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投稿日:2024年2月29日 | 更新日:2024年04月22日
国家資格の中でも、特に試験の難易度が高いことで知られる税理士。
税理士になるためにはどれくらいの税理士勉強時間を確保する必要があるのでしょうか。
また過去の合格者はどんな勉強方法で受験しているのでしょうか。
他の資格との比較、税理士勉強時間と勉強方法を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
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税理士 通信講座
税理士試験はどれくらい難しい?どれくらい勉強時間をとれば合格できる?
税理士勉強時間はどれくらい?
税理士試験を突破するには平均4000時間程度の勉強時間が必要です。
ですが、税理士試験は科目合格制になっているため、個人の能力だけでなく、選ぶ科目によっても必要な勉強時間は変化します。
試験では、特定の5科目に合格することで税理士資格を得ることができます。
また、税理士として働くためには実務経験が必要です。平均4000時間は、税理士試験の5科目に合格するために必要な勉強時間です。
税理士とは
税理士は税金のスペシャリスト。
税理士の主な仕事は税金に関する企業・個人の書類作成や申請をはじめ、不動産オーナー、個人事業主などから確定申告や相続税などの相談を受けるのも税理士の仕事であり、これらの業務は税理士法によって税理士にしか行えません。
日本における税金制度は複雑です。普段何気なく消費税や住民税を支払っている方も多いかと思いますが、税の納付方法や税金の料率などは税によって異なります。適切な納税が行われるのを支援することも税理士の仕事です。
国税・地方税の税目・内訳
国税 | 地方税 | 国税 | 地方税 | ||
所得課税 | 所得税 法人税 地方法人税 特別法人事業税 復興特別所得税 | 住民税 事業税 | 消費課税 | 消費税 酒税 たばこ税 たばこ特別税 揮発油税 地方揮発油税 石油ガス税 航空機燃料税 石油石炭税 電源開発促進税 自動車重量税 国際観光旅客税 関税 とん税 特別とん税 | 地方消費税 地方たばこ税 ゴルフ場利用税 軽油引取税 自動車税(環境性能割・種別割) 軽自動車税(環境性能割・種別割) 鉱区税 狩猟税 鉱産税 入湯税 |
資産課税等 | 相続税・贈与税 登録免許税 印紙税 | 不動産取得税 固定資産税 特別土地保有税 法定外普通税 事業所税 都市計画税 水利地益税 共同施設税 宅地開発税 国民健康保険税 法定外目的税 |
税理士になるには
税理士になるには、税理士試験の合格と実務経験が必要です。
また税理士試験は会計科目と税法科目に分かれており、税法科目には受験資格があります。年齢制限はありませんが、学卒や資格、職歴などの条件があり、下記のいずれかを満たす必要があります。
受験資格はこちらから確認できます。(国税庁|税理士試験受験資格の概要)
学卒
- 大学、短大の卒業者※
- 大学で62単位以上を取得している3年次以上の者※
- 専修学校の専門課程修了者※
(※社会科学に関する科目の1科目以上の履修が必要)
- 司法試験合格者
- 公認会計士試験の短答式試験の合格者
資格
- 日商簿記検定1級合格
- 全経簿記検定上級合格
職歴
- 法人又は事業行う個人の会計に関する事務※
- 資金の貸付け・運用に関する事務※
- 税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助事務※
(※いずれも2年以上)
実務経験について
実務経験については税理士試験に合格前の経験もカウントされるので、働きながら試験勉強をしている方も多くいらっしゃいます。税理士試験の勉強は毎日勉強時間を確保しなければならないほど難しいものではありますが、経理関連の業務経験をもとに勉強をしている方も多くいます。
学生のうちにまとまった勉強時間を確保しよう
社会人として就職する前、つまり学生で時間のあるうちに勉強しておくのもよいでしょう。3年次以上の学生であればある程度勉強時間を確保できるので、将来に備えて先に試験勉強をしておくというのも一つの手です。会計科目は誰でも受験ができるので、中には高校生が会計科目を先に勉強&合格して、大学入学後に税法科目を受験したというケースもあります。
税理士試験の難易度や合格率は?
税理士試験は科目合格制になっています。トータル5科目合格し、実務経験(試験合格前の経験も含む)を積めば税理士になることができます。税理士試験の勉強時間は科目によって異なりますがトータルでいうと4,000時間くらいは必要になるといわれています。
社労士よりは勉強時間が多く、公認会計士とは同じくらいの時間です。会計事務所や経理の経験があれば、勉強時間も少しは短縮できるでしょう。それでも科目は複数あり、未資格者が全てをカバーできるわけではないので、税理士は難易度が高いといえます。
合格率18%程度で、そこまで高くもなく低すぎることもないのですが、合格者の割合は勉強時間をしっかり確保できる大学生など、年代が若い方のほうが多い傾向があります。
働きながら勉強する方はその点を考慮して、通勤時間や寝る前などのスキマ時間の活用といった工夫が必要です。
税理士試験は、ほかの資格と比較しても難易度は高く、また合格率については科目や受験者の年代ごとに変わるようなので、一喜一憂せずにコツコツと勉強時間を確保することが求められるでしょう。
税理士勉強時間はほかの資格と比べてどう?
税理士勉強時間の内容
税理士試験には会計科目と税法科目があります。会計科目は誰でも受験できるのに対して、税法科目は受験資格の条件があります。また、科目合格制のため、2-3年かけて合格を目指すのが一般的ですが、10年以上かけて挑戦している方も少なくありません。
税理士試験の大きな特徴として、一度に5科目合格する必要がありません。そのため、1科目ずつ合格を目指して取り組む方も多いでしょう。
試験では科目ごとに合格率が異なるため、受験科目の選択は、合格に必要な勉強時間に大きく影響します。
簿記や財務諸表などは経理や税理士法人で仕事をしている方ですと、なんとなくイメージがつきやすいので比較的取り組みやすいかもしれません。
以下では、税理士試験で出題される科目を紹介します。
試験科目一覧
<会計科目>いずれも必須
- 簿記論
- 財務諸表論
<税法科目>いずれか1科目必須
- 法人税法
- 所得税法
以下、いずれか2科目または1科目選択
・相続税法
・酒税法、または消費税法(どちらか一方のみ)
・固定資産税法
・事業税法、または住宅税法(どちらか一方のみ)
・国税徴収法
一方で簿記の知識のない未経験者が一から学ぶとなるとかなり勉強時間がかかります。
消費税や固定資産税など日常に身近な分野であっても非常に難解です。
一方で国税徴収法などは他の税法に比べて難易度が易しいとされていますが、税理士試験に合格した後の業務を考えると、身近な税法を選択して受験したほうがよいかもしれません。
法人税法や所得税法、相続税法、消費税法などで合格できれば、税理士としての採用時も評価が高いとされています。
公認会計士試験と税理士試験の違いは?
似たような資格として公認会計士があります。実際に、会計士と税理士の仕事は似ているのですが、大まかにいうと主に大企業の監査を行うのが会計士、中小企業の税務や個人の相談を受けるのが税理士です。
勉強時間は4,000時間くらいなので税理士とあまり変わりはありませんが、公認会計士試験は医者や弁護士と並んで「三大国家資格」と分類されるほどに難易度が高いとされています。
試験の形式は一般的な試験と同様に、全ての科目をまとめて受験し合格する必要があります。税理士試験は1科目ずつの受験も認められているので、形式の違いから難易度に違いが表れているようです。公認会計士試験の合格率7.7%(2022年)で、税理士の18%と比較してもかなり低めです。
また、難しいのは試験だけではありません。試験合格後は監査法人での実務経験や実務補修なども必要になるため、合格した後も負担が大きいのが特徴です。
一方で公認会計士の仕事は単調な仕事も多いといわれます。監査を通じて開示資料のチェックや過去のデータの統計、企業の財務諸表をチェックするなどの事務作業が多く、ルーティンワークに感じてしまう方も多いようです。
公認会計士についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
他の資格との比較 行政書士
行政書士とも比較してみましょう。行政書士の勉強時間は800-1,000時間とされていて、税理士よりはかなり少ない勉強時間で取得できる資格です。
しかし合格率は10%台ですし、簡単に取得できるというわけではありません。法令等は憲法や行政法などの科目に加え、政治経済や情報通信などの一般知識科目もあるため、広範囲での勉強が必要です。
行政書士の独占業務は「官公署に提出する書類および事実証明・権利義務に関する書類の作成代理」です。行政書士が取り扱える業務は多岐にわたるので、街の法律家として親しまれ、活躍できるチャンスがあります。税金のスペシャリストである税理士に対して、税法以外にも様々な法知識をもった法律家が行政書士です。
税理士のように分かりやすい専門業務があるわけではないので、いかに資格を活かせるかという点では税理士に劣ります。
また、税理士であれば行政書士として働くこともできます。行政書士試験が免除されるため行政書士会への登録を行うだけで行政書士として業務を行うことも可能です。一方、行政書士は税理士として働くことはできません。
行政書士・行政書士試験についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
他の資格との比較 社労士
社会保険や労務に関するスペシャリストである社会保険労務士(社労士)。
社会保険や労務に関する帳簿作成代行や事務代行は社労士の独占業務です。社労士試験は合格率5~7%。合格率は税理士試験よりも低いのですが、勉強時間1000時間前後のため、税理士と比べるとやや取得しやすいとされています。
一方で科目合格制度はなく試験科目は10科目あり、全て一日で行うのでとてもハードな試験であることは間違いありません。
社労士についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
税理士勉強時間と勉強方法は?
税理士勉強時間
簿記論や財務諸表論などは600時間程度、消費税法は500時間程度といわれています。トータル5科目合格するには4,000時間といわれており、とても難しい試験です。
この4,000時間をいかに確保するかが税理士試験に挑戦するうえでキモになります。まとまった勉強時間を確保できれば、4000時間を達成するのに要する日数を大幅に減らすことができるでしょう。
ですが、捻出できる勉強時間は年代によって大きく異なります。学生であれば十分な勉強時間を確保できる場合がほとんどで、科目に対応した講義を受講できる環境であることもあり、2-3年で合格できる方が多いです。
それに対し、社会人など働きながら勉強時間を確保するのは非常に大変です。その中で、科目合格制度を利用して1年ずつ合格を目指し、6年かけてようやく5科目合格ができた方もいます。
また、40代以降になってくると若い世代に比べ記憶力も落ちてきますので、より地道に努力して行う必要があります。税理士法人や経理の知識がない未経験の方も勉強に時間がかかりますので、4000時間とは言われていますが、あくまでも目安であることと、個人差があることを知っておきましょう。
税理士試験の勉強方法
税理士試験の勉強はどのように進めていけばいいのでしょうか。
税理士試験の大きな特徴である、科目合格制の試験を活用することをおすすめします。
一度に5科目すべて合格する必要はありません。実際に、社会人として働きながら1年に1科目ずつ受験し5科目すべて合格した方もいらっしゃいます。
そして、どの科目を受験するかだけではなく、科目ごとに適した勉強方法があります。
まず、ほとんどの科目では、計算問題と理論問題が出題されるので、どちらかに偏らずに勉強をしていくのが重要です。簿記論は計算問題が100%で、国税徴収法は理論が100%になります。
暗記が必要な理論問題は後回しにしたり、逆に計算問題が苦手でそのままにするケースもありますが、偏ってしまうと合格は難しいのでバランスを意識して取り組むようにしましょう。
理論問題は記述となる問題もあるため、アウトプットの訓練をする必要があります。そこで重要なのが過去問題の反復です。ただ知識として用語や理論を覚えるのではなく、反復して実際に解くことで本試験で迷うことなく記述の回答ができます。
また過去問の反復で問題の取捨選択もできるようになります。税理士試験の問題は多く、時間内に全てを解き終えられるとは限りません。解ける問題から先に解くことで総合点数のアップが期待でき、合格への近道となります。
また、とにかくスキマ時間をフル活用することも必要です。電車の移動時間や家事の合間などを使って勉強時間に充てましょう。
税理士勉強時間は独学でどれくらい?勉強時間を短縮する通信講座を紹介
独学で勉強できる?
税理士試験に独学で合格できるかというと、ほとんどの場合難しいといえます。試験科目によっては教材が不足しがちであったり、モチベーションの維持が難しいにもかかわらず複数科目を何年もかけて受験しなければならないなど、不利な条件が多いからです。
不利な条件が多いとはいえ、独学で合格することは可能です。
科目合格制では有効期限がなく、5科目合格すれば晴れて税理士になることができます。10年以上をかけることも可能です。しかし、何年も前に勉強した内容は忘れてしまいがちですし、法改正などにより情報が誤っている場合もあり、実際の業務に支障をきたしてしまうことも。有効期限がないとはいえ、あまりに長期間に及ぶ挑戦はこのようなデメリットも懸念されることを知っておきましょう。
おすすめの税理士試験のテキストは?
税理士になるうえで勉強時間を短縮できるようなテキストはあるのでしょうか。
大手予備校のTACが出版しているテキストは要点が整理されていて教科書としても問題集としても活用できます。30年以上に及ぶ受験指導を行ってきたTACが出版するテキストでは、1日にどれくらい進めたらよいかが記載されていたり、科目別・シリーズ展開されているため、手に取りやすく活用しやすいため、効率的に勉強ができます。独学での挑戦で、勉強時間を短縮したい方におすすめです。
ただし市販されているテキストの多くは、通常の予備校での講義内容よりもレベルが下げられているという声もあります。予備校などの講義と組み合わせて使うケースが多く、テキストのみで独学するにはなかなか厳しいかもしれません。
税理士勉強時間を短縮できる!おすすめ通信講座を紹介
税理士試験の突破を目指せる通信講座は数多くありますが、そんななかでもおすすめの通信講座を3つ紹介していきます。
- スタディング
- 資格の大原
- クレアール
スタディング
スタディングの税理士講座とは、短期で税理士試験に合格したい人におすすめの通信講座です。49,800円から通信講座を利用できるリーズナブルな価格もスタディングの魅力となっています。
講座の価格
コース名 | 料金 | 対象者 |
簿財2科目セット[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
法人税法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
消費税法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
相続税法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
国税徴収法[2024年度合格目標] | 一括 ¥49,800~ | 対象者 :初学者、学習経験者 |
おすすめのポイント
- 必要な科目別に合格が目指せるプログラム
- 安価な料金で税理士講座を受講できる
- 段階的にレベルアップができるアウトプット学習
講座の特徴
スタディングの通信講座は、短期間で合格した方の勉強法を基にして作られた通信講座プログラムです。
社会人の方でもスキマ時間を上手に活用して税理士試験の合格を目指せるのがスタディングの魅力となっています。
通常の資格学習方法とは一線を画し、スタディングの通信講座は、多忙な生活を送る人たちでもスムーズに学び進められるよう、家での集中学習だけでなく、スキマ時間も利用しての学習が可能なプログラムとなっています。
直感的な動画教材に、基本的な問題セット、練習問題、テーマごとの演習、能力試験、理論の暗記サポートなど、段階ごとにスキルを高めるコンテンツが豊富に用意されていることがスタディングの通信講座の特色です。
スタディングの通信講座は、学ぶ順序も工夫されており、多忙な日常でも学習を継続することができます。また、運営のコストを抑えることで、より手頃な価格での提供が実現している通信講座です。
資格の大原
資格の大原の通信講座とは、合格実績の高いプログラムが魅力の通信講座です。長年、会計士・税理士試験講座を提供してきた大手の資格予備校であるため、合格のためのノウハウが蓄積されています。
講座の価格(【1月開講】 初学者短期合格コース)
科目名 | 受講形態 | 一般価格 | 大原受講生割引価格 | 大学生協等割引価格 | 継続割引価格 | 一般価格 複数科目セット | 大原受講生割引価格 複数科目セット | 大学生協等割引価格 複数科目セット | 継続割引価格 複数科目セッ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
簿記論 財務諸表論 | Web通信 | 164,000円 | 147,600円 | 159,000円 | 143,100円 | 155,800円 | 140,220円 | 155,800円 | 140,200円 |
DVD通信 | 202,000円 | 181,800円 | 195,900円 | 176,300円 | 191,900円 | 172,710円 | 191,900円 | 172,700円 | |
資料通信 | 110,000円 | ― | 106,700円 | ― | 104,500円 | ― | ― | ― | |
所得税法 法人税法 相続税法 | Web通信 | 166,000円 | 149,400円 | 161,000円 | 144,900円 | 157,700円 | 141,930円 | 157,700円 | 141,900円 |
DVD通信 | 202,000円 | 181,800円 | 195,900円 | 176,300円 | 191,900円 | 172,710円 | 191,900円 | 172,700円 | |
資料通信 | 110,000円 | ― | 106,700円 | ― | 104,500円 | ― | ― | ― | |
消費税法 | Web通信 | 146,000円 | 131,400円 | 141,600円 | 127,400円 | 138,700円 | 124,830円 | 138,700円 | 124,800円 |
DVD通信 | 178,000円 | 160,200円 | 172,600円 | 155,300円 | 169,100円 | 152,190円 | 169,100円 | 152,100円 | |
資料通信 | 91,000円 | ― | 88,200円 | ― | 86,450円 | ― | ― | ― | |
酒税法 国税徴収法住民税 事業税 固定資産税 | Web通信 | 102,000円 | 91,800円 | 98,900円 | 89,000円 | 96,900円 | 87,210円 | 96,900円 | 87,200円 |
DVD通信 | 134,000円 | 120,600円 | 129,900円 | 116,900円 | 127,300円 | 114,570円 | 127,300円 | 114,500円 | |
資料通信 | 63,000円 | ― | 61,100円 | ― | 59,850円 | ― | ― | ― |
おすすめのポイント
- 他の通信講座にはない高い合格実績
- 手厚いフォローアップで通信講座でも通学講座と同じように学習が可能
- 講師の質が高い
講座の特徴
資格の大原の通信講座は、人気講師の教室講義を映像で学習できるのも魅力です。インターネット環境があれば、いつでもどこでも大原の講義を受講できます。Web通信講座ならではの便利な機能も使えるので、効率的な学習が可能です。
1講義60分の「時間の達人シリーズ」は、1チャプターが10分以内となっているなど、時間がない方でもスキマ時間を活用できるように工夫されています。働きながら税理士試験の突破を目指す社会人の方にもおすすめできる通信講座です。
実際に税理士として活動している講師が講義を担当します。実務に詳しい教員が担当してくれるのも、他の税理士講座にはない魅力です。
資格の大原の通信講座であれば、直前期に実施される模擬試験を教室で受験することもできます。
わからない部分については実際に講師に相談したりできるなど、お仕事に忙しい方でも効率的に勉強できる環境が整っています。
クレアール
クレアールの通信講座とは、Web学習に最適化された講義動画中心としたプログラムが魅力の通信講座です。
講座の価格 【レギュラーコース(初学者対象) Web通信】
コース名 | 料金 |
2024年合格目標講座 簿財アドバンスレギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 230,000円 |
2024年合格目標講座 簿記論 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 180,000円 |
2024年合格目標講座 財務諸表論 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 180,000円 |
2024年合格目標講座 法人税法 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 215,000円 |
2024年合格目標講座 相続税法 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 180,000円 |
2024年合格目標講座 消費税法 レギュラーコース(初学者対象) Web通信 | 130,000円 |
おすすめのポイント
- 本試験の合格に必要な得点範囲を、短期間で確実に習得できる「非常識合格法」
- コンパクトな映像講義で、スキマ時間も有効活用できる
- マルチデバイス対応でいつでもどこでも学習を進められる
講座の特徴
クレアール独自の効率的学習方法である「非常識合格法」で高い合格実績を誇っています。
クレアールの「非常識合格法」は、税理士試験でよく問われる論点を徹底的に絞込んで効率的に学習できるよう工夫されたものです。
学習範囲を広げすぎずに学習を進められるので、学習時間と合格までの期間を短くすることができます。
クレアールは通信講座に特化した資格試験予備校です。そのため、教室運営に必要な設備関連費用や講師料、人件費がかかりません。
結果として、リーズナブルな価格で質の高いプログラムが提供できます。6つのクロマキー収録スタジオを自社保有しており、低コストで高品質な講義映像を提供可能です。
まとめ
税理士は魅力が多く、人気の高い資格です。その一方で、合格するためには一定の勉強時間が必要とされています。
5科目すべてに合格するために必要な勉強時間は4000時間程度です。しかし、実際にどれだけ時間がかかるかは個人差があります。
勉強時間の目安となる4000時間を達成するうえで、いかに勉強時間を捻出するかがキモになります。
学生の方はまとまった勉強時間が取れる反面、社会人として働きながら勉強する方はそれが難しいため、試験を突破するまでに数年間を要する場合も多いです。
また、税理士試験の大きな特徴として、科目合格制があります。一度で5科目すべてに合格する必要はなく、有効期限もありません。1科目の合格に必要な勉強時間は400~800時間程度です。選ぶ科目によっては難易度が低く、易しいと言われるものもあります。
そのため、短時間で税理士の資格が欲しい方は易しいとされる科目を選び、効率的に勉強できる通信講座やスクールを利用することをおすすめします。
時間がかかってもよく、安く済ませたい方は、独学での挑戦をおすすめします。1科目ずつの合格を目指し、最終的に5科目合格に達せばよいので、時間はかかりますが独学でも挑戦しやすいでしょう。
税理士試験は非常に難しい国家試験ですが、人気が高く、それだけ魅力のある資格・職業です。自身に適した勉強方法を見つけ、効率よく試験を突破しましょう。
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