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投稿日:2024年1月25日 | 更新日:2024年01月25日
「デザインの種類を知りたい」
「デザイナーの仕事内容や向いている性格は?」
この記事では、デザイン・デザイナーの仕事の種類を細かく解説していきます。
また、デザイナーに向いている人の性格も紹介していきます。
本記事を最後まで読めばデザイナーの種類を理解でき、今日からデザインの勉強を始められるはずです。
デザイナーに興味のある人は参考にしてみてください。
デザイン・デザイナーとは?
デザインの意味は、以下のとおりです。
建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品を意匠すること。
goo辞書
少し分かりづらいので簡単に説明すると、デザインとは視覚的に情報を与えたいときに用いられる創作物のことを指します。
例えば、普段目にしている広告などが良い例で、文章や言葉だけでは伝えきれないときに必要になってくるのがデザインです。
ただし、ひとえにデザインと言ってもデザインには色々な種類があるため、一言で説明するのはとても難しいです。
次の見出しで「デザインの種類」について解説していくので、デザイナーに興味がある人は参考にしてみてください。
デザイナーの種類と仕事内容を一覧で紹介
ここでは、デザイナー・デザインの種類と仕事内容を一覧で紹介していきます。
- Webデザイナー
- UI・UXデザイナー
- グラフィックデザイナー
- 広告デザイナー
- 映像デザイナー
- ファッションデザイナー
1つずつ見ていきましょう。
種類①Webデザイナー
Webデザイナーとは、Webサイトやページに表示されるデザインを制作するデザイナーのことです。
具体的な業務は以下のとおりです。
- Web上にある広告やバナーデザインの制作
- Webサイトやページのデザイン制作
- SNSで表示されるコンテンツデザインの制作
- スマホアプリなどのビジュアルデザイン制作
- ECサイトのコンテンツデザイン制作
上記のように、Web上のデザインを制作していくのがWebデザイナーです。
IT・Webの発達によりWebデザインを活用する場面は増えてきており、Webデザインの仕事も年々、増加傾向にあります。
種類➁UI・UXデザイナー
UI(ユーザーインターフェース)デザイナーとUX(ユーザーエクスペリエンス)デザイナーの意味は以下の通りです。
サイト・アプリの見た目や操作性をデザインする人
ユーザーがサイトやアプリを通じて得られる体験を設計する人
UIデザイナーとは、ホームページに訪れたユーザーが迷うことなくホームページを閲覧できるよう、操作性をデザインしていくデザイナーのことを指します。
例えば、文字の大きさや文字の装飾を適切な形にデザインにしたり、商品の画像やデザインパーツを綺麗に整理したりなど、操作しやすくて見やすいホームページを制作していきます。
一方UXデザイナーはホームページに仕掛けを施し、ユーザーに体験価値を与えるのが仕事です。
例えばユーザーが通販サイトを利用する際、迷うことなく欲しい商品を見つけることができ、ストレスなく商品の購入まで完了できれば、その通販サイトのUXデザインはとても優れていると言えます。
このように、UIデザイナーとUXデザイナーは仕事内容が若干異なりますが、大半のデザイナーはUIデザインとUXデザインを1人で行っていきます。
種類③グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーとは、Webや紙媒体問わず、ポスターや雑誌広告などのデザインを制作していくデザイナーです。
元々は印刷メディアのデザインを担当するのが主流で、文字や写真を利用して情報やメッセージを伝えることをグラフィックデザインといいましたが、現在はWebの発達によりWeb関連のデザインを制作することも多いです。
グラフィックデザイナーの具体的な仕事内容は以下のとおりです。
- 雑誌の表紙やビジュアル制作
- 映画やドラマのポスター制作
- WebサイトやECサイトのデザイン制作
- 商品のパッケージやデザインの制作
- ゲームのグラフィック制作
上記のように、グラフィックデザイナーの仕事は多岐に渡ります。
そのため、グラフィックデザイナーになるにはデザインスキルはもちろん、デザインを作成するのに必要なソフトウェア・ツールの知識や発想力など、様々なスキルや知識が必要になっていきます。
種類④広告デザイナー
広告デザイナーとは、広告代理店や広告制作会社に在籍するデザイナーのことです。
クライアントから依頼を受け、商品やサービスの広告を制作していくのが広告デザイナーの仕事です。
広告デザイナーの具体的な仕事内容は、以下のようになります。
- Web広告の制作
- 新聞や雑誌の広告制作
- テレビCMの制作
- 街の看板の制作
- ポスターチラシの制作
広告デザイナーは広告を出すクライアントの意向をくみ取り、ブランドイメージを理解して、上記の広告を制作していきます。
また、コピーライターのように文章メインのデザイナーや、グラフィックデザイナーのようにデザインメインで広告を制作していくデザイナーもいます。
種類⑤映像デザイナー
映像デザイナーとは、映像デザインを制作するクリエイターです。
動画クリエイターや映像クリエイターと呼ばれる場合も多いですが、業務内容はほとんど変わりません。
映像デザイナーの具体的な仕事内容は以下のとおりです。
- ドラマの映像に関するデザイン制作
- CMに関するデザイン制作
- PV(プロモーションビデオ)に関するデザイン制作
- MV(ミュージックビデオ)に関するデザイン制作
- アニメーションに関するデザイン制作
上記のように、映像制作の現場で映像デザインを制作していくのが映像デザイナーの仕事です。
映像デザイナーの仕事をしていくには、映像制作に必要な基本的な知識はもちろん、高度な専門スキルや知識も必要になってきます。
また、視聴者に感動を与えるような独創性や芸術的センスも必要とされるため、常に最先端の映像技術をリサーチする探求心も必須です。
種類⑥ファッションデザイナー
ファッションデザイナーとは、世間のトレンドに合わせて洋服をデザインしていくデザイナーです。
ファッションデザイナーにもいくつか種類があり、大きく分けて以下の5つに分かれています。
- コレクションデザイナー
- 企業勤務のデザイナー
- アパレルデザイナー
- 衣装デザイナー
- フリーランスのデザイナー
特にコレクションデザイナーはデザイナーの憧れでもあり、オリジナルブランドを展開しつつ、洋服のデザイン制作や展示会も行っていきます。
そのため、コレクションデザイナーを最終目標としているデザイナーも少なくありません。
ファッションデザイナーを目指している人は、上記の職種や業務内容を参考にしてみてください。
デザインを制作するのに必要なスキルって?
デザイナーに必要なスキルは職種によって異なりますが、以下の5つのスキルはどの職種にも必要になってきます。
・デザインの基本スキル(4原則)
・色彩やカラーのスキル
・ソフトウェアのスキル
・マーケティングスキル
・コミュニケーションスキル
業務内容によって必要なスキルは異なってきますが、デザイナーになるなら上記の5つのスキルは必須になってきます
①デザインの基本スキル(4原則) | 「近接」「整列」「反復」「対比」 の4つの基本的な原則スキル |
➁色彩やカラーのスキル | カラー理論や配色に関する知識など、 Webデザインに欠かせない色のスキル |
③ソフトウェアのスキル | Illustrator(イラストレーター)や Photoshop(フォトショップ)など、 デザイン制作に必要なソフトウェアを使いこなすスキル |
④マーケティングスキル | ユーザーに行動してもらうための 施策や集客に必要なSEOのスキル |
⑤コミュニケーションスキル | クライアントやチームメンバーと うまく連携するために必要なスキル |
特に①〜③のスキルは、デザイナーとして働いていくのに必要不可欠なスキルです。
そのため、デザイナーを志すなら①〜③のスキルを優先して勉強していきましょう。
デザインスキルを身につけるのにおすすめの資格
デザイナーにおすすめの資格を以下の表にまとめました。
職種別におすすめの資格を紹介しているので、参考にしてみてください。
①Webデザイナーにおすすめの資格 | Webデザイン技能検定、 アドビ認定エキスパート(ACE)、 色彩検定、Webクリエイター能力認定試験 |
➁グラフィックデザイナーにおすすめの資格 | Illustrator®クリエイター能力検定、 Photoshop®クリエイター能力検定、 DTPエキスパート認証試験、色彩検定 |
③UI/UXデザイナーにおすすめの資格 | Google UX Designプロフェッショナル認定、 人間中心設計(HCD)専門家資格認定制度(UXデザイン)、 色彩検定 |
④広告デザイナーにおすすめの資格 | POP広告デザイナー、 Illustrator®クリエイター能力検定、 Photoshop®クリエイター能力検定、 Webアナリスト検定 |
⑤映像デザイナーにおすすめの資格 | 画像処理検定、 CGクリエイター検定、 色彩検定 |
⑥ファッションデザイナーにおすすめの資格 | ファッション色彩能力検定、 ファッションデザイナー認定、 カラーコーディネーター検定 |
資格の取得は必須ではないため、資格がなくてもデザイナーとして働くことは可能です。
ただし、資格を持っておくと転職活動や実際の業務で有利になることが多いので、気になる人は上記の表を参考にしてみてください。
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未経験からデザイナーを目指すために必要な3STEP
未経験からデザイナーを目指すために必要な3STEPは以下の通りです。
- デザインの基本原則を学ぶ
- デザイン制作に必要なツールの使い方を学ぶ
- 実際にデザインを制作していく
1つずつ解説していくので、デザイナーを目指している人は参考にしてみてください。
デザインの基本原則を学ぶ
デザイナーになりたいなら、まずはデザインの基本原則である以下の4つの原則について勉強していきましょう。
- 近接(関連する要素を近づけること)
- 整列(関連する要素を揃えること)
- 反復(同じ要素を繰り返していくこと)
- 対比(伝えたい要素を強調すること)
上記の4原則はデザインの基礎中の基礎であり、4原則を理解しておかないと優れたデザインを制作することはできません。
まずは、ネットや書籍を活用して各原則の意味を理解していくのがおすすめです。
またプロが作ったデザインをたくさん観察するのもおすすめで、4原則の理解を深めていきたいなら、デザインの観察や分析をしっかり行っていきましょう。
4原則の理解を深めていったら、次にデザイン制作に必要なソフトウェアやツールの使い方を学んでいきましょう。
デザイン制作に必要なツールの使い方を学ぶ
デザインの4原則を学んでいったら、次にデザイン制作に必要なソフトウェア・ツールの使い方を勉強していきましょう。
職種によって必要なソフトウェア・ツールは異なりますが、以下のソフトウェア・ツールのスキルは身につけておいて損はありません。
- Illustrator(有料/無料体験あり)
- Photoshop(有料/無料体験あり)
- Adobe Premiere Pro(有料/無料体験あり)
- Adobe XD(無料)
- Canva(有料/無料体験あり)
特にillustratorとPhotoshopはどの職種でも使うので、しっかり勉強しておきましょう。
優秀なデザイナーは、ソフトウェア・ツールの使い方を熟知しています。
また、ソフトウェア・デザインツールの使い方を理解しておかないと、デザイン自体を制作できないのはもちろん、効率良く業務を進めることができません。
各ソフトウェア・ツールの使い方はYouTube動画や書籍、ネット記事などを活用すれば独学で学べます。
また、無料体験できるソフトウェア・ツールもあるので、参考にしてみてください。
実際にデザインを制作していく
デザインの知識やソフトウェアのスキルをインプットしたら、実際にデザインを制作していきましょう。
先ほど紹介したソフトウェア・ツールを活用して、まずは好きなようにデザインを作ってみてください。
デザイン制作を始めると、デザインを効率良く制作していくコツが掴めるようになるので、コツが分かってきたら勉強した内容を元に、細部にこだわってデザインを制作していきましょう。
また、制作したデザインをプロに見せて添削してもらうのもおすすめです。
独学だけだと何が良くて何が悪いのか客観的に理解できないため、スキルを向上させることができないからです。
無料ではありませんが、ココナラやMENTAなどのサービスを活用すれば、プロに添削を依頼できます。
またプロに添削してもらうのが不安なら、家族や友人に見てもらって感想をもらうのもいいでしょう。
恥ずかしい気持ちは分かりますが、デザインを上達させたいなら「客観的な意見」は必須になってきます。
デザインを制作したら人に見せて、客観的な意見をもらうようにしてください。
デザイナーに向いている人の性格は?
デザイナーに向いている人の特徴は、以下の5つです。
- 地味な作業を泥臭くできる人
- 几帳面で細かい作業が好きな人
- 柔軟な発想力や対応力がある人
- 洞察力が鋭い人
- コミュニケーション能力がある人
地味で泥臭い作業を根気強く続けられる人は、デザイナーに向いています。
デザイナー=クリエイティブでおしゃれというイメージが強いですが、実際の業務内容は地味で泥臭い作業ばかりだからです。
そのため、細かい作業が苦にならない几帳面な性格の人もデザイナーに向いています。
また、優れたデザイナーはデザインのアイデアが豊富で創造力も優れています。
常に柔軟な発想ができる人や、いろんな種類のデザインを勉強して自分の中に落とし込める人もデザイナーに向いています。
また、デザイナーはクライアントが望むデザインを制作するのが仕事のため、クライアントから情報を引き出したり、こちらからアイデアを提案していくコミュニケーション能力も必須です。
以上が、デザイナーに向いている人の性格です。
デザイナーまとめ
今回はデザイン・デザイナーの種類やデザイナーに向いている人の性格を紹介していきました。
最後に、おさらいとしてデザイン・デザイナーの種類を紹介しておきます。
- Webデザイナー
- UI・UXデザイナー
- グラフィックデザイナー
- 広告デザイナー
- 映像デザイナー
- ファッションデザイナー
デザインやデザイナー職に興味のある人は、本記事の内容を参考にしてみてください。
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