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投稿日:2023年10月5日 | 更新日:2023年12月08日
「通関士には将来性がないの?」「AIに仕事を奪われるって本当?」
難易度の高い国家資格の1つとして知られる通関士は、貿易に関する業務を担います。
受験資格が設けられておらず、誰でも挑戦できるため、目指してみたいと考えている方も多いでしょう。
しかし、資格を取得するとなると、将来性があるのかは気になるところです。
そこで本記事では、通関士の将来性や需要、現状について解説します。
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AIの影響で仕事がなくなる?通関士は将来性がないと言われる原因
通関士には将来性がないと言われる原因の1つには、AIの登場が挙げられます。
さまざまな仕事がAI化されている現在、通関士の仕事もAIに奪われてしまうのではないか、と考える人が出てきたのです。
通関士の仕事は「貿易事務」であり、定型化されている作業も多いため、AIに頼る部分が出てくるのは間違いありません。
通関士には将来性・需要があると言える理由を徹底解説
AIが担える部分も多い通関士の業務ですが、結論、通関士は将来性のある仕事だと言えます。
将来性・需要があると言える理由は、4つあります。
- 業務は書類作成だけではない
- 仕事がきついこともあり現状は人手不足
- 今後も貿易業界・輸出入はなくならない
- 商社・メーカーなど活躍できる場が広い
通関士の将来性について知るためにも、順番に確認していきましょう。
業務は書類作成だけではない
通関士が担うのは、定型化できる仕事だけではありません。
顧客とコミュニケーションを取ったり、手続きの調整を行ったりするのは、人間しか行えない業務です。
そのため、たとえAIが登場しても、仕事のすべてが奪われることはないでしょう。
仕事がきついこともあり現状は人手不足
通関士の仕事は専門性が高く、やりがいがある一方で「きつい」と言われることもあります。
さらに、多くの企業では人手不足が起こっているため、求人の数も多数。
申告官署の自由化・輸出入申告の24時間化などに伴う業務量の増加も、人手不足を招いている原因です。
今後も貿易業界・輸出入はなくならない
日本は各国との貿易を盛んに行っており、年々取引数が増えているのをご存じでしょうか。
輸出額も輸入額も、2021年には1990年の倍の値を超えています。
今後も貿易業界は活性化していくことが見込まれるため、通関に関する独占業務のある通関士の仕事には、将来性があると言えるでしょう。
参考:財務省貿易統計
商社・メーカーなど活躍できる場が広い
通関士が働ける場は、商社・メーカー・海外の企業など、通関業者以外にも数多く存在します。
現在も、インターネットにはたくさんの求人があふれており、日本全国で通関士の募集があるのです。
活躍できる場が広いことから、求人の数が多いのも、通関士に需要があると言える理由の1つでしょう。
将来性あり!通関士の資格を取得するメリット
メリットは以下の通りです。
1.求人が多く就職しやすい
2.女性でも高い年収を目指せる
3.独立・海外進出も可能
4.専門性の高い仕事ができる
将来性がある仕事であるとわかっていても、通関士の資格を取得しようか迷っている方は少なくないはずです。
資格を取得するか迷っている方は、通関士の資格を得るメリットを確認するのがおすすめです。
4つのメリットを順番に確認していきましょう。
1.求人が多く就職しやすい
貿易関連の職場は人手不足のところも多く、たくさんの求人が出されています。
さらに専門性の高い仕事であるため、応募数が少なく、就職先が見つけやすいのもポイント。
通関士は将来性のある仕事なので求人が減る可能性も少なく、就職に不安を抱える方にもおすすめです。
2.女性でも高い年収を目指せる
男性だけでなく、将来性のある仕事を探している女性にも、通関士の資格はぴったり。
基本は通関手続きや書類作成などの業務を行う通関士は、力仕事が少ないため、力に自信のない女性でも働けます。
また、性別にかかわらず、高い年収が目指せるのも魅力です。
3.独立・海外進出も可能
通関士が活躍できる場は、日本国内だけに留まりません。
通関士の資格や経験は、貿易が盛んな海外でも役立てられます。
さらに、経験を積めば独立への道も切り開かれるでしょう。
「成長し続けたい」と思っている方にも、将来性のある通関士はぴったりの職業でしょう。
4.専門性の高い仕事ができる
通関士には独占業務があるため、専門性の高い仕事を探している方にもおすすめです。
通関士の独占業務は、深く広い知識が必要となる通関書類の審査と記名。
専門性のある仕事なら、やりがいも感じられるでしょう。
将来性のある通関士になるために必要なこととは?
以下の4つが必要です。
- まずは難易度の高い試験を攻略
- 税関に関連する知識のアップデート
- 英語力を身につける
- プロ意識を持つ
通関士は需要が多く、将来性のある仕事です。
しかし、年収を上げたり多くの場で活躍したりするためには、努力が必要でしょう。
そこでここからは、将来性のある通関士になるために必要なことを4つ詳しく見ていきましょう。
まずは難易度の高い試験を攻略
通関士を名乗るためには、難易度の高い試験に合格し、通関業者に就職、国の認可を受ける必要があります。
貿易に関わる仕事をしていても、資格や認可がなければ、通関士を名乗れません。
まずは合格率が10%程度の試験を合格することが、通関士への道のりの第一歩です。
税関に関連する知識のアップデート
通関士の資格を取得したあとも、知識をアップデートし続けることで、将来性のある通関士に近づけます。
見たことのない品物の分類を覚えたり、法改正に対応したり、働き始めてからも学び続けることが大切です。
英語力を身につける
通関士の仕事の1つである書類作成の際には、海外の書類のリーディングが必要になる場合も。
多くは英語で表記されているため、英語が読めるようになると仕事がスムーズ。
また英語力を身につければ、海外でも働けるようになるため、将来性のある通関士を目指したい場合には英語力を高めましょう。
プロ意識を持つ
将来性のある通関士になるためには、周りからの信頼を得ることが必要です。
自信のない通関士よりも、プロ意識を持ってしっかりと仕事をこなす通関士のほうが、信頼されやすいでしょう。
プロ意識を持つためには、わからないことはすぐに調べたり、疑問を放置せずにおいたりする工夫が大切です。
【まとめ】将来性のある通関士になるために資格取得を目指そう!
貿易に関する業務を担う通関士は、将来性のある仕事の1つです。
活躍できる場も幅広く、高い年収も狙えます。
通関士の試験は難易度が高く、独学では学習が難しい部分もあるため、初学者の方には通信講座の利用がおすすめです。
- アガルートアカデミー
- フォーサイト
- ユーキャン
上記の通信講座は、サポート体制が整っており、質問サービスも展開しています。
通信講座が気になる方はこちらの記事を読むことによって、より詳しく知ることができると思います。
賢く活用して、将来性のある通関士の資格取得を目指しましょう!
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