投稿日：2023-10-10 | 更新日：2024年02月22日

社員の健康促進や、災害時の備えとして、オフィスにウォーターサーバーを設置しようとする企業が増えています。

しかし、実際にかかるコストや企業に合う製品の選びのポイントなど、導入を検討する上で分からないことも多いですよね。

本記事では

などを徹底解説します！

記事の後半には、オフィスで人気のウォーターサーバーランキングTOP5や、業種別のおすすめサーバーも紹介しています。

オフィスにウォーターサーバーの設置を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。

オフィスでウォーターサーバーを使用するとコストはどのくらい？

ウォーターサーバーを契約した際に必要な費用は一般的に以下3つです。

ウォーターサーバーのレンタル代と配送料に関しては、メーカーや契約内容、お住まいのエリアによって費用が掛からない場合もあります。ウォーターサーバーにかかる費用の大部分は水の料金です。

同じメーカーであっても契約している機種やプランによって費用は変わります。

では実際にどれくらいの費用が掛かってくるのか会社の従業員の人数から1人当たりが消費する水の量を算出しましょう。

従業員1人が毎日200mlのコーヒーを飲むと仮定し、月の出勤数を20日とすると 200(ml)×20(日)＝4000ml(4L)

上記の計算式から、1か月につき1人当たり4Lの水を消費すると分かります。あとは従業員の数や契約するウォーターサーバーメーカーの料金に当てはめるだけで、ひと月あたりにかかる水の概算を割り出すことが可能です。

他にはウォーターサーバーのレンタル料や電気代、サポート料などがありますが、契約するプランによっても異なります。

たとえ水の料金が割高でも、レンタル料が無料であれば月額料金が安くなる場合もあるため、オフィスの規模を考慮したうえで、トータルコストを算出しましょう。

オフィスにウォーターサーバーを導入するメリット

オフィスにウォーターサーバーを設置することで、社員がいつでも気軽にコーヒーブレイクを取れたり、来客時の対応もスムーズになったりするなど、多くのメリットがあります。

ここでは、オフィスへウォーターサーバーを導入することで得られる主なメリットを３つ紹介します。

オフィスでコーヒーやお茶がいつでも飲める

ウォーターサーバーは、水だけではなく80℃～90℃近いお湯も出るため、コーヒーやお茶を楽しめるのはもちろん、昼食時にはすぐにカップラーメンやカップスープなどが作れます。

また、オフィスに急な来客があった際にもコーヒースティックや茶葉を用意しておけば、スムーズに飲み物を出せるので、お客様を待たせる心配もありません。

来客用にペットボトル飲料を準備していた場合は、オフィスにウォーターサーバーを導入すると保管スペースの削減にも繋がります。

オフィスの光熱費を削減しながら経費としても計上できる

ウォーターサーバーを利用すると、電気ポットや冷蔵庫の使用頻度が減るため、光熱費の削減になります。

電気ポットやケトルなどは使用電力が大きいため、オフィスへウォーターサーバーを導入すると光熱費の大幅カットが可能です。さらに、ウォーターサーバーは経費計上できます。

従業員が使用する場合は福利厚生費、来客時に使用する場合は交際費として計上できるため、光熱費を下げながら節税対策にも貢献します。

災害時の備蓄水としてオフィスに保管できる

オフィスへウォーターサーバーを導入すると、日常のシーンで便利なだけではなく、災害時には備蓄水としても役立ちます。

ウォーターサーバーのメーカーによっては停電時でも使用可能な製品も出ているため、オフィスが高層階の場合、断水しても安心です。

ウォーターサーバーはペットボトルとちがい、1つのボトルに入っている水の容量も多いため、いざという時の備えとして十分な量を確保できます。

災害時の備えという意味でも、オフィスへのウォーターサーバー導入は大きなメリットでしょう。

オフィス用ウォーターサーバーを選ぶときのポイント

現在ではさまざまなウォーターサーバーのメーカーから多種多様なウォーターサーバーが出ています。

何を基準に選ぶかは従業員の人数や業種などによっても異なるため、ここで紹介する選び方のポイントをしっかりと押さえ、自社に合った製品を選びましょう。

月額料金で選ぶ

オフィスで利用する場合、法人向けプランの有無は必ず確認しておきたいポイントです。使用人数が多い分、コストの大部分を占める水の料金も高くなります。

法人プランを用意しているメーカーであれば、水の料金も通常より安く設定されているため、オフィス側のコストを軽減できます。

他にも、ウォーターサーバーのメーカーによってはボトルの容量が多く、夜間などの使用頻度が少ない時間帯には電気代をセーブできる製品も出たりするので、製品ごとの特徴をしっかり確認してください。

オフィスへの導入前には、毎月必ずかかる

を、数社で比較検討のうえ決めるようにしましょう。

ウォーターサーバーのサイズで選ぶ

オフィスへウォーターサーバーを導入する前に、設置するためのスペースが確保できるか事前にしっかりとチェックしておきましょう。

ウォーターサーバーは場所を取るイメージがありますが、実際にはA4コピー用紙1枚分のスペースがあれば設置可能です。

また、床置きだけでなく卓上タイプの製品もあるため、オフィス内の置き場所に合わせてウォーターサーバーのタイプを選びましょう。

コンセントさえあればどこにでも設置可能なので、設置予定場所の近くにコンセントがあるか忘れずに確認してください。

ボトルの回収方法で選ぶ

ボトルの回収方法もウォーターサーバーのメーカーにより異なりますので、事前に確かめておくのが大切です。回収方法は大きく分けて以下2通りの方法があります。

次の配達時に回収してくれる場合は、自分で処分する手間がかからないのがメリットですが、空いたボトルの保管場所を考える必要があります。

自宅で処分する場合、処分の手間はかかりますが、給水される度に自動でボトルがつぶれるため、空いたボトルを保管するスペースは不要です。

また、空ボトルは他のペットボトルと一緒に捨てられます。オフィスのスペースやニーズに合わせ、ボトルの回収方法を検討してくださいね。

ウォーターサーバーに搭載されている機能で選ぶ

登場しているウォーターサーバーの中には、さまざまな便利機能がついています。オフィスの利用シーンに合う製品を選ぶことで社員のモチベーション向上にも繋がるため、機能性もチェックしましょう。

たとえば、コーヒーメーカと一体型になったウォーターサーバーであれば、いつでも気軽にコーヒーブレイクを楽しめます。

ほかにも、エコセンサーの機能が付いた機種は、部屋の明かりを感知し、暗いときには省エネモードになるため電気代も節約できます。

現在のウォーターサーバーは給水以外の機能も搭載されているため、製品選びの際は忘れずに確認しましょう。

ウォーターサーバーのデザイン性で選ぶ

各メーカーから、デザイン性に優れたオシャレなウォーターサーバーが出ているため、オフィスのインテリアを邪魔しない製品を選ぶと良いでしょう。

ひと昔前までのウォーターサーバーと言えば「ボトルが丸見え」「白くて無機質」というイメージでしたが、現在ではボトル部分にカバーが付いて見えないようになることや、落ち着いた色合いの製品なども登場しています。

お客様から見える場所に設置する場合や、インテリアを大切にしたオフィスなどは、ウォーターサーバーのデザインも大事なチェックポイントです。

ウォーターサーバーに付帯しているメンテナンスの有無で選ぶ

ウォーターサーバーのメーカーにより、定期的なメンテナンスが必要な製品と、日々のお手入れをしていればメンテナンス不要な製品があります。

メンテナンスが必要な製品は、1〜2年に一度スタッフが訪問して内部の清掃や部品交換、場合によっては新品のウォーターサーバーに交換します。

基本的にメンテナンスは有料のサービスですが、無料の場合もあります。

メンテナンスプランの有無で月額料金も変わるため、事前に調べておきましょう。

無料プランであれば月々の料金は抑えられますが、万が一ウォーターサーバーが故障したとき思わぬ出費に繋がる可能性もあるため、慎重に検討したいポイントです。

オフィス向けウォーターサーバーおすすめ5選

ここではオフィス向けのウォーターサーバーランキングTOP5を発表します。メーカーごとのおすすめポイントも合わせて紹介するので、オフィスのニーズに合うメーカーを見つけてくださいね。

1　プレミアムウォーター

オフィス向けウォーターサーバー第1位は利用者数150万人を突破したプレミアムウォーターです。

プレミアムウォーターは法人契約プランが非常に安く、月2セット(12L×4本)が無料な上に、追加1セット(12L×2本)が税込2,160円と、通常の半額近い価格に設定されています。

また、専用アプリで24時間いつでも配送頻度が変更でき、水の消費が多い夏には配送頻度を増やすなどの調節も可能です。

水については、非加熱処理の天然水を使用しているため、「口当たりが優しい」と、多くの利用者から好評を得ています。

水の賞味期限も6ヶ月間と長いので、備蓄水として長期間保存できます。コストやデザインだけでなく、いざという時の備えにも適しているため、オフィス利用に最適なウォーターサーバーです。

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2　コスモウォーター

2位のコスモウォーターは、ボトルを下から入れるのが特徴で、女性や高齢者でも無理なく交換できます。

法人向けのプランはありませんが、ウォーターサーバーレンタル料やメンテナンス料などもかからず、かかるコストは水代のみというシンプルな料金プランになっているのが嬉しいポイントです。

ほとんどのウォーターサーバーメーカーにチャイルドロックが搭載されていますが、コスモウォーターはメーカー独自の3段階になっており、利用シーンに応じて設定が変更できます。

コスモウォーターは、女性が多いオフィスや子どもが訪れるような業種に適したウォーターサーバーと言えるでしょう。

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3　フレシャス

フレシャスは、ボトル交換方法を選ぶことができるため、オフィスの環境に合わせた機種選びができます。

水の容器には、主流のガロンボトルではなく7.2L入りのビニールパックか9.3Lボトルを採用しており、いずれもコンパクトになるため簡単に処分できます。契約後はマイページから配送頻度の変更が可能で、ボトルが残っている場合は配送をスキップできます。

水の配達は外部委託された業者が行っているため、不在時の対応もスムーズです。

ボトルの交換口が下にあるタイプは、水を汲み上げる音がしてしまいますが、フレシャスの機種では音を極力抑えた設計にしています。オフィスでも安心して導入できるため、静かなウォーターサーバーを探している人におすすめです。

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4　アクアクララ

アクアクララは、法人向けプランこそありませんが、リーズナブルな価格が魅力のウォーターサーバーです。プランによっては12Lで税込1404円、さらにウォーターサーバーレンタル料も無料です。

別途サポート料を毎月払えば、定期メンテナンスサービスが受けられ、故障などのトラブルにも全て無料で対応してくれます。

製品のバリエーションも多く、コストパフォーマンスの高いアクアクララのウォーターサーバー。

機能性とコスパを両立させたい人にとっては、うってつけのメーカーです。

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5　クリクラ

5位のクリクラは、年に1度実施するウォーターサーバーの定期点検に加えて水質管理も徹底的に行い、常に安心を追求しているのが特徴です。

コスト面でも有能で、省エネウォーターサーバーにすると電気代が半額になるため、ランニングコストを抑えられます。また、ウォーターサーバーメーカーによっては使用年数が決められており、途中解約すると高額な解約金が発生します。

しかしクリクラは解約金が不要なため、初めてウォーターサーバーを契約する人でも安心して始められます。

無料のお試しプランがあり、解約金もかからないクリクラなら、気軽にウォーターサーバーを導入できますね。

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オフィスのニーズに合った製品を選ぼう

さまざまな特徴を持ったウォーターサーバーが登場していますが、オフィスのニーズに合った製品を選ぶことで導入の価値はさらに高まります。

オフィスのニーズや業種に合わせた製品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

来客の多いオフィスに最適！コーヒーメーカ一体型のアクアウィズ

来客が多いオフィスでは、お客様にコーヒーやお茶を淹れる機会が多くあるため、コーヒーメーカーと一体型になったウォーターサーバーがおすすめです。

アクアウィズはネスレと共同開発したウォーターサーバーで、ネスカフェバリスタとドルチェグストに対応しています。

専用のコーヒーカプセルはスーパーなどで購入できるため、コストパフォーマンスが高いのも嬉しいポイントです。また、ウォーターサーバーの多くが最高給水温度90℃なのに対し、アクアウィズは95℃。

90℃だとカップラーメンなどを作るときに麺の硬さが残りがちですが、アクアウィズでしっかりと麺がほぐれます。アクアウィズは来客時だけではなく、社員の昼食時にも大活躍まちがいなしのウォーターサーバーです。

クリニックや福祉施設におすすめ！安全性の高いクリクラ

クリニックや福祉施設など、さまざま世代の人が利用する場所では安心の機能はもちろん、高い安全性が求められます。

多くの産院でも導入され、安全装置の付いたクリクラのウォーターサーバーであれば、子どもや高齢者が利用するシーンの多いオフィスでも安心です。

クリクラでは、56項目に及ぶ安全基準を満たした水を利用しており、年に一度必ずウォーターサーバーのメンテナンスを行います。ボトルの差し込み口や給水コックなど、汚れが付きやすい場所を徹底的に清掃し、新品同様の状態にしています。

温水レバーのロックはもちろん、要望があれば冷水レバーにもロックを取り付けられるので、誤作動によるやけどなどの事故を未然に防げます。

安全性の高いクリクラのウォーターサーバーは、医療機関や福祉施設にぴったりです。

美容系サロンにぴったり！インテリアになじむアマダナ

美容室やエステなど、内装にこだわっているオフィスにはプレミアムウォーターのアマダナが一押しです。

アマダナはウォーターサーバーの中でも優れたデザイン性を誇り、テレビドラマで使用されることも多く、芸能人の使用率も高いウォーターサーバーです。

上部のボトル部分と給水コックにはカバーが付いて見えない仕様になっているため、インテリアを邪魔することもありません。子どものいたずら防止用にチャイルドロックもきちんと搭載されているため、安全性もばっちりです。

アマダナのグランデウォーターサーバーは足の部分が木目になっているため、一見するとまるで家具のようなデザイン。

オフィスのインテリアと調和するウォーターサーバーを探している人には、プレミアムウォーターのアマダナをおすすめします。

導入する前に疑問を解決！

「ウォーターサーバーってうるさくない？」「複数設置はできるの？」といったウォーターサーバーに関する疑問は導入前にしっかりと解決しておきましょう！

稼働音はうるさい？

最近のウォーターサーバーは静かな製品が多く、オフィスで使用する分にはほとんど気になりません。

水のボトルを下に入れるタイプのウォーターサーバーは、上から差し込むタイプに比べると、下から水を汲み上げるために多少の音が発生しますが、オフィスのように人が往来する場所では問題なく使用できるレベルです。

冷蔵庫などの家電製品と同じくらいの稼働音しかしないため、通常業務に支障が出るようなことはまずありません。

ウォーターサーバーのお試しプランはある？

クリクラとアクアクララの2社は、事前にウォーターサーバーをお試しできるサービスを用意しています。アクアクララは1週間レンタルでき、12Lボトルが1本付いてきます。

一方クリクラのレンタル期間は10日間で、12Lのボトル2本付きです。どちらのサービスも完全無料で、ウォーターサーバーの設置や撤去まで全てメーカが行います。

実際にオフィスで使用してから検討したいと思っている人は、ぜひお試しプランを利用してみてください。

オフィス内にウォーターサーバーを複数設置できる？

基本的には可能ですが、クリクラやフレシャスなどはウォーターサーバーの複数設置ができません。

従業員が多く、オフィスフロアが広い場合は、複数契約が可能かあらかじめ確認しておきましょう。

たとえ、契約したいメーカーで複数設置ができなくても、オフィスでの利用シーンに応じて他社の機種と組み合わせることも可能なため、オフィスに合った方法を検討しましょう。

オフィスへのウォーターサーバー設置はやってもらえる？

ウォーターサーバーの設置は、メーカーごとに対応が異なります。有料サービスに申し込むことで設置してくれる場合もあれば、原則として非対応のメーカーも。

ウォーターサーバーの設置自体は難しくありませんが、設置に関するトラブルを防ぐという意味では、専門スタッフに行ってもらう方が安心です。

契約を検討しているメーカーが、ウォーターサーバー設置のサービスを付帯しているか確かめておくと良いでしょう。

オフィスにウォーターサーバーを設置しよう

いかがでしたか？本記事ではウォーターサーバーにかかるコストや、ランキング、オフィスのニーズに合う製品などを解説しました。

現在では各メーカーからたくさんの機種が出ているので、記事の内容を参考にし、オフィスにぴったりのウォーターサーバーを見つけてくださいね。