため、意識が高い方が多いとは思いますが、学び直しの理解が進んでいることが分かります。
またリスキリングが必要だと思っている方はほとんどで、自主的に取り組んでいる方も5割を超えました。
自主的に専門書を購入して学習したり、YouTubeや有料の口座を受講するなど、意識高く学んでいる方も多いようです。
一方で学び直しに興味はあっても、学び直さない方も一定数いらっしゃるようです。
理由として多いのは「時間がない」。
やはり残業が多かったり、プライベートの時間を確保する必要があるとなかなか厳しい現状がうかがえます。
「何を学べばいいか分からない」も多く、リスキリング自体への理解の促進も重要であると考えます。
必要な理由 生き残り戦略
学び直しについては多くが必要性を感じている一方で、時間の確保が難しい、そもそも何を学べばいいのかわからないという方も多くいます。
これまでの社会の技術の発達スピードよりも、加速度をつけて新しい技術が生まれている中で、何かを始めなければ、年収や働きがいの面でもまわりから取り残されてしまう可能性もあります。
将来役立てられる資格を今のうちに取得しておけば、将来にわたって収入面でも安心といえるでしょう。
次の章からは学び直しで注目されている様々な資格を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
言語系の社会人の学び直しのおすすめ資格は
TOEIC L&R おすすめ
TOEICは多くの方に知られている英語資格です。
TOEICは合否がなく、点数でその評価が決まるという資格の特徴があります。
一般的には600点以上から履歴書に書けるといわれています。
日本ではTOEICの点数を指標にしている求人も多くみられるため、学び直しで高得点を狙うのもおすすめです。
またTOEICに資格手当を支給する企業もあるため、年収アップの面でも期待できます。
リスニングとリーディングで構成されていて、平均点は600点程度になっています。
100点アップのための勉強時間は200〜300時間といわれていますが、高得点になってくると100点アップが難しくなってきます。
800点を目指すとすると、どの点数からにもよりますが1,500時間はかかるといわれていて、他の資格と同じように、評価されるまで一定の勉強時間がかかる資格ではあります。
英語を使用する機会が多い社会人だけでなく、英語の習熟度を測りたい方や転職を有利に進めるための手段としても利用できます。
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ビジネス通訳検定
ビジネス通訳検定(TOBIS)はこれまで英語を使用する企業に在籍していた方が、通訳などへのキャリアアップを目指すための学び直しに適しています。
ビジネス通訳の実力を証明する検定で、企業や人材派遣会社などが通訳を依頼する際に客観的な基準として役立てられています。
今までの業務では直訳でよかった内容でも、通訳になると言い換えをしたりニュアンスを考えたりと、想像力を膨らませる必要があります。
通訳に関する資格なしで実績を積み重ねて学ぶのも悪くはないですが、合わせて学び直しで資格を取得することでより自分に見合った評価を得られることができるでしょう。
この検定は合格率は非公開となっているほか、教材や過去問が市販されていないのが特徴です。
少し資格としては取得しづらい部類になってしまいますが、通訳学校などでシャドーイングやリピーティングを繰り返すこと、普段から動画やテレビなどで英語に触れておくことが取得の近道になるでしょう。
ビジネス通訳検定公式サイトはこちら
日商ビジネス英語検定
これまでは貿易関連の業務に活かされてきた日商ビジネス英語検定ですが、2023年よりリニューアルされました。
即答力に重きを置いた内容になっており、国際交流を盛んに行う社会人にとっておすすめの内容となっています。
TOEICでもある程度英語のスキルの証明は可能ですが、普段から英語圏の方とビジネスで交流する機会がある方にはおすすめの資格になります。
スピーキングとリスニングの導入で、スムーズな会話力や距離を縮めるコミュニケーション力を高めるのにも適しています。
サンプル問題もホームページで公開されていますので、学び直しの目的に合うかどうかを検討してみてください。
日商ビジネス英語検定公式サイトはこちら
IT系の社会人の学び直しのおすすめ資格は
基本情報技術者
システムエンジニアやプログラマーの基礎知識を学習できる資格で、IT業界でも有名な資格です。
「入社当初の配属先では残業が多くあまり勉強できなかったが、余裕が出てきたので学び直したい」という方にもおすすめです。
体型的にITシステムの仕組みを理解できるので将来にわたっても活かせる証明になります。
特別な受験条件もなく、合格率は40%台になっていますので、しっかり勉強すれば取得できる資格です。
またIT業界への転職を考えていて学び直したいという方にも入門資格として取得をおすすめします。
未経験であれば200時間ほど勉強時間はかかりますが、数か月程度の勉強でも十分合格ラインに到達できますので、働きながら資格取得も可能です。
独学でも十分な資格ではありますが、全くの未経験でIT知識の勉強が不安な方はスクールや通信講座などを利用してみるのもいいかもしれません。
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ITストラテジスト
ITストラテジストは最近学び直しでも注目されているIT資格です。
上流工程に必要となる高度なIT技術を活用し、提案や活用、業務効率化を実現するための資格です。
基本情報や応用情報などと比較しても難易度が高く、IT業界では「高度情報処理技術者試験」と呼ばれる資格です。
合格率は15%程度で難易度が高く、社労士や税理士などの士業と同じように厚生労働省から認定されている専門職資格となります。
合格率が低いため昇進や転職にも大変有利です。
年収アップも期待できます。
また転職するつもりがない場合もプロジェクトで重宝されるほか、業務の幅も広がることが期待できます。
プロジェクトマネジメントに興味がある、コンサルタントになりたいという方にはおすすめです。
これまでの経験によって大きく変わりますが、勉強時間は600〜1,000時間とかなり難しい部類にはなりますが、新しいチャレンジのための学び直しとして挑戦してみてはいかがでしょうか。
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AI検定
IT業界で勤務していて、AIに興味がある方の学び直しにおすすめなのがAI検定です。
AIについてはChatGPTなどの生成AIが注目されていますが、今後も継続して需要が高まっていくとされています。
AI検定はAIの基本的な知識や成り立ち、機械学習や深層学習などの理解を深めるうえで役立ちます。
IT業界にて本業で活用できる可能性もありますし、本業以外でも業務の効率化やプロジェクトの自動化などに活かせられるでしょう。
合格率は高めで約72%となっています。
「AIに興味があるけど何をやればいいのかわからない」方はもちろん、普段の仕事にあまりやりがいを感じられていない方が、新たな可能性を見出すために学び直す手段として、この資格を勉強するのもおすすめです。
AI検定公式サイトはこちら
建設・不動産系の社会人の学び直しのおすすめ資格は
宅地建物取引士
不動産業界で大変有名な資格である宅地建物取引士(宅建士)。
不動産の売買や賃貸契約にも欠かせない資格です。
不動産取引を行う事業所では働く従業員の1/5以上が宅建士でなければならないため、資格を持っているだけで重宝されますし、資格手当を支給する会社も多くあります。
20万人を超えるたくさんの方が受験する試験ですが、合格率は15%程度です。
一方で勉強時間は300-500時間程度なのでコツコツ積み重ねていけば3か月でも合格の可能性がある資格です。受験者が多いため多種多様なテキストが販売されており、どれで勉強するか迷うほどです。
口コミや実際に書店で手に取って確認しながら自分に合うテキストを探すことをおすすめします。
不動産業界で働く方からは、忙しくて資格勉強をする時間がないという悩みをよく聞きます。
一方で宅建士は不動産取引を行える証明としてもっとも取得がしやすい資格であり、将来にわたっても評価されます。
忙しい中で学び直しをするのは大変かとは思いますが、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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不動産鑑定士
不動産鑑定士は国や自治体などの行政機関、銀行や個人などから依頼をうけて、不動産の鑑定を行う仕事です。
不動産価格や資産評価、税評価など様々な観点から不動産価値を見極める仕事で、近年需要が高まっています。宅建士との相性も良く、ダブルライセンスで取得する方も多くいます。
難易度は高く、合格まで3000時間はかかるといわれています。
短答式と論文式試験に分かれており、短答式のみ合格した場合でも3年以内に論文式に合格できれば、試験合格となりますので数年かけて学ぶというケースが多いようです。
また試験合格後は実務修習、修習考査を受ける必要もあるので若干資格取得までには時間がかかります。
不動産業界で勤務してきた方が手に職をつけて不動産鑑定事務所に転職するケースや、インフラ業界など他業界への転職準備として、学び直しにも適しています。
また不動産鑑定士は独立する方が多いため、将来開業を考えている方にもおすすめの資格になります。
全国で需要のある資格になりますので、地方でも働きたいと考えている方にもおすすめできます。
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不動産証券化マスター
不動産業界マスターは不動産業界で勤務していて投資のプロを目指したい方や証券化に関する知識を身につけたい方におすすめです。
不動産証券化とは、不動産で得られる利益を証券化し、投資家に購入してもらうことをいいます。
利益を資産として流動させることで金融市場の活発化を促すため、経済活動にも大きな影響を与える社会性の高い仕組みです。
この専門家となれる不動産証券化マスターは国家資格ではありませんが、不動産投資業界では注目される資格です。
養成講座や修了試験の受講、実務経験などを通して資格を取得できます。
勉強時間は100-200時間程度で合格できるといわれているので、2か月程度の勉強でも合格ができるチャンスがあるのがポイントです。
不動産業界だけでなく、金融業界や保険会社、銀行などでも活用することができます。
これは不動産自体が資産であり、他の業界とも密接にかかわっているからです。
不動産業界からの転職を考えている方の学び直しにもおすすめの資格になります。
不動産証券化マスター公式サイトはこちら
学び直しは時代の流れから
今回は「なぜ社会人にとって資格取得による学び直しが必要でおすすめなのか」、そして「どんな資格がおすすめで役に立つか」に焦点を当てて詳しくみてきました。
社会人にとって資格取得による学び直しが必要な理由は以下の2つが大きく挙げられました。
- 今後はスキルがなければ生き残れないような時代が来ると言われていること
- 企業側としても新たに人材を採用するよりは、今働いている人材を活用した方がコストが小さいこと
そしておすすめな資格は自分がどんな業界にいるかや、どんな仕事に今後つきたいかで変わってくることがわかりました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。皆様の資格取得ライフを応援しています!