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投稿日:2024年7月23日 | 更新日:2024年07月30日
「映像デザインの仕事内容を知りたい」
「映像デザインの勉強方法は?」
映像デザイナーの仕事に就きたくても、仕事内容や勉強方法が分からなくて、行動に移せない人は多いです。
そこで本記事では、映像デザイナーの仕事内容や具体的な勉強法を紹介していきます。
本記事を最後まで読めば映像デザインの理解が深まり、今日から映像デザイナーの学習を始められるはずです。
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映像デザインとは?
映像デザインとは、以下のような映像コンテンツを手掛ける際に必要なデザインスキル・知識のことを差します。
- 映画
- テレビ
- ゲーム
- CM
主に映像デザインを制作する人のことを映像デザイナーと呼びますが、動画クリエイターや映像クリエイターと呼ばれる場合も多く、総称として「映像制作の仕事」と認識されています。
映像デザインを作る仕事の工程は、以下のとおりです。
- 動画を作る目的や伝えたいメッセージを明確にする
- 企画内容をまとめる
- 絵コンテと呼ばれるラフ案を作る
また、カメラマンやCGデザイナー、動画編集者などと協力しながら作業を分担して行っていくのも映像デザイナーの仕事の1つです。
後ほど詳しく解説しますが、映像デザイナーの知識やスキルを身につけるには、大学や専門学校に通って学ぶのが一般的となっています。
映像デザインの仕事内容
映像デザイナーの具体的な仕事内容は以下のとおりです。
- ドラマの映像に関するデザイン制作
- CMに関するデザイン制作
- PV(プロモーションビデオ)に関するデザイン制作
- MV(ミュージックビデオ)に関するデザイン制作
- アニメーションに関するデザイン制作
- ゲームグラフィックに関するデザイン制作
- Webコンテンツに関するデザイン制作
上記のように、映像制作の現場で映像デザインを制作していくのが映像デザイナーの仕事です。
映像デザイナーの仕事をしていくには、映像制作に必要な基本的な知識はもちろん、高度な専門スキルや知識も必要になってきます。
また、視聴者に感動を与えるような独創性や芸術的センスも必要とされるため、常に新しい映像技術をリサーチする探求心も必須です。
制作現場によっては映像のカットやテロップ挿入などの編集作業、CG(コンピューターグラフィックス)の技術を駆使して、作品に必要な映像デザインを制作する業務も行っていきます。
映像デザイナーの年収
映像デザイナー(映像制作)の平均年収は求人サイトの「求人ボックス」によると、479万円となっています。
月給で考えると40万円が相場となっており、新卒の初任給は21万円程度が平均です。
また、派遣社員の場合は平均時給「1,600円」パート・アルバイトの平均時給は「1,046円」となっています。
さらに、フリーランス向けの求人サイト「レバテック」によると、フリーランスの映像デザイナーの年収は600万円です。
フリーランスの映像デザイナーになるとスキルや経験で報酬が決まるため、会社員と比べると150万円以上も平均年収がUPします。
そのため、会社に勤めながら映像デザイナーのスキルや知識を身につけ、フリーランスとして独立する人も多いです。
映像デザインの勉強方法3選
ここでは、映像デザインの勉強法3選を解説していきます。
1つずつ解説していくので、映像デザイナーを目指している人は参考にしてみてください。
本で勉強する
映像デザインを独学で身につける方法1つ目は、映像デザイン関連の本でスキルや知識を学んでいく方法です。
YouTuberのおかげで映像制作の仕事を志す若者が増えたことから、今は映像デザインに関連する本がたくさん発売されています。
特に映像デザイナー・クリエイター初心者向けの本が多く、どの本も内容が濃くてクオリティも高いです。
そのため、映像デザイナーの基礎を勉強するのであれば、関連する本を2〜3冊読むだけで十分でしょう。
相場は2,000円くらいになりますが、スクールや有料講座に通うことを考えれば、コスパが良いです。
映像デザインを学ぶのにおすすめの本は、記事の後半で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
YouTube動画で勉強する
あまりお金をかけずにお試し感覚で映像デザインを学んでみたいなら、YouTube動画がおすすめです。
YouTube上には、プロの映像クリエイターが映像デザインについて解説している動画がたくさんあるため、とても参考になります。
映像デザイン初心者におすすめのYouTubeちゃんねるは、以下の3つです。
- クリエイターズジャパン
- YOTA NARUSE
- こーたろーちゃんねる
上記の3つのチャンネルは、映像デザインの基礎や動画編集ソフトの使い方、映像デザインのテクニックを詳しく解説しています。
また、映像デザインや動画クリエイターに関する動画は他にもたくさんあるので、自分好みのチャンネルを見つけて勉強するのも良いでしょう。
お試しで感覚で映像デザインの勉強を始めてみたい人は、YouTube動画を活用して、映像デザインのスキルを学んでみてください。
Udemyで学ぶ
Udemyとは、IT・Webに特化したオンライン学習のプラットフォームです。
映像デザインや動画編集に関する有料動画講座が配信されているため、映像デザインの基礎や動画編集ソフト・ツールの使い方を学ぶことができます。
動画は買い切りとなっており、値段の相場は10,000円〜30,000円ほどです。
以下のようにセット動画を購入すれば、一回の購入で映像デザインの基本〜ソフトウェアの使い方まで、一通り学ぶことができます。
- 映像デザインの基礎知識
- 動画制作の基礎知識
- 動画編集の基礎知識
- 動画撮影の基礎知識や考え方
- プレミアプロなどのソフトウェアの使い方
- 動画制作マーケティングの基礎知識
- 最新の動画制作スキル
また、Udemyには講師へのQ&Aサポート機能や返金機能、動画によっては購入者特典などもついてきます。
オンラインスクールの相場が5万円以上と考えると、Udemyの動画講座はかなりお得です。
映像デザイナーを目指している人は、ぜひ参考にしてみてください。
映像デザインを学ぶのにおすすめの本
映像デザインを学ぶのにおすすめの本は、以下の3冊です。
1つずつ解説していきます。
映像制作モダンベーシック教本
映像制作モダンベーシック教本は、映像制作に関する基礎知識や具体的なテクニックなどを学べる1冊です。
45のレッスン項目に分かれており、映像制作の基本〜応用を学ぶことができます。
具体的な内容は、以下のとおりです。
- 映像制作の基礎知識や考え方
- 動画撮影のコツやテクニック
- 照明やライティングに関する知識
- 映像デザインや演習のテクニック
- 動画内で使う色のテクニック
上記のように、映像制作に関する知識や具体的なテクニックが網羅的に解説されています。
映像デザインに特化した本ではありませんが、映像制作に興味があるなら、読んでおいて損はありません。
税込2,750円と安くはありませんが、映像制作の教科書として使える1冊なので、ぜひ参考にしてみてください。
映像クリエイターのための完全独学マニュアル
映像クリエイターのための完全独学マニュアルは、タイトルのとおり独学で映像制作の技術や知識を学びたい人向けの本です。
機材選びから具体的な制作テクニックまで、映像制作に関する内容を総合的に学ぶことができます。
具体的な内容は以下のとおりです。
- カメラの操作方法
- レンズの具体的な選び方
- カット割りのテクニック
- フレーム構図の作り方
- 映像の編集方法
本書では具体的な映画のシーンを活用して、映像制作の技術やスキルを詳しく解説しています。
さらに、低予算でも大作映画のような映像を作る方法にも触れており、ダイナミックな映像を制作したい人は必見です。
これから映像デザインを学んでいく人はもちろん、映像制作のスキルを向上させたい人にもおすすめの本となっています。
Premiere Pro よくばり入門 CC対応
Premiere Pro よくばり入門 CC対応は、動画編集ソフト「Premiere Pro」の使い方について詳しく解説している本です。
具体的には、以下の内容について解説しています。
- 動画編集の基本知識
- アニメーションの使い方
- エフェクトの使い方
- 動画編集の応用知識
- 動画編集の作例
上記のように、動画編集テクニックや知識について詳しく解説しています。
また本書を購入すれば、動画編集で使える動画素材や練習用ファイルなどの特典も付いてきます。
さらに各パートには解説動画が付いているので、スマホやPCを活用して動画編集を学ぶことも可能です。
クオリティの高い動画を作りたい人は、本書の内容を参考に、動画編集スキルを向上させていきましょう。
映像デザインを学ぶのにおすすめの大学・専門学校
映像デザインを学ぶのにおすすめの大学・専門学校は、以下の3つです。
1つずつ解説していきます。
東京デザイナー学院
東京デザイナー学院(専門学校)には、映像デザインを学べる「映像デザイン学科」があります。
映像デザインの基礎はもちろん、3Dコンピューターグラフィックやデジタル合成、編集技術などを学ぶことができます。
また映像デザイン学科では、産学共同プロジェクトを実施しており、映像作品のコンペやクライアントワークなどに参加することが可能です。
映像デザイン学科で学べる内容は、以下の3つです。
- 3DCG選考
- VFX選考
- モーショングラフィックス選考
上記のように、映像デザインに特化したコースが用意されています。
映像デザインに特化した専門学校はそこまで多くないので、映像デザインを専門的に学びたい人は東京デザイナー学院の「映像デザイン学科」がおすすめです。
映像デザインを基礎から学びたい人は、参考にしてみてください。
デジタルハリウッド大学
デジタル関連の専門教育に特化しているデジタルハリウッド大学にも、映像デザインを学べる「映像・映画コース」が存在します。
映像・映画コースで学べる内容は、以下のとおりです。
- 映像制作演習基礎
- ストーリー制作演習
- 映像撮影演習
上記のように、映像制作の基礎を学ぶことができ、映像制作の演習授業も用意されています。
ちなみに、デジタルハリウッドには大学とは別に専門スクールもあり、映像デザインをより深くに学びたいなら「動画編集・ネット動画クリエイター選考コース」がおすすめです。
映像制作の基本はもちろん、動画撮影や編集方法、コンテンツ制作を学ぶことができます。
また、専門スクールでは転職活動のサポートも行っているため、映像業界に転職したい社会人は参考にしてみてください。
東京工科大学
東京工科大学のデザイン学部には、映像デザインに特化した「視覚デザインコース」があります。
映像デザインに関する専門知識や技術を本格的に学ぶことができるため、映像デザイナーや動画クリエイターを目指す人におすすめです。
東京工科大学のデザイン学部では、以下のカリキュラムが設定されています。
- 発想の基となるデザインの基礎学習
- 映像デザインをはじめとした制作の演習学習
- 各コースの専門的なスキル学習
- デザイン制作に必要なソフトウェアの学習
上記のように、映像デザインを習得するのに必要なカリキュラムが設定されています。
映像デザインに興味のある人や、大学で学んでみたい人は参考にしてみてください。
映像デザインまとめ
今回は、映像デザインの仕事内容や勉強方法を紹介していきました。
最後におさらいとして、映像デザインの仕事内容を紹介していきます。
- ドラマの映像に関するデザイン制作
- CM作成に関するデザイン制作
- PV(プロモーションビデオ)に関するデザイン制作
- MV(ミュージックビデオ)に関するデザイン制作
- アニメーションに関するデザイン制作
- ゲームグラフィックに関するデザイン制作
- Webコンテンツに関するデザイン制作
映像デザインのスキルを身につけたいなら、大学や専門学校、スクールに通ってプロに学ぶのが手っ取り早いです。
ただし、いきなり大学や専門学校に入学するのはハードルが高いため、まずは本記事で紹介した学習方法や本を参考に、独学で勉強を始めてみるのがおすすめです。
映像デザインに興味がある人は、参考にしてみてください。
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