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投稿日:2024年1月16日 | 更新日:2024年04月05日
税理士試験は、その高度な専門知識を要する内容から、多くの受験生にとって大きな壁となっています。
多くの人々は受験予備校や専門学校に通うことで、税理士試験という難関を乗り越えようとします。
しかし、経済的な理由や時間的な制約から、独学での挑戦を選ぶ受験生も少なくありません。
大学生や社会人で予備校での勉強時間が確保できない方については独学を選ぶ方も多いのが現状です。
では、独学で税理士試験に合格することは本当に可能なのでしょうか?
そして、独学での勉強を進める際のポイントは何でしょうか?
本記事では、独学での税理士試験突破の可能性と、そのための具体的な勉強法を解説していきます。
※この記事は2023年11月現在の情報となっております。
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税理士試験を独学で突破するために知っておくべきこと
税理士試験は、公認会計士試験や米国公認会計士(uscpa)試験と同じように、多くの受験生が資格試験予備校や専門学校のようなスクールを利用して合格を目指す難関試験の一つです。
実際、合格率も各科目20%を下回っており、資格試験のなかでも屈指の難易度を誇る試験となっています。
税理士試験がどんなに合格率が低い試験であっても、様々な事情や環境から独学で挑戦する受験生も少なくありません。
独学での挑戦は、メリットとデメリットがありますが、合格のためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
実際、税理士試験に独学で合格するのは無理だという人も少なくありません。
以下では、なぜ独学で税理士試験に合格するのが無理だと言われるのか、その理由を解説します。
独学で税理士試験を突破することはかなり厳しい・合格率も低い・難易度が高い
独学で税理士試験に取り組む魅力は、自分のペースで学習を進めることができる点です。
しかし、その自由度は同時に多くの課題をもたらします。
独学での受験生は、専門的な指導を受けることなく、合格までの全ての学習計画や試験対策を自ら立てなければなりません。
tac・大原・クレアール・CPA学院のような有名受験予備校や資格学校が提供するカリキュラムや指導のサポートを受けることができる受験生と比べて、このことは、非常に大きなハードルとなります。
また、独学では、最新の試験情報や法改正を常に自分でキャッチアップし、それに合わせて学習内容を調整する必要があります。勉強法も自ら工夫しなければなりません。
受験予備校には、実際に税理士試験に合格し、税理士として活躍している方が講師をするなど業界の動向にも精通しているケースが多いです。
このような状況下で、独学での学習を継続し、試験に合格するための知識や技術を身につけることは、非常に難易度が高いと言えます。
実際、税理士試験は、一部の天才を除き、独学かつ短期間で合格するのはかなり難しい試験です。
インターネット上のブログやSNSには、独学・短期間で合格したという合格体験記が掲載されている場合もありますが、それはその人が天才であるか、嘘を言っている可能性が高いので注意してください。それだけ税理士試験に独学で合格するのは難しいのです。
独学で税理士試験を突破するのが厳しい理由
独学で税理士試験に合格を目指す場合、多くの受験生が直面する困難がいくつか存在します。
税理士試験に独学で合格するのが難しいと言われる代表的な理由は以下のとおりです。
- 資格試験予備校の試験対策がすごい
- 合格に最適な学習方法がわからない
- 毎年税法の変更に対応しなければならない
- 学習環境の整備が難しい
- 市販されているテキスト・問題集に良いものが少ない
- 合格までの長い道のりでモチベーションが続かない
以下では、それぞれのポイントについて解説していきます。
資格試験予備校の試験対策がすごい
資格試験予備校は、税理士試験の合格を目指す受験生の強力なサポートやツールを提供しています。
その背後には、長年にわたる試験データの蓄積、専門家による教材やカリキュラムの開発、そして何よりも受験生一人ひとりの合格を真剣に願う情熱があります。
こうした学習環境のもとで勉強を進めることができることから、合格者のうちかなりの割合が試験予備校に所属しているというのは紛れもない事実です。
受験生は最適な学習環境の中で、確実に合格に向けてスキルアップを果たしていきます。
つまり、独学とは違い自分で勉強法を確立しなくても、合格の可能性が高い勉強方法を受験予備校側が準備してくれるというわけです。
独学での受験勉強は、このような資格試験予備校の強力なサポートや学習ツールの提供を受けることができないため、非常に厳しい戦いとなります。
独学の方は、自らの力で最新の試験情報を収集し、効果的な学習方法を模索しながら、合格するまで日々の勉強を続けていかなければなりません。
また、独学の場合、学習の進捗やモチベーションの維持も自己管理が求められるため、その難しさはさらに増します。
合格に最適な学習方法がわからない
税理士試験は、合格のために多岐にわたる知識と技術を要求される難関の国家試験であり、その内容は毎年のように変わる税法の改正や会計基準の変化を反映して更新されます。
このような背景から、独学での合格を目指す場合、何から学習を進めるべきかの「最適な学習方法」を見つけ出すのは非常に難しいのです。
- 情報収集の難しさ:独学の場合、どのテキストや参考書が最新の内容を反映しているのか、どの科目から手をつけるべきなのかなど、基本的な情報収集から始めなければなりません。しかし、市販されているテキストの中には古い情報のものや、独学には適さない内容のものも多く、適切な教材を選ぶのは一筋縄ではいきません。
- 学習の方向性の不明瞭さ:予備校や講座に通う場合、講師や先輩からのアドバイスにより、どの部分を重点的に学習すべきか、どのようなアプローチで問題に取り組むべきかといった具体的な指導を受けることができます。しかし、独学の場合、そのようなフィードバックが得られないため、自らの学習方法が正しいのかどうかの判断が難しくなります。
- モチベーションの維持:独学では、学習の進捗や成果を他者と共有する機会が少ないため、モチベーションの低下が起こりやすいです。特に、難易度の高い試験に挑戦する中で、自らの学習方法に自信を持ち続けるのは容易ではありません。
- 模試や過去問の活用の限界:独学者は模試や過去問を活用して学習の方向性を確認することが多いですが、正解・不正解だけでは、自分の弱点や誤解を正確に把握するのは難しいです。予備校などでは、模試の結果に基づいての個別のアドバイスや、過去問の詳細な解説が受けられるため、学習の質が向上します。
- 最新の情報や変更点のキャッチアップ:税法や会計基準は頻繁に変わるため、独学者は常に最新の情報をキャッチアップし続ける必要があります。しかし、どの情報が試験に影響するのか、どの程度の深さで学習すれば良いのかを独力で判断するのは大変です。
毎年税法の変更に対応しなければならない
税法は、経済状況や政策の変動、国の財政状況など様々な要因によって、毎年のように細かな変更や大きな改正が行われます。
これらの変更は、税理士試験の出題内容にも影響を及ぼすため、受験生は常に最新の税法を把握し、それに基づいた学習を進める必要があります。
独学で税理士試験に挑む受験生は、このような税法の変更に迅速に対応するための情報収集が欠かせません。
資格試験予備校に通っている受験生は、専門の講師や教材から直接最新の情報を得ることができますが、独学の場合は自らの手で情報を探し出し、それを学習に取り入れる努力が求められます。
税法改正があっても、その改正が反映された教材・テキスト・問題集が発売されるまでにはかなりの時間がかかるのが普通です。
したがって、独学で合格を目指す場合は、最新の税法改正に対応した教材・テキスト・問題集に触れる機会が限られてしまいます。
さらに、独学での受験生は、新しい税法の解釈や計算方法を自分自身で理解し、それを問題解決のスキルに落とし込む必要があります。
このプロセスは、独学での学習において非常に時間と労力を要するものとなるのが一般的です。
学習環境の整備が難しい
独学で税理士試験を突破する際の難しさの一因として学習環境の整備が挙げられます。長時間・長期間にわたる学習が必要となる税理士試験において適切な学習環境の確保は成功の鍵となります。しかし、独学の場合は、資格試験予備校と比べて、以下の点で劣るケースが多くあります。
- 専用の学習室の不足:多くの予備校には、生徒たちが集中して学習できる専用の学習室が設けられています。このような環境は、外部のノイズや邪魔が少なく、長時間の学習に適しています。一方、独学者は自宅や公共の場所での学習が中心となるため、同じような集中環境を確保するのは難しい場合が多いです。
- 過去問の整備:予備校では、過去の試験問題を整理し、それに基づいた模擬試験や問題集が提供されることが一般的です。これにより、生徒は試験の傾向や出題範囲を把握しやすくなります。独学者は、これらのリソースを自ら集め、整理する必要があり、その過程で多くの時間や労力がかかることが考えられます。
- 早朝からの学習時間の確保:多くの予備校は早朝から開校しており、生徒は自分の都合に合わせて学習時間を確保することができます。特に、仕事や学業と並行して試験対策を進める人にとっては、早朝の学習時間は貴重です。独学者は、自宅での学習が中心となるため、早朝の静かな学習時間を確保することが難しい場合があります。
- 学習のモチベーションの維持:予備校の環境は、他の生徒たちとの競争意識や教師からのフィードバックなど、学習のモチベーションを高める要因が多く含まれています。独学者は、これらの要因を自ら作り出す必要があり、特に長期間の学習を続ける際のモチベーションの維持が難しくなることが考えられます。
市販されている教材・テキスト・問題集に良いものが少ない
市販されているテキストや問題集は、一般的な受験生を対象として作成されているため、独学での受験生のニーズに完全に合致するものは少ないのが現状です。
毎年のように税法が改正されることから、テキストとして良書である場合でも絶版となったり、最新の法改正が反映されていないというケースが少なくありません。
多くの教材・テキスト・問題集は、受験予備校のカリキュラムや教育方針をベースにしており、そのため独学での受験生が求める詳細な情報や独自の学習方法に対応した内容が含まれていないことが多いのです。
大学の先生のような学者が書いた教材は、独学の方には難しすぎるケースも少なくありません。
独学で税理士試験に挑戦する受験生は、市販の教材・テキスト・問題集を選ぶ際には、自分の学習スタイルや理解度に合わせて、最も適切なものを選ぶ必要があります。
しかし、適切な教材・テキスト・問題集の選択自体が難しく、勉強方法が確立できていない受験生は特に多くの時間と労力を要する場合があります。
また、一度購入した教材・テキスト・問題集が自分に合わないと感じた場合、新しいものを探すコストや時間のロスも考慮しなければなりません。
図書館などを利用して無料で教材・テキスト・問題集を用意することも可能ではあるものの、最新の動向を踏まえたものになっていないケースも多く、版が古いものが蔵書されているケースも多いことから、ほとんど役に立ちません。
このような背景から、独学での受験生は、市販の教材を活用する際には、その内容や評価をしっかりと確認し、自分の学習計画に合わせて最適なものを選ぶスキルが求められます。
合格までの長い道のりでモチベーションが続かない
独学で税理士試験に取り組む際の課題の一つがモチベーションの維持です。
独学での学習は、自らの意志だけで進める必要があり、その道のりは非常に長く、時には厳しいものとなります。
税理士試験を突破するためには、何年も勉強を続けなければならず、最短でも3年程度の学習が必要になります。
一般的に、受験予備校や学習グループに所属している受験生は、仲間との競争やサポートを受けることで、モチベーションを高く保つことが可能です。
しかし、独学の場合、そのような外部からの刺激やサポートが得られないため、自分自身でモチベーションを維持しなければなりません。
受験予備校や学習グループに所属していれば知っていて当たり前のツールも利用できないケースも多いでしょう。
また、独学での受験生は、進捗の遅れや理解できない部分に直面した際、誰にも相談できない孤独感や焦燥感を感じることが多いです。
このような時期が続くと、学習のモチベーションが低下し、挫折の危険性が高まります。
独学での受験生は、定期的に自分の目標や理由を再確認し、モチベーションを維持する工夫や方法を見つけ出すことが大切です。
税理士試験は独学でも合格可能?勉強のポイントを解説!
税理士試験は、多くの受験生が受験予備校や専門学校のサポートを受けて挑戦していますが、独学での合格も十分可能です。
受験予備校ように効率的な学べる環境ではなくても、勉強量でカバーすれば独学でも十分税理士試験には合格できます。
独学での挑戦には、特有のメリットとデメリットがありますが、適切な学習方法と効率的な勉強のポイントを押さえることで、成功への道を切り開くことができます。
以下では、独学で税理士試験に挑む際の勉強方法と勉強のポイントを解説します。
(1)税理士試験の試験範囲ごとに深く理解するポイントを決める
税理士試験は、その内容が非常に幅広く、多岐にわたるため、独学での受験生は特に計画的な学習が求められます。
独学で税理士試験に挑む場合、まずは全体の試験範囲を把握し、それを細分化して各範囲ごとの学習ポイントを明確にすることが大切です。
例えば、税法の基礎知識、計算問題、事例問題など、各範囲に特有のポイントを理解し、それに基づいて学習を進めることで、独学でも効果的に知識を身につけることができます。
また、独学で税理士試験の勉強をする際には、過去問の分析も欠かせません。
過去の試験問題を通じて、どの範囲がどのように出題されているのか、どの部分を重点的に学習すべきかを判断することができます。
このように、独学での勉強方法としては自分自身で方向性を定め、それに基づいて効率的に学習を進めることが求められるのです。
(2)計算問題を確実に解けるように実際に手を動かす
税理士試験は、その内容が複雑であり、特に計算問題は受験生にとって大きなハードルとなることが多いです。
実際の税理士試験では、計算の時間が足りないというケースも少なくありません。
独学で税理士試験に挑戦する場合、単に理論を学ぶだけでは不十分で、実際に計算問題を解く練習を繰り返すことが極めて重要です。
独学の利点として、自分のペースでじっくりと計算の手順や方法を練習することができるため、この点を最大限に活用する必要があります。
問題演習に取り組む際には、解答時間をしっかりと測っておくと良いでしょう。
また、独学での受験生は、過去問題を利用して、実際の試験と同じ環境で計算問題の練習をすることで、試験当日のプレッシャーにも対応できるようになります。
計算問題の練習を通じて、独学での学習の効果を高め、税理士試験の計算問題部分に自信を持つことができるようになるでしょう。
(3)独学の場合こそ事前に無理のないスケジュールを立てる
独学で税理士試験に挑戦する際の課題の一つは時間管理です。
専門学校や予備校に通う場合、ある程度のスケジュールやカリキュラムが提供されるため、受験生はそれに沿って学習を進めることができます。
しかし、独学の場合、全てのスケジュールや計画を自分自身で立てなければなりません。
このスケジュール作成は、独学での成功を左右する重要なポイントとなります。
まず、税理士試験の全範囲を把握し、それをどのように分割して学習していくかの大枠を作成することが必要です。
次に、日々の学習時間や週末の長時間学習など、自分のライフスタイルや仕事、家庭の状況に合わせて具体的なスケジュールを組み立てます。
どれくらいの学習時間を確保できるか、無理のないスケジュールを立てることが大切です。
独学での学習は、自分のペースで進めることができる反面、自分自身でのモチベーションの維持が求められます。
そのため、無理のないスケジュールを立てることで、長期間にわたる学習を継続し、独学での税理士試験突破を実現するための土台を築くことができるのです。
(4)スキマ時間も活用して勉強時間を確保する
独学で税理士試験に取り組む際、時間の確保は常に大きな課題となります。
多くの受験生がフルタイムの仕事を持ちながら勉強を進める中、連続した長時間の学習が難しい場合が多いです。そこで、独学の強みを活かし、日常の中のスキマ時間を上手く利用することが非常に重要となります。
例えば、通勤電車の中や昼休み、夕食後の短い時間など、一日の中で散発的に現れるフリータイムを学習に充てることで、日常的に知識をインプットし続けることができます。
特に、税理士試験のような幅広い範囲を要する試験では、毎日少しずつでも学習を継続することで、長期的には大きな学習効果を得ることができるのです。
独学での学習は、自分のペースやライフスタイルに合わせて柔軟にスケジュールを組むことができる利点があります。
この利点を最大限に活用し、日常生活の中でのスキマ時間を見つけ出し、それを学習時間として有効活用することで、独学での税理士試験突破の可能性を高めることができるのです。
(5)独学だからこそ問題・過去問で「解き方」を重視した勉強法で覚える
独学で税理士試験の準備をする際、単に知識を詰め込むだけでは不十分です。
実際の試験では、知識をどのように応用して問題を解決するかが問われます。
そのため、独学での受験生は、過去問題や模擬試験を頻繁に取り組むことで、具体的な「解き方」や問題のアプローチ方法を身につけることが非常に重要となります。
税理士試験は、年々その内容や出題傾向が変わるものの、基本的な問題の形式や求められるスキルセットは同じです。
独学での学習において、これらの過去の問題を繰り返し解くことで、試験のパターンを掴み、自分の弱点や得意な部分を明確にすることができます。
また、独学での受験生は、教材や参考書だけでなく、公式の過去問題集も活用することで、より実践的な学習を進めることができます。
これにより、実際の試験場面を想定した上での対策が可能となり、自信を持って試験に臨むことができるようになります。
独学での挑戦は決して容易ではありませんが、適切な方法での取り組みと継続的な努力により、確実に成果を上げることができるのです。
(6)独学だからこそ試験本番を想定して練習問題に取り組む
独学で税理士試験の準備を進める際、ただ学習するだけではなく、試験の実際の雰囲気やプレッシャーを体験することが極めて重要です。
独学での受験生は、教材や過去問を使って学習するだけでなく、定期的に模擬試験を実施し、試験本番を想定した環境下での自身のパフォーマンスを確認することが必要です。
このような模擬試験を通じて、独学での受験生は試験の時間配分や、どのセクションでどれくらいの時間を使うべきか、また、どのような問題に時間をかけて取り組むべきかなどの戦略を練ることができます。
さらに、模擬試験後の反省を通じて、自身の弱点や誤解している部分を明確にし、それを基に再学習を行うことで、より効果的な学習を進めることができるのです。
独学での学習は、自己管理が求められる分、試験本番を意識した練習が不可欠です。模擬試験を繰り返すことで、試験のプレッシャーに慣れ、自分のペースで問題を解く能力を高めることができます。
(7)大学生なら大学の講義を積極的に活用する
大学生であれば、既に持っているリソースを上手く活用することで、独学でも効果的な学習が可能です。その中でも、大学の講義を積極的に活用することは、税理士試験の勉強の大きなポイントとなります。
まず、多くの大学には経済学部や商学部など、ビジネス関連の学部が存在します。これらの学部では、財務会計、財務諸表論、経済学、法学、簿記など、税理士試験に関連する多くの講義が開講されています。大学生であれば、これらの講義を受講することで、税理士試験の基礎知識を効率的に身につけることができます。また、講義を通じて得られる知識は、教科書だけでは得られない実践的なものも多いため、試験対策としても非常に有効です。
さらに、大学の講義では、専門家である教授や講師に直接質問をすることができます。このような機会を活用し、疑問点や不明点をクリアにすることで、より深い理解を得ることができます。また、同じ講義を受講する仲間との情報交換やディスカッションも、学習の効果を高める要因となります。
大学の図書館も、税理士試験の勉強には欠かせないリソースです。最新の参考書や専門書をはじめ、過去問題集や模試など、多岐にわたる資料が揃っています。これらの資料を活用することで、独学でも十分な学習が可能となります。
総じて、大学生であれば、手元にあるリソースを最大限に活用することで、税理士試験を独学で突破する道は十分に開かれています。大学の講義や図書館、そして仲間とのコミュニケーションを駆使し、効果的な学習を進めていきましょう。
独学で税理士試験の突破を目指すメリット
独学で税理士試験に挑戦することは、多くの受験生にとって大きな挑戦となりますが、それには確かなメリットが存在します。
独学での学習は、受験予備校や専門学校に通うことなく、自分のペースで効率的に学習を進めることができるため、多くのメリットがあるのです。
以下では、独学で税理士試験の突破を目指す際の主なメリットを解説します。
(1)経済的負担が少なくて済む
独学で税理士試験に取り組むメリットの一つは経済的な負担が少なくて済む点です。
受験予備校や専門学校に通学する場合、授業料だけでなく、通学費や教材費、その他の隠れた費用が発生します。
しかし、独学の場合、必要な教材や参考書を選んで購入するだけで、それ以外の余計な出費を抑えることができます。
さらに、独学での学習を進めることで、自分に合った教材を選び、無駄な出費を避けることが可能です。
このように、独学で税理士試験の勉強を進めることは、経済的にも非常に効率的であり、予算内での学習を実現することができます。
特に、学生や初めての受験、または再受験を考えている受験生にとって、この経済的なメリットは大きな魅力となるでしょう。
(2)自分のペースで勉強できる・最適な勉強法を自分でみつけられる
独学で税理士試験の勉強を進める場合の利点は自分のペースで学習を進めることができる点です。
受験予備校や専門学校では、決められたカリキュラムや時間割に従って学習を進める必要がありますが、独学の場合はそのような制約がありません。
これにより、自分の理解度や興味に応じて、特定のトピックに焦点を当てて深く学ぶことができます。
さらに、独学での学習は、自分の弱点をしっかりと把握し、それを克服するための学習方法を自分で考えることができます。
例えば、一つのトピックについて理解が難しい場合、それに関連する資料や参考書を追加で読む、または関連する問題を多く解くなど、自分に合った学習方法を選択することができます。
(3)社会人の方でも働きながら勉強を続けやすい
独学で税理士試験の勉強を進めることの大きなメリットは働きながらでも柔軟に学習スケジュールを組むことができる点です。
税理士試験に臨むのは、大学生や主婦の方など、日中に勉強時間が確保しやすい方ばかりではありません。
多くの社会人受験生は、日々の業務に追われる中で、限られた時間を如何に効果的に使うかが合格への鍵となります。
独学ならば、通勤中の電車内や昼休み、夜間など、自分のライフスタイルや仕事の都合に合わせて学習時間を確保することができます。
また、独学での学習方法を採用することで、自分のペースや優先順位に応じて、特定のトピックや科目に集中して取り組むことができます。
これにより、短期間での集中学習や、特定の分野に深くダイブすることも可能となります。
さらに、独学で税理士試験に合格を目指すことは、自己管理能力や自律性を高める絶好の機会ともなります。
自分自身で学習計画を立て、それを実行に移す過程で、自分の弱点や学習の障壁を乗り越える力が身につきます。
このような経験は、税理士としてのキャリアだけでなく、様々な場面での問題解決能力を高める助けとなるでしょう。
独学で税理士試験の突破を目指すデメリット
独学で税理士試験に挑むことは、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
以下では、独学での学習における主なデメリットを詳しく解説します。
(1)モチベーションを長期間維持するのが難しい
独学で税理士試験に合格を目指す受験生は持続的なモチベーションの維持が必要不可欠です。
税理士試験を突破するまでには、何年もかかります。
その期間、ずっと高いモチベーションを維持するのは一般的には非常に難しいとされています。
なぜなら、独学の場合、学習の進捗や成果を他者と共有する機会が限られているため、自分自身での自己評価や自主的な学習が中心となります。
また、独学での学習は孤独感を伴うことが多く、その孤独感がモチベーションの低下を招くことも少なくありません。
しかし、独学での合格を目指す受験生は、このような困難を乗り越えることで、自己管理能力や自律性を高めることができます。
そのため、定期的に自分の学習目標を見直し、小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持していくことが大切です。
(2)疑問に思った箇所をすぐに解消できない・相談できない
独学で税理士試験に合格を目指す際の大きな課題の一つが学習中に生じる疑問や不明点の解消です。
受験予備校では、講師や仲間たちに直接質問することで、迅速に疑問をクリアすることができます。
しかし、独学の場合、そのようなサポートを受けることが難しく、自らの力で答えを見つけ出さなければなりません。
これには、多くの時間や労力が必要となることもあります。
特に、税法科目のように複雑な分野では、一つの疑問が次の疑問を生むことも少なくありません。
しかし、このような困難を乗り越えることで、独学での受験生は深い理解を得ることができ、それが結果として合格への大きな一歩となることもあります。
独学での学習を進める上で、継続的な情報収集や多角的な視点からのアプローチが重要となります。
(3)最新の試験動向や法の改正に自分で対応する必要がある
税理士試験は、各種税法を含む法の改正や社会の動向に応じて、試験内容や出題の傾向が変わることがあるので注意が必要です。
独学で税理士試験に合格を目指す場合、これらの最新の動向や法改正を常にチェックし、自らの学習計画や方法を調整する必要が出てきます。
受験予備校や専門学校では、専門の講師やスタッフがこれらの情報を収集・分析し、受験生に提供してくれますが、独学の受験生はこのような情報提供のサポートを受けられないため、自分自身での情報収集が不可欠となります。
特に、法律の細かな改正や新たな判例、試験の出題傾向の変化など、独学での学習を進める上での障壁となる要素は多いです。
(4)市販の教材・テキスト・問題集に良いものが少ない
独学で税理士試験に合格を目指す受験生は、市販のテキストや問題集を主要な学習ツールとして使用します。
しかし、市場にはさまざまな教材が氾濫しており、その中には内容が古かったり、誤りが含まれているものも少なくありません。
このような状況の中で、独学の受験生は、自分に合った、かつ高品質な教材を見極める能力が不可欠となります。
受験予備校や専門学校では、専門家が厳選した教材やオリジナルの問題集を提供してくれるため、受験生はその点での心配が少ないですが、独学の場合はそうはいきません。
また、独学で税理士試験に合格を目指す際には、複数の教材を比較・参照することで、幅広い知識や異なる視点を得ることができるというメリットもあります。
しかし、そのためには多くの教材を購入する経済的な負担や、どの教材が自分に合っているのかを見極める時間が必要となります。
独学で税理士試験を目指す場合の勉強方法とコツ
税理士試験は非常に難易度が高く、多くの受験生が専門の予備校に通学して準備を進めます。
しかし、独学でこの試験に挑戦する受験生も少なくありません。
独学での学習には多くの課題が伴いますが、以下のコツを取り入れることで、効率的に学習を進めることができます。
(1)専門予備校の教材・テキスト・問題集を中古品販売サイトで探す
独学で税理士試験に挑戦し、合格を目指す受験生は、専門的な知識や情報が詰まった専門予備校の教材を使用することで、効率的な学習が可能となります。
しかし、これらの教材は新品で購入すると高額な場合が多いため、経済的な負担を軽減するために中古品販売サイトを利用するのがコツです。
独学で税理士試験突破を目指す場合にもっとも不足しがちなのは問題の演習量です。
一般に、受験予備校では答練と呼ばれる模擬試験のようなものに毎日のように取り組んでいます。答練は、受験予備校のノウハウが集約されたもので、頻出の論点などを効率的に勉強できるように工夫されています。
中古品販売サイトでは、この答練も販売されていることがあるので積極的に活用しましょう。
答練には、解答のポイントについて丁寧に説明された解説が付録されています。
中古品であっても、内容は変わらず、過去の受験生が使用したノートやマーキングも参考になることがあります。
独学での合格を目指す上で、このような方法でコストを抑えつつ、高品質な教材を手に入れることは、非常に有効な学習戦略と言えるでしょう。
大学の先生のような学者が書いたテキストは、学術的には正しい知識を提供してくれるものではあっても、税理士試験に特化した知識を提供してくれるわけではありません。
効率的に勉強を進めたいのであれば、専門予備校のテキスト・問題集を中古品販売サイトで探して積極的に活用しましょう。
(2)税理士試験に合格した人のブログやSNSなどを活用して学習法や勉強のコツを学ぶ
独学で税理士試験に挑戦し、合格を目指す際、情報収集やモチベーションの維持は非常に重要な勉強のコツです。
ブログやSNSは、その両方のニーズを満たす有効なツールとなります。
税理士試験に合格した人の投稿やブログは、実際の試験経験や勉強方法、使った教材などの貴重な情報を提供してくれます。
また、彼らの合格体験記や失敗談は、独学での学習のモチベーションを高める要因となるでしょう。
さらに、ブログやSNSを活用することで、独学での受験生同士のコミュニケーションが可能となり、質問や疑問を共有したり、励まし合ったりすることができます。
ブログやSNSのようなコミュニティの存在は、独学での学習の孤独感を軽減し、合格への道のりをよりスムーズに進めるサポートとなるので、その利用がおすすめです。
(3)会計科目は自分に合った最適な教材・テキスト・問題集に絞る
税理士試験において、簿記論や財務諸表論のような会計科目は、独学での学習において特に重要な分野となります。
この科目には多くの基本的な内容が含まれており、多種多様なテキストや教材が市場に出回っています。
しかし、独学で合格を目指す受験生にとって、情報の過多は学習の効率を低下させる要因となり得ます。
そのため、独学で税理士試験に合格するためのコツとして、会計科目のテキストは絞り込むことが推奨されます。
簿記論や財務諸表論は、出題される形式が例年同じであるため、頻出論点を深掘りして理解しておくことが大切です。
会計科目のなかでも、簿記の学習は頻出論点の繰り返し学習が効果的な学習方法となります。
具体的には、自分の理解度や学習スタイルに合ったテキストを1つまたは2つに絞り、それを深く、繰り返し学習することで、知識の定着を図るべきです。
会計科目を最短で合格するためには、テキストを絞って頻出の論点をしっかり押さえるのがおすすめの勉強方法となります。
(4)税法科目は1科目ずつ確実に合格することを目指す
税理士試験の税法科目は、独学で合格を目指す受験生にとって、特に難易度が高いとされる部分です。
この科目には多岐にわたる法律や条文、そしてそれらの適用例が含まれており、一度に全ての内容をマスターするのは非常に困難です。
学習時間が確保しやすい大学生とは異なり、社会人の方は学習時間が確保できないことも多いことから、何年も時間をかけて税法科目の合格を目指していくことになります。
税理士試験では、税法科目として所得税法、法人税法、相続税法、消費税法、酒税法、国税徴収法、住民税、事業税、固定資産税という9科目のなかから3科目を選択して、合格する必要があります。
しかも、所得税法または法人税法のいずれか1科目は、必ず選択して合格しなければなりません。
さらに、消費税法と酒税法、住民税と事業税は、いずれから1科目しか選択できないルールです。
そのため、独学で税理士試験に合格するための戦略として、1科目ずつ、確実に合格することを目指すアプローチが推奨されます。
具体的には、最初に自分の得意な科目や興味を持っている科目から始め、その科目に関する知識を完璧に理解し、模擬試験などで高得点を取れるレベルになるまで学習を続けることが重要です。
また、1科目ずつ合格を積み重ねることで、最終的な全科目合格への道のりが明確になり、目標達成への意欲も高まるでしょう。
(5)全科目合格までに時間がかかることを前提に勉強・学習を進める
独学で税理士試験に挑戦する受験生は、多くの科目とその詳細な内容を網羅する必要があります。
このため、短期間での全科目合格は非常に難易度が高いと言えます。実際、多くの独学での受験生は、何年も時間をかけて合格を果たしています。
社会人・大学生を問わず、税理士試験は何年もかけて合格を目指すのが普通です。
このような背景を踏まえ、独学で税理士試験に合格を目指す場合は、最初から長期的な計画と覚悟を持つことが重要です。短期間での合格を追い求めるあまり、過度なプレッシャーや焦りを感じることは、学習の効率やモチベーションを低下させる原因となります。
また、独学での学習は、自分自身でのモチベーション管理や計画立てが必要となるため、自分の進捗を定期的に振り返り、必要に応じて学習計画を見直すことも大切です。
全科目合格を目指す過程で、一時的な挫折や困難に直面することもあるかと思いますが、その都度、自分の目標や夢を思い返し、継続的に努力を続けることで、独学での税理士試験合格を実現することができるでしょう。
税理士試験で突破を目指すためにおすすめには通信講座もおすすめ
税理士試験を突破するためには、長期間にわたって継続的に勉強し続けなければなりません。
独学で継続して勉強するには高いモチベーションが必要となりますし、専門性の高い税理士試験の内容を市販の教科書や問題集から理解するのは容易ではありません。
「独学で税理士試験を突破するのは難しいのでは?」「市販の教科書や問題集だけで試験に臨むのは不安…」
「わからないところを質問したい」「動画をみながら理解を深めたい」
という方には、通信講座がおすすめです。
通信講座を利用すれば、効率的に勉強時間を確保できますし、効果的な勉強方法も教えてもらえます。
ここからは、税理士試験を突破するためにおすすめの通信講座を紹介していきます。
独学ではなく通信講座を利用するメリット〜効率的に試験範囲を学べる!〜
税理士試験を突破するために通信講座を利用することは、多くの受験生にとって有効な手段となっています。
通信講座を利用することのメリットは、自分のペースで効率的に学習を進めることができる点です。
仕事や家庭の都合で固定の時間に学習することが難しい方でも、自分の都合の良い時間に学習を進めることができます。
自分のペースで学習できると言っても、税理士試験突破に必要な知識を効率的に学べる点が大きく異なります。
通信講座は、専門家によって作成されたカリキュラムや教材を提供しており、効率的に学習を進めることができます。特に、税理士試験は幅広い知識が求められるため、計画的に学習を進めることが重要です。通信講座を利用することで、必要な知識を網羅的に学ぶことができるのです。
学習カルテを活用すれば、自分専用のツールで学習進捗状況を把握することも可能です。
さらに、多くの通信講座では、模擬試験や過去問の解説など、試験対策に特化したサポートも提供しています。これにより、試験の傾向や対策を的確に把握することができ、合格に向けた確実なステップを踏むことができます。
また、一部の通信講座では、質問対応やオンラインでの授業など、受講生のサポート体制も充実しています。自宅での学習が中心となる通信講座でも、孤独になりがちな学習をサポートしてくれる体制が整っているため、モチベーションを保ちながら学習を進めることができます。
通信講座を利用することで、自分のライフスタイルや学習スタイルに合わせて、効率的に税理士試験の学習を進めることができるのです。
税理士試験合格のためにおすすめの通信講座3選
税理士試験の突破を目指せる通信講座は数多くありますが、そんななかでもおすすめの通信講座を3つ紹介していきます。
- スタディング
- 資格の大原
- クレアール
スタディング
スタディングの税理士講座とは、短期で税理士試験に合格したい人におすすめの通信講座です。49,800円から通信講座を利用できるリーズナブルな価格もスタディングの魅力となっています。
講座の価格
コース名 | 料金 | 対象者 |
簿財2科目セット[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
法人税法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
消費税法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
相続税法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
国税徴収法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
おすすめのポイント
- 必要な科目別に合格が目指せるプログラム
- 安価な料金で税理士講座を受講できる
- 段階的にレベルアップができるアウトプット学習
講座の特徴
スタディングの通信講座は、短期間で合格した方の勉強法を基にして作られた通信講座プログラムです。
社会人の方でもスキマ時間を上手に活用して税理士試験の合格を目指せるのがスタディングの魅力となっています。
通常の資格学習方法とは一線を画し、スタディングの通信講座は、多忙な生活を送る人たちでもスムーズに学び進められるよう、家での集中学習だけでなく、スキマ時間も利用しての学習が可能なプログラムとなっています。
直感的な動画教材に、基本的な問題セット、練習問題、テーマごとの演習、能力試験、理論の暗記サポートなど、段階ごとにスキルを高めるコンテンツが豊富に用意されていることがスタディングの通信講座の特色です。
スタディングの通信講座は、学ぶ順序も工夫されており、多忙な日常でも学習を継続することができます。また、運営のコストを抑えることで、より手頃な価格での提供が実現している通信講座です。
資格の大原
資格の大原の通信講座とは、合格実績の高いプログラムが魅力の通信講座です。長年、会計士・税理士試験講座を提供してきた大手の資格予備校であるため、合格のためのノウハウが蓄積されています。
講座の価格(【1月開講】 初学者短期合格コース)
科目名 | 受講形態 | 一般価格 | 大原受講生割引価格 | 大学生協等割引価格 | 継続割引価格 | 一般価格 複数科目セット | 大原受講生割引価格 複数科目セット | 大学生協等割引価格 複数科目セット | 継続割引価格 複数科目セッ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
簿記論 財務諸表論 | Web通信 | 164,000円 | 147,600円 | 159,000円 | 143,100円 | 155,800円 | 140,220円 | 155,800円 | 140,200円 |
DVD通信 | 202,000円 | 181,800円 | 195,900円 | 176,300円 | 191,900円 | 172,710円 | 191,900円 | 172,700円 | |
資料通信 | 110,000円 | ― | 106,700円 | ― | 104,500円 | ― | ― | ― | |
所得税法 法人税法 相続税法 | Web通信 | 166,000円 | 149,400円 | 161,000円 | 144,900円 | 157,700円 | 141,930円 | 157,700円 | 141,900円 |
DVD通信 | 202,000円 | 181,800円 | 195,900円 | 176,300円 | 191,900円 | 172,710円 | 191,900円 | 172,700円 | |
資料通信 | 110,000円 | ― | 106,700円 | ― | 104,500円 | ― | ― | ― | |
消費税法 | Web通信 | 146,000円 | 131,400円 | 141,600円 | 127,400円 | 138,700円 | 124,830円 | 138,700円 | 124,800円 |
DVD通信 | 178,000円 | 160,200円 | 172,600円 | 155,300円 | 169,100円 | 152,190円 | 169,100円 | 152,100円 | |
資料通信 | 91,000円 | ― | 88,200円 | ― | 86,450円 | ― | ― | ― | |
酒税法 国税徴収法住民税 事業税 固定資産税 | Web通信 | 102,000円 | 91,800円 | 98,900円 | 89,000円 | 96,900円 | 87,210円 | 96,900円 | 87,200円 |
DVD通信 | 134,000円 | 120,600円 | 129,900円 | 116,900円 | 127,300円 | 114,570円 | 127,300円 | 114,500円 | |
資料通信 | 63,000円 | ― | 61,100円 | ― | 59,850円 | ― | ― | ― |
おすすめのポイント
- 他の通信講座にはない高い合格実績
- 手厚いフォローアップで通信講座でも通学講座と同じように学習が可能
- 講師の質が高い
講座の特徴
資格の大原の通信講座は、人気講師の教室講義を映像で学習できるのも魅力です。インターネット環境があれば、いつでもどこでも大原の講義を受講できます。Web通信講座ならではの便利な機能も使えるので、効率的な学習が可能です。
1講義60分の「時間の達人シリーズ」は、1チャプターが10分以内となっているなど、時間がない方でもスキマ時間を活用できるように工夫されています。働きながら税理士試験の突破を目指す社会人の方にもおすすめできる通信講座です。
実際に税理士として活動している講師が講義を担当します。実務に詳しい教員が担当してくれるのも、他の税理士講座にはない魅力です。
資格の大原の通信講座であれば、直前期に実施される模擬試験を教室で受験することもできます。
わからない部分については実際に講師に相談したりできるなど、お仕事に忙しい方でも効率的に勉強できる環境が整っています。
クレアール
クレアールの通信講座とは、Web学習に最適化された講義動画中心としたプログラムが魅力の通信講座です。
講座の価格 【レギュラーコース(初学者対象) Web通信】
コース名 | 料金 |
2024年合格目標講座 簿財アドバンスレギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 230,000円 |
2024年合格目標講座 簿記論 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 180,000円 |
2024年合格目標講座 財務諸表論 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 180,000円 |
2024年合格目標講座 法人税法 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 215,000円 |
2024年合格目標講座 相続税法 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 180,000円 |
2024年合格目標講座 消費税法 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 130,000円 |
おすすめのポイント
- 本試験の合格に必要な得点範囲を、短期間で確実に習得できる「非常識合格法」
- コンパクトな映像講義で、スキマ時間も有効活用できる
- マルチデバイス対応でいつでもどこでも学習を進められる
講座の特徴
クレアール独自の効率的学習方法である「非常識合格法」で高い合格実績を誇っています。
クレアールの「非常識合格法」は、税理士試験でよく問われる論点を徹底的に絞込んで効率的に学習できるよう工夫されたものです。
学習範囲を広げすぎずに学習を進められるので、学習時間と合格までの期間を短くすることができます。
クレアールは通信講座に特化した資格試験予備校です。そのため、教室運営に必要な設備関連費用や講師料、人件費がかかりません。
結果として、リーズナブルな価格で質の高いプログラムが提供できます。6つのクロマキー収録スタジオを自社保有しており、低コストで高品質な講義映像を提供可能です。
独学で税理士試験のまとめ
税理士試験は確かに難易度が高いものの、独学でも十分に合格する可能性はあります。
独学の魅力は、自分のペースで学習を進められる点や教材・テキスト・問題集などの購入費用といった経済的な負担を軽減できる点にあります。
しかし、その一方でモチベーションの維持や情報収集の努力が求められます。
成功の鍵は、適切な教材の選択、計画的な学習スケジュールの作成、そして最新の試験情報を常にキャッチアップすることです。
また、他の受験生や合格者の経験をSNSなどで参考にすることも大いに役立ちます。
独学での挑戦は決して楽な道ではありませんが、しっかりとした準備と継続的な努力を続けることで、税理士試験の合格は確実に手の届くものとなります。
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