投稿日：2023-02-07 | 更新日：2024年02月22日

味の美味しさはもちろんですが、日々口にするものだからこそ、安心・安全な水が飲みたいと多くの人が考えるでしょう。

この記事では、クリクラのウォーターサーバーの特徴や、契約した場合の料金について詳しく解説しています。

クリクラのウォーターサーバーはどのような水なのか、設置する場合にかかる費用がいくらなのか知りたい人は、ぜひご覧ください。

クリクラにはどんな水が使われてるの？

クリクラの水はRO（逆浸透膜）システムという、浄水システムの一種を使用したミネラルウォーターです。

ROシステムにある0.0001ミクロンの孔を使って、トリハロメタンやダイオキシンといった不純物を約97％除去してピュアな水を作り、さらに味を良くするためにミネラル成分を配合しています。

ROシステムで濾過した水へ配合されるミネラル成分は、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムです。

硬度が30mg/L前後の軟水になるようにミネラル成分をバランス良く配合しているため、口当たりがまろやかで美味しい水に仕上がっています。

またクリクラの水は味だけでなく、放射性物質の測定や56項目の水質安全基準をクリアしているので、安心・安全に飲めるようになっています。

クリクラの水が安心・安全な理由

クリクラの水が安心・安全な理由は、以下の4つが挙げられます。

順番に見ていきましょう。

衛生的な水製造プラント

クリクラプラントは世界基準の衛生管理システムを持つHACCP認証工場で、原料の入荷から出荷に至るすべての過程で安全性のチェックが可能です。

製造ラインは管理区内でおこなわれており、オートメーション化されているため人の手が加わらず衛生的です。

しかし、最後の検査工程は機械ではなく、専任検査員がクリクラ水のボトル1本1本を丁寧におこない、安心でおいしい水を作っています。

水に関する8つの安心機能

クリクラのウォーターサーバーには次の8つの安心機能があります。

クリクラの冷水タンクは常に抗菌パックによって抗菌効果があり、ボトル内の空気はHEPAフィルターによって空気中のごみを99.97％カットするので清潔に保たれています。

安全ロック機能で簡単にお湯が出ない仕組みになっているほか、地震や衝撃によって倒れないよう転倒防止用のハーネスも搭載されています。温度調節は、バイメタル式の温度調節技術が搭載されているので安全かつ正確です。

水漏れが発生した場合はボールタップ方式によって空気の流れを停止したり、ボトルに水がなくなった場合は温水ヒーターが自動停止したりするため、水漏れ事故や火災事故を防げるので安心して使えますね。

もちろん電気製品の安全性を満たしていることを示すPSEマークも取得しています。

メンテナンスで水がいつでもおいしい

クリクラでは年1回のサーバーメンテナンスがあります。

メンテナンスのライセンス取得者がメンテナンスをおこない、常においしい水が飲めます。

ウォーターサーバーを1台ずつ分解・清掃・洗浄・点検するとともに、ボトルの隅々まで洗浄・殺菌するため、安心して清潔なウォーターサーバーを使用できます。

備蓄水として使える

災害時の水の確保は必須ですが、クリクラの水は未開封であれば賞味期限が6か月あります。

クリクラから常に新鮮な水が定期的に配送されるので、賞味期限切れになる心配はなく、長期保存も可能です。

停電の際に温水機能は働きませんが、ウォーターサーバーのコックから水を利用できます。

クリクラの水を契約するメリット・デメリット

ここからは、クリクラのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

クリクラの水を選ぶメリット

クリクラのメリットは、次の2つがあります。

順番に見ていきましょう。

ママ・パパ応援企画

子育てをしている家庭なら、クリクラのママ・パパ応援企画の料金体系がお得です。ママ・パパ応援企画には、以下の2つのプランがあります。

• クリクラSMILEベビープラン
• クリクラSMILEキッズプラン

クリクラSMILEベビープランは、妊娠中や1歳未満のお子様がいるママとパパ限定の無料お試しプランです。入会金・宅配料・サーバーレンタル料が無料のうえ、水ボトルが3本おまけとしてついてきます。

ウォーターサーバーのお試しができるため、自分の生活にクリクラの水が合うかわからない人にとって検討しやすいでしょう。もちろん試した結果、不要であれば必ず契約する必要はありません。

クリクラSMILEキッズプランは、妊娠中もしくは7歳未満のお子様のいるママ・パパが対象で、通常5,230円のところを1,590円からクリクラを開始できます。

年1回あるウォーターサーバーメンテナンスのときは毎年水ボトルを4本プレゼントしてもらえるので、クリクラSMILEベビープランの体験終了後から申し込めばかなりお得です。

子育て家庭にとってクリクラのママ・パパ応援企画は、手軽な金額で安全な水が飲めるので、契約するにあたって大きなメリットでしょう。安心してお子様のミルクも作れますね。

自然災害時にも安心

クリクラの水は全国44箇所の工場で生産しているため、災害時でも水の配達が可能です。

1箇所のプラントが災害で被害にあったとしても、近隣の県と連携を取って水の生産・宅配をおこなえます。

平成28年の熊本地震では、被災したプラントにストックしている水ボトルが足りなくなった際に、鹿児島や福岡のプラントから生産した水が各家庭に届けられました。

災害時は水が手に入りにくいケースが多く、断水や停電の被害にあってしまえば生活に支障が出てしまいますが、クリクラと契約している場合は水に困るリスクは低いので安心でしょう。

またクリクラは2015年4月、埼玉県本庄市へ被災地支援を視野に入れた大規模の宅配水工場である、クリクラ本庄工場を建設しました。

1日44,000本の水ボトルを製造できるため、もし国内で災害があった場合でも多くの水が製造できるようになっています。水に困るリスクが低いという点で、防災対策にも役立ちますね。

クリクラの水を選ぶデメリット

ここからは、クリクラの水を選んだ場合のデメリットについて以下の2つを解説していきます。

では、見ていきましょう。

ボトル交換が大変

ウォーターサーバーによくあるデメリットですが、クリクラの水ボトルはウォーターサーバーの上に設置しなければならず、交換が大変です。

水ボトルは1本12Lなので、12Kgある重いボトルを1mほどあるウォーターサーバーの高さまで持ち上げるには、お年寄りや女性など力がない人にとって困難といえるでしょう。

少し値段が割高にはなりますが、クリクラにはサーバーへのセットや持ち運びに便利な5.8Lの水ボトルがあります。重い物を持ち上げられる人が自宅にいるケースでは、12Lの水ボトルで問題ありません。

しかし、力のない人が水ボトルを主に交換をする場合は5.8Lサイズを注文すると、重さが12Lの水ボトルの約半分なので交換がしやすく非常に助かりますね。

ボトルの置き場に困る

クリクラの水ボトルはリターナルボトルと呼ばれるタイプで、次回の宅配時に回収されるシステムになっています。業者が回収しに来るまで未使用ボトルと空ボトル両方を家に保管する必要があるため、水ボトルの置き場に困るデメリットがあります。

ただし、水ボトルは1回2個から配送が可能であり、宅配料がかかりません。

そのため、自分のペースで注文しながら水ボトルが大量に貯まらないように工夫すれば、水ボトルの置き場を確保するにあたって大きな苦労はしないでしょう。

製品ラインアップ

クリクラの製品ラインアップには次の4つがあります。

詳しく見ていきましょう。

クリクラサーバー

クリクラサーバーはL型とS型の2種類があり、HEPAフィルターやチャイルドロックなど標準的な機能が備わっている機種です。

S型は卓上にもおけるサイズのため、置き場所を選ばず手軽に使用できますね。

クリクラ省エネサーバー

クリクラ省エネサーバーは、従来のウォーターサーバーと比較して電気代を約55％カットした製品です。

新型シーズヒーターによって熱効率の向上が可能となっており、地球温暖化や電気代の値上がりに配慮されたエコな製品といえますね。

ドリップトレイの色にバリエーションがあり、アイランドブルー・オーガニックグリーン・ペールピンクの3種類から選択可能です。

クリクラFit

クリクラFitはスリムでスタイリッシュな見た目がオシャレなウォーターサーバーです。

コックとボトルの差し込み口には抗菌加工が施されているので、いつでも安心して水が飲めます。

クリクラFitで標準機能以外に便利な機能として再加熱機能があり、最短30秒で90℃以上のお湯に温められます。野菜をゆでたり離乳食やインスタント食品の調理をしたりする際に、早くお湯が用意できるため時短につながるでしょう。

また、水受けトレイは3段階に引き出せる仕組みになっており、哺乳瓶やボトルの口の大きさなど用途によって使い分けられるようになっています。やけどのような事故防止のためにも助かる機能です。

マルチサーバー　クリクラShuwa

マルチサーバークリクラShuwaは強炭酸水が飲める機能が搭載された機種で、強炭酸カートリッジ1本あたり500mlペットボトル20本分の炭酸が作れます。

自宅でお酒をジュースを飲んだり料理に使ったりして自宅での時間が楽しめますね。

標準機能や再加熱機能がついているほか、UV殺菌ユニットによりいつでも衛生面に配慮した水が飲めます。

契約する際にかかる料金

ここからはクリクラを契約した場合にかかる、以下の4つの費用について解説していきます。

ひとつずつ見ていきましょう。

月々の費用

クリクラの月々の費用は、高性能の機種を選択した場合は追加料金がかかりますが、基本的に水の料金とあんしんサポートパックの料金のみです。

宅配料	入会金	クリクラボトル1本	あんしんサポートパック
0円	0円	1,590円（税込）	460円（税込）

サーバーレンタル料は、マルチサーバークリクラ shuwa・浄水サーバーはサーバーレンタル料が発生しますが、そのほかの機種は無料です。また以下の製品は初回費用がかかります。

クリクラFit	クリクラFit再加熱機能付き
2,200円（税込）	4,400円（税込）

電気代

電気代は各家庭の利用状況によって異なります。

参考例としてクリクラの公式サイトでは、1か月12Lの水ボトルを3本利用する家庭がクリクラ省エネサーバーを利用した場合、月間電気使用料は756円というデータが出ています。

一般的なウォーターサーバーの電気代は1,000円前後と言われているので、クリクラの電気代は標準といえるでしょう。

安心サポートパック

あんしんサポートパックは、以下の内容にサーバー1台ごと460円かかります。

ウォーターサーバーは定期的に動作確認をする必要があり、1年使用するとコックやボトル差し込み口の汚れが付着する場合があります。

1年に1回サーバーメンテナンスが入ると安心に使えるでしょう。小さなお子様が触れないよう、必要に応じて冷水コックのチャイルドロックやドレインキャップカバーの取り付けもおこなっています。

故障時は無償で対応をしてくれるので困ることがなく、ウォーターサーバーを快適に利用できますね。

解約料金

クリクラでは解約金や違約金はかかりません。

契約期間の縛りもとくにないため、自宅に置くには狭くなってしまった・毎月の出費を抑えたいなどの理由で解約しても問題ありません。

解約方法も担当販売店に電話するとウォーターサーバーを引き取りに来てくれるので、手間もかからず嬉しいですね。もし再度入会するときにも入会金は不要となっています。

まとめ

この記事では、クリクラのウォーターサーバーについて解説しました。

クリクラの水は天然水ではなくRO水のため品質管理に優れていて美味しく、お子様のミルクにも安心して使用できる安全性の高さが魅力です。

子育て家庭ならママ・パパ応援企画のプランで毎月お得にウォーターサーバーを利用できるため、おすすめです。

クリクラのウォーターサーバーはチャイルドロックや転倒ロック機能などが標準搭載されているため、安全面でも非常に優れています。

ボトル交換の大変さや置き場に困る場合は、小さめの水ボトルを選んだり宅配のペースを工夫したりしてみましょう。

契約料金には水代とあんしんサポートパックの料金のみでわかりやすく、解約料金はかかりません。

欲しい機能によって機種が選べるところも嬉しいですね。

気になる人は、クリクラのウォーターサーバーを試してみてはいかがでしょうか？