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投稿日:2024年7月25日 | 更新日:2024年07月25日
「デザインを練習する方法は?」
「デザインを練習しても上達しない人におすすめの学習方法はあるの?」
上記のような疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
独学でデザインを練習する場合、正しい方法を知らなければ習得が遅くなってしまい、挫折のきっかけになる可能性があります。
そこで、今回はデザインの練習方法や知るべき原則、なかなか上達しない人向けの学習方法をご紹介します。
本記事を最後まで読むと、上達するためのコツが明確になり、効率良くスキルアップできるはずです。
始めたばかりの人や、なかなか上達せず挫折しかけている人は、ぜひ参考にしてください。
デザインの練習方法5選は?
おすすめのデザイン練習方法は、以下5つです。
- デザインに制限をかけて練習する
- 現役デザイナーの作品を模写して練習する
- 客観的な評価から改善方法を考える
- クラウドソーシングサイトのコンペに参加する
- 身の回りのデザインを観察して自分の作品に落とし込む
練習方法がわからず困っている人や、効率良くデザインスキルを高めたい人は、ぜひ参考にしてください。
デザインに制限をかけて練習する
おすすめのデザイン練習方法として、使用する機能やデザインに制限をかけて行うことが挙げられます。
初心者の人は、まずは以下3つの中から1つ制限する練習方法をおすすめします。
- 色を使わない
- 区切り線や背景ボックスを使用しない
- 光彩やドロップシャドウなどの効果を使用しない
色を使わない
色を使わずに練習すると、レイアウトの感覚を効率良く養うことができます。
デザインは、配色さえ良ければある程度のクオリティに仕上がってしまうため、配色に慣れるだけでデザインが上手くなったと錯覚しがちです。
色を制限して練習すると、レイアウト次第でデザインのクオリティが決まるので、改善点を見つけやすくなるでしょう。
区切り線や背景ボックスを使用しない
区切り線や背景ボックスを使用せずにデザインすると、基礎力を身につけることが可能です。
なぜなら、デザインの4原則である「近接」を使いこなせていれば、区切らずに要素のグループ化ができるからです。
なるべく区切り線や背景ボックスを使用せずに練習し、デザインの基礎力を高めましょう。
ドロップシャドウや光彩などのレイヤースタイルを使わない
ドロップシャドウや光彩などのレイヤースタイルは、使用するだけでいい感じのデザインに仕上がる魔法のツールです。
そのため、作成したデザインが微妙だと感じた場合すぐに頼ってしまい、他の能力が上達しなくなってしまいます。
デザインの改善は、レイヤースタイルを使わなくとも、背景写真の色変更やレイアウト調整で対応できます。
制限をかけ、デザインスキルの上達を目指しましょう。
現役デザイナーの作品を模写して練習する
現役デザイナーの作品を模写して練習する方法もおすすめです。
効率良くデザインが上達する模写の方法は、以下の通りです。
- 良いデザインを閲覧できるサイトを見つける
- 気に入ったデザインを模写する
- 他のデザイナーに評価してもらう
それぞれ解説します。
1.良いデザインを閲覧できるサイトを見つける
まずは、ギャラリーサイトやSNSを使用して自分が良いと感じたデザインを見つけましょう。
良いデザインを見つけた人は、スクリーンショットや画像保存機能を使用してキャプチャーしましょう。
キャプチャーする際は、1つの作品に絞るのではなく、1度のリサーチで複数枚のデザインを保存することをおすすめします。
1枚ごとにキャプチャーせず、移動や休憩などのスキマ時間にリサーチを行い、効率良く模写していきましょう。
2.気に入ったデザインを模写する
サイトで気に入ったデザインを見つけた人は、早速模写を始めましょう。
模写する際に意識するべきポイントは、以下3つです。
- デザインで工夫している点を探す
- デザインで使用されているテクニックを見つける
- デザインを見たユーザーがどのような印象を抱くか考える
何も意識せず模写をしても、デザイナーのテクニックを勉強できず、デザインスキルが上達しません。
デザインの上達を目指すには、参考にしたデザインの工夫しているポイントを見つけ、自分の作品に落とし込む必要があります。
3.他のデザイナーに評価してもらう
デザインの模写に慣れてきた人は、他のデザイナーに模写した作品を評価してもらいましょう。
プロから客観的なアドバイスをもらうと、改善点や使用した方が良いテクニックがわかり、デザインスキルの向上に繋がります。
周りにデザイナーの人がいない場合、SNS・ブログ・イラスト掲載サイトなどに投稿すると、アドバイスが貰えるでしょう。
客観的な評価から改善方法を考える
客観的な評価から改善方法を考えることも、デザイン練習方法の1つです。
前述した通り、客観的な評価を得ると、基礎力の強化や作品の改善点を見つけられます。
周りにレビューしてくれる人がいない場合、SNSやスキルシェアサイトで添削を募集している人もいるので、積極的に活用しましょう。
クラウドソーシングサイトのコンペに参加する
デザインの練習方法として、クラウドソーシングサイトのコンペに参加することも挙げられます。
コンペに参加するメリットは、以下4つです。
- 自分の作品が評価される
- 入賞したらお金がもらえる
- 仕事につながる可能性がある
- 他のデザイナーの作品を閲覧できる
4つの中でも仕事につながる可能性がある点は、大きなメリットです。
コンペに入賞すると、設定されている報酬を受け取れるだけでなく、募集している人から継続的に依頼される可能性もあります。
デザインの基礎が身についた人や、プロのデザイナーとしてデビューしたい人は、クラウドソーシングサイトのコンペに参加することをおすすめします。
身の回りのデザインを観察して自分の作品に落とし込む
上記で紹介した4つの練習方法を実践している人は、生活の中にあるデザインを観察して自分の作品に落とし込みましょう。
街中には、お菓子のパッケージやお店の看板など、企業が努力を重ねて作成したデザインが豊富にあります。
良いデザインを観察し、自分の作品に落とし込むことで、デザイン力の向上に繋がるでしょう。
デザインを練習する前に知るべき4原則は?
デザインと聞くと、「感覚を養わなければ練習の成果が出ない!」と考えている人が多いと思います。
しかし、実際は基本となるデザインの4原則を理解するだけで、デザインの練習効率は格段に上昇します。
この項目では、デザインの要素を整理し、わかりやすく伝えるための原則を4つ紹介します。
- 近接
- 整列
- 反復
- コントラスト
原則を知ると、自身が制作した作品の改善点を言語化しやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
近接
デザインの4原則として、関連する要素同士を近づけてグループ化する「近接」が挙げられます。
例えば、限定商品のPR画像を作成する場合、販売期間と価格が必要以上に離れているとユーザーが瞬時に情報を把握できません。
商品画像・販売期間・価格を近づけ、関連性の低い情報は余白を取るとユーザーに伝わりやすいデザインが完成します。
デザインを作成する際は、関連する要素同士が近づいているか確認しましょう。
整列
「整列」は、関連する要素を一定のルールに従って配置し、ユーザーの視認性を上げる原則です。
左右の整列は「左揃え」「中央揃え」「右揃え」に分けられ、上下の整列は「上揃え」「中央揃え」「下揃え」に分けられます。
どの方法によって整列させるかによってユーザーが受ける印象が変化するため、目的に応じて使い分けましょう。
また、正しく整列を使用すると、自然と、目に見えない線が生まれます。
ユーザーは目に見えない線を基準に視線を動かしていくので、伝えたい要素や重要な内容は線の1番前に来るようにデザインしましょう。
反復
デザインの4原則として、関連する要素に使う色・フォント・アイコンなどを統一することで、デザインに一貫性を持たせる「反復」が挙げられます。
Webサイトで反復を使用する場合、ジャンルごとにテーマカラーを決めると、ユーザーに「今どのジャンルのページを見ているか」を直感的に理解させる効果があります。
デザインに統一感を持たせたいと考えている人や、ユーザーに一瞬で多くの情報を理解して欲しいという人は、反復の使用がおすすめです。
また、反復を繰り返すページの中に反復しないデザインを取り入れると、作品や情報に緩急をつける効果も期待できます。
反復を上手く使いこなすと、豪華なフォントや派手な色を使わずに強調したい情報をユーザーに伝えられるでしょう。
コントラスト
「コントラスト」は、デザインに強弱をつけ、重要な情報を視覚的に認識しやすくする原則です。
例えば、スーパーで「大特価〇〇%OFF」という広告を他の価格より大きく表示するのも、コントラストを使用したテクニックの1つです。
重要な要素を強調する際は、フォントの大きさ・形の変更・文字の色などを、デザインの雰囲気によって柔軟に変える必要があります。
関連する要素をまとめる「近接」や「整列」に対し、コントラストはデザインに強弱をつけ、情報の関係性を表現する技法です。
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デザインを練習しても上達しない人におすすめの学習方法は?
上記でご紹介した練習方法を行ってもデザインスキルが上達しない人は、別の方法で学習することをおすすめします。
この項目では、デザインを練習しても上達しない人におすすめの学習方法を以下3つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- スクールで基礎から学ぶ方法
- 現役のデザイナーから学ぶ方法
- 本で基礎知識を身につける方法
それぞれ詳しく解説するので、伸び悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
スクールで基礎から学ぶ方法
デザインを練習してもなかなか上達しない人は、スクールで基礎から学ぶ方法がおすすめです。
スクールは、初心者でもデザインを習得できるカリキュラムが用意されているため、デザインスキルを体系的に学習できます。
スクールには、通学制とオンライン受講の2通り存在し、それぞれ下記のような特徴があります。
スクールの種類 | メリット | デメリット |
通学 | ・わからない箇所をすぐに質問できる ・強制力を働かせられる | ・料金が高い ・時間の融通が利きづらい |
オンライン | ・スキマ時間に学習できる ・料金が安い | ・質問回数に制限を設けているサービスがある ・強制力が弱い |
オンライン講座は、自身のペースで学習できる反面、意欲的に取り組まなければスキルの習得が遅くなります。
通学制の場合、講座のカリキュラムや受講時間が決まっているため、強制力を働かせながら学習に取り組めるでしょう。
自身のペースで学習したい人はオンライン講座、強制的に講座を受講する仕組みを作りたい人は、通学制のスクールがおすすめです。
現役のデザイナーから学ぶ方法
現役のデザイナーから学ぶのも、おすすめの練習方法です。
前述した通り、デザイナーから客観的なアドバイスをもらうと、作品の改善点や実践で役立つテクニックについて学習できます。
特に、現役のデザイナーは実際にクライアントの要望をヒアリングしてデザインしているため、デザイン以外の知識が身につく可能性も高いです。
将来的にデザインの仕事をしたいと考えている人や、スクールよりも費用を抑えて学習したいと考えている人は、現役のデザイナーから学ぶ方法がおすすめです。
本で基礎知識を身につける方法
独学でデザインの練習を進めたい人は、本で基礎知識を身につける方法がおすすめです。
デザインがなかなか上達しない人は、基本的な知識が身についていない可能性が高いです。
書店では、初心者向けから上級者向けまで、読者のデザインレベルに合わせた本が販売されています。
自身のレベルに合う本を購入すると、上達に役立つテクニックや知識を効率良く吸収できます。
基礎が身についていないと感じている人や、学習費用を抑えてデザインの練習をしたいと考えている人は、書店で本を購入して学習を進めましょう。
デザインを練習しても上達しない人はスクールの受講がおすすめ
今回は、デザインの練習方法や知るべき原則、なかなか上達しない人向けの学習方法について詳しく解説しました。
デザインを練習してもなかなか上達しない人は、スクールの受講がおすすめです。
スクールでは、プロ講師からデザインの基礎について1から学べるため、独学で挫折してしまった人もスムーズに学習を進められるはずです。
スクールの中でも、通信講座を受講すると、社会人の人でもスキマ時間を活用してカリキュラムを進められます。
効率良く学習したい人や、独学の練習に限界を感じている人は、スクールの受講を検討してみてはいかがでしょうか。