PR
投稿日:2024年10月1日 | 更新日:2024年10月01日
Adobe社が提供する写真編集ソフトとして有名なPhotoshop®(フォトショップ)。
誰もが画像や写真を手軽に発信できる時世だからこそ、Photoshop®を使って傑作の写真を発信したり、残したいと思ったことがある人もいるはずです。
今回はPhotoshop®の基礎を学べる「Photoshop®クリエイター能力認定試験」を提供している株式会社サーティファイの大橋様と上村様にご協力いただき、取材をさせていただきました。
スクールセレクトでは、様々な資格に関する役立つ情報を、有資格者の監修のもとご紹介しています。そのほかの資格や監修者一覧はこちらへどうぞ。
Photoshop®の特徴と魅力
大橋さん、上村さん、本日はよろしくお願いいたします!
始めに、Photoshop®は多くのデザイナーに愛されている画像編集ツールだと思うのですが、上村さんの思うPhotoshop®の魅力について聞かせてください!
提案書やチラシ、DMを作成する中でPhotoshop®が使えるとさらに質の良い成果物ができたり、
より目を引く魅力的な作品が作れるというところでは非常に優秀なツールだと思います。
デザイン業界においてはPhotoshop®、illustrator®は世界的にも使われているツールですので
今後、学習しておいて損はない、魅力的なツールだと個人的に感じています。
成果物を提出するときに文字だけのものよりも、photoshop®などで整えられたものの方が見栄えが良いですもんね。
そうですね。
特に画像編集はPhotoshop®が非常に得意なことです。
もちろん、PowerPointなどで画像を入れてつくることも可能ではあるのですが、
より高度な画像を作成できるというところはツールとして優秀です。
illustrator®も画像編集をするものだと認識していますが、
illustrator®とPhotoshop®の違いはなんでしょうか。
Photoshop®は画像編集に使えるものです。
WebデザインというところではPhotoshop®を使う機会が多いです。
illustrator®はどちらかというと文字を変形させて、文字のデザインなどができます。
どちらか一方だけというより、どちらも組み合わせて併用することがデザイン業界では標準的です。
それぞれのソフトにデザインをする上での良い部分があって
デザイナーとしてはどちらか一方だけではなく、両方併用することが多い、ということですね。
そうですね。
illustrator®は印刷物に使うことが多いですし、WebのデザインですとPhotoshop®の方が使う場面が多いようです。
ユーザーの方がどちらを選択するかは、どういった分野でデザインをしていきたいのか、というところで使い分けるのが良いですか?
Webデザインに特化するようであればPhotoshop®は第一に学習するといいかな、と思いますが、
デザイン業界で活躍したい方や、デザイン分野で
ご自身の能力やスキルを高める上ではPhotoshop®を第一に考えながらillustrator®の知識も同様につけていただけると活躍できる人材になるのではないかな、と思います。
私たちが提供しているillustrator®試験・Photoshop®試験の受験者数で見ても偏りがあるわけではなく、大体皆様Photoshop®とillustrator®の試験の両方を受ける方が多いです。
今後デザイン業界に従事することを想定しているのであれば、両方とも受験されることを検討するのが良いのですね!
試験内容・難易度・勉強時間に関して
デザイン系のツールの試験の問題ってどういう感じなのでしょうか?
合格・不合格の判断が難しそうに思います。
出題された問題の指示に従って、適切な操作ができているかどうか、またその精度が高いかどうか、というところで加点していきます。
試験では、様々な問題を解いていくと、一つの作品が出来上がるような構成になっています。
例えば、最初は簡単な背景だけだったものが、ライオンが追加され、サファリパークの背景が追加されて、最終的に完成した一枚の作品になるといった具合です。
試験内では連続した問題を提示することで、その一枚の作品を作る過程の中に、ソフトウェアの操作方法や画像の編集技術などを問いています。
お手本として完成例もご案内していますので、ゴールもわかりやすくなっています。
試験問題の作成はとても難しそうですが、どのように作成しているのでしょうか。
弊社のPhotoshop®やIllustrator®に長けた方々に作問の協力を得たり、専門学校の方々からご指導をいただいたりしています。
専門領域の方が監修しているのですね!
それであればPhotoshop®の操作に本当に必要なものを学べそうですね・・・!
難易度はどうでしょうか?
難しい部分はありますが、編集スキルの程度は、当試験で表現できるようになっています。
試験問題に取り組んでいただくことでPhotoshop®の技術を満遍なく学んでいただくことができ、また、学びの取りこぼしも測ることができます。
なるほど。この試験は満点を取らせないことが目的ではなく、むしろこの試験を受けることで、一定レベルのスキルがあることを証明する証明書のような役割を果たしているということでしょうか?
その通りです。この試験の合格率は70%~80%程度となっているため、落とすための試験ではありません。
他の試験でも同じですが、ある程度きちんと学習していただき、問題をしっかり理解していただければ合格を目指せる試験になっていると思います。
試験に向けて勉強をしていれば十分に合格を目指せるということですね。
勉強時間はどのくらいを想定していますか。
標準的なカリキュラムで、講師から学ぶ学習スタイルであれば、20時間程度の学習で十分に対応できる内容になっています。
個人で受験される方も3か月程度の学習時間があれば、合格を目指せるレベルですね。
標準的なカリキュラムで20時間程度の学習というのは、思っていたよりも短くて驚きました。
日常的にPhotoshop®やIllustrator®を使っている方々であれば、さらに短期間で合格を目指せると思います。
また、職業訓練の現場でも、3か月間の学習期間を設けていただきPhotoshop®やIllustrator®を使って知識を高めている方も多くいらっしゃいます。
デザイン関連の職業訓練では、これらのソフトウェアの操作スキルを身につけることが重視されており、重要なツールとして扱われています。
職業訓練となると、より実践的な内容になるのでしょうか。
職業訓練では、実際の仕事で使用するような課題や演習が多く取り入れられていることもあり、単にソフトウェアの操作方法を学ぶだけでなく、実際のデザイン制作のプロセスや、自分の作品を制作し、発表することもしています。
そういった部分では、この資格試験は、学んだスキルを客観的に評価し、証明できるものとなります。
そうすると、就職や転職の際にも、自身のスキルレベルを示す有効な手段として活用できそうですね!
デザイン関連資格の需要と進化
これまでのお話の中で、最近のデザインに関する世間の興味関心が年々高まってきていて、それに伴って受験者数も増えているようですね!
この試験ができた経緯に関してお伺いしてもよろしいでしょうか。
実はこの試験の始まりは、学校側からの要望が先でした。
専門教育において、Illustrator®やPhotoshop®などの指導方針・カリキュラムは大体そろっていたため、それを弊社が集約して検定試験化しました。
資格試験ができ、徐々にデザイン系の学科からの需要が高まってきましたが、現在では情報系などでも学ばれるようになってきています。
様々な分野において需要が高まるにつれて、デザインスクールや一般の企業人向けのスクールでも学習が始まりました。
目標や到達点として当資格も活用されていったという経緯があります。
学校からの要望があったってすごいですね・・・!
引き続き学校からの要望はあるのでしょうか?
はい、そうですね。大学や専門学校、高校でも多くの方にご受験いただいておりまして、就職の際などにも役立てていただいております。
様々な分野の方が受験されているのですね。
最初は受験者層の間口が狭かったようですが、デザインへの関心が広がってその間口が広がっているということですね。
そうですね。最初は服飾系の学校からの要望が多かったのですが、今ではデザインへの関心が広がり、大学や高校の普通科などでも扱われるようになってきています。
なるほど、時代によって求められる資格が変わってくるのですね。
新しい発見で興味深いです。
はい、その通りです。社会のニーズや技術の進歩に合わせて、資格試験の内容や対象に応じて資格試験を検定化、改訂することも弊社の得意なことでもあります。
同じPhotoshop®の資格試験の中でもトレンドはあると思いますか?
Photoshop®も機能が改善されたりするのと思うのでそれに伴って資格試験の内容に変更を加えたりするのでしょうか。
ありますね。
Photoshop®はバージョンの更新が早いツールなので、バージョンに偏らない範囲で更新をしています。
実際に最近新たに追加された内容もあります。
例えば、デザインの分野でも、基本的なスキルに加えて、最新のデジタル技術やトレンドを反映した問題が出題されるようになっています。
自社の強みとして、柔軟性を持って試験内容を更新しているのは大きな特徴です。
なるほど、資格試験の内容が時代に合わせて進化しているのですね。
今世間では生成AIが話題にはなっていますが、クライアントに要求されたものに正確に応えるための編集スキルとしてPhotoshop®の基本的な操作はできる必要があるということですね!
そうですね、生成AIもこれからますます活発に、身近な存在になってくると思います。
生成AIを活用できるスキルとともに、作りたいものへの追及をする時には、まだPhotoshop®の操作をするスキルは必要だと思います。
サーティファイも今後の動向を気にしていきたいと思います。
受験者の声
受験者の方々が満足している点について、具体的にはどのようなところが評価されているのでしょうか?
受験者の方々からは、試験を通じて実際に使える基礎的なスキルが身につくという声が多く、大半の方にご満足いただけています。
「Photoshopを使って成果物を作りたい」という目的に対し、資格取得を目指して基礎的な操作を学ぶことで、受験後に実際に役立つという体験がそのような評価につながっているのかもしれません。
なるほど。
各資格によって、資格試験での習得度のゴールが異なるのですが、Photoshop®クリエイター能力認定試験は、受験者が基礎的なスキルを身につけることができる資格試験だということですね。
一方で、どの資格試験ベンダーさんも資格取得後の資格の活用方法が課題として挙げられているのですが、Photoshop®クリエイター能力認定試験はその点いかがでしょうか。
Photoshop®の基礎的な操作を身につけることができる点や、資格を持っていることで一定のスキルを持っていることを証明できる点でこの資格は役に立っていると思います。
作りたい成果物を作成するのに必要なPhotoshop®の基礎的な操作が身につけられる・身についていると証明できることをわかりやすく評価してもらえることはかなり大きいと思います。
また、資格を持っているということは基本的な知識を習得できているということなので、クライアントへの提案の幅が広がったり、要望に対する実現度のレベルがあがるという点は現場でも評価される点だと思います。
資格を取ることも大事ですが、自分で考えて成果物を作る力ですとか、資格をとったことによってできる提案のレベルが高くなることにこの資格の価値があるということですね。
はい、もちろん資格そのものの価値もありますが、昨今の就活では資格を持っていることから優遇してもらえるというケースはどの資格においても少ないです。
資格を取得すること自体も重要ですが、その後の実践が大切です。
試験を通じて得た知識をどのように活用するかが、受験者の成長につながります。
Photoshop®クリエイター能力認定試験の勉強方法
ユーザーの方の関心が高い資格試験の勉強方法についてお伺いさせていただきます。
具体的にどのようなアプローチが効果的だと感じていますか?
実際に手を動かして試すことが非常に重要です。
一つ一つの操作をどのような順番で進めていくかを考えながら操作することで、想定通りの作品を作成出来たとき、その操作スキルが実体験と一緒に身につくと思います。
もちろん操作だけを覚えることも大事なのですが、作品の制作を通して学べる事も多くあります。
理論だけではなく、実践を通じてスキルを磨くことが、資格取得後の活用にもつながります。
基本的な操作はPhotoshop®クリエイター能力認定試験でおさえて、応用の操作は実践を通して学ぶことでスキルアップを図れる、ということですね!
Photoshop®クリエイター能力認定試験の受験予定の方へ向けたメッセージ
最後にこれからPhotoshop®クリエイター能力認定試験を受けたいと考えているユーザーの方へのメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。
Photoshop®の試験は難易度が高い試験というよりは基本的な操作を一通り学べる試験となっております。
そのため、Photoshop®の初学者だけではなく、これまで独学で学ばれてきた方の学び直しに活用していただくのにもおすすめです。
また、資格取得で得た知識を実務の中で活かしていくことがより大事ですので、資格取得をゴールにするのではなく、あくまでも資格取得を1つの「目標」として学習していただくとより学習効果が高まると思います。
デザインを表現するのにAIを使うことも出来ると思いますが、製作者の意図をより正確に表現するのであれば、人とのコミュニケーションがより一層求められます。
AIで生成するのにも、より正確に表現しようとすればより正確なプロンプトが必要になり、そこでまた専門的な知識が必要になってしまいます。
製作者側もクライアント側もお互いが成果物を確認し、コミュニケーションを取り合う過程が必ず発生するという点からもまだまだ人間が成果物を作成することに意義があると思います。
確かにAIはめまぐるしい発展を遂げていますが、最終的には人間の目で見て確認することはまだまだ必要ですね。
大橋さん、上村さん、取材にご協力いただきありがとうございました!
Photoshop®の初学者の方や、学び直しを検討されている方はぜひPhotoshop®クリエイター能力認定試験の受験をご検討ください!
\基本的な操作を学べて学び直しにもおすすめ!「Photoshop®クリエイター能力認定試験」詳細はこちら!/